■武士の情け
<お馴染みの格言にまつわる話>
今回はちょっぴりいい話です。
頭としっぽに関することですが、格言として有名かと。 狙いすぎるとチャンスを逃がすからホドホドにしなさいというアレです。 これを実行するときは“欲”が見事に邪魔してくれます。
ところが最近、本でこんな内容を読みました。
ほどほどの利益で売った株がその後もそのまま伸びてくれれば、 私の売りに買い玉として向かった人もしっかり儲けてくれたことになるので、 それはそれで良かったと思うようにしています…
なんとも余裕のあるコメントです。 こんな人もいるんだな〜とちょっぴり感心してしまいました。 このような気持ちを持っていれば、頭としっぽで悩まされることに少々開放されそうです。
青二才からこんなコメントが出ても『何言ってんだか…』となりますが、 このコメントは長年証券会社に勤めた人の言葉として紹介されていました。
この人はそれを“武士の情け”と呼んでいましたが…外国人投資家にも通用するんでしょか?
載っていたのはこの本です。