■うわさに反応する心理
<2つの教え>
株をはじめたころ2つの言葉を聞きました。
- うわさを信じてはいけない。事実と確認してから買いなさい。
- うわさで買って事実で売る
ひとつは株の世界でいわれる正攻法、 もうひとつはまったく逆の“事実を知ってから買うのでは遅い、それでは高値掴みになるゾ!”というものです。
なるほどこれは言い得て妙だナと…確かに事実と知ってからではニュースに飛びつくことになるので、 それでは損をしてしまいます。
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株をはじめたころ2つの言葉を聞きました。
ひとつは株の世界でいわれる正攻法、 もうひとつはまったく逆の“事実を知ってから買うのでは遅い、それでは高値掴みになるゾ!”というものです。
なるほどこれは言い得て妙だナと…確かに事実と知ってからではニュースに飛びつくことになるので、 それでは損をしてしまいます。
うわさには人に興味を持たせたり、想像を膨らませる力があります。 好き嫌いは別として、ワイドショーがすたれないのもこんな心理が働いているのかと。
そして事実が出る前なので、いろいろな憶測が飛び交います。 ときには尾ヒレ羽ヒレが付いて思わぬほうに向かうことも… 相場では得てして過剰期待になってくことが多いようです。
少し前に最近も理由は不明ですが、ある銘柄が沸騰しました。 株価は10%ほど上がり、“何か情報が漏れている?” こんなうわさが立ちはじめます。 人はそれを良い情報と判断し、その銘柄は相場を迎えていったのですが…
出てきたのはちょっと期待ハズレのニュース。。。
これで相場は終息を迎え、株価は大きく下げていきました。 結局うわさに翻弄されて、期待を持っていたときが一番高かったわけです。 一種のバブルが起きるようです。
持ってた株にたまたまうわさが出て儲けた…
これくらいがちょうど良いのかもしれません。 うわさが出てから買いにいくとあまりロクなことがないので、 うわさの利益はあくまでタナボタ的なもものが良いようです。 “静かに仕込んでニュースで売る”って幹事でしょか。
『あの盛り上がりは何だったんだろぅ…』
振り返れば思い当たることが多々アリです。