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株の格言

■疑わしいときは何もするな

<勇み足は危険>

先日、人民元切り上げのニュースがありました。 このニュースは市場にどのような影響を及ぼすのか? 論評は大きく2つに分かれていました。

まずひとつ目は好意的に捉えているもの。中国のインフレ懸念が弱まった、 貿易不均衡が解消される方向に動く、中国経済のバブル懸念が弱まる… いずれも中国政府の姿勢を評価しています。

一方、もうひとつは後ろ向きなものであり、 切り上げ幅が足りない、云々…というコメントが多かったようです。 そして後者の論の行く先は“今後更なる切り上げがある” このように結んでいます。

…結局、どっちに動くんだ?? 

初心者にはとても判断できない材料でした。私にわかったことは、 “中国政府の対応次第でどっちにも転ぶ可能性がある” ということです。 疑わしいときは何もするな…というか、ワケわかんないときは何もするな… これが初心者には良いようです。




<専門家の本音?>

短期的な利益を狙う専門家は、 このニュースを材料にして売買をしなくてはなりませんが、 初心者が勇み足をするのは大きなリスクを伴う危険があります。 ちなみにニュースが出た直後は株価も変動しましたが、 市場が落ち着きてきたあとは元のさやに戻りました。

よくわからないときは、動かず待つのもひとつのようです。

それにしても中国…驚かされるものが多いです。 そもそも中国の政治的判断を日本人が予測できるのでしょか?

とりあえず専門家の人たちは予測を立てて、 且つ当てなくてはならない…なかなか可哀そうな職業です。 そんな専門家の思いが集約された格言かナとも思いました。






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