ヒーリング雑感第6集(第131回〜)


第138回

最近、東北地方や関東地方在住の方から福島の原発事故が遠因と思われる悪性新生物関連の病の相談
をメールで受けることが増えています。

私は医師ではありませんので、まず、身近にいらっしゃる専門の医師の先生についていただくことを大前提
として今回お話を致します。

ガン細胞は末梢から出来てくると言われます。ガンを根絶させるには体質の根本的な改善が必要で、そうで
ないと再発のリスクが高くてきりが無いのですが、対症療法的に言えば、ガン細胞と正常細胞との違いを知
り、ガン細胞を無くしていくことです。

ガン細胞と正常細胞との違いですが、まずガン細胞は正常細胞の1/7の酸素量で生きられることがありま
す。もう一つ重要なことは、ガン細胞は正常細胞よりも熱に弱く、正常細胞は摂氏45℃くらいまでは生きら
れるのに対し、ガン細胞は摂氏42℃くらいの熱で死んでしまうことです。(この熱の差を治療に利用してい
る病院もあるとうかがっております。)

呼吸が浅い方は毛細血管が広がらず、酸素が末梢まで行き渡らず、ガン細胞が有利な状態にあります。
【注1】また、酸素は肺の壁と肺胞に存在する毛細血管の壁の二重の壁を突き抜けてヘモグロビンと結
合します。ヘモグロビンと結合した酸素は酸化ヘモグロビンとなって身体の末梢まで行くのです。

ここで問題です。喫煙すると発生する一酸化炭素は、酸素の250倍もヘモグロビンと結合しやすい気体
です。

肺の中に酸素が十分にあっても、呼吸が深く末梢まで毛細血管が酸素を運んでくれる状況にあったとし
ても、喫煙をしていると一酸化炭素が酸素の250倍もの結合力でヘモグロビンと結合してしまうため、血
中に酸素が著しく取り込まれにくくなってしまうのです。 これが内窒息と呼ばれる状態で、普通に呼吸し
ていても末梢の細胞には酸素が行き渡らなくなりますから、正常細胞には不利で1/7の酸素量でも生
きていけるガン細胞には有利な体内の状況になってしまうのです。

なにも肺ガンのみに限らず、喫煙がガン患者には良くないということはもはや明白です。ただでさえ放射
能汚染が厳しい状況の中、喫煙を行うのは私は賢明な選択ではないと考えます。特にガン細胞関係の
病に罹患された方はそうです。


【注1】
呼吸を根本的に見直し、イチョウ等の大きな樹木を前にして深い呼吸を伴う気功を行うことがガンに良い
と書いたことが以前ありましたが、これはガン細胞と正常細胞の違いをみても理にかなっていると言え
ます。


2013年9月18日(水)


第137回

「ヒーリング雑感のコーナー」は色々想念エネルギーを読んでみて、必ずしも私の書いたことが読者の
皆様一人一人に正確に深く伝わってはいないなあと思う回も中にはあるのですが、第136回は中で
もその感を特に強く抱く回です。

それだけに更なる解説をしたいという気持ちが出て来るのですが、色々理由があってブレーキがかか
ってしまいます。どうやら現時点で深くものを言い過ぎると軋轢や衝撃が大き過ぎるようなのです。
(しかし、そうは言うものの、第136回の内容程度でコケているようでは先が思いやられるというのも
あります。【注1】)

私自身、10年前のきらめきヒーリング講座において一部の受講者の方々に語ったケースは別として、
当サイトに天使だの何だのと書き始めたのはサイト開設後何年も経過してからのことであり、事実、
何年も「軋轢が大きいのでサイト上で語ってはいけない。」とブレーキがかかっていました。

実際、今でもこの話題では軋轢や妨害の想念を凄く感じるのです。これがもし今の世の中のように
精神世界について語れる社会的な自由度が上がっておらず、体制が整えられていない10年前に
不用意に話題にしていたとしたら、確実に私は潰れていたことでしょう。ある程度覚悟はしておりま
したが、書くこと書くことこんなに反感や嫉妬心を持たれるのであればもう書きたくないと思う一方
で、書かねばならないという思いもあり、将来においてどこまで書けるか私にもまだわかりません
が、 お付き合い出来る方は最後まで私にお付き合いいただけたら、もうただただ私は嬉しいです。


【注1】
「先が思いやられる」などど偉そうに書いてしまって本当に申し訳ございません。しかし、正直に書
きますと、本当に第136回はかなりの方が理解の上でコケてます。膨大な量で恐縮ですが、コケ
ないためにはもう一度「ヒーリング雑感」や「かめかめ日記」のシリアスな箇所を通読されたら具体
的でわかりやすい事例とか脳内に入って私の言わんとしていることがわかりやすいかと思います。


2013年6月11日(火)


第136回

最近、一日あたりの閲覧者数が若干増加傾向にあり、そのせいもあってか、相互リンク依頼のメール
を多くいただくようになりました。

メールをいただいていること、誠に感謝しております。それだけにこのようなことを書くのは非常に心苦
しいのですが、現在、当サイトは相互リンクをお断りしております。大変申し訳ございません。
何卒ご容赦宜しくお願い申し上げます。

いきなりお断りのお話を書くのは本当に心苦しいものがありますが、ここで話題を変えたく思います。

最近、一日あたりの閲覧者数が若干増加傾向にあり、そのせいもあってか、お問い合わせメールを多
くいただくように・・・・・・あれ?また同じ展開だorz

即答が出来るものばかりで、しかも私が返信メールを書くことが出来る時間が常時取れれば何の問題
も無いのですが、そういう訳にもいかず、中には十分なことが出来ずにいるケースもあり、本当に申し訳
ございません。

お問い合わせの中には重複したご質問を複数回いただくこともよくあります。そんな時、当サイトにて一
括回答をすることも今後はあるかとも思います。

そんな訳で、今回は一括回答を1件この場にて致したく思います。

率直に申しまして、最近、天使に関する真贋のお問い合わせが多いです。そんな中には私も回答に困
ってしまうものがあります。「これ、明らかに変だろー。」と書きたくても妥協して書かないことも多いです。

実名は挙げませんが、権威を有することになった一部の方がハチャメチャ言いたい放題書いた本につ
きましても頭が痛いものを感じております。「これでは占いと変わらんやんか。 学者ならもっと学術的な
もの書いて下さいよ。」と突っ込んでいます。私見ではこれはもう十分アウトな事例なのですが、なまじ
権威があるがゆえにかえって困り者状態です。

しかし、そういうのはまだ可愛い部類なのかも知れません。本当に恐ろしいのは背景にカルトや魔の影
響があるのが一般には見えていないというケースです。こういうのも私はサイトでは伊勢白山道氏の主
張への反論のケースのように一部例外はありますが、基本的には実名を挙げた形では話題にしないよ
うにしております。

正直、私自身、真贋につきましてはその全てを100%確実に判別出来る訳ではありません。しかし、絶
対に大丈夫という訳ではないにせよ、ある程度のことは出来ます。そうです。「論理的にみておかしいも
のは除外してみる。」という姿勢です。

この種の世界のことを語る方のほとんどは不思議なことに「自分の直感だけを頼りにせよ。」とか「まず信
じること、実践することが大事。」とか言いたがります。私はこういうことを言う方は逆に怪しいと思っていま
す。

特に一部の新興宗教の勧誘なんか、「理屈じゃなく、まず信仰を実践することが大事。」とか一見うまいこ
とを言って何も知らない素人を引き込みます。「考えることの放棄」をさせてしまうのです。そうではないの
です。人間は考える葦なのです。論理的思考の放棄を行ってはいけません。それをしたら、気がついたら
相当深みにはまってどうしようもない自分に気づくだなんて大失態を演じかねません。

当コーナーの第131回、第132回でも書きましたが、論理的にみておかしいものはやはり距離を置くべき
です。他の霊的存在が全てそうとは限りませんが、特に天使という存在は「神の御旨に従って活動する存
在」です。それが天使を天使たらしめている要素です。そのため、神の御旨に従わない「裏切り」を行う者
は天使ではありません。 それは天使ではなく、元天使の堕天使か、あるいは天使であった過去すらない
全く別の存在であるかでしょう。

ここ10年くらいで天使を語る方々が著しく増えたことに私も正直驚いています。当サイトが開設された当時、
そのようなことはありませんでした。この10年の時の流れはそれだけの変化を世の中にもたらしていたの
です。私自身、それはある程度予測出来てはおりましたが、それにしても多過ぎます。(予測よりも多過ぎ
るということに驚いています。)残念なことではありますが、それらの方々の中には天使を語るに不適格な
方も多々いらっしゃいます。

では、どんな方が天使を語るに不適格かと申しますと、その思想や主張にもし神とヒトとを引き離すような
要素や意図があるのだとしたら、少なくともそれはニセモノと言わざるを得ないのです。論理的に考えた場
合、そうなります。


2013年6月8日(土)


第135回

環境省が先月の29日に「千葉県、埼玉県及び東京都内の公共用水域における放射性物質モニタリング
の測定結果について」を発表し、放射性セシウムが大量に検出されている事実が判明しました。

同調査は、環境省が千葉県、埼玉県及び東京都内の公共用水域における環境基準点等67地点(河川:
51地点、湖沼・水源地:8地点、沿岸:8地点) の調査を行ったもので、調査期間は2012年12月3日〜
2013年2月20日となっています。

今回の調査では前回検出された放射性セシウムの最大値7600ベクレルを超える1万4200ベクレルを
検出したとのことで、環境省では、「概ね減少又は横ばいで推移」と発表していますが、放射性セシウム
汚染の最大値では大きく悪化していることは否定出来ず、早急に対策が必要であると思われます。


今回、ワースト記録を出したのは全て千葉県内の検査地点でした。

1位 上沼橋(千葉県柏市)1万4200ベクレル
2位 手賀沼・根戸下 8200ベクレル
3位 軽井沢境橋下流(鎌ケ谷市・臼井市)3700ベクレル


その事実を知った私は、今回ゼオライト(沸石)が放射性セシウムを吸着するという記事を思い出しました。


汚染水浄化、仙台産ゼオライトが有望…学会有志


 東電福島第一原発のタービン建屋地下などにたまる高濃度の放射性物質を含む水の浄化に仙台市青葉
区愛子(あやし)で採れる鉱物「天然ゼオライト」が有望であることを日本原子力学会の有志らがまとめ、7日
発表した。


 研究チームは、同学会に所属する東北大など5大学と日本原子力研究開発機構の計59人。福島第一原
発で、難航する高濃度汚染水の処理の一助になればと、自主的にデータを集めた。

 実験の結果、表面に微細な穴の多い「天然ゼオライト」10グラムを、放射性セシウムを溶かした海水100
ミリ・リットルに入れて混ぜると、5時間で約9割のセシウムが吸着されることを確認した。

(2011年4月7日21時32分 読売新聞)


読売新聞の報道では仙台産ゼオライトが紹介されていますが、大量に購入したい場合は島根県産の天然ゼオ
ライトが比較的安価です。

この石を入浴や洗濯や飲用の水の放射性セシウム吸着に使用するのです。

入浴用としては網ネットを4つほど買って来て、ゼオライトをこの網ネットに入れて、浴槽の4隅に沈めます。
(かつて流行した黒トルマリン風呂の要領に近いです。)

浴槽を洗ったら、翌日用としてすぐに水を溜めておきます。一昼夜水を溜めておけば、その間、ゼオライトが放射
性セシウム等を吸着し続けてくれます。石は1ヵ月くらいで取り替えます。

飲用・調理用にゼオライトを使用したい場合は、まずゼオライトを大雑把に洗う必要があります。これも一昼夜くら
いゼオライトを漬けた容器に水を入れておくと良いですが、雑菌が沸くといけませんので容器は冷蔵保存します。
これも1ヵ月くらいで石を取り替えます。


2013年4月28日(日)


第134回

最近、福島第一原子力発電所の事故絡みと思われる白血病に罹患された方の遠隔ヒーリングを承り、報道
こそされていないものの、昨年よりも白血病に罹患されている方が増えられているのではないかというメール
を東北の治療院の先生からいただきました。

いろんな方からのご意見をうかがっておりますが、原発事故の影響は現時点のみならず、10年後、20年後
にようやくはっきりして来るようなこともあるかも知れず、不明瞭なことがあり過ぎるのが大きな問題です。 そ
れだけに今から対処しておくことも必要かと思うものがあります。特に、放射性物質由来の病につきましては
早急な対処が要ることかとも思うのですが、実態の把握が難しいこともあり、心苦しいものがあります。

医師の先生方はもちろんのこと、代替医療に従事される皆様の前向きな取り組みが期待されますし、私も実
力がある方々に色々とご協力をお願い致したく思っております。 もちろん、私も微力ではありますが、当サイ
トにてご協力を致したいという気持ちがあります。

既に過去の当コーナーの第123回において、パワーストーンによる癒しのお話を書いたことがありましたが、
それだけにとどまらず、ヒーリング分野での新たな企画につき考えております。しばらく時間がかかってしま
うのですが、完成しましたら当サイトにて公表致したく思います。尤も、ヒーリングのみに頼るのではなく、医
師の先生のご指導を受けることをお忘れなきよう、宜しくお願い申し上げます。


2013年3月22日(金)


第133回

今回は「ヒーリング雑感第5集」の第130回に少し似たお話を致します。

ここ最近、企業のトップの方のメールマガジンを読む機会や、職場の長としてお仕事をされてる方のお話を色
々とうかがう機会があり、仕事が正当に評価され、出世をされる方の特徴なり仕事への取組姿勢なりが面白
いほど浮き彫りにされているなあと感じております。この種の情報は特にこれから出世したいという若い方が
読むには非常に価値があるものになるかも知れません。

会社の中で学閥や閨閥を超えてまでの出世をされる方、あるいは無から有を作り出し、一代で大きな会社を
築き上げて来られた方には面白い共通点があるのです。

それはものの見方、捉え方、そして仕事への取り組み方が根本から普通の出世をするタイプの方とは異なる
ものがあり、そして優しさのみ、厳しさのみではなく、その両方を絶妙に使い分けられ、優しさも組織が緩んで
しまうような甘いのみの優しさではなく、厳しさもまた自己コントロールの元で部下等に発現され、その先に救
いがあることが見えています。

ここで、「ものの見方、捉え方、そして仕事への取り組み方」というところがもっと具体的に書かれないとあまり
参考にはならないかも知れませんが、少し述べるならば、


1.決して社内で確立された既存の業務知識や技量を軽視しないという一方で、仕事の見通しの上で更に優
  れたものを生み出せるだけの勢いと工夫出来る頭を持つこと。

2.後から見れば誰もがなーんだと思うようなことであっても一歩先に見出し、それを実現出来るだけの行動力
  や他を説得出来るだけの熱意や長時間労働や重労働に耐える体力、気力、健康を有していること。

3.切磋琢磨の結果、自分の仕事能力のステップが上がったら、新たな難度の高い仕事が来るのを心底前向
  きに捉えられること。(「仕事の報酬として仕事」を得ているという姿勢を徹底していること。)

4.社内の有用な分野において凄いと一目置かせられるだけのものを構築する一方で、決してそれに拘泥しな
  いこと。

5.他の方々に協力をしてもらえる人になること。

ということです。


これらの要素は、学校秀才だからといって必ずしも誰もが有しているとは限らないものです。いくら学力が高く
ても、一芸に秀でていても、他の方々の協力が全く得られない方であればまず間違い無く出世は頭打ちにな
ります。また、一会社員ではなく、創業者として会社を立ち上げる際にもこれらの要素はかぶって来ます。自
分はもちろん、他のいろんな方々が動いて初めて会社は胎動を始めるからです。


この種のお話、ヒーリングとは一見無関係そうですが、時々こちらで書いていこうかなあと今、考えています。
仕事が出来ないこと、評価されないことで精神的に、あるいは金銭的に苦しまれている方があまりに多いか
らです。

しかし、今回書いた話、「それが出来ないから困ってるんじゃないか!」
と言われそうです。



2012年9月27日(木)


第132回

前回の続きです。今回、一部を伏せ字にしたご質問への返信メールをこちらに転載します。


○△□◎様、こんばんは。ヒーラーかめ吉です。

最終的な判断は個々人に委ねられるべきかとは思いますが、私はサイトに書きま
した通り、アトランティス他、ニューエイジの方が喜びそうな内容を聞かれもしない
のに語られる場合は警戒してます。

古代中世において天使がアトランティスについて語った事例は、私が知る限り信
用出来る情報は皆無です。

これは、仮にアトランティス文明が過去実在していたとしても、問われもしないの
に天使が語る必要が無かったからです。また、アトランティスの知名度も昔は低
く、通常は問われもしなかったことでしょう。

プラトンが語ったアトランティスの事例は別として、近代現代におけるアトランティ
スの話題はその大半がオカルトや、トンデモ宗教の書籍関係や、ニューエイジの
関係者による話題だといえます。しかし、これではいけないのです。

今世紀の人々、特に知的レベルが高い人々にはトンデモと一笑に付されておし
まいではお話にならないという前提は天使の場合は百も承知で、通常ニューエ
イジ的なことは語られません。また、古代中世におきましてはニューエイジ的な
こと自体が語られていません。問われもしないのに語る必要もまたありません。

ご参考になればと思います。



2012年7月2日(月)


第131回

最近、とあるセミナーに登場する熾天使(Seraphim)を自称する天使の真贋についてメールでお問い合わせ
を受け、その天使のことが掲載されているサイトを拝見し、思ったことを今回は書こうかと思います。

まず、ここからは私自身、絶対に正しいことだけを書くとは限らないことを前提としてお読みになっていただきた
いです。

「壊れた器に何を放り込んでも壊れた結果しか出て来ることは無い。」と私は過去において語ったことがありま
すが、この私自身、壊れた器の状態ではないという保証はありません。間違ったことを語る可能性につきまし
ては読者の皆様も目を光らせておいて下さいますよう、宜しくお願い致します。

あと、今回メールのお問い合わせでお受けしたご質問につきましては真贋の最終的な回答をこちらに書くこと
は控えさせていただきますが、これから私が書きますことを一判断材料にされることは全く自由です。

それでは、本題に入ります。

この自称「熾天使」である天使D(仮イニシャル)はアトランティス文明の終焉の時に未来の日本において人類
を指導するという予告をし、今世紀において日本を指導するために現れたということになっています。実は私は
聞かれもしないのにアトランティスがどうとこの天使Dが自分から語っていることが気になっております。

科学力が低く、方便をもってヒトを導かねばならなかった古代中世の時代ならまだしも、20世紀末から今世紀
にかけての情勢ということで言えば、天使は非科学性や荒唐無稽な要素と捉えられるような話題は避けるの
が普通になって来ています。 にもかかわらず、この天使Dはアトランティス文明について聞かれもしないのに
自分から語るという存在です。

アトランティス文明を不用意に語る天使は要注意です。それが全て誤りとは限りませんが、少なくとも通常の
天使は前述の理由により、アトランティス関連の話題を自ら軽々しく語ることはありません。

絶対に語らないとは申しませんが、本当の天使は、実はアトランティスやプレヤデス星団といった一見ニュー
エイジ関係者に受けそうな話題は避けます。

しつこいようですが、誤解とトンデモの烙印を押されるリスクは極力避けるのが20世紀末〜21世紀における
天使の通例です。特にアトランティスを「大陸」と称したり、プレヤデス星団を我らの故郷と称する場合は要注
意です。これらの言動が見られるようになったら一つの基準としてそれらの話題をする存在からは離れられた
ほうがよろしいかと私は思います。

プレヤデス星団から来たと自称する存在の嘘につきましては、過去に当コーナーで話題にしたことがありまし
たから、今回はアトランティス文明について少々書きます。

この文明を水没した大西洋上の大陸の文明であったと語る存在には要注意です。現代では大陸移動説が実
証されており、約1万年前〜数万年前の時代において大西洋上に大陸があった可能性はゼロであったことが
はっきりしています。アトランティス文明は過去においてプラトンが話題にしていますが、地中海上の文明であ
った可能性は否定しきれないものの、大西洋上の文明としては存在していなかったことは最早明白です。

更に、もう一つ追記しておきます。だらだらとメッセージだの神示だのと称して語りを行う天使はそれだけをもっ
て全てを断ずることは出来ませんが、ニセモノである可能性が高いです。

過去、日記に書いたことがありますが、駄目な上司ほど延々と部下に手取り足取りの指導をしますが、優秀な
上司は最小限のことだけで部下を指導出来ます。それと同じで普段は何も語られないのが普通で、何かあっ
てもほとんど語られず、最小限のことだけがぱっと伝わるような感じです。だらだら語るイメージでは全くありま
せん。ヒトとしての自発的な進歩成長を本当に尊重するのであれば、だらだらと語ることは逆効果です。


2012年6月30日(土)