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私の山日記2021(令和三年)

コロナと山

 自粛…緊急事態…コロナ禍…などといった言葉、日常から消え去るのは何時?などと、ボ〜〜と、考えていた年の初め、1月、でした。
 スマホのGoogle Maps Timelineというアプリ、私の前年一年間の動向は、徒歩1709km、クルマ1795kmだとか。 自粛生活のみの一年ではなく多少動きのある年、山行は7回でした。今年は2000km以上歩きたいと思います。


 若い頃の登山には、憧れのヨーロッパアルプス、登りたっかた登攀ルートなど、多くの目標や夢がありました。日本の3000m峰21座登頂もその一つでした。 その頃は富士山1日・北アルプス7日・南アルプス7日、1シーズン21座登頂が可能と考えていました。 また、仲間内では、頂上に行くことが目的のピークハントを、登攀より低めに見る傾向があったので、中高年になったらのんびり登る峰々と決めていました。 先輩に連れられ、たまたま登った間ノ岳と農鳥岳1968年(昭和44年)、それから2019年(令和元年)の前穂高岳まで、51年の歳月をかけ一応達成できました。 当時の私は、加藤文太郎著『単独行』に感銘を受け、日本の山は単独でが目標、現在(2021年)まで全山単独行ではないので厳密には未達成です。 新たなる目標は標高ベスト50全山単独行としました。未踏22座プラス複数で登った山、体力的に難しい山もあるかもしれません。 テン泊を中心に、1座づつ楽しみながら登ることに・・・

 2021年(令和三年)7月

高 尾 山(金毘羅台コース→富士道→高尾山→小仏城山巻き道→日影バス停)

2021年(令和3年)10月3日

 JR高尾駅から高尾山頂上を経て高尾陣馬縦走路、そして陣馬山からJR藤野駅まで歩けば、20kmを超えます。その第一弾として小仏峠まで歩くことにしました。 今迄は小仏峠までは比較的余裕、その先からが徐々に辛くなる感じでした。しかし今回は最初の金毘羅台コースで息切れ、何度も立ち止まる状態でした。 (一年間のブランク?それともマスク着用?) 高尾山頂で十分休息をとり、頑張ろうとしましたが、怪我の前兆(脹脛の張り・左膝の軽度の痛み)により、やむなく小仏城山巻き道付近から日影林道を降り、バスで高尾駅に戻りました。 JR高尾駅から日暮バス停までのコースタイムは4時間少々、それを5時間を要したとは情けない!


 ここ数日寝不足でしたが、今朝は目覚ましなしで起床できました。 a.m.4:30出発準備完了、念のため天気予報をチェック→OK、列車運行情報もチェック→なんと武蔵野線が昨夜の地震の影響で動いていない!!コケル(10/8)  
 昨日から少々風邪気味でしたが、山行の準備を済ませ、早めに就寝しました。 深夜1時頃、軽い膝痛で目覚めました。普段通りトイレを済ませ台所でコムラガエシ予防の水を一杯飲みました。 水道の水を止めようと水栓を回しても、回しても水が止まりません。 (この時点で、高尾山の神に嫌われている、もしくは、山の神に嫌われている、と理解することにしました) 前回(10/8)と今回(10/11)も〜〜〜。溜息です。 
 屋外にある水道の元栓を締め、数度に及ぶ応急修理で、何とか生活用水の確保が出来ました。 今後は、台所用の混合栓という部品をネットで購入し、自分で交換します。(10/11)


筑 波 山(深峰歩道往復)

2021年(令和三年)10月15日(金)

 娘の運転するクルマで筑波山に行ってきました。 朝7時出発、通勤・通学渋滞で筑波山ユースホステル跡地まで3時間超えで到着、数分後、保育園のマイクロバスが到着しました。 山での団体さんは苦手なので、急いで深峰歩道から御幸ヶ原へ向かいました。そこには4組以上のちびっ子グループが、主に小学校の遠足(課外授業)の様でした。 今日は女体山のみ登り下山しました。ユースホステル跡地に戻ると幼稚園のマイクロバスがもう1台増えていました。 平日でありながら道路も渋滞・山も渋滞、珍しい一日でした。 
 前回今回の山行で二年前と比べ、極端に体力が落ちていることを実感しました。 当分の間は、高尾・藤野縦走コースは先送りとし、短いコースの山歩きをこまめに行うことにしました。


高尾山・小仏城山(1号路→富士道→高尾山→小仏峠→小仏川遊歩道→JR高尾駅)

2021年(令和3年)10月18日(月)

 JR高尾駅から京王線高尾山口駅まで歩きました。JR高尾駅で京王線に乗り換えるほどの距離ではないと思っていましたが、思い違い、乗り換えるべきでした。 1号路から富士道を経て高尾山頂へ、今日も息切れでゼイゼイいいながら登りました(マスク等の着用は呼吸が辛い) 山頂でおにぎりを3個食べスタミナ補給、それから小仏城山に向かいました。 前回の10/3は高尾山から即下山的な疲労感、ようやく歩いていましたが、今日は前回と比べ、多少ましな歩きでした。 小仏城山のベンチで休憩、この先予定の日影林道には降りたくない、という感じ、急遽少し先の小仏峠まで足を延ばし、小仏峠コース東側から小仏バス停を目指すことにしました。 小仏バス停付近でも、もう少し歩きたい、という気持ちから蛇滝バス停付近までバス道歩き、そこから自然豊かな小仏川遊歩道コースを堪能、そしてJR高尾駅まで歩きました。


高尾山・小仏城山・景信山(稲荷山コース→高尾山→景信山→南東尾根コース→小仏バス停)

2021年(令和3年)10月24日(日)

 予定通り武蔵野線始発乗車、電車は新秋津駅で急ブレーキ、乗客が線路に落ちたとアナウンス、幸先悪いスタートだと思いました。 “今日は怪我無く下山”を目標に歩きだしました。 今日はみんな、歩きが速いな〜、小学生や同年代にも追い越されている、(私が遅いだけ!) 休息を十分とり、マイペースで歩く、新型コロナ第6波到来まで、しばらくはコンナ調子の山歩きが良いかも? 今回は4時間40分のコースを、スタートからゴールまで5時間33分でした。


高尾山・小仏城山・景信山
(金毘羅台コース→高尾山→景信山→南東尾根コース→小仏川遊歩道→JR高尾駅)

2021年(令和3年)10月29日(金)

 高尾山及び付近の山々を歩くと、私のザックは大きくて重いのではないか、最近疑問を感じるようになりました。 ほとんどの人(約8割)は雨具とお弁当程度の容量のように思われます。 私の場合、何故大きく重くなったのか、それは山の茶屋での昼食は期待はずれが多く、帰路の自販機は好みの飲料ほぼナシ、などの不満から出発前に用意するようになったからです。 今日は、オランジーナ(オレンジベース微炭酸飲料)2本・シーフードヌードル・湯600ML・コーヒー用カップ(総重量は約2s)と あると便利で無くてもよいもの(1s以上)を家に残し4sのザックで出発しました。
 今日はザックが軽い分、気分も軽やか(気のせい?)高尾山頂上到着時間も前回よりも少々早い、小仏城山・景信山通過時間も前回よりは早く、小仏バス停では1時間以上!! 今回はバスには乗らず、小仏川遊歩道コースから高尾駒木野庭園に立ち寄り、JR高尾駅に戻りました。 《山屋は舗装道路歩くべからず》などという意見があるようです。 でも私の場合の山麓歩きは山歩きの延長で都会に戻る心の準備運動、とは屁理屈!単純に自然豊かな里山歩きも好きなだけです。


陣馬山・景信山・小仏城山・高尾山

(陣馬高原下→陣馬新道→陣馬山→景信山→小仏城山→高尾山→金毘羅台コース→JR高尾駅)

2021年(令和3年)11月4日(木)

 今日の予定は、陣馬高原下→陣馬新道→陣馬山→高尾陣馬縦走路→景信山→南東尾根コース→小仏バス停でした。 陣馬高原下バス停から陣馬山は、ほぼコースタイムで登れました。 景信山到着、いまだ疲労感が感じられず、もう少し歩けると思われたので、高尾陣馬縦走路を先に進み、疲れたら途中下山としました。 思いの外、調子が良く、高尾山頂上に到着、あら・あら・あら!小学生の遠足(課外授業)、紅葉狩りの観光客、そしてハイカー・登山者、平日なのに密・密・密!!慌てて退散しました。 人が多いので、ついつい早足に、金毘羅台コースからJR高尾駅に向かいました。 帰宅後、GPSのデータを見ると、7時間30分のコースを6時間30分で歩いてしまった! 下降の時間が短いので転倒や膝を傷める可能性大、過去の怪我は調子のよい時がほとんど、今回の反省材料です。 自分に合ったリズムで安全な山歩き、目指します。


宝 篋 山(ほうきょうさん)

2021年(令和三年)11月12日(金)

 娘と宝篋山(461m・筑波山の南側)に登り、平沢官衙遺跡(奈良・平安時代の郡役所跡)を散策してきました。 前日、グーグルから宝篋山を検索、トレッキングマップをダウンロードしました。 平沢駐車場にクルマを止め、道案内の表示に逆らい、マップ通り強引に、山口コース(2)を登りました。 舗装された坂道が終わると、人の通った踏み跡の少ない登山道が現れましたが、人気のないコースかと気にせずに進みました。 先に進むにつれ、イノシシの痕跡が多かったので、少々危険を感じましたが、時間的にも遭遇する可能性は低いと判断、獣よけのベルを鳴らしながら登りました。 帰宅後、つくば市公式ウエブサイトでトレッキングマップを確認、昨年12月のマップには、山口コース(2)の半分くらいが削除されていました。 昔、先輩の誰かが言ってたこと思い出しました。「ハプニングも山のうち、当たり前のことだ!」と。


日連アルプス(ひづれアルプス)

2021年(令和三年)11月17日(水)

 先月、小仏峠でのこと、その日は日曜日だったので例のごとく守屋地図の売店が開いていました。 何げなく覗いて立地話、高尾山の地図が新しくなりコースも追加されたとのこと、無駄遣いかも?と思いつつ購入しました。 新しい地図の表紙部分には《日連アルプス》という私にとって真新しい文字があり、興味津々、歩いてみようと思い、今日登ってきました。 日連神社に参拝し、最初の山・宝山(374m)へ、ベンチに地図を広げ遠望、木々の間から、陣馬山、堂所山は確認できましたが、景信山と小仏城山は無理でした。 そこから日連山、鉢岡山、八坂山と巡り金剛山頂上で“日向ぼっこ!”心地よい時間の経過でした。 このコースは多分3時間程度と思います。それを4時間超過、長々と遠望を楽しんだり、日向ぼっこをしたり、いつもと違う山歩きを楽しみました。


要 害 山(ようがいさん)

2021年(令和三年)11月20日(土)

 今回はJR中央線・上野原駅から、季節限定・土日のみのハイキングバスに乗車し尾続バス停で下車しました。 その集落から尾続山(おづくやま)、実成山(みなしやま)、コヤシロ山、そして要害山へと紅葉の山々を歩きました。 要害山からの富士山展望は大月市の秀麗富嶽12景に引けを取らない抜群のものでした。 そこから鏡渡橋に下山し、そして交通量の多い県道を大堀交差点まで歩き、町の裏山的な秋葉山から根本山を経て上野原駅に戻りました。 三回続けての、ゆる〜い低山歩きでした。 あまり自覚症状はありませんが、ゆる〜い低山歩きでも8日間で3回は疲労困憊のようです。 一週間程休憩し、次の山行に挑む予定です。


陣馬山・景信山・小仏城山・高尾山
(陣馬高原下→陣馬新道→陣馬山→景信山→小仏城山→高尾山→稲荷山コース→京王線・高尾口駅)

2021年(令和三年)11月24日(水)

 前回から一週間休憩後の山行、今月中はスケジュール的に無理の様でした。可能な日は今日のみと思い出かけました。 今日は20日前と違い、風が冷たく寒さを強く感じたので厚着でバス停から歩き始めました。 同じバス停から出発した登山者と服装を比べると私は厚着、体調不良?悪寒がしたら即下山!などと考えながら歩いていました。 高尾山の紅葉が見頃だとか。この時期、元気な観光客が一丁平までやってくるのは通年のこと、小仏城山からは可能な限り裏道を歩きました。 高尾山は北側から回り込みメインルートへ、テレビでよく見かける渋谷のスクランブル交差点の様な人混み(大袈裟)を頂上まで100m歩きました。 下山の稲荷山コースは不慣れなハイカーが多く、追い越しに一苦労、そのことが幸いして怪我無く山行を終えることが出来たのかもしれません。


虎丸山・能岳・八重山・鷹取山・小渕山・岩戸山

2021年(令和三年)12月3日(金)

 今回は上野原市の虎丸山・能岳・八重山、そして少し離れた鷹取山・小渕山・岩戸山の縦走コースを歩きました。 山歩きの距離は陣馬・高尾山の縦走路の約半分、標高も高尾山より低く、コースタイムの合計も5時間未満、、ゆる〜い里山歩きを満喫出来ると思っていました。 スタートから暗雲が、山梨県内の地震で列車に遅れがあり、予定のバスには乗れませんでした。 最初の山は虎丸山、登りはすんなり、降りはロープが張られた濡れた急斜面、落ち葉が積もって滑る滑る!予想外でした。 能岳・八重山は景色を眺めながらのんびりと、その後一般道を40分程歩き、鷹取山・岩戸山縦走コース登山口に到着しました。 この時、膝に違和感を感じていましたが、2時間少々のコースなので気にせず進みました。 このコースも能岳・八重山のようなゆる〜い里山歩きと思っていましたが、ロープが張られた急斜面が多く、厳しい山歩きでした。 帰宅後、GPSのデータを見ると、距離は短くても上り下りの標高差は陣馬高尾縦走とほぼ一緒、軽装で出かけて膝を傷める、うなずけました。


甲東三山(瀬渕山・高指山・不老山)とゴウド山

2021年(令和三年)12月11日(土)

 今回も山と高原地図28(高尾・陣馬)から未踏の山を探しました。 甲東三山とゴウド山は中央自動車道談合坂サービスエリアの北側にあり、ガイドブックに掲載されてないような山々です。 この日は土曜日、JR上野原駅前バスターミナルは登山者で溢れていましたが、 ほとんどの人が「井戸」行きに乗車、「不老下」行きの登山者は私を含め2名のみでした。 終点の一つ手前のバス停で下車、幾つかの集落を抜け瀬渕山、そして高指山へ、ゴウド山は登山道を外れた藪の中、GPSで見つけました。 高指山に戻り、不老山を通過して不老下バス停に下山しました。
未踏の山に入るときは、グーグルマップのストリートビューでバス停、登山口、道標、集落など麓の様子を調べます。 山中の様子はユーチューブや山行の記録をウエブサイトで探します。 今回は情報が少なく不安材料が多かったので、GPSでこまめに位置確認をすることにしていましたが、登山道の要所要所にあった赤テープに助けら予想以上に早く下山できました。


青梅丘陵ハイキングコース

2021年(令和三年)12月18日(土)

 天気図の低気圧が気がかりでした。夜中、強風で雨戸が揺れる音、電車の運行状況が気になり浅い眠りでした。 いつもより早めに起床、少々寝ぼけ気味、山行の用意にもたつき、予定より5分遅れで家を出発しました。 歩きだすと足の甲に軽い痛みが、原因が解らぬまま電車に乗車、座席に腰掛けると急に睡魔に襲われました。 目覚めると足の甲の痛み、すっかり忘れていました。 今日歩くのはJR軍畑駅からJR青梅駅までの青梅丘陵ハイキングコース、吉備人出版の地図では約4時間、少々物足りなのでは、と思っていましたが、 前半は起伏が多く、ハイキングコースとしては、登りごたえがありました。しかし後半は林道のように幅広で傾斜の少ない平坦な道、家族向きハイキングコースでした。 私は鉄道ファンではありませんが、子供の時何度となく乗った蒸気機関車が大好きです。万世橋にあった旧鉄道博物館は何度も訪れています。 その様な理由で下山途中の青梅鉄道公園を覗いてみたかったのですが、鉄道公園内は多くの子供で大賑わい、立ち寄らずそのまま青梅駅に向かいました。 帰宅したのは午後3時半と早めでした。


 
 
 
 
 
 

私の山日記2022(令和四年)

 第五波緊急事態宣言解除後の昨年10月は約一年振りの山歩き、高尾山に登るのが精一杯、高尾陣馬縦走は寝言でした。 一か月後の11月、陣馬高尾縦走二度成功、ほっと一安心出来ました。 私も含め、ほとんどの人がコロナという魔物に翻弄されてきたと想像します。 こんな時代は自分の体力の限界に近い山行は不向きだと思えてきました。 今年は体力をコロナ用と山歩き用に二分割、コロナ流行の隙間をぬって、頻繁に数多くの未踏の山々を歩くのがベストだと考えていました。


長淵山ハイキングコース

2022年(令和四年)1月5日(水)

 昨年12月、青梅丘陵ハイキングコースの次は長淵山ハイキングコースでしたが、産業廃棄物処理場の必要性は理解しているつもりですが、 それに沿って歩く事に何らのか抵抗があり気が進まず年を越してしまいました。 新年は奥武蔵秩父方面からスタートの予定でしたが、やはり順序通りに歩くべきだと、考え直しました。
 今年初めの山歩きは失敗の連続でした。 時刻表の見間違えで下車駅35分遅れで到着。 グーグルマップ・ストリートビューでコースを把握していたつもりが、分岐点を間違え30分のロスタイム。 その後、愛宕山への分岐点では道標の《梅ケ谷峠通行止》表示に頭が混乱(この時は中年御夫婦とトレイルランナーの方に助けられました)などでした。 この日は気温が低く強風でした。 楽しみにしていた天狗岩と赤ぼっこのコーヒータイムは体調を考え中止、残念でした。 下山途中、金網フェンスの向側に白い大きな建造物がありました。 フェンスに書かれた説明書きには、エコセメント再生工場と、可燃ゴミの灰がセメントの原料になること、知りませんでした。


飯能アルプス 天覚山〜天覧山+かまど山(寄り道)

2022年(令和四年)1月8日(土)

 今回は天覚山から天覧山まで飯能アルプスを歩きました。 「飯能アルプス」とは、一般的に天覧山から伊豆ヶ岳へと続く稜線の山々、さらに武甲山までの山々を指す場合もあるのだとか。 また「奥武蔵全山縦走コース」というのもあるようです。 私の場合、武甲山や伊豆ヶ岳付近の山々は、ほぼ登っているので、飯能アルプス全山踏破はあと数回ですが、 近づきつつある緊急事態宣言をふまえ、公共交通機関利用時間の短い駅近の山々をより多く歩くことを優先します。 久々に乗った西武鉄道、今回のスタート地点の東吾野駅は西武池袋線で隣の吾野駅は西武秩父線、飯能駅では列車がスイッチバック、急行は秋津駅通過、戸惑いの多い公共交通機関でした。 前回の失敗はグーグルマップ・ストリートビューを地図替わりにしたこと、今回はウエブサイトの新しい地図とGPSをメインに慎重な山歩きを心掛けました。


奥武蔵自然歩道 日和田山・高指山・物見山

2022年(令和四年)1月12日(水)

 昨日は雨降りだったので予定を一日延期、高麗の日和田山に向いました。 登山口付近にある田部井淳子さんのレリーフ、日和田山は若き日のトレーニング場と記されていました。 私も若い時、先輩に連れられ登攀用具を背負い、この山の岩場に来た微かな記憶があります。 今回は岩場からのコースではなく、一般的なコースから日和田山・高指山・物見山と奥武蔵自然歩道をすすみました。 物見山と北向地蔵の中間、自然歩道を少し逸れた406m地点(東ムカイ山)の頂上付近で急に鼻血が……ビックリしました。 「お前はガキか!」と自分自身にツッコミ、容易に収まらず困り果てました。 昨日はシャコバサボテンの吊鉢にチョット触れただけで崩落し部屋中に土が散乱、今朝高麗駅では冬用アウターのポケットジッパーが故障(5年前に購入したもの初めてのトラブル) そして今、予期せぬことが三度も続くと山歩きを続かるのは不安なので、途中下山することにしました。 帰宅後の風呂上り、また鼻血が、原因を探らなくては……
 帰宅後も次の日も体温・血圧は正常でした。血液サラサラの薬(イグザレルト錠)の副作用が考えられます。
 2020年(令和二年)の山歩きの回数は7回でした。 2021年(令和三年)は10月から12月までの三カ月で13回、今年は半月で3回とこまめに山歩きを楽しみました。 現在コロナ・オミクロン株増殖中!山歩きの楽しみを中断します。 新たなる目標はメタボリックシンドローム脱却、まず、腰回りを85cm以下に。

 日和田山からユガテまでのコースは、14年前の2008年(平成20年)2月に歩いていたと、 山日記に記されていました。しかし記憶にありません。50年ぶりに日和田山を訪れた、と思っていました。


高尾山薬王院で厄除け

2022年(令和四年)2月22日(火)

 娘が厄年のこと、神経質なくらい気にしていました。 以前、“高尾山内八十八大師巡り”をした御朱印を、厄年を迎える甥に譲ったところ、前厄・本厄・後厄の三年間無事に過ごせた話をすると、 早速、平日に休暇を取り、高尾山に登ることにしました。 以前、私の巡った“高尾山内八十八大師巡り”は清滝ケーブル駅付近、琵琶滝近くの二本松広場、十一丁目茶屋付近から薬王院奥の院まで、蛇滝から小仏川まで、金毘羅台付近、 と広く分布し、薬王院まで登り返しをする健脚向きでした。 別に、薬王院の大師堂にも“高尾山内八十八大師巡り”があるので、今回はそちらに行きました。 高尾山口駅前の駐車場に車を止め、1号路から薬王院に向かいました。 本堂でお参りをすませ、大師堂で“八十八大師巡り”を…。 この日は奥の院から頂上方面へ、頂上直下のトイレが見える地点で、登山道全面凍結、無理せず下山しました。


1・2月、日帰り山歩き4回、以後コロナ自粛、7月、左膝靭帯損傷、8月から12月まで理学療法士によるリハビリテーション。


大福山(だいふくざん)日本百低山・千葉県

2022年(令和四年)12月11日

 頂上直下の上古屋敷集落駐車場に車を止め、白鳥神社が祀られた大福山山頂や展望台を往復しました。 久々に山の空気をたっぷり吸って、元気を頂いてきました。 山歩きではなく散歩程度ですが、日本百低山なので記録に…。
 日本百低山を知ったのは、この秋、テレビの再放送でした。 『にっぽん百低山。それは低いながらも人々に愛され、物語を秘めた山』心地よい“ナレーション”が印象的でした。 日本百低山とは、小林泰彦氏が、知名度が高く、ストーリー性があり、本人が実際に登山をして好きな1,500m以下の山という基準を設け選定した100座だとか。 「小林泰彦著 日本百低山(文春文庫)2009/3/10発行(標高1500メートル以下の名山100プラス1) 」は現在電子書籍のみ、新品・古書とも、高価なプレミア商品だったので、 日本山岳協会編・日本百低山(幻冬舎)2021/8/1発行を取り寄せました。


 
 
 
 
 
 

私の山日記2023(令和五年)

 昨年春頃から時々膝痛があり、グルコサミン・コンドロイチンとアリナミンEX+α錠を服用し低周波治療器で自己治療していました。 その後、膝痛は徐々に悪化したので、7月に整形外科を受診しました。 診断は左膝内側靭帯損傷、理学療法士によるリハビリテーション治療は8月から始まりました。 期間は最長5ヶ月が限度だとか。理学療法士によるリハビリは昨年12月で終わりました。 1月からは超音波のみの治療が可能だったので続けて通院しましたが、完治せぬまま2月に・・・。 完治してからの山歩き開始という発想は無理なようなので、山歩きをしつつ、完治を目指すことに方向転換しました。


高尾山
(京王線・高尾山口駅→表参道(1号路)→薬王院→富士道(裏道)→高尾山→1号路→高尾山口駅)

2023年(令和五年)2月12日

 久々の高尾山、スタートは京王線高尾山口駅です。 表参道(1号路)から薬王院へ、そこからは登りの緩い富士道を歩きました。 頂上までは三〜四回休憩、感覚的に所要時間二時間超えの超鈍足、 帰路は表参道を忠実に、膝関節や筋肉を痛めぬように注意しながらの下山、痛めていない右膝に負担がかかったのか、軽い痛みが、一度ベンチに腰掛けて休息、そして駅に戻りました。 このコースの所要時間(60歳男性、日帰り装備を想定)は登り1時間30分降り1時間10分(高尾山登山詳細図・吉備人出版)です。 私のデータ(ガーミンGPS)は休息時間を含め登り1時間39分降り1時間22分、未だ、時折膝に痛みが出る状態がなので、自分的には、まずまずの数字だと思います。 約一年ぶりの山歩き、ようやく最初の一歩が踏み出せました。
 多くの著名な登山家は『山登りのトレーニングは山登りだ』と言います。 今年の春は“膝のリハビリを兼ねたトレーニング山行を数多く!”を当面の目標とします。


千葉県・鹿野山(かのうざん)

2023年(令和五年)4月1日

 2月の高尾山、まずまずのスタート、と思っていましたが…。帰宅後、数日間膝の強い痛みに悩まされました。 今年の冬は首が動かなくなるほどの痛みが数回、6年前の山での怪我(右肩関節周囲炎)が原因かと、湿布薬が必要でした。 というわけで、再度の高尾山山行、躊躇しています。  今日は千葉県の鹿野山に行ってきました。 鹿野山は白鳥峰(東峰、379m)・熊野峰(中央峰、376m)・春日峰(西峰、352.4m、1等三角点)の3峰の総称です。 鹿野山といえば観光地のマザー牧場が有名です。 山としの鹿野山は愛宕山402mに次いで県内で2番目に高い山、とはいえ他県に比べ標高が低く、都道府県別最高峰順位は全国最下位だとか。 現在の膝の状態からすると、千葉県の鹿野山でも、私にとっては立派な山歩きです。

 
 
 
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