ヒーリング雑感第1集(第1回〜第33回)


第33回

最近、レイキに関する是非が話題になっているある有名大型掲示板において、レイキや素人ヒー
リングの危険性についての書き込みがなされているのを発見し、今回はこのお話について書かね
ばならないと考えました。

確かに私はヒーリング講座において質問が出た場合や、特に精神世界の領域の話が深いものに
なった場合、従来のヒーリングメソッドの実践者の中には短命な方、短命ではなくとも身体や精神
の調子を崩しやすい方がいらっしゃる一方で、身体や精神に悪影響が出ず、しかも長生きをされ
た方もいらっしゃるということをお話し致しました。しかし、そのお話を致しました後には解決法
が存在することもお話しさせていただいており、
こういったお話は救いや解決法の提示無く
書いたり話したりした場合、いたずらに恐怖心を煽ってしまう危険性と隣り合わせです。

いや解決法を提示しないで恐怖心を煽るだけの結果になる発言は特に言いっ放しになりやすい
場では厳に慎むべきだと私は思います。

また、インターネットの特に掲示板の場合は、納得がいく論か、論が無い場合は証拠を提示出来な
い限り、その書き込みの信頼性が疑われてしまう結果になりやすいです。

「クンダリーニ」「チャクラ」といったヨーガやニューエイジの用語、「カルマ」という宗教用語、「霊体」
「魂」「コーザル体」という神智学他で使用される精神世界用語が最近飛び交っていますが、 掲示板
での書き込みではその発言の中身を充実させるのに、またその発言が説得力を持つのに限界があ
ります。何故ならば、これらの用語で示されている存在はまだ解剖学的な発見がなされた訳でも科
学的な存在証明がなされたものでもないため、「解剖学的な発見または科学的な証明がなされたも
の以外はその存在を一切認めない。それ以外は全部トンデモなものと断定する。」という姿勢を頑と
して貫かれる方の前では掲示板での書き込みだけの世界では結局書き込みと書き込みの平行線に
なってしまうからです。これは少なくとも2004年4月の時点の科学水準ではそうです。

「では、これらのものは存在しないのか?」という非難の言葉が届きそうですが、ここからは私見であ
り、科学的な裏付けがある話ではないということを前置きした上でお話し致します。

私は肉体のような物質次元で捉えられる存在だけで生きた人間が構成されているとは見ておりませ
ん。構成要素が物質によるものではない領域のものもあるとみております。「クンダリーニ」「チャクラ」
「霊体」「魂」「コーザル体」「メンタル体」・・・・等の用語で解説されている存在はいずれも物質次元の
存在ではなく、そのため解剖学的な発見がなされることは有り得ません。(もしそうならばとっくの昔に
それらが発見されてその解説がアカデミックな医学書に載っていたと言えます。)

解剖学的なアプローチでは発見出来ない以上、他のアプローチによる発見または存在することを理論
的に証明するアプローチかどちらかでないと科学性を有するものとして存在が認められない訳ですが、
それを待っていたのでは間に合わない問題を抱えたクライアントの問題を解決することを結局私は優
先する道を選んだのでした。

科学のお墨付きを得られてはいないものの、ヨーガや神智学他のオカルティズム、日本における陰陽
道や真言密教、オカルティズムと混同されるかも知れないのですが実は全くそのスタンスを異にするス
ピリチュアリズム等の方法論の中にはトンデモなものや効かないものも確かにありますが、それが全て
という訳ではなく、「問題解決」や「救い」のノウハウの蓄積もあり、科学の更なる発達による証明を待ち
たいものも多いです。またそうでなければこれらのものは今世紀を迎える迄に「本物が一人も存在しな
い全て有害無益ばかりなものばかりだ。」として切り捨てられ、絶えていたことでしょう。

今回のお話は科学的な裏付けが無いため途中からは「逃げ」のような印象でお読みになる方が多いか
と予想しております。私もこの点ではすっきりしないところがあり辛いところなのですが、科学による解決
法が万策尽きた時、あきらめきれるかあきらめきれないかというと、あきらめきれない人の方が圧倒的
に多いのではないかと思うのです。私は「実際問題の解決」というのを最重要視するスタンスを持と
うという主義のセラピストです。
だから科学にも科学のお墨付きが無い領域にもこだわり過ぎるこ
とのないようにしていこうと思いました。


特に既存物理学の範疇外にあるために科学の網にまだ入っていないものが問題になっているとしたら、
科学者はそこで現時点の水準では足止めを食らいます。しかしこれは比較的優秀な科学者の場合であ
って、もっと出来が悪い科学万能主義者は視野が狭く現代科学の不完全さに気づくことがありません。
優秀な方ならば現代の科学は解決していない領域だらけであることにとうの昔に気づいています。

だからこそ科学者による更なる研究や発見、論理的思考が活躍する余地があるのですが、科学万能主
義者はそうは考えなくて、自分が認める既存の科学の範囲内だけで動きます。で、自分が許す領域内の
ものでは解決がつかないものについては「意味不明」「理解不能」だからやーめたと匙を投げます。匙を
投げない場合は結局解決がつけられず、「自分のセオリーに合わないものは救えない。」という結論で終
わらせます。一方、科学的な視点において非科学性が証明されたりしているものにいまだにこだわる科
学無視論者はトンデモな結果を招き、お騒がせカルト宗教の教祖や凶悪な犯罪行為に発展する精神世
界の指導者のような末路を迎えます。どちらもこだわり過ぎることによる結果です。で、私はそのど
ちらにもなりたくはなかったのです。


2004年4月23日(金)


第32回

意外に思われるかも知れませんが、昨日、直傳靈氣研究会のサイトを初めて拝読致しました。
この研究会の名前はかなり前から存じておりましたが、サイトはずっと見ていなかったのです。

で、直傳靈氣研究会は西洋式レイキを教える団体やフリーラインの先生方とは異なり、より戦前
の国内の「療法としてのレイキ」というものを前提とした活動をされている研究会だということがわ
かりました。

戦前の国内のレイキには「病腺の発見」というものが存在し、これは通常西洋式レイキではカリ
キュラムの中に入れられていません。日本に逆輸入された日本人が教える西洋式レイキは治療
を謳わず、精神世界寄りのことや疾病ではない悩みの解決や悪癖の修正、そしてリラクセーショ
ン効果の演出が前面に出るようになっている以上、これは当然のことだと言えます。しかし、それ
ゆえに一人前とされるのに日数を要しない促成栽培となってしまった面もあるかと思います。

「病腺の発見」は波動の良し悪しが見抜けるようになると自ずと出来るようになって来るかと思い
ますが、手のひらの労宮のツボをクライアントの肉体から1〜5cm程度離した位置でゆっくりと平
行移動させることで問題箇所に来た時に他の箇所とは異なる「よからぬ体感」が得られるか否か
の練習をしてみます。「きらめきヒーリング講座」入門編を受講済みの方の場合は自己ヒーリング
の基本型を並行的に日課にして練習するとよいかと思います。身体に取り込んでいるエネルギー
が強ければクライアントの「ここは他の場所より状態が良くない。」という邪気の関係がヒーラーに
とっては苦痛を感じることなく冷静に判別出来るようになります。


2004年4月13日(火)


第31回

年度が改まりました。昨年度は当コーナーの第22回〜第28回におきまして「特定の療法にお
ける万能幻想・万能信仰を打ち砕く話」
を書かせていただきましたが、今回は「私が扱ってお
ります『きらめきヒーリング講座』を受講するメリットって何なんだろう?」
という話をしていき
たいと思います。

今回はお話が宣伝風になってしまうかも知れませんが、受講料をいただく講座を開講しているか
らにはそれが言えないとやはりいけないと思いました。また、それが受講者の皆様に対する誠意
や礼儀だとも思いましたし、決していい加減なものは扱っていないという自負もあります。


■メリットその1
わずか全2日のカリキュラムで入門編と上級編の全課程の受講が修了する。


■メリットその2
受講者の方から時に「今までに受けた数十万円クラスの受講料のどの療法
の講座よりも仕事で使え、優れている。」という高評価をいただくこともある
講座
の受講料が入門編2万円、上級編は3万円(全課程修了するのに5万円か
かります。)
であり、比較的コストパフォーマンス(費用対効果)が高い受講料
の講座
であると言える。

■メリットその3
ヒーリング技術のみに限らず、「波動の良し悪しをみる方法」「目利きの方法」
「悪い波動から身を守る方法」「結界の張り方(上級編第1部Aで実施します。)」
「クライアントの身体の傾向を遠隔でみる方法」等の密度の濃い広範囲を網羅
するカリキュラム
が組まれている。→(「カリキュラム解説」をご参照願います。

■メリットその4
講習内容は決して難解ではなく、覚えやすく全体的に平易な内容である割に施
術効果の方は専門性を高度に有する難解で修得するのに長い年月や研鑚や勉
強を必要とする各種ボディーワークや各種療法を軽く凌駕することが多い。(ただ
し、万能だとは申しません。)

■メリットその5
今まで特定のエネルギーワーク系のヒーリングセミナーや各種療法の講習会を受
講したがためにかえって問題を抱えてしまったとか、レイキの場合は「アチューンメ
ントを受けたが結局何も感じなかった。私にはヒーラーになれた実感が無い。」とい
った方々の問題が受講中や受講後数日以内に解決した事例が多い。

■メリットその6
「受講資格はプロのセラピストの方かプロ志望の方に限らせていただきます。」など
ということが無い。どのような立場の職業の方であっても有効活用が出来る汎用
性が高い講座である。
特に「目利き」や「判別の能力」は汎用性が高い。

■メリットその7
レイキの10大特徴は「きらめきヒーリング講座」ではこのように変わってしまう。
より優れた10大特徴になっている。


@修行や訓練が不要である。
A受講後は一生ヒーリング能力を有する。しかも能力が進化発展していく。
B意識集中(念を込める)といった必要が無い。【注1】
C気感が強く、レイキより気感がわかる人が出る率が高い。【注2】
D邪気を受けないヒーリングメソッドである。
E時空を超えた遠隔ヒーリングが可能である。(上級編のみ)
F他のテクニックと併用出来、相乗効果が期待出来る。
G信仰が不要である。また、ヒーリングの受け手が信じてなくても効果がある。
H貴方が持っている素晴らしい本質を向上させる。
I効果例、実践例が具体的かつ豊富である。


・・・と、いろいろ思い浮かんだのですが、他にもあるかも知れません。
一方、デメリットは「講座の名前がかっこ悪い。」「しっかりとした組織がまだ設立されてい
ない。」「知名度が著しく低く、『何ですかそれ?』と言われかねない。」といったところなので
すが、これらの問題は徐々に解決していこうかと思います。


【注1】
レイキのように「何も思う必要は無い。」というヒーリング法と「意識設定」をするヒーリング法
の両方を実習します。「意識設定」は意識集中(念を込める)というほどのものではなく、ただ
そのように思うのみで可能なものです。

【注2】
レイキもそうですが、その人その人にとって「必要な体感」としてエネルギーが感じられます。
温感が必要な場合なのか、それとも清涼感や冷感が必要な場合なのか、ケースによって感
じ方が変わります。


2004年4月2日(金)


第30回

今日で西暦2003年度もおしまいです。私にとっては本当に密度の濃い年度でした。明日か
らは西暦2004年度が始まりますが、2003年度とはまた違った活動における展開が始まる
のではないかと今からわくわくしています。しかし展開がどうなろうと2004年度も「出会い」を
大切にしていきたいです。


2004年3月31日(水)


第29回

最近、当コーナーに関するご意見、ご感想のメールをいただくことが増えてます。その中でも
今回はこのご質問についてのお話を致したく思います。要旨は以下の通りです。

「ヒーラーかめ吉は『リラクセーション系のセラピストやヒーラーとして活動をしていく。』という
割には『ヒーリング雑感のコーナー』では療法や治療家の話が出て来ますが、これは矛盾し
ていませんか?」

これには理由があります。確かに私自身は「ヒーリングセッション」や「整体」や「リフレクソロ
ジー」を扱うセラピストとしての施術の上では治療は扱いません。また、「きらめきヒーリング
講座」のカリキュラム内にも治療に関する実習は出て来ません。(尤も、「調整」の話は出て
来ます。)しかし、「きらめきヒーリング講座」のヒーリングメソッドは、既存の治療法に対する
汎用性が高いものとなっている性質上、それが仮に入門編のみであったとしても、治療系の
セラピストの方がこのヒーリングメソッドを治療活動に活用することは可能なのです。
その場合、このヒーリングメソッドは事実上「○○療法」の類として活かされることになります
が、私はそれを行っていないだけのことです。

そのため「自分はそれを行わないが、他の方による可能性を考慮し、『ヒーリング雑感のコー
ナー』ではそのことを視野に入れたテーマを扱う必要がある。」と考えたことが「ヒーリング雑
感のコーナー」に各種療法療術や治療家の先生のお話が出る理由になっております。

「このヒーリングメソッドを本当に治療活動に活用するか否か?」といったことは、既にその受
講者の方が取得されている資格の関係もあるでしょうが、 これは人により事情が大きく異な
ることでしょう。中には「釈迦に説法」となっているものや、専門家の先生によっては 「くど過ぎ
る。」といったご感想になりそうなことも当コーナーの話題として扱っておりますが、当コーナー
の文章は専門家の先生のみならず、不特定多数の読者の皆様へ誤解が発生することの無い
ように文章を構成せねばならないといったこともあり、これらの点につきましては何卒ご容赦宜
しくお願い申し上げます。


2004年3月25日(木)


第28回

第25回でレイキのことを書きましたが、メールを1件いただきました。要旨は以下の通りです。

「『ヒーラーかめ吉のホームページ』を発見する人ならば、波動整体療法についても知ることに
なるのでレイキの自己ヒーリングやレイキマラソンを行わないことにより救われない人のことは
別に言わなくてもよいのではないでしょうか?」

それが違うのです。私のサイトをお知りになった方の中にはいろんな立場の方がいらっしゃい
ます。将来的には波動整体療法以外の療法療術関係やヒーリング関係の団体で重責を担っ
ていらっしゃる方や医師の先生、更には各種手技療法の方面で権威となられてる方がご覧に
なる可能性があります。いや、もう既にご覧の方がいらっしゃるかと思います。それらの方々の
全てがそうだとは申しません。しかし、中にはその団体や人間関係のしがらみで、「知っても波
動整体療法講習会に行くことが出来ない。」といった方がお出になることは十分考えられます。
更に、特定の療法関係の方の場合は、立場や周囲の目が邪魔して「教えて下さい。お願いしま
す。」とはなかなか言えないといったことになることもあるかも知れませんし、特に一つ以上の分
野において一大権威者となった方の場合は、「今更他所に教えを乞いに行くなんて出来ない。」
とお考えになることも有り得ます。そのような場合、波動整体療法が話題になることはまずあり
ません。権威がある先生ならばその権威に対するプライドが邪魔するからです。そして自分が引
き受けられそうな患者さんにつきましては自分で引き受け、専門外の症例にあたる患者さんの場
合は他を紹介するといったことになる可能性が最も高いです。しかし、その人が解決をつけられな
い上、紹介先も駄目となった場合は本当に問題になってしまいます。その場合の被害者はもちろ
ん患者さんです。

で、そういった方々が波動整体療法の話を一切せず、レイキについても「あんなのやっても無駄無
駄。使えないよ。」と患者さんや知人の同業者の方々に軽々しく言ってしまったとしたら、それを聞
いた方々はその情報を鵜呑みにしてしまうかも知れません。

レイキに限らず、特定の療法やヒーリングメソッドやボディーワーク等の類に対する「頭ごなしの否
定」の発言は、それを行うことによって、たとえ「それが究極の完成度を誇るものではないから。」と
いう理由や「それは自分の推すものよりも劣っている。」という理由であったとしても、それが何らか
の長所や美点を有しているものだとするならば、それの恩恵を受ける人のチャンスを奪う恐ろしい
行為に繋がる可能性があると私は思います。

「それは自分の推すものよりも劣っている。」という理由は本当にそうであることもあるかも知れま
せんし、その発言自体がその発言者の主観によるものに過ぎず、「実はその発言者が貶している
ものの方が発言者の推すものよりも優れている。」という笑えない可能性もあります。それは主観
的にご覧になってる発言者は見抜きにくいです。私も今までにいろんなセラピストの方とお会い致
しましたが、「○○療法さえあれば他はまるで要らない。」という考え方をするセラピストはそ
のような考え方から脱却出来ないうちは決してセラピストの仕事をしてはいけないと考えま
す。
その仕事が治療系ということであれば尚更のことです。

また、その思考から脱することが出来ないうちは「それは自分の推すものよりも劣っている。」とい
う理由で他のものを完全否定したとしても、その発言自体がその発言者の主観や判断誤りによる
ものに過ぎないものになる可能性が高く、危険で、しかもあてにならないと言えます。

例えば「顎関節の脱臼」は食事療法である「M式免疫療法(三木治療)」ではどうすることも出来ま
せん。橋本敬三先生の「操体法」は比較的平易な技術で筋肉のトラブルが原因の腰痛に解決をつ
けるといったことが多く、私も優れた療法だと思いますが、「子宮筋腫による腰痛」は解決がつけら
れません。この場合、その病気の存在に気づかずに一つの療法(この場合は「操体法」)にこだわ
り続けて通わせると患者さんが手後れになることでしょう。危険なのです。それにまさか「レイキ」や
「気導術」や「波動整体療法」で交通事故等による複雑骨折の修復を整形外科に行かせずに行お
うとされる方はさすがにいらっしゃらないことでしょう。

「複雑骨折の修復」の事例について言えば、「レイキ」や「気導術」や「波動整体療法」を扱っている
セラピストによる施術よりも整形外科の医師の先生による整形外科的治療の方が遥かに優れてい
ます。それ以前の問題として、複雑骨折の場合は患者さんを整形外科に行かせないといけません。
尤も、これらは極端な例なのですが、もっとこれよりも極端ではない例ではこのような愚を犯すセラピ
ストが続出する可能性があるのです。「実はその発言者が貶しているものの方が発言者の推すもの
よりも優れている。」という困った可能性はこういった方々によって生み出されます。特に「○○療法
さえあれば他はまるで要らない。」
という思考から脱却出来ずに合理的な理由無く他の否定や誹
謗中傷を積極的にされる民間治療家の先生は要注意だと言えます。
(例:「かめかめ日記」2003年9月13日(土)の日記をご参照下さい。)
「顎関節の脱臼」ですが、もし貴方がそれになってしまったとしたら「M式免疫療法(三木治療)」のみ
を扱われていて整形外科は扱われてない医師の先生に治療をお願いしに行くでしょうか?

セラピストやヒーラー、そして医師の先生や民間治療家の先生は視野の広さを失い、また想像力が
欠如した場合恐ろしいことになるということを私は言いたいです。中でも民間治療家の先生は「西洋
医学の医師の先生に『○○の問題についてはもうあきらめて下さい。』という診断をされたがあきらめ
きれない方々とか、特定の疾患(例えば「むち打ち症」)で『まだ首が痛い。』『首に違和感がある。』と
医師の先生に言ったら、『もう治っています。それは気のせいです。あ、もしかして損害保険金がもっと
欲しいからそんなこと言ってるんでしょう。』といった類の無神経なことを言われたから『けしからん!』
ということで民間治療家の先生を頼るという方々を救済するために存在する。」と思われてる方がいら
っしゃいますが、確かに西洋医学とてその全てが完璧だとは限りません。しかし、その西洋医学上の
弱点を補完か凌駕出来るだけの中身がある民間治療家の先生でないと、今後はその存在意義を問
われることになると思います。

話がそれました。レイキの話に戻しましょう。「ヒーラーかめ吉のホームページ」は決して超有名サイト
という訳ではありません。それゆえ当サイトをご覧になったことが無いセラピストの方が「あんなのやっ
ても無駄無駄。使えないよ。」といったご発言をされることは十分考えられます。特に治療系の方だと
多いと思います。私ももう何度も耳にしました。しかし、それだけに当コーナーでこの話を扱わないとい
けないとも思いました。

私は第25回で「各種療法の有名な先生によりレイキが頭ごなしに否定され、またそのセミナー
や講座の費用は数十万円〜数百万円というもので、近くにその療法の先生がいらっしゃらない
ので施術を受けることもかなわず、遠隔治療も通用せず、また波動整体療法を知ることも無く結
局手後れになってしまった。しかし、もしその人が地道なレイキによる長時間の自己ヒーリング
を面倒がらずに出来る人であったならば救われてたかも知れないというケースがあったとしたら、
それはとても悲しいことだと思うのです。」
といったことを書きましたが、「あんなのやっても無駄無駄。
使えないよ。」という発言は同業者の方に向けられることはもちろん、患者さんに向けられることも有り得
るのです。あとは同業者の方々の「伝令ゲーム」による「情報の歪曲化」と患者さんによる「レイキって使
えないのか。やらんとこ。」という結論です。恐ろしいことです。「伝令ゲーム」の先には発信者の方ならよ
くご存知な○○療法のことをご存知ではない同業者の方や患者さんがいらっしゃるかも知れません。最
後に聞いた人が持っているのはもしかしたら「とんでもない情報」かも知れません。で、当サイトは有名サ
イトでもなんでもありませんが、微力ながらもこのことを扱いたかったのです。


2004年3月22日(月)


第27回

「治療法の場合は『全ての症例において万能』とか『万病をもれなく完全治癒させる。』と
か 『この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒した。』といった完全性を有する治療法
は一つとして存在しない。」
というお話の件でご質問を1件いただきました。

それは「『万病をもれなく完全治癒させる。』と『この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒し
た。』の条件の違いを教えて下さい。」というものでした。

この条件の違いですが、一言で言うならば「万病をもれなく完全治癒させる。」の方はその治療
法の「フレコミ」であり、 「この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒した。」の方は「実績」で
あるという違いがあります。何故この二つを分けたかというと、「万病をもれなく完全治癒させる。」
という「フレコミ」(以下、「フレコミ」に統一します。)と「この治療を受けた人が全員もれなく完全治
癒した。」という「実績」(以下、「実績」に統一します。)は必ずしも一致するとは限らないからです。

「フレコミ」の方はあくまでもその療法の理論上の話で、「これを○○すればこういう理屈によって
こういった効果が発生するはずなので云々・・・。」といった類のものであり、一方、「実績」の方は
「○○療法を試してみたらその結果どうなった。」といった類のいわば「成績」にあたるものです。
「フレコミ」の完成度が「実績」にそのまま直結するとは限りません。それ以前の問題として「フレコ
ミ」が完全性を必ず有するとは限りません。で、この話はこの辺でおしまいにしようと思います。ま
た何かご質問があれば話題にするかも知れませんが、今回はこの辺でとめておきます。

さて、話題変わって今回は第23回で私が書いたこの件について書こうと思います。

その療法で可能なこと、不可能なこと、ここまでは出来るがこれを越えたものは無理だとい
うこと、それでは無理な場合は何であったら解決がつくのか?そしてそれは自分に出来るこ
となのか?出来ないことなのか?もし出来ないことならば他のどういった方にお願いをすれ
ば良いのかといったことを冷静に見きわめる勇気がセラピストやヒーラーには必要であるし、
また大切だと私は思います。

これですが、日本国内において診断権があるのは医師のみです。医師以外のセラピストやヒーラ
ーが診断を行うことは許されていません。しかし、クライアントに診断結果を告げることを一切せず、
また記録も一切残さないということを徹底した上で手技療法的な検査を行い、「このクライアントの
問題は自分が扱える領域内のものなのか否か」ということを見極めるという作業が診断行為にな
らないように行われているというのは、特に治療系のセラピストの方々であればご存知な方が多い
ことかと思います。しかし、特に治療系の民間資格の整体やカイロプラクティックや各種療法療術
関係のスクールの中にはこれをまるで教えないか、 ほんの少し教えるかにとどめたまま治療系の
セラピストとして独立開業させていたり、 直営や提携先の仕事場に就職させていたりするといった
スクールが存在するというケースが見受けられ、私はそれは極めて危険なことだと思いながら現状
を見ております。具体名は挙げませんが、まだ教えてないという場合は、手技療法的な検査法を是
非必須科目にしていただきたいということをお願い致したいです。


2004年3月20日(土)


第26回

前回は「特定の治療法やヒーリングを『デメリットや弱点を有するから。』ということだけで『そのデ
メリットや弱点が致命的なものであるか否か?』の検証無く、いきなり完全否定することの危険性」
の話を致しました。しかし私の場合、レイキについて申しますと、その話題になっていかない限りは
施術や講座の場ではレイキは出て来ません。何故ならば、現在の私はレイキを施術の場で全く使
わなくともよい状態になっているからです。ただし、来院された方との対話上、前回のようなシチュ
エーションでレイキの話が出た場合は前回のようにいろいろすることは有り得ます。それをしていて
思うのですが、これでは役に立たないと思われてしまうだろうという状態で放り出されているケース
が多くて逆に私の方が驚いている位なのです。「私はレイキのアチューンメントを受けたことがある
のですが、レイキのエネルギーを全く感じたことがありません。」という方がお出になるというのは個
人差があるという理由もあることはあるのですが、そうではない理由でこのようになっている方も多
いです。これは何とかしないといけないと思いました。

レイキは日本発のヒーリングメソッドとはいえ、皮肉なことに日本ではさほど盛んではないということ
になっています。理由はいろいろあるでしょうが、レイキで何らかの好結果が出たという事例が特に
近年におきましては「長時間で日数をかなり要し、また医学的な知識や臨床のノウハウを背景とし
ないただ漫然とした自己ヒーリング」や、「複数名の理解と協力を必要とする長時間のレイキマラソ
ン」によるものが多いという事実、そしてエネルギー自体の体感の刺激が比較的弱いものであるこ
とがボディーワークの力学的な刺激を強く求めたがる日本人の好みに合わないといった事実がその
価値を認めることにブレーキをかけていると私は思います。しかし、エネルギー自体の体感の刺激が
弱いものというのは、先程述べさせていただきましたように不完全なまま放り出されているケースが
かなり多いからなのではないかとも思っております。私は2003年3月下旬頃からレイキの手法のみ
にはよらず、別の複数のヒーリングメソッドの勉強による研究も重ね、また、前々から蓄積していたノ
ウハウも使えないかといろいろ試行錯誤をした結果、結局は既存のどのヒーリングメソッドとも異なる
方法論を持つことになった「きらめきヒーリング講座」のヒーリングメソッドが完成したのでした。そして
それは修得難易度の高いボディーワークに対抗し得る上、施術効果も究極とは言わないまでもボディ
ーワーク的なものにつきましても、また精神に働きかける効果につきましても「使えるもの」に仕上げ
られたのではないかと思います。また、リラクセーション系のセラピストの方々や精神世界関係のこと
をやっても満たされないといった方々や悩みが長年解決せず、本当に苦しまれているといった方々へ
のご期待にもそえられる可能性が高いものにすることが出来たかとも思います。
さすがに「全てのケースにおいて万能」とか「弱点がまるで無い。」とは申しませんが、過去のこのコー
ナーの話で「そんなものはどこにも存在しない。」と私は明言致しております。もしそんなのがあると
いうことでしたら是非名乗りを挙げて下さい。私も知りたいですが、多分どっかにツッコミを入れて差し
上げることになるかと思います。

で、「きらめきヒーリング講座」を受講された方から「外気功の訓練をもう何十年もやっているのに入門
編の受講が済んで寝る前に自己ヒーリングをしていたらもの凄い気感に全身がつつまれ、癒されるの
を感じながら眠りに就き、翌日は長゙年の疲れが吹っ飛んでいました。」というメールを頂戴したり、また、
「瞑想を長年やっていてもただ苦痛なだけだったのが、講座の入門編の受講後は瞑想など無くとも神
秘体験に等しいエネルギーで癒される体験をしました。この現象は結構よくあります。」とか「受講前は
何もヒーリングメソッドを修得しておらず、リフレクソロジーの施術後は身体がだるくてもう家に帰ったら
何も出来ず、身体がボロボロになっていくのかと怖かったのですが、受講後は仕事が終わっても邪気
によるだるさや苦しさが無く、身体がむしろエネルギーで洗われている気持ちよさで身も心も軽く帰宅
出来るようになり、将来この仕事が出来なくなるのではないかという苦しみや恐れを感じることももう無
くなりました。」といったメールもいただいたことがあります。もちろん、今までの受講者の方々全員が全
員このようなことになっているとは限りませんし、個人差も大きいかとは思いますが、私が開講致してお
ります講座が世の中で役に立っているものになれているということを知り、本当に嬉しく思う今日この頃
です。


2004年3月19日(金)


第25回

第22回から第24回にかけて出て来た「治療法の場合は『全ての症例において万能』とか
『万病をもれなく完全治癒させる。』とか 『この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒
した。』といった完全性を有する治療法は一つとして存在しない。」
という話ですが、「いく
らなんでも非現実的で厳し過ぎる。」というメールをいただきました。今回はその方のメールを
いただいたことに関連したお話をしていきたいと思います。

「治療法の場合は『全ての症例において万能』とか『万病をもれなく完全治癒させる。』と
か 『この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒した。』といった完全性を有する治療法
は一つとして存在しない。」
という話ですが、確かにこれでは全ての療法の完成度を頭ごなし
に否定してしまう条件になり、現実的ではありません。しかしその条件を「『特定の疾病におい
て万能』とか『特定の疾病限定でこの治療を受けた人が全員もれなく完全治癒した。』と
いった治療法」
という条件に緩和させたとしても、この条件をクリアする治療法はごく軽微な疾
病及び怪我の類に対するものを除けば存在しないというのが私の結論です。【注1】これでも相
当高いハードルで、実現にはかなり無理があるかも知れませんが、完成度を高める目標や意気
込みとしての非現実性は比較的薄れた条件になったかとは思います。

しかし実際はその治療法そのものの完成度をかなり高めたとしても、その治療法が完全性を獲
得する訳ではありません。まず、仮にその治療法に弱点や副作用や何らかのデメリットがあるこ
とに目をつぶったとしても、(実際は目をつぶってはいけません。それが即、「完全性の否定」に
直結します。)その治療法を行う治療家の先生の能力差や施術の完成度のばらつきがその治療
法を実施した場合の成果に影響します。更に、患者さんに「○○をして下さい。」といったことを指
示しなければならない性質を有する治療法だと「患者さんがどの位その指示を忠実に守ってくれ
るか?」ということも成果にあからさまに影響します。「そんなことまで条件に入れていたらきりが
ない。完全性を有することなど出来る訳が無い。」と思われるかも知れませんがこれが現実です。
また、その現実は無視が出来ないものです。

延々と書きましたが、何故私がこのようなことを書いたかというと、「完全性を有しない治療法をあ
たかもオールマイティーであるかのように錯覚することの危険性に気づいていただきたい治療家
の方々が多いから。」だということと、もう一つの理由は「特定の治療法やヒーリングを『デメリット
や弱点を有するから。』ということだけで『そのデメリットや弱点が致命的なものであるか否か?』
の検証無く、いきなり完全否定することの危険性」の話題を扱いたいということがあったからです。

例えば「ある治療系の書籍」において、「レイキで病気が治ったという話はほとんどありません。」
とか「○○セミナーにも多くのレイキ体験者が来ますが、人を治せるだけの能力を持った人は一
人もいませんでした。」といった解説がなされているのを私は読んだことがありますが、私はこの
ようにはレイキのことを見ておりません。私は特に戦後以降、まるで量産型ザクのように量産され
ているレイキヒーラーの全てを決して絶賛する訳でも、また無条件で肯定する訳でも無いのですが
「レイキはまるで無価値」だとも見ていないのです。

「癒しの手」(望月俊孝著/たま出版)によりますと、「レイキマラソン52時間の実施によるエイズ
の症状の完全消失(血液検査の結果による)」という話がP.52に、そして、「たった4ヶ月で消え
た癌細胞」という話がP.72〜P.73にかけて載っています。更に、P.62には30分のレイキマ
ラソンによる慢性の坐骨神経痛の治癒例が書かれています。いずれもフィクションではないという
ことを前提とするならば、「レイキはまるで無価値」だとは言えません。エイズの症状が出て苦しむ
よりも出ない方がよいに決まっています。何も対策を講じることなく癌の手当てが手後れになって
しまうよりも4ヶ月をかけて癌が消失した方がよいに決まっています。また、慢性の坐骨神経痛に
苦しみ続けるよりも苦しみから解放された方がよいに決まっています。そういう意味において決し
て「レイキは無価値」ではありません。ですが、その一方で「レイキは使えない。」「レイキは無価
値。」ということをおっしゃる先生方がいらっしゃるということを私は存じております。

確かに「癒しの手」の癌の事例は「レイキマラソンと暇さえあれば自己ヒーリング」という行為によ
る結果であり、エイズの事例は52時間にも及ぶレイキマラソンによるものです。治療家の先生や
お忙しい医師の先生にはまずそのような時間は割けません。そういった理由により採用を見送ら
ざるを得ないという結論ならばまだ理解が出来ますが、実際は頭ごなしの完全否定や誹謗中傷
になっているのだとしたらこれは問題があると思います。結局、完全否定をすることは私には出来
ませんでしたし、頭ごなしの否定によりかえって救済されない人が出ることも私は考えました。
「レイキ以外のその先生による優れた治療法を知る前に救済されずに終わる人」というのは
確実に存在すると私は思います。これは極めて重要な実際問題です。
また、その先生方の療
法の知名度はまだ現時点におきましては世界的なものではなく、啓蒙活動をして世界中の方々に
知られるには恐らくはまだ何年も時間がかかります。その問題を決して無視してはいけないと私は
考えました。更に「問題があるのならばどうすればその問題が発生しないようになるのか?」という
ことも私は考えました。レイキには世界中に数百万人にも及ぶ実践者(プラクティショナー)が既に
存在します。中にはそれを学ぶことであらゆる意味において精一杯という事情の方も多いことでしょ
う。頭ごなしの否定ではなく、工夫が可能ならばその方が優しく、また救いになると思ったのです。
世界的に見ると、頭ごなしの否定はそのプラクティショナーにとって本当に残酷なことをすることにな
る可能性も有り得るかと思います。代わりの優れた手法を提示せずに頭ごなしの否定で終わらせる
と何も生まれません。その手法の提示にもの凄いお金がかかるとか、そうではなくとも流布されるの
に恐ろしく時間がかかるというのであれば結局残酷なことになると思います。そうこうしている間に手
後れとなる方も多いことでしょう。また、「レイキは無価値」「レイキは使えません。」「レイキで病気が
治ったという話はほとんどありません。」という治療家の先生ならではの否定的なご発言の情報ば
かりが先に世間に向けて流れていくことで、それを経験することの機会を奪ってしまうといった弊害
が発生し、その先生の療法がなかなか伝わらないで結局助からない人が続出したなどといった悲
劇が発生することも十分有り得ます。

治療家の先生は一部の臨床にレイキを活かすといったことに成功されてる方を除き、「レイキは治
療院で活かせないから。」というただそれだけの理由でその価値に対し完全否定をされる傾向が
あると私はみておりますが、治療家の先生は根気を要する覚悟があり、また時間がかかることを
承知の上で自己ヒーリングにレイキを活用されるという方がいらっしゃることについての配慮を欠か
さないようにしないといけないのではないかと私は考えます。代わりの優れたものの提示が容易に
出来るとは私にはまだ思えません。治療家の先生ならまだしも、一般の方が皆が皆、数十万円〜
数百万円もの講習費用を簡単にぽんと出せるとは私には思えません。それどころか苦しまれてい
る方の中には「来月の生活をどうしようか。」というほど窮乏されている方も多いです。波動整体療
法講習会は低廉な受講料なのが救いですが、全6回(短い日程の集中講義のものもあるかも知れ
ませんが、決して「常時開講」ではありません。)という時間を要しますし、まだ日本国内限定のもの
です。波動整体療法は日本国内の大きな本屋さんや代替医療の専門書籍を扱う書店で扱われて
いる「波動整体療法」の本を発見しないとまだ認知される可能性が低いです。あとは代替医療同業
者の方々による口コミの類やインターネットのホームページで発見することになる位なものでしょう。
積極的な宣伝はなされていません。

各種療法の有名な先生によりレイキが頭ごなしに否定され、またそのセミナーや講座の費用は数十
万円〜数百万円というもので、近くにその療法の先生がいらっしゃらないので施術を受けることもかな
わず、遠隔治療も通用せず、また波動整体療法を知ることも無く結局手後れになってしまった。しかし、
もしその人が地道なレイキによる長時間の自己ヒーリングを面倒がらずに出来る人であったならば救
われてたかも知れないというケースがあったとしたら、それはとても悲しいことだと思うのです。

ところで、「量産型ザク」なんてことを今回は書きましたが、「私はレイキのアチューンメントを受けた
ことがあるのですが、レイキのエネルギーを全く感じたことがありません。」とおっしゃる方がよく当
整体院に来院されることがあります。その中には(全員とは限りませんが)私がいろいろやってみ
たら「あ、流れてくるのを感じます。」と驚かれる方がお出になることがあり、そんなケースをもう何
度も経験しました。理由はいろいろあるのですが、中にはまともにアチューンメントがなされていな
かったり、レイキのエネルギーを取り込む回路が出来ていたとしてもそれが弱いものにとどまって
いるアチューンメントであったりするケースが多いです。更に、取り込んでいるエネルギーの質も実
は学んだところによって異なります。そのエネルギーですが、臼井甕男先生がかつて先生ご自身
のお身体に取り込まれてたであろうエネルギーとはいずれも程度の差はあるでしょうが異なるもの
になっていると思います。それが故に問題を抱えてしまったレイキヒーラーの方をご覧になった結果
粗悪なイメージを持たれて「レイキは次元が低い。」と完全否定される先生がいらっしゃる面がある
かと思いますし、「何だ、手を当ててるだけじゃないか。」といったご感想になってしまう方が続出し
ている原因にもなっていると思います。「レイキってこんなものだったのか。」といった実感が得られ
て驚かれ、私のことを信用される方が最近本当に多いです。やはり「論より証拠」というものは強い
と思いますが、感じ易さには個人差があり、レイキに関しましては私も100人が100人全ての方に
「論より証拠」が提示出来る訳ではありません。精進しようと思います。

なお、私はレイキのセミナーは扱ってはおりません。私が扱っております「きらめきヒーリング講座」
はレイキセミナーと同一のものではなく、「レイキはもちろん、既存のどのヒーリングメソッドとも方法
論を全く異にしている新たなヒーリングメソッドの講座」であり、レイキセミナーとは全く異なるカリキ
ュラムと内容を有する講座であることを最後に明言致しておきます。


【注1】
例えばインフルエンザの場合、「有効なワクチン有り。」ということになっていますが、毎年流行が変
わるウイルスのタイプへの対応に追われ、結局はその年の内に間に合わないという問題があります
し、特に高齢者の場合は治療を施しても死亡しているケースがあります。また、ウイルス関係ですが、
「天然痘が撲滅された。」といっても、これはウイルスが完全に絶滅した訳ではなく、種痘の有効期
限にも限界があり、生物兵器としての研究がなされているという物騒な話まである位です。
白癬菌関係の疾病につきましては薬品による療法がかなり発達してきたと一応は言えますが、これ
とて患者の努力が3日坊主に終わるようでは治癒に至ることはありません。外科手術を要するものは
人間に完全なる再生能力が無い以上、その疾病や怪我の患者になる前の状態には完全には戻りま
せん。手術痕が残ったり、また臓器や器官に手が加わった状態で何とか手を打とうという妥協の結果
になったりすることが非常に多いです。結局はその大部分の治療法が自然治癒力を頼りにしたもので
す。その自然治癒力も人間の場合、プラナリアやヒトデや甲殻類ほどのものを持っているとは言えませ
ん。


2004年3月18日(木)


第24回

最近、「波動整体療法って『仮面ライダーブレイド』の『ライダーシステム』みたいやなあと思う今日
この頃なのですが」なんて前々回書きました。おもろいという反響もメールでいただきました。共に
似てるところがあると思いますが、全く同じという訳でもありません。若干私見の解説が要るかと思
いましたので、今回はそれについて書きますが、最初にお断り致しておきます。
これは私の一個人の発言に過ぎず、決して本多和彦先生のご発言ではありません。また、本多和
彦先生は想念波動エネルギーと戦おうなどという姿勢は禁じられてます上、円満な波動エネルギー
の交流浄化を行って下さいということをお話しされてますということも付け加えておきます。

仮面ライダーブレイドのサイトに放映終了分のストーリーが載っていますが、これによりますと「アン
デッド」という怪人を封印するために(退治するためではありません。あくまでも「封印」です。)烏丸
所長等が開発したのが「ライダーシステム」です。この「ライダーシステム」は、「適格者」という設定
があるとはいうものの、特別な超能力を持っている訳でも、またサイボーグという訳でもないただの
人が仮面ライダーに変身出来るというシステムです。更に、アンデッドを的確に封印する成功経験
の数を積めば積むほどそのライダーの能力が向上するという設定のシステムなのですが、全く弱点
が無い訳ではありません。

アンデッドとの戦いが順調に行え、またアンデッドの封印に成功出来るか否かを決めているのは変
身後のそのライダー本人の精神状態であり、アンデッドとの戦闘時の精神状態がそのライダーの仕
事ぶりに大きく影響するという弱点が「ライダーシステム」にはあります。

第7話で仮面ライダーギャレンは恐怖心にかられ、能力が著しく低下し(融合係数が低下する。)、変
身が解けてしまうというところまでアンデッドに追い込まれてしまいました。そしてそれは第8話に続き、
結局ギャレンはブレイドに助けられてアンデッドに殺される目にあわずに済みましたが、このシステム
の開発者である烏丸所長の話だと「ライダーシステムに欠陥があるのではなく、それを扱う者の恐怖
心が能力低下や身体の不調の状態を作り上げている。精神的な条件を克服出来れば問題無い。」と
いうことです。しかし、私はこれを「弱点」とみます。

波動整体療法は「戦い」を行っている訳ではありません。その意味におきまして「ライダーシステム」
と全く同一と言う訳ではありません。しかし、似ている面が多いのも確かです。

「ただの人が仮面ライダーになっている」という設定

「ただの人からヒーラーへ」のフレーズ

「アンデッドの封印に成功すればするほどライダーとしての能力のスペックが上がる」

「交流浄化の成功経験を重ねると波動が高くなる」

「戦闘時の精神状態がアンデッド封印の成功・不成功を決める」

「施術時の精神状態が交流浄化の成功・不成功を決める」

「極端に恐怖心にかられると無能力になるまで追い込まれてしまう」

「高慢な姿勢、その他の浄化に不適な精神状態になると交流浄化の結果が全く得られなくなる」


なお、最後の「高慢な姿勢、その他の浄化に不適な精神状態になると交流浄化の結果が全く
得られなくなる」ですが、これだけが波動整体療法の治療効果を無力にしているとは限らず、
何らかの別の阻害要因により治療効果が出なかったり、波動エネルギーの情報を取ることが
出来ずに結局解決がつけられなかったといったケースもあったりするのではないかと私はみて
おります。波動整体療法とて万能とは限りません。やはり「治療法の場合は『全ての症例に
おいて万能』とか『万病をもれなく完全治癒させる。』とか 『この治療を受けた人が全員も
れなく完全治癒した。』といった完全性を有する治療法は一つとして存在しない。」
という
条件の例外にはあたらないと私は思います。

さて、私には2002年10月〜2002年12月にかけて波動整体療法を積極的に扱っていた時
代がありました。その記録は当時の「かめかめ日記」に残されています。ほんの一部のケース
を除き、「一話完結型の施術で問題が次々と解決する」という事実に当時の私は驚きましたが、
その一方で複雑な思いもしたのでした。それは「私のようなリラクセーション畑のセラピストが行
うにしては重いテーマのものを最近扱っているのではないか?」ということでした。

確かに波動整体療法は痛みやトラウマの消失に優れています。ものによっては完全なる消失に
至らないという場合であっても軽減が出来るということにも優れています。しかし、私のクライアン
トの多数派の来院目的は治療なのかというと、それは違うと思ったのです。それは「疲れやだる
さの除去」といった治療ではないものであったり、またリラクセーション効果を期待して来院される
方々が大多数を占めるというものでした。私は波動整体療法を整体やリフレクソロジーの施術に
交えて行うことで治療目的の方々のウエイトが必然的に上がっていくということは治療行為者とし
ての責任を完全に負えねばならないということに直結すると思いました。そして苦しみました。「自
分の施術の不成功の事例が出た場合、それも取り返しがつかない結果に終わった場合、私はそ
の責任をそのクライアントやそのクライアントのご家族(「遺族」となることも有り得ます。)の方々や
そのクライアントを愛する方々に対して負いきれるのか?」という自問自答を私はしたのでした。そ
してその自問自答の結論が出たのが2003年4月のことだったのです。その間、他の経験ももち
ろん積んではおりましたが、周囲の方々にはそのことは告白も相談もしてはおりませんでした。あ
くまでも自問自答の世界の話でした。

そして出た結論は「リラクセーション系のセラピスト、そしてヒーラーとして私は活動をしていく。」と
いうことでした。そのためには波動整体療法のような治療に向く「療法」ではなく、リラクセーション
系の用途に向く「ヒーリングメソッド」の開発が必要でした。この作業には2003年3月下旬頃から
本格的に取り組みましたが、それまでの人間関係で得た「既存のあらゆるヒーリングや療法をいろ
いろ学んだけど、結局仕事で使えるものなんかひとつも無かった。」とか「むちゃくちゃ高い受講料
払うだけで結局無駄だった。元すら取れない代物だった。」とか「高度なテクニックを要し、しかも危
険度が高い施術をしないといけないのが怖い。」等といったセラピストの方々のご意見も私を励まし
てくれていました。

主に疲れやだるさを癒し、そして気持ちが良いということを重視するリラクセーション系のセラピスト
の方々に好評となるような路線で、しかもリスクが著しく低い施術で行えるもので、コストがかから
ず、習得が比較的平易で、しかも汎用性に優れたものをと思いました。もちろん「使える」ということ
も重要視しました。そして「きらめきヒーリング講座」のヒーリングメソッドは既存のどのヒーリングメ
ソッドや療法とも異なる方法論を持って2003年6月下旬に完成し、産声をあげたのでした。


2004年3月16日(火)


第23回

前回、私は 「治療法の場合は『全ての症例において万能』とか『万病をもれなく完全治癒さ
せる。』とか『この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒した。』といった完全性を有する
治療法など一つとして存在しない。」という厳然たる事実を素直に認める姿勢が必要だと思
うからです
ということを書きましたが、今回もこの関係のことを書こうと思います。

まず、 「セラピスト」2004年Vol.11号(株式会社BABジャパン)のP.114〜P.118にかけて
掲載されている快整体術の中山隆嗣先生による「整体療術師養成講座」のコーナーにおいて、中
山隆嗣先生がこのようなことをお書きです。

何でも良くなるという考えは捨てる

プロとして活躍しようとする場合、ほとんどの人が症例に対して結果を出したいと考えていると思
います。 それは当然のことですが、それが何でも好転させられる魔法のような技法があるとか、
そのような技法を施せるという間違った方向に行くことには注意が必要です。
プロとして最大限の努力はしなければなりませんが、体系の特徴から出てくる限界は認識しなけ
ればなりませんし、この部分の認識がなければ、怪しい「癒し」になります。
つまり限界の意識を持つということですが、巷で見聞きする中にはメリットばかりを強調するあま
り、誤解を招くのではないかと思われる話に遭遇することがあります。情報をきちんと受け止める
目と耳を持ち、選択することが必要です。
何をやっても駄目だった人が、ある療法で好転したということはあります。快整体術の場合もその
ようなケースは多々ありますが、だからといって直ちに快整体術が万病に効果があるなどとは決
して言いません。
状況をしっかり読んだ上で判断するという姿勢が、結果につながっていくのであり、この技法を施
せば何でも良くなるという言葉を盲信する姿勢はプロとしてあってはならないことなのです。

(「セラピスト」2004年Vol.11号のP.115〜P.116より抜粋)


「当療法が唯一絶対のものであり、他は認める訳にはいかない。」「当療法ほどのものを私は他に知
りません。これは究極の療法です。」「当療法ならばあらゆる症状、病気に対応出来るようになってい
ます。」「○○に対応出来るのは、もう当療法しかない!」・・・etc.のフレーズをあちこちの代替医療
の書籍やインターネットのホームページ等で見かけるのですが、これらのフレーズがもし無責任発言
になっているのだとするならば、例えばガンの末期患者の方が医師の先生から離れ、その療法の治
療師の先生を信じきってその先生の療法の指導に忠実に従った結果、ガンが治癒せずに死亡したな
どということがあった場合、その先生はどう責任を取れるのかということになります。

とり返しがつかない結果に終わった場合、責任を取ろうにも取りきれません。いや、恐らくはこのよう
な先生は他に責任を転嫁して、「自分は悪くない。」と涼しい顔をしてしまうか、自分の責任に気づか
ない鈍感さを露呈するかしてしまうのだと思います。しかし、それではセラピスト失格です。

「当療法が唯一絶対のものであり、他は認める訳にはいかない。」「当療法ほどのものを私は他に知
りません。これは究極の療法です。」「当療法ならばあらゆる症状、病気に対応出来るようになってい
ます。」「○○に対応出来るのは、もう当療法しかない!」等のフレーズは決して安易に書けるもので
はありません。それほどの責任と重みがあるフレーズだと思います。これらのフレーズを安易に使わ
れている先生方はその療法を信じてついて来られている患者さんを無自覚に裏切る可能性があるこ
とに気づくべきだと私はこれらのフレーズを見かける度に思っております。その療法で可能なこと、不
可能なこと、ここまでは出来るがこれを越えたものは無理だということ、それでは無理な場合は何であ
ったら解決がつくのか?そしてそれは自分に出来ることなのか?出来ないことなのか?もし出来ない
ことならば他のどういった方にお願いをすれば良いのかといったことを冷静に見きわめる勇気がセラ
ピストやヒーラーには必要であるし、また大切だと私は思います。特に治療系のセラピストの方の場
合はどんな重い状態の方が来られるか予想がつきません。評判が良くなればなるほど、また有名に
なればなるほどそうだと言えます。正直な勇気、そして盲信によらない聡明さ、冷静さはセラピストや
ヒーラーにとって決して失われてはならないものです。


2004年3月15日(月)


第22回

最近、様々な他のヒーリングやボディワークや各種療法療術関係の講習会、セミナー、勉強会、レッ
スン等の経験を多くされた方々からの「きらめきヒーリング講座」に関するお問い合わせが増えてま
す。反響が次第に大きくなってきていることを本当に嬉しく思います。

最近増えているご質問の中に、「『きらめきヒーリング講座』で扱われているヒーリングメソッドは究極
の治療法ですか?日本一だと言えますか?」という、なんか「美味し○ぼ」みたいなものがあります。
個別回答でも別に何等構わないお話なのですが、最近多いですので当コーナーに私の率直な回答
を書きます。

私自身、浅学非才で決して全ての世界中のヒーリングメソッドや療法療術を知悉している訳ではなく、
ましてやマスターをしている訳でもなく、またその範囲を日本国内に限定してみたとしてもそれは同じ
ことだったりします。「究極の」「日本一の」等ということは決して確信を持って言うことは出来ません。

それ以前の問題として、少なくとも私はこのヒーリングメソッドを治療にではなく、心と身体のリラクセ
ーションや物品等に働きかけるといった目的で日常や仕事の上では使用しております。それはヒーリ
ングセッションはもちろんのこと、整体やリフレクソロジーの施術に交えてこのヒーリングメソッドを併
用した場合も同様です。(ただし、これは私の個人的な事情によるものですが。)

更に、いかに優れたヒーリングメソッドであろうと、また治療法であろうと弱点が存在しますし、「治療
法の場合は『全ての症例において万能』とか『万病をもれなく完全治癒させる。』とか 『この治療
を受けた人が全員もれなく完全治癒した。』といった完全性を有する治療法は一つとして存在し
ない。」
ということが言えると私はみております。 それは私が極めて優れた療法であると考えるM式免
疫療法(三木治療)【注1】とて例外ではありません。率直に言ってこの免疫療法は糖尿病や一部の悪
性新生物等の症例において極めて優れた治療効果を上げることが多いと思いますが、それでも「万病
に効く。」とか「全ての症例において万能だ。」とか「この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒した。」
などということは有り得ません。それを私が強調するのは「特定の治療法をまるで全知全能の神
であるかの如く崇め奉る盲信による悲劇を未然に防ぐ」といった理由ももちろんあるのですが、
それだけではなく、「治療法の場合は『全ての症例において万能』とか『万病をもれなく完全治癒
させる。』とか『この治療を受けた人が全員もれなく完全治癒した。』といった完全性を有する治
療法など一つとして存在しない。」という厳然たる事実を素直に認める姿勢が必要だと思うから
です。そして、「特定の○○○をまるで全知全能の神であるかの如く崇め奉る盲信による悲劇
を未然に防ぐ」という姿勢は「○○療法」の類のみならず、特定の「○○健康法」や「△△ダイエ
ット」や「◎◎ヒーリング」等の類のものにも必要です。それは「きらめきヒーリング講座」のヒー
リングメソッドも例外ではありません。もちろん、このヒーリングメソッドは万能ではありません。

それはさておき、確かに私は他のセラピストやヒーラーの方々のいろいろなお話をうかがい「既存のあ
らゆるヒーリングや療法をいろいろ学んだけど、結局仕事で使えるものなんかひとつも無かった。」とか
「むちゃくちゃ高い受講料払うだけで結局無駄だった。元すら取れない代物だった。」とか「高度なテク
ニックを要し、しかも危険度が高い施術をしないといけないのが怖い。」等といった感想を漏らされる方
が多い実際問題を何とかしたくて「新たなヒーリングメソッドの開発」の必要性を感じ、そして開発の作
業に入り、「きらめきヒーリング講座」のヒーリングメソッドを完成させました。

しかし、 だからといって「きらめきヒーリング講座」のヒーリングメソッドは「仮面ライダークウガ」「アル
ティメットフォーム」
みたいな究極のヒーリングメソッドなのかというと、このヒーリングメソッド自体が完全
性を有しているという訳では決してない以上そんなことはなく、また、私にはとてもそんなことは言えませ
ん。ただ、受講者の方々の受講後のメールでのご感想を読ませていただいている限りにおきましては、
「既存のあらゆるヒーリングや療法をいろいろ学んだけど、結局仕事で使えるものなんかひとつも無かっ
た。で、ここもそうだった。」とか「むちゃくちゃ高い受講料払うだけで結局無駄だった。元すら取れない
代物だった。」なんてことがないものを講座で扱えているといった感触が得られて嬉しいということはあり
ますし、また、現状に甘んじること無く進化改良させていきたいとも思っております。最近、波動整体療法
って「仮面ライダーブレイド」の「ライダーシステム」みたいやなあと思う今日この頃なのですが「平成の仮
面ライダーシリーズって、クウガもアギトも龍騎も555も進化かグレードアップがお約束になっとるよね。」
とも思いました。ブレイドもそのうち姿が変わるんじゃないかと思います。

■結論
「きらめきヒーリング講座」のヒーリングメソッドはさすがに「究極のヒーリングメソッド」とは断言は出来ませ
んし、確信が無い限り「日本一」「世界一」等の断言を行う訳にはまいりませんが、「かなり使えるヒーリン
グメソッド」
ではあるかと思います。入門編受講終了者の方からも、そして上級編の受講で全課程を修了
された方からも嬉しい 「決してお世辞ではない『使える』という反響」 を数多くいただいております。


【注1】
この治療法は必ず医師の先生のご指導のもとでお受けになって下さい。自己流で行うのは危険です。


2004年3月14日(日)


第21回

「きらめきヒーリング講座」入門編で扱われてます「波動の良し悪しをみる方法」についてですが、
ここで扱われている「判別の能力」は決して未来予知の能力ではありません。原則として「今現在の
情報を取ることにとどまる能力」です。「波動の良し悪し」や「その検査対象が身体に合うか否か」と
いったことには使えますが、投機やギャンブルに関することには一切使えません。何故ならば、これ
は予知能力ではないからです。

未来というものには不確定の要素が多く作用します。例えばプロ野球チームのペナントレース開幕
時の各チームの状態と、同じ年度のペナントレース終了時の各チームの状態は異なります。 開幕
時にいくら有能な名プレイヤーを多人数揃えていたとしても、怪我や病気、事故、反則により審判に
出場を停止されたり退場を命じられたりする処分、監督の采配誤り、一部の選手のスキャンダルに
よるチームの士気の低下、その他もろもろの不確定要素がからんでチームの状態が大幅に変わる
ことなど何等珍しくありません。それによって各選手のチーム内の相性や力関係や能力の発現のさ
れ方も大幅に変わります。

「プロ野球のペナントレースならば何ヶ月も期間があるのだから当たり前だ。」などと言うなかれ。例
えば競馬にしても判別の能力で「この騎手と馬の身体能力がこのレースの中では一番高い。」とい
ったことが仮にわかったとしても、それはレース前の調べた時点における騎手と馬の各々の身体能
力のコンディションであるに過ぎません。実際のレースにおいて落馬したら1着はとれません。また、
そこまで極端なことが仮に起きなかったとしても、そのレースにおいてその騎手と馬のコンビが必ず
しもベストの走りを実現させるとは限りません。競馬場のコースの得手不得手、何番の枠から走るこ
とになるのかといった位置関係による得手不得手、他の馬も疾駆することによる妨害関係、騎手と
馬の相性といったもの(たとえ各々の能力が高くとも、お互いがベストの能力を引き出せるとは限り
ません。)、天候や温度や湿度による得手不得手等も大きく作用するため、結局当たるとは限らな
いということです。

競馬に限らず、スポーツ関係の勝敗は身体能力の条件だけが結果の全てを決めるとは限りません。
それは競馬や競輪、競艇、オートレースといった公営賭博に関するスポーツであるか否かを問いませ
ん。で、だからこそスポーツは奥が深いのだと思います。


2004年3月7日(日)


第20回

前回話題に致しました自然海塩水の話ですが、この話をすると、「そんな水は塩辛くて飲めないの
ではないか?」という反応をされることが多いですが、事実は異なります。

水1000mlにつき自然海塩9gの自然海塩水ということは、0.9%の自然海塩の濃度の自然海
塩水です。この場合の塩分濃度は、当然ながら純粋な塩化ナトリウム(NaCl)だけの濃度ではあ
りません。自然海塩中の微量のミネラル分もこの濃度には含まれています。ちなみに通常の海水
中の塩分濃度は約2.7%です。【注1】

ということは、前回話題に致しました用途で飲む自然海塩水の味は約3倍の濃度を有する塩辛い
海水の味をそのままイメージしてはいけないということです。 海水そのものというよりも、砂糖が入
っていないアイソトニック飲料といったイメージに近くなります。【注2】 しかし、これを食卓塩で代用
した場合はたとえ「水1000mlにつき9g」を厳守したとしても単に塩辛いだけの塩水になり、コップ
1杯飲むのも難しい水になります。代用はなさらないで下さい。

なお、「自然海塩なんて、近所で売っているのをまるで見かけない。」とお嘆きの方は、このサイトを
ご覧になってみて下さい。

「最進の塩」のサイト


【注1】
海水採収の場所により、濃度に若干のばらつきがあります。

【注2】
砂糖は入ってはいませんが、砂糖由来ではないほのかな甘味を感じる人が多いかと思います。


2004年3月3日(水)


第19回

ヒーリングメソッドを何も修得されてないセラピストの方がボディーワークの施術をされた場合、邪気
による影響を長年受けることにより短命に終わるケースが多いといったことが時に言われることがあ
ります。これにつきましては、さすがにクライアントの皆様が全員揃いも揃って邪気にまみれている訳
ではありませんが、長年不特定多数のクライアントの方々への施術をこなすことにより、一般の方々
よりも邪気の影響を受ける可能性は高いとは言えます。

「按摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師、柔道整復師の平均寿命は、世間一般の平均寿命よりも短い。」
ということを私はあるセラピスト関係の講義で聞かされました。当時の私はセラピストが短命に終わらな
い方法を資格取得の前段階である就学期間において学ぶことが望ましいのに、それが必ずしもその教
育機関によっては徹底されていないということを残念に思いました。それは対策を講じることにより可能
なことであり、その対策がきちんとしておれば決して恐れるにはあたらないことであるだけにその思いは
尚更です。各種教育機関【注1】には、邪気に関する対策のノウハウをきちんと教える機会や、邪気を受
けないか受けにくいヒーリングメソッドの講習の時間を設けることが望ましいと私は考えております。それ
があるか否かということは、その教育機関出身のセラピストのセラピスト人生における将来の明暗を分け
るほどのことです。

ヒーリングメソッドを何も修得されてないセラピストの方が、極力邪気の影響を受けずに長期間身を持ち
崩すことなく生涯現役で長生き出来るようにするためには、 邪気対策として以下の点に留意してみて下
さい。

日常的には

1.風呂に入る。ゆったり風呂に入る時間的余裕が無い場合はシャワーだけでも浴びておく。

2.邪気もろとも汗や大小便にしてさっさと出してしまうために水を多く飲む。【注2】

3.クライアントから病気等の理由による強い邪気を感じた場合は施術後の仕事場の換気を良くする。

4.仕事場に観葉植物を置く。(ドラセナ・マッサンゲアナポトスホンコンカポック等がよい。)

5.しっかりした先生のもとで瞑想、気功を実習する。(邪気を呼気として体外に出してしまう。)

6.白炭や水晶を室内に置く。【注3】


邪気による不調を感じた場合は

1.信用がおけるセラピストのボディーワークを受ける。(整体、リフレクソロジー等)【注4】

2.信用がおけるヒーラーのヒーリングセッションを受ける。




【注1】
ここでの「教育機関」とは、学校法人のみに限らず、セラピストに関することを教えている個人や法人や
各種団体を含みます。

【注2】
ミネラルウォーター500ml〜1000ml位でよいのですが、大量に飲めない方は「そば茶」(そばアレル
ギーの方は除きます。)や「自然海塩水」を作って飲むとミネラルウォーターよりも大量に飲めます。
「自然海塩水」を選択される場合は、「自然海塩」を食卓塩や「伯方の塩」等のあら塩では代用しないで
下さい。 「自然海塩」は健康食品や自然食品を扱っているお店でよく販売されている原料が「海水100
%」の塩です。水1000mlにつき9gの割合で「自然海塩」を溶かし、よくかき混ぜて冷蔵庫に入れて冷
やして飲みます。「自然海塩水」はただ塩辛いだけの水ではなく、海水に含有している各種ミネラルによ
る甘味すら感じさせる味の水です。

【注3】
共に浄化が必要になってきます。特に水晶は浄化のサイクルが短いです。白炭は決して洗剤や石鹸
では洗わないで下さい。

【注4】
ここでの「信用がおけるセラピスト」ですが、ヒーリングメソッドを修得し、邪気対策について明るいセラ
ピストが望ましいです。また、「そのセラピストの施術が自分に合うか否か?」につきましては「きらめき
ヒーリング講座」入門編を受講済の方であれば判別が可能です。


2004年3月1日(月)


第18回

レイキやカルナレイキ R他のヒーリングメソッドをはじめ、「きらめきヒーリング講座」で扱われてい
るヒーリングメソッドを含む「エネルギーワークが存在する各種ヒーリングメソッド」や、各種医療気
功や、エネルギーワークによる各種療術療法についてですが、感じないという方の体感を上げる
ためには前回も書きましたが、背部の筋肉の拘縮に注意してみて下さい。背部の各筋肉の拘縮
が強かったりすると感じにくいからです。また、脊椎が歪みを起こしているとその傾向が更に強ま
ります。背部の各筋肉の拘縮が強く、背中を緊張させ過ぎる方やリラックスや脱力が非常に出来
にくい方は気感も得にくいですので、まずはクライアントへのリラクセーションの提供や、クライアン
トとのラポールを築くことを先決にして下さい。まずはリラックスの練習から必要な方が確実に存在
します。
背筋をまるで偉ぶるかのようにふんぞり返ったり、緊張させたりするのではなく、まただらしなく猫
背にするのでもなく、楽に自然に背筋を綺麗に出来るようになるとエネルギーワークが効率よく理
解されるようになってきます。


2004年2月24日(火)


第17回

リフレクソロジーの反射区にヒーリングが生かせるか否かをみましたところ、反射区に対応した
臓器や器官にヒーリングの影響を及ぼすことが判明しました。

足の甲と裏に両手の平を挟み込むようにして接触し、手を当てる時間を1箇所あたり1分以上ヒ
ーリングを実施しましたところ、人によっては反射区に対応した箇所が癒されるような体感が
得られる
ということがわかりました。ただし、これは個人差が大きく、ただ足からエネルギーが流
れているような体感にとどまることや、殆ど何も感じないということも有り得ます。

特に背部の筋肉の拘縮が強かったりすると感じにくいですので、リフレクソロジストの方の中で
整体等の全身のボディーワークが出来る方や「きらめきヒーリング講座」上級編修了者の方は
背部の筋肉の拘縮にも注意してみて下さい。


2004年2月19日(木)


第16回

初回のヒーリングセッションでの自己ヒーリング能力のヒーリングエネルギーですが、 これは「き
らめきヒーリング講座」入門編での自己ヒーリングのヒーリングエネルギーよりもパワー面におい
て弱いもので、 「きらめきヒーリング講座」入門編の自己ヒーリング能力と同等の効果を出すのに
2倍のヒーリング時間を要するエネルギーを取り込むように調整させていただきます。

また、自己ヒーリング限定のヒーリング能力で他者ヒーリングを実施するのは、たとえ法的規制の
問題のことをクリアした上であったとしても、自己ヒーリングで自分自身が感じるよりもヒーリングを
受ける人がエネルギーを感じにくい可能性が高く、私と致しましては他者ヒーリングを視野に入れ
られている方や、効率よく自己ヒーリングを実施したい方につきましては「きらめきヒーリング講座」
入門編の受講をお薦め致したく思います。

エネルギーの質的なものにつきましては、ヒーリングセッションでの自己ヒーリング能力のエネルギ
ーと「きらめきヒーリング講座」入門編での自己ヒーリング能力のエネルギーは同一なのですが、パ
ワー面や効率面におきまして違いがあります。


2004年2月16日(月)


第15回

「ヒーリングセッション&精神世界関係のコーナー」を更新しました。

「きらめきヒーリング講座」で現在扱っております項目のうち、入門編の「自己ヒーリングの方法(入門
編@)」の実習を初回のヒーリングセッション限定ですが実施致します。
なお、「きらめきヒーリング講座」で扱われている「自己ヒーリングの方法(入門編@)」以外の項目は
「法的規制について」の中で必要なものを行う他はヒーリングセッションでは扱いません。


2004年2月14日(土)


第14回

「きらめきヒーリング講座」を受講されたある方から昨日Eメールをいただきました。
「『波動の良し悪しをみる方法』でインターネットのホームページや雑誌に載っているヒーリンググ
ッズやパワーグッズの状態をみると、その大部分のものがよくない状態です。」ということでした。

これは昨日このコーナーで紹介させていただきました五鈷杵やヴァジュラ等も、ものやその状態
によっては該当します。評判がよいということで通っているグッズ類につきましても、ものによりま
すが、中古品や他の人からもらったというグッズの場合は、過去における使用状態によって状態
が変わり、 新品であったとしても店頭に置かれるまでに状態が悪化することは有り得ます。 それ
以前の問題として、もともとのエネルギー的なレベルが低いといったものも存在しますが、それに
しても全く別の要素(エネルギー的な要素ではない要素やシステムで癒しの効果を出しているグ
ッズや商品等)【注1】では有用である可能性があります。仮に、一つの価値観で駄目だと出たと
しても全面的に無価値であるとは限りません。それに、「波動の状態がよくないので購入しない。」
という選択肢はもちろんありますが、「波動の状態とは全く別の価値観においてそれを選ぶしかな
い。」という商品も世の中には存在します。「波動の状態はよくないが、どうしてもそれを入手せね
ばならない。」という場合は、それに浄化を施して下さい。また、仮に他の要素において有用であ
ったとしても、波動状態がよくないと出たものにつきましては、それを使用したり所有したりするこ
とによって肉体や精神に負担がかからないように浄化をしてから入手した方がよいです。


【注1】
波動によるものではなく、力学的な刺激の効果や化学的な効果を狙うグッズ等がそれに該当しま
す。例えば台湾式リフレクソロジーで使用する棒や、一部の整体やカイロプラクティックで使用する
器具等は前者に該当し、入浴時に浴槽に入れている各種エッセンシャルオイル等は後者に該当し
ます。いずれも癒しのグッズや商品です。


2004年2月9日(月)


第13回

最近、電話でのご質問への回答を行うことが多くなりました。お問い合わせは「きらめきヒーリング
講座」に関するものが多いのですが、「気感がつかめるようになりたい。」とか「気を癒しに(人によ
っては治療に)活用したい。」とお考えの方が多いということを電話で知りました。

現在、開いている時間を使って、かつて読んだ「気に関する本」を読み返したり、「気を扱うグッズ」
でいろいろなことを試してみたりしております。
その中でも、今回は矢山利彦先生の気関係のご著書の中に載っている五鈷杵等の密教の法具に
ついて書こうと思います。

五鈷杵は密教の法具というよりも、気の鍛練グッズや気による癒しのグッズとして捉える人が最近
は増えつつあります。そして人によっては治療に使用されているケースもあるようですが、私はこの
日本国内で使用されている突起部分が一つに結合しない五鈷杵よりも、突起部分が一つに結合し
ているチベット密教の法具であるヴァジュラの方が遥かに強い気の威力を発揮し、しかも気感をつ
かめるようにもなり易く、気の能力も開発され易いと認識致しております。 これは株式会社アルマッ
ヴァジュラがネットで通信販売されていますが、神田神保町の書泉グランデにも置かれているこ
とがあります。しかし、五鈷杵やヴァジュラを入手したからといって、いきなりこれらを他人の癒しに使
用するのは避けて下さい。人によっては相手に良くない気を送り、それが相手にとってトラブルとなる
恐れがありますし、また施術者自身に気によるトラブルが発生する恐れもあるからです。まずは自分
自身の気の鍛練および心身(主に意識)の調整、そして気に関する知識や臨機応変に対処出来る智
恵がどうしても必要です。

時期に個人差はありますが、ヴァジュラを使用した瞑想訓練をした場合、通常の瞑想教室や気功教
室での鍛練よりも遥かに早く気感がつかめるようになります。全くの初心者が小周天を実現するのも
非常に早いかと思いますが、きちんとした指導者の方の元で実施して下さい。 独習や自己流で行う
のは気によるトラブルが発生すると危険ですので、決してなさらないで下さい。ここにもやり方は書か
ないことに致します。


2004年2月8日(日)


第12回

もう10年以上も昔の話になりますが、読売巨人軍の選手の内輪で、「水晶のネックレスをつけると身
体能力がアップする。」といったことがいわれ、一時的に流行ったのですが、しばらくしたらすたれてし
まったことがありました。
最初のうちは効力があるとか筋力がアップするとかいった実感を持たれたのですが、そのうちその実
感が失われていきました。これは水晶のエネルギーの状態を管理出来ていなかったことに起因してい
ます。

水晶は邪気が入り易い石です。最初のうちはよくても、次第に身体や精神に負担がかかり易い状態と
なり、各種の筋力反射テストでも力が入らない状態になります。当然、身体能力上はベストの状態を発
揮出来にくくなります。 水晶の場合、この邪気は仮に自分に責任が無くともあらゆるところから拾ってし
まいます。

水晶他、各種パワーストーンと呼ばれているもので出来たグッズの効力の源は化学上の理論で解明
出来るものではなく、気等のアプローチで解明していかないと、単に荒唐無稽なものと片づけられてし
まいます。「水晶はSiOで出来ているからパワーがあるのだ。」という理屈ではありません。 ただし、
鉱物学上の結晶構造のアプローチがその鉱物によっては有効であることは有り得ます。

トルマリンを例に挙げますと、この鉱物は19世紀末にフランスのソルボンヌ大学で物理を学んでいた
ジャックとピエールのキュリー兄弟(弟のピエールは後にオーストリア生まれのマリアと結婚し、キュリ
ー夫妻として第3回ノーベル物理化学賞受賞)は、トルマリンに興味を持ち、各種の実験から、この鉱
物の結晶には、圧力を掛けると結晶表面に電荷が生じる事を証明し、ピエゾ電気(圧電気)と名付けた
のでした。更に、結晶を加熱しても電荷が生じる事を見つけ、焦電気(ピロ電気)と呼ぶことにしたので
した。以来、トルマリンは通称「電気石」と呼ばれるようになりました。

時代は下り1985年になってからのことですが、日本の久保哲治朗先生は、東京大学物理学教室の
同窓である中村輝太郎先生(現東海大学教授)や戸村正夫先生(現大阪市立大学名誉教授)など多
くの学者の先生の協力を得て、トルマリンの電気的な特性解明に着手されたのでした。
久保哲治朗先生他の先生方はキュリー兄弟の研究を一歩進めて、トルマリンを微粉砕して3ミクロン
程度の結晶を得て、この結晶構造と結晶の両端にプラス正極とマイナス負極が常に自発的に生じる
ことを証明されました。更にこの両極の間には100万Vにも達する電位差が生じることやプラスとマイ
ナス極を超細の導電線で結んだとしたら、0.06ミリアンペア程度の微弱電流が流れ、この電流は永
久に流れ続ける事を証明されたのでした。【注1】
宇宙からは、宇宙エネルギーと名付けてもいい素粒子が地上に降り注いでいますが、この中心は電
子です。トルマリン結晶のプラス極は、この宇宙エネルギーたる電子を引き付け収集します。すると、
トルマリン結晶の特異な構造から、この電子は速やかにマイナス極に送られます。このようにして両
極の間には著しい電位差が生じますので、マイナス極からは常に電子を放出する結果となります。
ただし、トルマリンの特異な結晶構造は950℃以上の加熱で変化して、電気的な特性が失われるこ
とも証明されています。

トルマリンのことはこの位にして水晶の話に戻りますが、 水晶の結晶構造には2種類あって、右螺
旋構造を有するものと左螺旋構造を有するものが存在することは既によく知られていますが、右螺
旋の構造を有するものを選んで下さい。 左螺旋のものは右螺旋のものよりも邪気を取り込み易い
です。特に浄化のノウハウが無い方は左螺旋のものは避けた方が無難です。【注2】

例えば「紫水晶の置き物を買った途端、家族が体調を崩したまま回復しない。」とか「良くないことが
起こり続けている。」といった場合、それを浄化する方法を知ったとか手放したとかしたらようやく購
入前の状態に戻ったといったことを経験された方が中にはいらっしゃるかと思います。
水晶は邪気が入り易く、(特に左螺旋のものは入り易いです。)また、浄化のノウハウが無いとその
状態が回復しません。数ある腰痛ベルトの中には多数水晶が使われているものがあり、その価格
は何十万円もすると聞きましたが、浄化をしないと宝の持ち腐れです。水晶にはあまりにもパワー
グッズとしてのイメージのみが先行し、正しい扱い方が伝わっていない感があります。

最後に、天然水晶球かガラス玉かを見分ける方法について書きます。水晶球の方がガラス玉よりも
硬度が高く、また比重の数値も大きいのですが、直径1cm以上の水晶球で見分けるには屈折率の
違いを見る方法があります。
細い線や毛等を球越しに見ます。くるくる動かすと水晶球は場所によって二重に見えますが、ガラス
玉ではどの角度でも二重に見えません。
直径1cm未満の水晶球ならば「偏光板」を使う方法もあります。2枚の偏光板を用意し、その2枚を
合わせて光にかざし、手前の板を回転させ一番暗く見える角度を探します。この位置のまま片手で
3cm程離して持ち、一方の手でその間に水晶を差し込み光越しに見ます。水晶を回転させていくと
同心円状の虹色の層が見えてきます。ガラスにはこの層はありません。なお、この方法に「雲母板」
を加えると水晶の結晶が右螺旋か左螺旋かも確認出来ます。


【注1】
「永久」といっても条件があります。「太陽が現在の状態を維持し続けている限り」という条件です。そ
ういう意味におきましては本当の意味における永久では有り得ません。

【注2】
水晶の螺旋構造ですが、結晶時に「右螺旋」「左螺旋」どちらかになります。これは産地の違いで変わ
りますが、日本で流通しているものはほとんどが右螺旋の構造のものです。左螺旋の構造のものは邪
気を取り込み易く、また放ち易いです。 右螺旋の構造のものは左螺旋の構造のものよりも邪気を取り
込みにくいのですが、やはり浄化を施さないと邪気の影響を受けます。なお、水晶の結晶構造の詳細
につきましてはこのサイトをご覧下さい。


2004年2月6日(金)


第11回

前回で話題に致しました勾玉ですが、「特定の処理」を施すことで意識設定の有無にかかわらず身
につけることによって常時勾玉経由のヒーリングの影響を受けるようにすることが可能
だとわか
りました。ただし、ファッションセンス上、ネックレスのように身につけることに抵抗がある方が多いかも
知れません。この場合はパワーストーン等を販売しているお店で売られている袋に勾玉を入れて上着
のポケットに入れるといった身に付け方でも何等問題ありません。ネックレスのように身につけるため
には皮製の紐を使用しても構いませんし、金属製のチェーンでも問題ありません。勾玉のサイズは全
長30mm〜50mm位の範囲のものを選びます。

この用途に向いている石ですが、 ユナカイト、ロードナイト、タイガーアイ、ジャスパー、ブルーレース、
ネフライト、アベンチュリンあたりの石が比較的安価であり、欠けたり傷がついたりしにくいですので使
いやすいと思います。金銭的に余裕があるお方ならばジェダイト、スギライト、ラピスラズリといった石
をお使いになるのもよろしいです。ただし、スギライトとラピスラズリは美しい石ですが若干衝撃に弱く、
硬度がやや低いですので取扱にご注意下さい。 フローライト(螢石)やロードクロサイト(インカローズ)、
方解石(カルサイト)、アラゴナイト、マラカイト、アジュライト等の勾玉も一応市場に出てはいますが、こ
れらはいずれも硬度がスギライトやラピスラズリよりも低いですので避けて下さい。モースの硬度計で
硬度5未満とされる鉱物で出来た勾玉は、この用途に使用するのには不向きな勾玉です。

水晶、アメジスト(紫水晶)、ローズクォーツ(紅水晶)、シトリン(黄水晶)、ルチルクォーツ(針入り水晶)
といった透明から半透明の水晶関係の鉱物で出来た勾玉は、硬度7で硬度の点では問題が少ないと
いって良い勾玉だと思います。これらの鉱物で出来た勾玉はそれはそれで使用可なのですが、水晶関
係は勾玉関係以外の他の用途にも使えそうな鉱物で、いろいろ今も調べております。

「特定の処理」についてですが、「きらめきヒーリング講座」の入門編の受講を終了された方であれば
実施出来ます。勾玉を6秒程度浄化し、エネルギー注入を十数秒程度実施の後、入門編で学んだ図
形を勾玉に1回書いて下さい。 これで処理が終了します。しばらくそれで勾玉を身につけていた結果、
入門編の 「波動の良し悪しをみる方法」で勾玉の状態が悪化していると気がつかれた場合は、再度
勾玉にこの処理を実施してみて下さい。


2004年1月31日(土)


第10回

今日も渋谷に用事がありました。用事を終わらせた私は渋谷区神南1丁目にある「トライアングル」
の渋谷店でユナカイト製の1,200円の「勾玉(まがたま)」を1つ買いました。

古くは、縄文時代前期の山梨県北巨摩郡大泉村天神遺跡から硬玉(ジェダイト)製の「大珠(たいし
ゅ)」が発見されている日本の珠文化ですが、縄文時代後期にこのジェダイト製の大珠の製作数が
減り、取って代わるようにジェダイト製の勾玉の数が増えていきます。古代日本において勾玉が製
作されていたのは、縄文時代後期頃から朝廷に出雲国の玉造部が献納を細々と続けていた平安
時代末期までのことなのですが、平安時代末期に朝廷の権威の失墜に伴って勾玉造りは廃止され
ました。無論、勾玉の用途や製作されていた地方や製作技術、そして原材料となる鉱物は時代に
より異なります。

縄文時代の勾玉は硬玉(ジェダイト)と呼ばれる翡翠の一種【注1】が使われ、主に製作されていた
地域は新潟県糸魚川市の長者ケ原遺跡あたりです。この遺跡は共に縄文中期に最も栄えた遺跡
で、ジェダイトを加工した工房跡があることで有名です。
縄文時代に糸魚川地方で採取されたジェダイトがこの工房で大珠や勾玉に加工され、それらが中
部地方や関東地方に流れていったと考古学上は考えられています。
しかし、考古学的にはジェダイト製の勾玉は弥生時代後期から古墳時代前期までの間に減少して
いったことが知られています。代わって増えていったのが碧玉の勾玉です。他に水晶や瑪瑙、天然
ガラス製の勾玉も出土するようになります。

碧玉は鉱物名ジャスパーのうち、濃緑色をしたものを指しますが、日本では出雲地方で取れるもの
で、ジェダイト製勾玉の減少と碧玉製勾玉の台頭は当時の日本の政治勢力上の出来事が影響して
いるのではないかという考古学者の先生もいらっしゃいます。勾玉の産地も糸魚川地域ではなく、出
雲へと移行していきました。

古墳時代中期から約600年もの間、出雲国には玉造部と呼ばれる宝飾品製造専門の職業集団が
ありました。この集団は出雲の国造や朝廷に献上する祭儀用の玉類を製作していました。素材には
近くの花仙山で採取される碧玉や赤瑪瑙、長江山の水晶を用いました。勾玉のネックレスを作る際
に、勾玉と勾玉を繋ぐ筒状の玉を「管玉」と言いますが、日本各地の古墳から出土する管玉の大部
分が出雲の碧玉製で、古墳時代の玉造の中心地が出雲になったことが推察されています。

長々と書きましたが、私はこの勾玉は縄文時代に糸魚川地域で製作されていた頃に使用されてい
た用途と古墳時代の祭儀や宝飾用としての用途は異なるのではないかと見ております。で、私はそ
のどちらでもない用途に使用するために勾玉を買いました。 それも比較的安価なユナカイト製のも
のです。

「アディオ・イフ」という癒しのグッズがあります。 これとまるで同じという訳ではなく、異なる仕組みに
よるものですが、「アディオ・イフ」で謳われているような癒しの効果を勾玉に求めることが出来ると直
感した私は、 ちょちょちょっと工夫して1,200円の勾玉の不思議な力を古代とは別な用途で現代に
蘇らせるという作業に入りました。多分近日中に成功するかと思います。


【注1】
翡翠(ジェード)には硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)という二つの鉱物が存在します。ジェダイトは
ミャンマーや日本や中南米で産出され、一方、ネフライトは古代中国の翡翠文化を長年支えて来た鉱
物です。鉱物学的にはジェダイトは輝石の仲間に属し、ネフライトは透角閃石の仲間に属します。ジェ
ダイトの方が硬度が高く稀少性があり、品質により極端に評価に差が出ますが、ネフライトの数倍から
数百倍の価格で取引されることが多いです。しかし、ネフライトは硬度と稀少性においてこそジェダイト
に劣るものの、衝撃には鋼鉄よりも強い構造を有している上にジェダイトよりも可塑性に富み、また多
産性があるが故に彫刻や翡翠製の容器、置物の製作に非常に向いています。
長い間翡翠は単一種の鉱物と考えられていたのですが、1863年に翡翠とされる鉱物にはジェダイト
とネフライトの2種類が存在することが判明しました。共に強靭な細粒質の鉱物で、交差繊維状組織を
有し、衝撃には非常に強い鉱物です。
古代中国の翡翠文化は中央アジアのトルキスタンからネフライトの原石を輸入して発展していったもの
ですが、中国産のものも使われていたようです。一方、ジェダイトの文明を築き上げていたのは古代中
南米のオルメカ文明や、古代日本の縄文時代から始まる大珠文化やそれに続く勾玉文化でした。なお、
現在最も上質なジェダイトが産するのはミャンマーです。


2004年1月28日(水)


第9回

最近、Eメールによる「きらめきヒーリング講座」に関するお問い合わせが増えていてとても嬉しい
です。Eメールによる回答の文章を書くのも楽しみながら行っています。
中には私の想像を超えるご質問を突然頂戴することもあり、間違っても嘘や間違いは書けません
ので毎日が真剣勝負です。
現在のところ、 想像を超えるご質問はあってもまるで理解が出来ないご質問を頂戴したことが無
いのが救いです。その場合は理解が出来ないことを正直に書きます。回答が出来るようにするた
めに逆に部分的に理解が出来ない箇所について質問をすることもあるかも知れません。


2004年1月21日(水)


第8回

かつて私は2002年8月1日(木)の「かめかめ日記」でこのようなことを書きました。

2002年8月1日(木)

看板屋さんの見積もりとハンコ屋さんのポスティング用チラシ第2弾の見積もりが届く。共に発注し
た。チラシのポスティングは今回は1万枚実施する。まあ4〜5日あれば出来るだろう。

さて、今日は昨日に引き続き、レイキがらみの話をしようと思う。
私のレイキセミナー観だが、今は「原則として、当整体院ではレイキセミナーは実施しない。」とい
う考えである。

理由は

1.私がレイキティーチャーになった理由自体が通常のレイキティーチャーと比較して、極めて特殊
  であるため。

2.一部の例外を除き、金銭でヒーリング能力を得ようとする行為は我欲の延長に過ぎないため。

3.そもそも、伝授など受けずとも全ての人間がレイキのエネルギーを上回る可能性を秘めている
  ため。

4.通常のレイキの波動次元ではある時点で魂の進化や精神性が頭打ちになってしまうため。

5.被伝授者が道を誤った場合、取り返しがつかない惨劇をもたらす可能性があるため。特に呪詛
  等を実施して何の良心の呵責も感じない人格となったり、廃人化する恐れがある人物には決し
  て伝授出来ない。

6.被伝授者の肉体。精神(全ての意識を含む)、魂、関連するあちらの存在が全てそれを望んで
  いるのでない限り、セミナーの実施はレイキティーチャーのよけいなお世話でしかないため。

ということである。だが、全く実施しないという訳ではない。今回挙げた全ての理由をクリアし、なお
私が伝授の必要性を認識した場合はセミナーの実施も有り得ると思う。その場合は私も最大限の
誠意をもってセミナーに臨みたい。
でも、各ディグリーのテキストをまだ作成していなかったりなんかして。やはりやるからには有意義
なのをやりたいですね。


今回はこのかつての私の発言につき、今の私の意見を書きたいと思います。

かつての私は「一部の例外を除き」といった前置きをしているとは言うものの、「金銭でヒーリング
能力を得ようとする行為は我欲の延長に過ぎない。」と書きました。しかし、昨年の3月頃から昨
年の6月にかけてヒーリングに関する研究をしているうちに考えが改まりました。

ヒーリングの能力の習得及びヒーリングセッションを含むセラピストの活動は実際問題として人間
が霞だけを食べてホームレスになるというのでもない限り、経済活動と無縁では有り得ないという
現実があります。
霞だけを食べて肉体を維持して生きていくというのは不可能ですし、ホームレスという立場になる
のは可能ではありますが、 この立場では社会的に有意義な影響を及ぼすことなどまず不可能で
す。極論を書いているという印象をお持ちの方がいらっしゃるかとは思いますが、私はそこまで思
いを馳せました。【注1】

更に、金銭でヒーリング能力を得ようとする行為についてですが、今までに「きらめきヒーリング講
座」を受講された方々とお話をさせていただきまして思ったのですが、我欲云々ではなく、真に学び
たいとか世の中のお役に立ちたいとか大切な誰かのために助けになるようなことをしたいといった
動機の方が多く、我欲の延長を連想させる動機が不純な人には今までに1人として出会うことはあ
りませんでした。これは私が以前に抱いていた思いとはまるで異なるもので、認識の甘さを今はか
みしめておりますし、失礼極まりないことを書いていたと恥ずかしい気持ちで一杯です。

そもそも、自分がレイキ他、既存のヒーリングメソッドとは異なるヒーラーとしての能力を開花出来た
のも、今までに他の方々による経済活動を含むあらゆる恩恵や援助があったからであり、また、勉
強や精進に必要なものを入手するために自分がお金をはたいてきたからであるという事実がありま
す。それは隠しようのない事実です。 それがある以上、偉そうに「一部の例外を除き、金銭でヒーリ
ング能力を得ようとする行為は我欲の延長に過ぎないため。 」などと言う資格は私には無いと今で
は思っております。

ヒーリングの本を買って読むとか図書館で借りて読むために図書館にバスに乗って行くとかいうこと
でさえもお金とは無縁では有り得ません。また図書館自体、私設であるか公的な施設であるかを問
わず、その施設の維持にコストがかかっています。「私は今まで1銭もかけずに、また誰の援助も受
けること無くヒーラーやセラピストになれました。 」という人は実際問題としては1人として存在しませ
ん。 何故ならば、 そうなれるまでの間にいろんな方々の経済的な恩恵や援助協力の背景があって
初めてその能力者になれているという事実があるからです。
これはたとえ原始社会であったとしても金銭という形式をとらない恩恵(物々交換や労働による協力
や無形の援助)が金銭の代わりを果たしており、 今の世の中はそういったものが希薄になっている
だけのことです。

「そもそも、伝授など受けずとも全ての人間がレイキのエネルギーを上回る可能性を秘めているため。」
という発言も今見ると問題がある発言だと思います。「可能性を秘めているから。」といってもその発言
までで止めていては普通は「ではどうすればよいのか?」ということがまるでわかりません。確かに、「ヒ
ーラーになるためには必ずアチューンメントを受けねばならない。」ということはありません。【注2】しかし、
アチューンメント不要のヒーリングメソッドであるならば、尚更「だったらどうしたらいいんだろう?」という
ことが疑問として出て来るかと思います。アチューンメントという方法によらぬのならば、それはそれでノ
ウハウの伝授や能力開花の手法や手続きというものが確立されていないといけません。また、それらに
関する安全性の問題につきましても講師は責任を持てないといけないでしょう。 「被伝授者が道を誤った
場合、取り返しがつかない惨劇をもたらす可能性があるため。特に呪詛等を実施して何の良心の呵責も
感じない人格となったり、廃人化する恐れがある人物には決して伝授出来ない。」ということをかつての私
は書きましたが、受講者の方がこういったことにならない安全性の確保が必要です。「ヒーリングを学んで
優しくなれた。」という修了者の方のご感想を時にいただき、私はそれを嬉しく思いますが、「強くなれた。」
「有能になれた。」「人助けが出来るようになれた。」という人はそれに振り回されない優しさを持つことが
より必要になります。

「通常のレイキの波動次元ではある時点で魂の進化や精神性が頭打ちになってしまうため。」という意見
につきましては、「これは事実ではない。」ということが現在ではわかりました。お騒がせして大変申し訳ご
ざいませんでした。レイキセミナーを受講したからといってそれが理由で魂の進化や精神性が頭打ちにな
るという訳ではありません。

「被伝授者の肉体。精神(全ての意識を含む)、魂、関連するあちらの存在が全てそれを望んでいるので
ない限り、セミナーの実施はレイキティーチャーのよけいなお世話でしかないため。」というかつての私の
発言ですが、これも講師の側の手前勝手な気の回し過ぎで、これを書いた当時の見えない世界に対する
私の世界観が今では変わってしまっており、「望まない場合は結局受講の申込に繋がらない。」という非
常にシンプルな事実に私は気づきました。
また、「セミナーの実施は・・・・よけいなお世話でしかないため。」というのは実施自体を否定し、機会の否
定、門戸を開くことへの否定に繋がるということで、これではいけないと読み返して思うようになりました。



【注1】
ご参考までに、2002年11月7日(木)の「かめかめ日記」で私はこのようなことを書きました。
なお、【注4】の「私ならば本多先生のお許しを得た上で波動整体療法の浄化法を教える。」と
いう一節ですが、「きらめきヒーリング講座」ではヒーリングメソッド自体に波動整体療法とは別
の方法による対策を立てております。

2002年11月7日(木)

西葛西駅の鏡広告を設置して2ヶ月が経過したが、これを見て来院された方が今のところいらっしゃ
らないので、今後のことも含めて地下鉄トラベルサービスのSさんと話し合った。
結局、しばらく今のまま置いておくことになった。

それはさておき、最近本多和彦先生のサイトの日記コーナーで○○○ヒーリングのセミナー費用が
マスターになるまでに30万円かかる上、このヒーリングメソッドは邪気を受けにくいといいながら、
実際には生霊の憑依を受けて苦しみ、波動整体療法のヒーリングによって救われている○○○ヒ
ーラーが後をたたないという内容のお話が出ている。このヒーリングメソッドの受講費用は私も高い
と思う。
実を言うと今日、本多先生とそのヒーリングメソッドのセミナー受講費用について電話で対話したの
だ。

ヒーリングメソッドのセミナー費用だが、私が思うに、まずそのメソッドが十分に価値があるメソッド
であることを前提として言うならば、【注1】全く無料というのは一部の例外を除き有り得ない。【注2】
講師は仙人ではない。霞だけを食べて生きられる訳ではない以上、生活費がかかるのは当然であ
る。また、講師に扶養家族がいるならばその人数分の生活費も必要になる。それに会場費用(賃借
費)、光熱費、テキスト等の資料の費用、認定証作成費用、交通費、昼食や夕食、間食などを出した
場合の食費、宿泊が必要な場合は宿泊費も要る。無料などというのはどう考えても普通は有り得な
いということがお分かりいただけると思う。しかし、だからといって受講者1名あたり数十万円〜数百
万円単位の受講料にするのはそれで講師、スクール、セミナー会社が肥え太るためでしかないだろ
う。

妥当なのは「セミナーそのものを開くためにかかってしまった必要諸経費+講師の家族を含む生活
費+セミナーを運営し続けるにあたって会を維持していけるだけの会費【注3】」だろうと思う。

で、本多先生のサイトの日記で話題になった○○○ヒーリングのセミナーだが、生霊等の憑依対策
をきちんと教えない限り、そのセミナーは欠陥商品になると思う。費用どころか、それ以前の問題が
なんとかならないといけないというのが現状である。【注4】
ヒーリングすればするほど憑依でダメージを受けるかも知れないメソッドを貴方は30万円もかけて修
得したいと思いますか?


【注1】
そうでないと欠陥商品を売る話と同じことになる。

【注2】
一部の例外とはこんなところか。

1.強力なパトロンにセミナー諸経費およびその講師の生活費を全てみてもらえる場合
2.本業が会社員等の仕事を持っていて、その収入を講師の生活費とセミナー諸経費に費用をまわ
  せ、それで全額まかなえる場合

このうち、1.については今のご時世でこのような奇特なことをやって下さるパトロンなどまず期待出
来ないというのが実際のところだろう。19世紀ヨーロッパの貴族や王族と芸術家の関係じゃあるま
いし。まず有り得ないと言って良いと思う。

2.についても皆無ではないだろうが、今の日本の雇用形態でこのようなことをさせてもらえる寛容
な会社など殆ど無いだろうと思う。金を取らない以上副業にはならないので、就業規則に引っかか
ってクビなんてことはないだろうが、そんなことをしているヒマがあるなら会社の仕事をしろと睨まれ、
白い目で見られるのが今の日本の会社社会である。よってこれも実際問題としては殆ど期待出来
ない。

【注3】
会費については月1回程度会報誌などを仮に出したとしても会員1名当たりせいぜい年間数千円と
いったところだと思う。いくらとっても年間1万円を越えたら取り過ぎだろう。まあ、会報誌がむっちゃ
豪華だとか何処にも載ってない有用なことばかり載ってるというのなら1万円程度ってのもアリかと
は思うけど、それ以上は会費と銘打った搾取になるだろうと思う。

【注4】
生霊等の憑依対策だが、私ならば本多先生のお許しを得た上で波動整体療法の浄化法を教える。
もっとも、私は○○○ヒーリングのセミナーはやらないんだけど。
○○○ヒーリングだけど、波動整体療法が常時作動する人には不要だと思う。実際、本多先生は
○○○ヒーラーじゃないし。
ところで○○○ヒーリングにもともとある手法で憑依の問題の解決法を教えてる先生って、もしかし
たら国内では岩城貴美雄先生だけかも知れない。特に戦後になってからは。これについては岩城
先生の月刊「手技療法」の連載でどう公表されるかを見たい。概要は教わったけど、先生の前に公
表するのはネタバレになってご法度だから、私は自分のサイトには書かないことにしたい。
こういうのはやはり信義の問題だと思うし。



【注2】
アチューンメントを必要条件としているヒーリングメソッドは除きます。 また、アチューンメントを必
要とするヒーリングメソッドがヒーリングメソッドの全てであるという訳ではありません。アチューン
メント無くしてヒーラーになれるヒーリングメソッドも存在します。


2004年1月14日(水)


第7回

私はコーヒーを飲むことがよくあります。「飲み過ぎると胃腸に悪い。」【注1】と言われていますが、
飲み過ぎなければ癒しの嗜好品として十分使える飲み物です。【注2】
筒井康隆さんの小説「七瀬三部作」【注3】でもヒロインの火田七瀬が精神感応の能力を向上させ
るのにコーヒーが役に立ち、コーヒーを飲むというシーンがあり、面白いと思って高校時代に読ん
だものでしたが、超能力がどうこうという訳ではなくともハーブティーのように使うことでコーヒーを
癒しの場で使うことが出来ます。しかし、「なんだコーヒーか。」と思われないためには淹れ方を工
夫したり、若干の解説を必要としたりするケースがあるかも知れません。 コーヒーという飲み物に
はあまりにも世の中に出回り過ぎたがために有難味が希薄になっている傾向やコーヒーの真価
を知られることなく、「こんなものか。」と思われている傾向があるからです。 私はそれをとても残念
なことだと思いますが、 缶コーヒーやファーストフード店やファミリーレストラン、 そして機械淹れの
200円前後のコーヒー専門店の「コーヒーを身近な飲み物にした。」という功績は認められてしか
るべきだと思います。


【注1】
少量であれば、むしろ肉料理等の食後の消化を助けるために「モカ」等の銘柄のコーヒーが使わ
れることもあります。「モカ」はイエメンで産出されるアラビカ種のコーヒー豆で、ワインのような酸
味がきいた深いこくのある風味で人気があり、よく喫茶店のブレンドコーヒーの複数の豆の中に
入れられることが多いです。産地別ではバニマタル地区産の「マタリ」「ゴールデン・マタリ」やサナ
ア地区産の「サナニ」が有名銘柄です。

【注2】
医師の先生から「コーヒーを飲んではいけない。」とコーヒーを飲むことを禁じられている方は除き
ます。

【注3】
「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」の三部作のことです。


2004年1月10日(土)


第6回

ヒーリングメソッドを何も修得せずに整体の勉強や特訓をしていた頃のことです。長時間施術の訓
練をしたり、大人数を1日のうちにこなさなければならないということがあり、手が痛くなってしまっ
たことがありました。これは整体特有の手の型を厳守したとしても大人数を何日も連続して長時間
施術していると次第に痛くなってきます。手の型に間違いがあれば尚更手をいためてしまいます。
ここで手の痛みが抜けなくなってしまった場合、セラピスト生命にも関わってくる可能性が出てきま
す。そんな時に自分の手に対してヒーリングが出来れば施術せねばならない人数を無事クリア出
来る可能性が高くなりますし、将来プロとしてのセラピストの活動が出来なくなるリスクも低くするこ
とが出来ます。

私の場合、スポーツクラブでキャンペーンを行った時に1日50人程度の人数を施術したことがかつ
てはありましたが、それだけの人数を一度に施術し、それが何日も続くとなると、さすがに身体に負
担がかかってきます。それでもクライアントの痛みやだるさの除去ないし緩和の結果を出さないとい
けないとなると、私の場合、整体の施術中に自己と他者に同時にヒーリングを行い、自分の身体運
動は静止させ、手はもちろん足や肘も使わず、道具や機械にも一切頼ることなく極力身体を動かさ
ないことによってクライアントのご要望に応え、自分の肉体への負荷も極力かからないようにしてき
ました。
スポーツクラブでの活動時代は他のセラピストの方が大人数を施術し過ぎて疲労により体調を崩さ
れた時も、また他のセラピストの方が手をいためられ、セラピストとしての活動を断念された時も私
は一切休むことがありませんでした。

「お前の施術はなんか手抜きアニメみたいだ。 」【注1】と他のセラピストに言われたことがあります
が、私は意味がよくわかりませんでしたのでその人にその意味を聞くと、「静止画像が多過ぎる。」
というオチでした。私の施術はアニメーションにたとえるとセル画が少ない施術なんだそうです。しか
し、制作予算が少ない(体力が脆弱である)場合、当然セル画を少なくして見せ方を工夫して(身体
運動を少なくして極力体力を使わず、 身体もいためないようにして) 鑑賞に堪えるアニメーションを
作らないといけない(施術の好結果を出さねばならない)のは当然です。私の場合、身体能力の他
にヒーリングという手段があることで非常に助かっています。


【注1】
施術面において本当に手を抜いている訳ではありません。


2004年1月5日(月)


第5回

「音楽と癒し」について最近考えることが増えています。ヒーリングサロンをはじめとしたリラクセーシ
ョン系のサロンにせよ、治療系の各種治療院にせよ、BGMが使用されることが多いかと思います。
ここで注意せねばならないことがあります。 それは、音楽の使用法につき、BGMとして使用される
場合と真剣に聴かせるといった場合があるということに留意しないといけないということです。そして
そこで用いられる音楽は用途によりおのずと異なってくるのは当然だと言えます。
例えばクラシックの大編成管弦楽やブラスアンサンブル、ジャズのビッグバンド、そしてジャズのトリ
オやクァルテット等の編成の音楽をヒーリングや治療の場のBGMに使われる方はさすがにほとんど
いらっしゃらないかと思いますが、これらはBGMではない用途で有用であることが多いです。特定の
音楽に精神的な作用があるということが言われているケースや、例えばAさんは他の音楽には反応
しないのにBという曲に関してのみなぜか特別な反応を示すといったことが言われているケース、更
には特定の能力の開発にこの音楽が有用であるなどといったことが言われているケースがあります
が、これらの事例で言われているのはBGMとしてではなく、真剣に聴かせることによることで効果を
得ているケースが大部分です。一方、BGMとしての音楽の利用法ですが、基本的に歌ものは避けた
方がよく、また、ニューエイジの分野で販売されているCDやMD、LP等の音楽の中には人によっては
不気味と感じてしまう可能性があるものがありますので、その音楽の聴感上の印象とその音楽をかけ
る場との雰囲気を事前によく確認しておいた方が無難です。クライアントの層が神秘的なもの好きで照
明が暗い場を好む方が多いのか、それとも神秘的なものに興味を抱かなくて照明が明るくないと不安
を感じてしまう方がメインのクライアントの層なのかでBGMに使用する音楽の選択もかなり変わるかと
思います。


2004年1月3日(土)


第4回

最近、手技療法や健康法、民間療法、特定の医師の先生による独自の治療法等に関する書物を読
む機会が多いのですが、その中で気になるフレーズを見かけることがあります。「当療法ほどのもの
を私は他に知りません。」といったものはまだ優しい部類に属します。もっと過激なものになりますと、
「他は認める訳にはいかない。」といった排斥の論調になり、更に過激になりますと、特定のものに対
する誹謗中傷となってしまっているものまで存在します。勿論、全ての書物がそうだという訳ではあり
ませんが、それらを見る度に、著者の方のそのご発言の論拠を読みたくなるのですが、それが必ずし
も全てのケースにおいて万全だとは言えなかったり、真実の姿を認識せずに的外れの論拠となってい
たりするケースがあったりすることを悲しく思うことがあります。更に酷い場合はその論拠すらありませ
ん。

著者の方のそのご発言のしっかりとした論拠無くして他の手法の実践者の方々や信奉者の方々のご
理解は得られず、しこりやわだかまりを残し、最も不利益を被るのは結局セッションや施術や治療を受
けることとなる方々ということになるというのは避けねばならないにも関わらず、現実はその事実がまか
り通っているということをとても残念に思います。かくいう私も、自分が扱っているヒーリングメソッドや整
体、リフレクソロジー以外のものにつき、いきなり批判をするのは御法度であると考えております。 単な
る評判や口コミだけ、特定の手技療法や健康法、民間療法、ヒーリングメソッドやボディワーク等の集団
の仲間内の噂や憶測だけで安易に評を下し、公然とその評を載せた書を著したり、インターネットを含む
他のメディアで公表したりするのは誹謗中傷の類となる危険性があります。


2003年12月28日(日)


第3回

11月あたりから2月位までにかけての季節は、特にリラクセーション系のセラピストにとっては辛い季
節です。 寒くて、多くの人がよほどのことでもない限り外出をしたがらなくなるからです。

今年は整体院内における整体とリフレクソロジーの活動を休止致しておりまして、整体院内の仕事は
「きらめきヒーリング講座」のみに専念致しておりますが、やはり寒くなりますと受講申込が激減します
ね。【注1】ここ数ヶ月は様子を見ないといけないと思いますが、特にセミナーや講習会等で講師として
何かを教えて食べていきたいとか、 リラクセーション目的のサロン経営で食べていきたいとかいった場
合は、しのぎ易い季節にかき入れないと冬場を乗り切れないということを意識しておかないといけませ
ん。
更に、冬場は自分自身が風邪など引こうものなら一週間位は潰れてしまいます。余裕が無い開業だと
大打撃になりかねません。必ず風邪を引くとは限りませんが、リスクの可能性としては考慮しておいた
ほうがよいでしょう。そういう意味では開業の時期や季節もリスクの低い時期や季節にかき入れられる
ように計算しておいたほうがよいと思います。そして、特に援助者の方や協力者の方がいらっしゃらな
い方は、最低1年位は仮に何も収入が無くとも食べていけるだけの余裕を持って開業しましょう。
最初はもう預貯金の取り崩しばかりなのが開業間も無いセラピストの実態です。妥協策として、営業時
間外にセラピストとしての仕事以外のアルバイトなり、副業可の(少ないでしょうが)サラリーマンなりを
せねばならない可能性も高いです。


2003年12月21日(日)

【注1】
現在では整体とリフレクソロジーの施術を再開致しております。
(再開日は2004年2月5日(木)でした。)


第2回

今までに「きらめきヒーリング講座」を受講された方ですが、 いろんな方がいらっしゃいます。 セラピスト
の方ばかりだとは限りません。 サラリーマンの方、「目利き」の判別の方法をセラピー以外のお仕事に
生かされている方、ご自身やご家族の体調管理や健康増進、そして特定の疾病に関する代替医療的
な用途目的でお受けになる方、本当に様々です。

プロ活動を視野に入れられている方も無論いらっしゃるのですが、そうではない方も多くて、それがまた
嬉しいです。それは用途や目的が広範にわたることを意味するからです。
特に入門編の場合は「目利き」と「対面のヒーリング」が重要なテーマになっておりますが、 「目利き」に
よって人生を豊かなものに出来る可能性が開けるというのは、プロのセラピストに将来なるか否かに関
係なく、大きな実りをもたらす可能性があるということを最近感じております。自分の仕事はプロヒーラー
の養成や、既にプロのセラピストとしての活動をされている方へのヒーリング能力伝授のみではなく、そ
の他にも有意義な社会的意義が多々あるのだと気づけたのがここ最近で最も嬉しかったことでした。


2003年12月19日(金)


第1回

「きらめきヒーリング講座」を始めたのが2003年7月2日(水)のことで、 早くも5ヶ月が経過した訳です
が、入門編を受講された方、上級編修了で修了証書を出させていただいた方、共に時にEメールをいた
だくことがあります。受講される方が増えれば増えるほど、開講させていただいております私も責任を感
じております今日この頃です。最近は「講座が修了したら放ったらかしではさすがにいけないのではない
か?」と考えております。

Eメールでのご質問ですが、やはり「目利き」に関するご質問が多いです。それらの中でも、意識設定の
問題において「先入観」が邪魔をしないかといったご質問を先日いただいたのですが、「目利き」の結果
は意識設定をされる際に仮に先入観があったとしても、先入観とは無関係に出ます。

「目利き」の結果が先入観とは無関係だということを知るには先入観が働きにくいもので試しに「目利き」
をしてみて下さい。

例えばラーメンだと「自分はトンコツは苦手なので。」「自分は味噌ラーメン大好き人間なので。」等の先
入観が働きそうだというお方についてですが、(実際は問題が無いのですが)先入観が働きにくい食べ
物のガイド本(例:丼物や寿司など)を使って「目利き」を試してみるというのも一つの手段だと思います。
これにより、「目利き」の結果は自分の先入観とは無関係だということを知ることが出来ます。

続きまして、ヒーリング講座受講者の方からのEメールでのお問い合わせで多いのが組織に関すること
です。これは「このヒーリング講座の上級編修了者の会とかは出来てますか?」「開業に関する応援体
制は出来ていますか?」といったご質問です。

例えば、フリーラインではないウスイレイキや新興のレイキ等のヒーリングメソッド、そして波動整体療法
やバランス活性療法や気導術等といった各種療術療法には修了者の方々によるしっかりとした組織が
出来ています。 「△△協会」だの「◎◎塾」だの「○○研究会」だのといったものです。もちろん、こういっ
たものは全課程修了者の方が入会資格を有し、入会、退会は自由という方向で考えてはおりますが、そ
れ以前の問題として、「きらめきヒーリング講座」で教えているヒーリングメソッドって、レイキでもなければ
波動整体療法でもなく、 既存のどのヒーリングメソッドとも違うものなんですね。 で、今頃気がついたので
すが、 「『きらめきヒーリング講座』で私が教えているヒーリングメソッドには正式な名前が無い。」 というこ
とです。今からこのヒーリングメソッドの正式名称をつけようと思っておりますが、これではもう組織以前の
問題です。

入門編を受講された方々や修了者の方々の中には「何やってるの?」と聞かれて「レイキです。」とか「気
功です。」とか言って言葉を濁されている方がいらっしゃると知り、この問題に今からとりかからねばならな
いと思うんですが、(満面の笑みを浮かべて)「はい、私はきらめきヒーラーです。」なんて恥ずかしくて私も
言えません。(←無責任)

「なんかいい名前募集します。」ということは「読者の皆様にご迷惑をおかけしたらいかん。」とか「Eメール
読むのが大変なことになる。」とか、「こんなにいい名前なのに採用せんかったということで顰蹙こうたらい
かん。」とかいう手前勝手な理由で特に考えてはおりませんが、頭が痛い問題ではあります。

組織の話に戻りましょう。組織の仕事をするには従業員が私しかいないという零細な状態ですので、組織
はもう少し修了者の方が増えて従業員が増えてからにしないと、やはり実際問題としてまともに組織が機
能しないということになります。
まあ、将来の構想として「きらめきヒーリング講座」という名称はあくまでも「講座の名称」として、ヒーリング
技術としての正式な名称を「きらめきヒーリング講座」で私が教えているヒーリングメソッドにつけ、更にそ
のヒーリングメソッドの実践者の組織をつくって実践者の皆様、特にプロ活動を開始される方への応援体
制や、癒しに関する勉強や、研究発表や、情報交換や、懇親の場をつくっていきたいということはあります。
しかし、実現はちょっと先の話になりそうです。それに向けて日々研鑚していきたいです。


2003年12月18日(木)


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