■日経平均に見る心理
<日経平均は指標か?>
日経平均は指標として意味があるのでしょうか? 株をはじめてしばらくして“日経平均は意味がない”と考えてました。
個別銘柄を物色する際、日経平均に関係なく株価は変動しています。 そしてその中のいくつかが平均化され、日経平均になってるのなら… これを指標に売買動向をうかがうのは、どうなのかナと。
ただ取引していると、こんな解説をよく聞きます。 『12000円のカベに跳ね返された…』 あるいは 『11000円を下支えにして…』云々。 私が気にする気にしないに関わらず、世の中の人は当然気にしているようです。
そして今ではこのように思うようになりました。
“論理的に日経平均を指標として考えることは説明できないけど、 多くの人が日経平均を気にしてる時点で既に指標としての役割を果たしている。 そして株価はそんな投資家心理を反映し、動いている”のだと。
まさに心理の世界かと…というわけで今では日経平均も大事な指標です。
ところではなしは変わりますが。先日推理小説で面白い話を読みました。 『なぜサンタクロースは見ることができないか?』というはなしです。
ここで紹介されていた答えは、
- 地球には60億人居るとして、
- 全てが4人家族とすると、15億の世帯が存在します。
- この15億全てにサンタが1日で訪問するとすると、
- 1世帯に居る時間は、24h×3600秒/15億=0.0000576秒。
- これに移動が伴うと、光速の何倍かで動く必要があるんだとか。
- だからサンタクロースは見ることができない
- 計算合ってるでしょか??
これを発表したのはアメリカの有名研究室だそうですが…論理展開もさまざまです。