<慣れればわかる?>
私が板を読めるようになったのは、株をはじめてからだいぶ経ったあとでした。
板は慣れればすぐわかる…確かにはじめたころから板はよく見ていたし、なんとなく意味もわかってました。
それでわかった気になってたのですが、よくよく板を見てみると…『おや?』と思うことが結構ありました。
<板の状況その1>
売り
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株価
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買い
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20
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1431
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20
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1430
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1429
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20
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1428
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20
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なぜ1430円に買いの数字が出ていないのか? これが一番の謎でした。
例えば私がここで1430円を指値注文したとすると、1430円の買いのトコに表示が追加されるのか…?
ひさびさ読み返してみたら…はじめはいろいろ迷っていたんだナと。。。
上に書いたような疑問は“止まってる板”しか見なかったためによくわからなかったのかナと思います。
動いてる板(リアルタイムの板)を見てたら、すぐに謎は解けました。
注文すればすぐ売買が成立し、1430円の売りの数字が減っていくだけでした。
<板の状況その2>
売り
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株価
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買い
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20
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1431
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1423
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20
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1422
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20
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続いての謎は“数字の飛んでる板”を見たときです。
なぜ証券会社は1429円〜1424円までの数字をリストに表示させてないのかと。
この値では注文を受け付けていないのか? そのように思ってしまいました。
これは単に…その値段で注文をしてる人がいなかっただけなんだナと…
このようなとき株価はガクンと動きます。
<その3>
最後に迷って行きついたのが、そもそもこれって…
市場全体の数字なのか、それとも個別の証券会社の数字のみなのかナと…?
私はSBI証券を使っていたので、もしかしたらSBI内の数字だけで、
他の証券会社も合わせれば売買数はもっと大きいのかも!?
…このような所に辿り着きました。ホントわからないときというのは、疑問が亜空間に拡がっていきます。
<株価と板の関係>
最後に株価と板の関係を確認しておきます。
これがわかれば成り行き注文も気軽に出しやすくなります。
例えば現在の株価が2500円の場合、板は大きくわけて次の2つのケースがあります。
売り
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株価
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買い
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売り
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株価
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買い
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20
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2510
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20
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2510
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20
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2500
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2500
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20
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2490
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20
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2490
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20
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2480
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20
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2480
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20
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どちらも2500円のときの板ですが、左の板で成行注文を出した場合、そのまま2500円で買えます。
しかし右の板で成行注文を出すと2510円で取引することになります。
状況は刻々と変わるので、成行注文を出すときは動いてる板を確認してみてください。
とりあえずこのへんを理解しておけば困ることはないと思います。
あとは買い気配、売り気配で値がつかないときの板、もしくは板の情報をいかに読むかということですが…。
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板情報とチャートでデイトレに勝つ
デイトレは賛成しかねますが、板にはいろいろな情報が載っているということのようです。