SHAKE「オンナってすげーのな〜」 部室で着替えながら、唐突に英二が口を開いた。 「は? なに、どうしたのエージ?」 「昼休みさ、女子が体力測定のハナシしてて。──握力20くらいっきゃないんだって!」 英二の叫びに、皆が驚きの声を上げる。 「まじっすか? それじゃなんも持てないじゃないっすか」 「おチビいくつ?」 「42っす」 「フジは?」 「47だよ」 「えっそうなの? オレとあんまかわんないじゃん。オレ48だったよ」 「へぇ、そうなんだ。──桃とか河村とかありそうだよね」 「オレ55でしたよ。タカさんは? 100くらい?(笑)」 「そ、そんなないよ、いくらなんでも。ちょうど昨日計ったけど、60だったよ」 「いやそれはフツーのタカさんだからでしょ。今度ラケット持って計ってみてくださいよ」 「うっわ〜っ、壊れたりして!」 「試合後に河村と握手するときは気をつけないといけないかな。手、握りつぶされちゃうかも」 次々に繰り出されるからかいの言葉に、河村が狼狽えて否定をする。 「そんなことしないってば!」 「そう? じゃあ河村、はい、握手」 「え?」 「はい握手」 硬直した河村に、不二がぶっと吹きだした。 「か、河村。そんなにそうっとしなくても、壊れたりしないから大丈夫だよ?」 「えっ、あっ……。だ、だって不二の手、すごい小さくてびっくりして……」 「うん。河村の手、おっきいね。──これからもよろしく、ダブルスがんばろうね」 にっこり微笑んだ不二に、河村は赤くなって頷いた。 ──これでタカさん今年は無敵だな、皆が思ったのは言うまでもない。 おわり♪
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こめんと(byひろな) 2002.6.12 私の中で、タカフジってこんな感じ(笑)。タカさんかわいい〜vv(笑) 「気は優しくて力持ち」ですなv んでもって。 コレ最初は小ネタコーナーにおいとこうかと思ったんですが、ちゃんとタカフジです!って主張してあげたかったのとでこちらにUPです。 テニプリ本誌、タカフジ真っ盛りでもうステキvv でもタカさんの腕がピンチ〜〜!(号泣) つーかなに、周助に恋する男は腕故障する運命に!?(激汗) そしたら青学テニス部の未来は一体っ!!(あんどルド……げほんっ(^^;)) この話、よくよく考えると矛盾点いっぱいありますが見なかったことにしてください(^^;)。つーかタカフジダブルス決まったのっていつの話だよ…………(^^;)。 |