■疑わしいときは何もするな
<勇み足は危険>
先日、人民元切り上げのニュースがありました。 このニュースは市場にどのような影響を及ぼすのか? 論評は大きく2つに分かれていました。
まずひとつ目は好意的に捉えているもの。中国のインフレ懸念が弱まった、 貿易不均衡が解消される方向に動く、中国経済のバブル懸念が弱まる… いずれも中国政府の姿勢を評価しています。
一方、もうひとつは後ろ向きなものであり、 切り上げ幅が足りない、云々…というコメントが多かったようです。 そして後者の論の行く先は“今後更なる切り上げがある” このように結んでいます。
…結局、どっちに動くんだ??
初心者にはとても判断できない材料でした。私にわかったことは、 “中国政府の対応次第でどっちにも転ぶ可能性がある” ということです。 疑わしいときは何もするな…というか、ワケわかんないときは何もするな… これが初心者には良いようです。