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株の格言

■相場は相場に聞け

<自分の買値はものさし基準?>

『自分の買値を超えたら売ろう!!』

そのように思ってなかなか売れなかったケース…結構あります。 どうも自分の期待値を入れて勝手に水準を設定すると、上手な売買はできないようです。

以前売り時を逃して焦げてた株にいきなり大相場がやってきました。

『なんで急に上がってるんだろ??』

何かニュースが出たのかと思って調べても、特に特別なものもなく。 ひさびさヤフーの掲示板を見たら『どうしたの?』というカキコミばかり。

高値の理由はわかりませんが、買値付近まで株価が戻ってきていたのは確かでした。 ここは売ってしまうべき…売り注文を出そうとして早速手続きをしようとしました。




<売る直前に出てくる欲>

この日の株価をみると最高値は116,000円。 私の買値115,000円より上の値をつけてました。 そして今の株価は112,000〜114,000円を行ったり来たり…

『少し待てば上がるかも…』

売る直前になって欲が出てしまいます。 手数料は仕方ないとしても115,000円で売れないか…

少し前にもこのような不明相場がありました。 そのときは確か1日で相場は冷めた記憶があります。 そして恐らく今回も、今日を逃がすと翌日は下げ&しばらく相場はやってきません。

売ってしまうか、待つべきか…心はグラグラ揺れてましたが、 今回は結局115,000円まで待つことにしました。

で、結果は案の定です。。。

相場の反応は、私の思惑を知る由もなくその後は114,000円止まり… 次の日は寄り付きから下げに転じます。

ついつい期待を込めて自分の都合を入れてしまう…悲しい人間の性でしょか。 相場の声は確かに『もう115,000円にはならない&次の日は急降下が待っている』でした。 ただ自分の都合を入れた瞬間、そんな声は吹っ飛んでしまいます。

というわけで。“相場は相場に聞け”が今回のことで身に染みました。 株を売買するときは、自分の都合はなるべく排除したほうが良さそうです。





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