<株の王道とは?>
全く知識がないときの株に対するイメージは、
・機敏な売買を繰り返す
・細かく利ざやを積み上げていく
・ギャンブル性も強い
私はそのように捉えてました。株は大儲けすることもできるが、大損することもあるのだと。
そしてそちらの方向で勉強する気になってたのですが、
すぐにそれは株の王道とは違うことを知りました。
“Grow Rich Slowly”
どうやらこれが株の世界の王道のようです。
<Grow Rich Slowly>
Grow Rich Slowlyはこのサイトでも紹介している本
『
投資戦略の発想法』に書いてあった言葉です。
この本ではじめて“投資は長期で考えるのが基本”ということを知りました。
ギャンブルとして捉えていた株を“運用”として捉える…感覚としてはこんな感じです。
その本には、投資は長期で考えるのが基本であることの根拠として、
・保有期間が30年を超えれば、上手下手関係なく年率12%に平均化していく
・もし1960年に投資をしていたとすれば、その資産の実質価値は2.6倍になっている
このようなデータが紹介されています。
簡単に言えば“買った株はそのまま持ち続けなさい”ということのようです。
株の世界で有名なウォーレンバフェットという人も長期保有(バイ&ホールド)
を前提に巨万の富を得ています
(有名投資家の教えは
株式投資生活さんのサイトがわかりやすいです)。
・株で一発当ててやろうと思う
・短期の投資パフォーマンスに一喜一憂してしまう
・成績が悪いときに一か八かのギャンブルに出る
世の中はこれまでにないデイトレブームとなってますが、
このような気持ちは初心者にとって百害あって一利なし…この本で一刀両断されてしまいます。
30年も同じ銘柄を持ち続けるというのはちょっと長すぎると思いますが、
最初のうちは投資の王道 = Grow Rich Slowlyを心掛けていきましょう。