第20集(2005年5月2日〜2005年6月29日)


2005年6月29日(水)

カメ達の紫外線ライトが古くなったので買いに行きたいのですが、ちょっと時間が取れませ
ん。買いに行くのは来週になりそうです。こんな時は一人暮らしの大変さを感じる時です。

生活費を稼ぐのも買い物に行くのも不在ゆえ郵便物を郵便局に取りに行ったり居る時間を
伝えて配達してもらったりするのも全部一人です。せきをしても一人です。あ、カメ達がいた
か。でもこういうことは出来ないからなあ。カメ達申し訳ない。


2005年6月28日(火)

今、ハンバーガーショップのシェイクにはまっています。今日もロッテリアでカルピスシェイ
キ(100円)とハンバーガー(100円)を買いました。

千葉ロッテ交流戦優勝セールということで、ロッテリアのシェイキは今だけですがS210円
が100円です。千葉ロッテ優勝してくれてありがとう。応援するぞ。


2005年6月27日(月)

マクドナルドでマックシェイク杏仁娘(Sサイズ100円)とハンバーガー(80円)を食べまし
た。杏仁娘は季節限定メニューのようですが、100円でこの内容ならポイントが高いです。
ただ、いつまでも胃の中で匂いが暴れるような不自然さがあります。小型のハンバーガー
に見合った量が妥当な量だと感じました。それに量が多いと頭にキンキン来ますので私な
らこれはSサイズが限度です。「小腹を満たす。」というテーマにおいてマクドナルドのハン
バーガーとシェイク類のSサイズは絶妙なつくりになっている印象があります。

「頭にキンキン来てもいい。シェイクを大きなサイズで思う存分食べたい。」という方、若干
高価ではありますがモスバーガーのバニラシェイク(Sサイズ190円)が自然な甘さがあり、
しかも食後の胃腸に優しいと思います。 ハンバーガーにしてもシェイク類にしてもおいしさ
が続かないと大量には食べられないのですが、モスはその点の配慮に非常に優れている
という印象があります。


2005年6月26日(日)

今朝の某朝番組はCGを多用してましたが予算は大丈夫でしょうか?しかも今回は弾鬼の
中の人であるダンキさん(演:伊藤慎)が初登場で、しかもそのダンキさんはナイトやカイザ
やカリスのスーツアクターだった方がそのまま変身前の役をするという前代未聞の展開で
す。驚かれてます。

しかもダンキさんはメガネをかけています。変身シーンはまだ出てないのですが、ヤクルトの
古田捕手じゃあるまいし変身したらメガネはどうなるのだろうかと思わずにはいられません。

ダンキさんは甘味処「たちばな」に電話をかけ、アルバイトの明日夢君と話をするのですが、
「たちばな」の地下室でディスクアニマルのメンテや研究をしているダンキさんより年上のみ
どりさん(演:梅宮万紗子)のことを「みどりちゃんいる?」とやったり、明日夢君が「たちばな」
のアルバイトに入ってることを嘘だろーとやったり、不良高校生がそのまんま大人になったよ
うな感じの口の聞き方の人です。明日夢君と電話を換わってヒビキさんがダンキさんと対話
をしましたが、これがヒビキさんではなくザンキさんだったらもっとおもろかったのにと思わず
にはいられませんでした。

魔化魍との戦闘シーンは威吹鬼と轟鬼が共同でヤマアラシとウブメの怪童子や妖姫達と戦
うところで終わりましたが、これでは同じ魔化魍ばかり出すなと思われてしまいます。それに
ヒビキさんは踏切の前で少年はひとみちゃんとあきらちゃんとどっちが好きなのかなんて明日
夢君をからかっている場合ではありません。これでは主役の座をダンキさんに奪われてしま
います。それくらい今回の弾鬼の変身前のダンキさんの登場は驚愕をもって迎えられていま
す。これが本当の「中の人」です。


2005年6月25日(土)

2日連続でトンデモ本の話を書いたせいか、今日は他の話を書きたくなりました。

この日記は実質6月26日(日)の深夜の日記なのですが、夜の仕事が終わり、ファミリーマ
ートに行ってダイエットペプシの500ml缶を買ってお店を出たら猫がお店の前で何か食べて
いました。どうみても野良猫でした。その猫と目が合いました。

私に見続けられた猫はなんか可愛くてとぼけた反応でした。猫は人間の食べ物を見つけられ
て嬉しそうにしていましたが、それは猫にとって良い食べ物ではありません。

野良猫が東京で生きていくのは大変だと思いました。普通は長生き出来ません。今猫を飼っ
ている人の中にもし猫を捨てようとお考えの方がいらっしゃるなら捨てないで下さいと私は言
いたいです。


2005年6月24日(金)

昨日の日記ですが、もしかしたら禁書の話題をしたかも知れません。今日もこの話題になっ
てしまい誠に申し訳ございません。でも反響が凄いですので何卒ご容赦願います。

私はサラリーマン時代ならまだしも、現在は学歴社会とは無関係の仕事をしております。も
っと言うと「どこの大学を出たか?」よりも「仕事が出来るか否か?」の方が遥かに問われる
仕事をしております。学歴や会社のブランド力以外の「素の自分が問われる仕事」に就いて
いることを私は嬉しく思うと同時に、「素の自分が純に、そしてダイレクトに問われる。」という
ことの重みを感じております。

しかし、そんな私が「我が母校のことなど全く気にならない。もはや何の関係も無い。」と言
えば大嘘になります。気になりますし、「関係無い。」と簡単に言えるほど恩知らずな男でも
ないです。

私のような比較的学歴なんぞどうでもよい的世界で生きている人でさえそうなのですから、
世間一般はもっとずっとシビアなんじゃないかと思います。この本が「読んだらブチ切れる
人が出るのではないか。」と私が恐れる世紀の「禁書」たる所以です。(でも、責任を取る
のは著者だよんとうそぶく私。)


古賀たまきさんの「間違いだらけの学校選び 国公立大学編〈Ver.3〉」を
読んで私が古賀さんに思うこと


1.国公立大学贔屓の傾向が非常に強い。私立大は早慶とそれ以外としか思って
  いない。(ただし、ここ十数年の上智は例外的に高い評価である。)

2.医学部を別格の扱いとし、次に社会科学系(特に経済・法学)、薬学系、工学
  系、理学系、農学系の順に高く評価し、人文科学系や新興の学部(国際学部、
  生物資源学部など)は評価が低い。そして教育学部を最下位に置いている。

3.受験難易度や偏差値といった受験生にとって極めて重要な問題や研究成果の
  実績のことよりも沿革・出自や就職の実績や卒業者の社会的な成果のことばか
   り重視している印象がある。

4.新設の大学や学部には非常に冷たい。

5.理系学部が看板学部の大学の評価が厳しい。特に理系の単科大学。

6.出身校(都立国立高校、一橋大学)には非常に厳しい。ほとんど冗談としか思え
  ないコメントだったりする。(「出身高校は今も昔も進学校とは言えない。」「出身
  大学は関東以外はおろか、関東でもほとんど名前が知られていない。」等)


といったものを感じました。そしてそれはそのまま私の認識とのズレにもなっています。 特
に教育学部を最下位に置くという価値観は私と合いません。難易度はともかく、学部として
の格式は横並びだと私は思うのです。

また、古賀さんが評価した格式についても、新潟大学、千葉大学、信州大学、鹿児島大学、
群馬大学、山梨大学、福井大学、岐阜大学、電気通信大学、横浜市立大学、鳥取大学、徳
島大学、琉球大学等の大学はもっとずっと高く評価されるべき大学と私は見ております。

若干の冗談を除けばどうやら著者の古賀たまきさんは大真面目に書かれているらしく、既に
この本は私の中では「トンデモ本」の位置付けになっています。


2005年6月23日(木)

古書店で「間違いだらけの学校選び 国公立大学編〈Ver.3〉 」(古賀たまき著/鹿砦社)と
いう本を発見しました。我が母校のことも書かれていましたので読んでみようと思いました。


(読んでみて)
無茶苦茶な本だと思いました。これだけだと酷評と誤解されてはいけませんので解説します
が、我が母校の評価高過ぎです。著者である古賀たまきさんは都立国立高校から一橋大学
経済学部に進学された方なのですが、これはないだろうと思いました。古賀さんは受験生時
代に偏差値表の上のほうしかご覧にならなかったのではないかと思います。



「間違いだらけの学校選び 国公立大学編〈Ver.3〉」(古賀たまき著 /鹿砦社)
より

大学の格とは、その大学の良さ、総合力、実力、格式、水準、グレード、レベル、
ランク等を指す。そして日本の国公立大学の格を5段階で示すと、以下。
(医大、獣医大、芸大、教育大、体育大を除く)


大学の格(5段階評価) 国公立篇

5:北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大、一
  橋大、東工大、お茶の水女子大、東京外大、神戸大(計12校)

4:小樽商科大、筑波大、横浜国大、金沢大、静岡大、名工大、滋賀大、
  京都工芸繊維大、奈良女子大、大阪外大、和歌山大、岡山大、広島
  大、山口大、★香川大★、九州工大、長崎大、熊本大、東京都立大、
  岐阜薬科大、名古屋市立大、大阪市立大、大阪府立大、神戸市外大、
  神戸商大(当時)(計25校)

3:室蘭工大、弘前大、岩手大、秋田大、山形大、福島大、茨城大、 宇都
  宮大、群馬大、埼玉大、千葉大、東京農工大、東京水産大(当時)、電
  通大、新潟大、長岡技術科学大、富山大、福井大、山梨大、信州大、
  岐阜大、豊橋技術科学大、三重大、鳥取大、島根大、徳島大、愛媛大、
  高知大、九州芸工大(当時)、佐賀大、大分大、宮崎大、鹿児島大、高
  崎経済大、東京科学技術大、横浜市立大、都留文科大、静岡県立大、
  愛知県立大、京都府立大、大阪女子大、姫路工大(当時)、広島女子
  大、下関市立大、高知女子大、北九州市立大、福岡女子大、熊本県立
  大(計48校)

2:北見工大、琉球大、群馬女子大、山口女子大、長崎県立大 (計5校)

1:なし


んなこたーないと思いました。


格5はともかく、格4以下はこの本読んでマジ切れする人が出そうです。


というか、格1該当大が無いというのがなんか嫌な予感がします。もしかして私大編ではここに入る
ところがあるのでしょうか?それはともかく東大と京大は格5ぶち抜いて格6だと思います。


読んでて特にひどかったのがこの記述です。古賀さん流の文章で要約してます。


地方国公立大の評価

北海道大 北海道内では抜群の強さを誇るが、全国的に生きたい場合東北大や早慶に及ぶ
       とは言い難い。

小樽商大 北大や早慶には遠く及ばないが、明治、立教水準は超える。いわゆる「三高商」
       の実績が大きく、北海道の企業でなければ東京に本社を置く企業の就職に良い
       ので受験生はこういった大学のことも視野に入れて欲しい。

東北大   関東の受験生が早慶と同格の国立総合大を受験したい時、まず検討されるのが
       東北大である。就職は宮城県内の企業や県庁、市役所なら高効率だが全国的に
       生きたい人も多いはずである。筆者の考える「大学らしい大学」。

山形大   何といってもこの難易である。医以外は難関には遠い。東北大には遠く及ばない
       が、東北大でなければ特に工は悪くない選択である。

福島大   経は山形大人文より優れ、立教経を大差ないが超える。東北大には遠く及ばない
       とはいうものの、福島県や北関東の県で生きたい人は特に経は考えて欲しい。

茨城大   明治に明らかに劣ることはない。筑波大の登場で印象は薄れたが工は薦めたい。
       逆に人文は県内で生きたい人以外は薦められない。

筑波大   一般的な生き方をしたいなら横浜国大や東京都大等を考えていただきたいが、
       学者になりたいならむしろ薦めたい方である。学者には変な人が多い。変な人が
       学者に適す訳ではないが。【注1】

横浜国大  旧帝大水準には及ばぬが、標準的な努力水準では受からない。非一流の最上
        級。それだけに一流との差が目立つ。相撲でいえば万年関脇のようなもの。

金沢大   北陸三県では大変な名門とされていると思う。ここよりも明らかに上と言える私大
        は早慶のみである。ここ十数年のみなら上智もと筆者は考えるが。他はないでしょ
        う。

名古屋大  勢力圏が他の同格の旧帝大よりも狭く、中京地区に限られる。何よりも名前が「名
        古屋大」である。

滋賀大    同志社の商より入学を優先したい。経とは大差なし。大阪府大には経で超えるが、
        大学の総合力では超えない。

神戸大   大阪大と共に京都大の受け皿。経済学部系統は大阪大よりも優先したい。法学部
        は法としての機能が東北大等と比較してわずかに弱く、その点は一橋大、慶應大
        に類似する。

岡山大   超一流の医は別格として、その他はまずは広島大を優先したい。その他は岡山県
       で生きたい等の理由が無い限り積極的にはお薦め出来ない。

広島大   中四国地方では第1位の大学で、しかも他との差が大きい。広島大卒水準以上の
        日本人は1割もいない。

香川大   中四国のみならず、京阪神や他の地域で生きたい人も特に経は考えて欲しい。岡
        山大経より入試は易しく感じるかも知れないが格はさにあらず。法は法としての機
        能がまだ弱いが狙うのに反対ではなく特に愛媛県以外の四国で公務員を目指す人
        に向くでしょう。経なら同志社や関西学院、岡山大経を超えるか。 県一位の高松高
       校の生徒なら神戸大水準以上に行きたい人が多いはず。しかし香川大経なら悪くな
        いと思うが。

山口大   難易より優れている。広島大の受け皿として特に経は岡山大経より優先したい。

長崎大   格式的には経と工は明治や立命の同系統を超えると考えたい。九州内なら九州大
        と熊本大を除く全ての大学を超える。

熊本大   特に医はラ・サールから進学しても不適とはいえない優秀校。

九州大   九州では2位以下を大きく引き離しての1位だが、旧帝大の中では三大都市圏から
        離れたハンデを負う。

んなこたーないと思いました。やはり我が母校の評価高過ぎです。広島大と岡山大の
評価の差の大きさも気になりました。学部にもよりますが、私はこの2大学は総合評価でほぼ
互角で「他との差が大きい。」ということはないと思います。また、一流私大の評価が低過ぎで
す。なお、これは私の意見ではなく古賀たまきさんのご意見なのですが、相当辛口だと思いま
す。私は秀才には遠いですのでこんな辛口なことはとても書けません。



<結論>
この本の著者が秀才なのはよくわかるけどこの評価はよーわからんという感想
です。



【注1】
筑波大と横浜国大と岡山大のコメントは特に
ひどいコメントだと思いました。(T_T)


2005年6月22日(水)

最近、「ヒーリング雑感のコーナー」へのご感想のメールをいただくことが増え、 とても嬉しい
です。また、きらめきヒーリング講座を受講される方からこの雑感のコーナーの内容が受講
のきっかけとなったというご意見をいただくことも増え、感謝の気持ちでいっぱいです。

「ヒーリング雑感のコーナー」は私が徐々に書いていったもので、しかも当サイトの中では比
較的後発のコーナーではありますが、 このコーナーを始めて本当によかったと思っています。

さて、今日は久しぶりに吉野家に行きました。牛焼肉定食と豚生姜焼き定食が新メニューに
加えられていました。
このメニューはなんか松屋みたいです。吉野家には豚鮭定食(今は牛
鮭定食ではないのがちょっと悲しい)のような豚丼と共通する具材を使う一部の定食を除き、
丼メニューだけでいくイメージがありましたからちょっと意外な感じがします。これでさばみそ
煮定食が出て来たら神戸らんぷ亭を連想してしまいます。 この神戸らんぷ亭は牛丼を現在
も続けている人気店として有名ですが、 現在のところ首都圏限定の展開で神戸にはありま
せん。


2005年6月20日(月)

今、ファミリーマートのフライドチキン(126円)にはまっています。126円でこの内容は優れ
ています。今日も1本買いました。

私の中ではモスバーガーのモスチキン(220円)が受注がなされてから揚げていて、肉の味
を重視した味の点でメジャーなお店が扱うフライドチキンの第1位なんですが、ファミリーマー
トのフライドチキンは作り置きとはいえ、おいしいフライドチキンを安くお手軽に買える点を高
く買いたいです。


2005年6月19日(日)

最近はイタリア最長老の巨匠指揮者カルロ・マリア・ジュリーニ氏のことが気になっていまし
た。普段はこの方について詳しく調べたりはしないのですが検索エンジンでファンサイト
存在を知り、そしてそこでジュリーニ氏が2005年6月14日にお亡くなりになったことを知り
ました。20世紀後半を代表する指揮界最後の巨匠がお亡くなりになったと思いました。

氏は1914年生まれの方ですから長生きをされた方だとは言えるのですが、やはり気にな
っていた感覚は信じたくなかったです。信じたくなくて調べることも遅れました。

私は氏の演奏、中でもブルックナーの交響曲演奏の人間の俗性を超えた音響美が大好き
でした。心からご冥福をお祈り致します。


2005年6月18日(土)

夜の仕事場で何かものを書いていて、漢字でどう書くのかわからなくなった人から「『へんし
ん』って漢字でどう書くの?」と真面目に質問されました。その人(女性)にはこのサイトのこ
とは内緒にしています。本当です。信じて下さい。


もちろん脊髄反射で即座に「変身ならあれだろー。」とあっちの方が頭に浮かんだんですが、
口に出さなくて良かったです。もう少しであっちの答えを言ってしまうところでした。いや、もっ
と言うと「『へんしん』って仮面ライダーの『変身』?」と言いそうになりました。


皆様、こんなことってありますよね。そんな人いますよね。例えば、『小宇宙』
を今から20年も前の兄貴の漫画のせいで
つい英語読みしてしまう人
とか。決して恥じゃないですよね。




でも理性がストップをかけました。そこでは私は非常に寡黙な性格の人物として通っている
のです。そのイメージは決して崩してはいけません。



で、「『へんしん』って、メールの『返信』なら
返すという字に信じるという字。」
と見栄を張ってしまいました。




しかし、その人の次の言葉は「ううん、仮面ライダーの『へんしん』。」



もちろん普通に答えました。ああ危なかった。



2005年6月16日(木)

雨が降って少し気温が低くなりました。これからはもっと暑くなりますから丁度良い気温だと
思いながらうちのカメ達をみておりますが、うちのカメ達は気温のことなどどこ吹く風といった
勢いでごそごそ動き回っています。

うちのカメ達とは4年の付き合いが過ぎ、今年の2月で5年目に入りましたが、あっという間
に5年目に入ったような気がしております。今の私は1日が過ぎていくのがとても早い感覚
でおります。1年が経つのも早いです。今年の目標が達成出来るかと意識することもありま
す。もうすぐ2005年の半分が終わろうとしています。2005年になったばかりだと思い続け
ていたのですが半年経つのも早いです。

ここからは「ヒーリング雑感のコーナー」に書くべき内容になりそうですが、ヒーリング講座や
施術関係で受講者の方々や施術を受けられる方々からありがたいお言葉をたくさんいただ
く度、社会的に意義を認められていることを実感出来る仕事が続けられるのは本当に幸せ
なことだと私は思います。2005年前半の私はそのような仕事の機会を持ててとても嬉しか
ったです。 それだけに整体院の仕事を通じて出会えた皆様には感謝の気持ちでいっぱいで
す。

こんなことを書くと整体院を閉めるのかとか日記やめるのかとか思われそうですが、どちらも
やめません。2005年後半も宜しくお願い致します。


2005年6月15日(水)

昨日は平日の朝番組の話をしましたが、 今朝のフジテレビの「とくダネ!」の一番最初の
話題でメインキャスターの小倉智昭さん【注1】が佐渡裕さんとシエナ・ウインドオーケストラ
「ブラスの祭典3」のCDのお話をされたのには驚きました。

しかも映像まで出て来ました。このCDには収録されていないのですが、アルフレッド・リー
ドの「アルメニアンダンス」パートUの第1曲「農民の訴え」のイングリッシュホルンのソロ箇
所だとすぐにわかりました。【注2】

この曲はハープとイングリッシュホルンがないと締まりません。特にこの第1曲はハープが
冒頭から相当ものをいいますので実に吹奏楽らしくないサウンドで始まります。イングリッシ
ュホルンの美しいメロディーとオーケストレーションが生きた演奏に出会うのは案外難しく、
楽器にカンタービレをかけさせようとゆったりし過ぎた演奏になるとメロディーが間延びして
死にますし、それ以前の問題としてアマチュア吹奏楽団の演奏の場合、ハープをピアノや
グロッケンシュピールで代用した演奏がなされるケースも多いです。コンクールでもよくあり
ます。これではチャーシューではなくプレスハムが入れられたラーメンが出て来るラーメン
屋に入ったような気分にさせられてしまいます。

ハープはテューバより楽器が遥かに高いからしょうがないというのはありますが、あって欲し
いです。特に私学のお金持ち高校や名門吹奏楽部を有する大学やハイレベルなアマチュア
吹奏楽団には是非ハープがあって欲しいです。ハープの譜面をスコアに書いている作曲家も
多いですし、決して無視をしてはいけないと私は思うのです。もちろんハープ専門の人も楽団
内にいて欲しいです。出来れば竹松舞さんみたいな人でお願いします。

続いてスーザの「星条旗よ永遠なれ」の合奏の映像が出ましたが、これは当日聴きに来て
くれた人の中で楽器を持って来てる人は舞台に上がって来て一緒に演奏しましょうというこ
とを佐渡裕さんが言われてて、現在ではもの凄い数の人が舞台に上がって一緒に演奏して
います。






















で、その後は貴乃花親方生出演
コーナーになりましたので爆睡しました。




【注1】
小倉智昭さんは大のクラシック音楽ファンとして有名な方です。小倉智昭さんは「元気が出るク
ラシック」
というCDを出されたこともあります。

【注2】
アルフレッド・リードの「アルメニアンダンス」は単一の楽章で出来ている「パートT」と3つの楽
章で出来ている「パートU」があり、これで全曲です。佐渡裕さんはパートTのCDを既に出され
てますが全曲のCDはまだです。
「アルメニアンダンス」全曲のCDですが、フレデリック・フェネル指揮東京佼成ウインドオーケス
トラのCD
が入手が容易で、しかも充実した演奏だと思います。録音状態も優れています。ただ、
個人的にはオプション楽器(スコア上はこの楽器を使うか使わないか指揮者が選択出来るよう
作曲者が表記していて、指揮者はそれを選べます。フェネルは使っていません。)であるコントラ
バスクラリネットがパートTで活躍してもっとサウンドに重厚さを出して欲しかったというのと、ホ
ルンがパートTで他の金管楽器を圧するほどの音圧と輝きをもったサウンドで鳴って欲しかった
というのはありますが、この曲の管弦楽編曲版が聴いてみたいと思っているのは決して私だけ
では無いと思います。特にハープやイングリッシュホルンが活躍する壮大で美しいパートUの第
1曲やハチャトゥリアンのバレエ音楽「ガイーヌ」を連想してしまうほど熱狂的な音楽であるパート
Uの終曲はそう思わせるものがあります。


2005年6月14日(火)

今日の朝番組は平日の朝番組らしくマイケルジャクソンと元横綱兄弟の話ばかりでしたの
で途中で観るのをやめて寝てしまいました。 先月から深夜も仕事をしている私にとっては、
この放送内容だと睡眠時間にした方がよいという判断が働いてしまうのです。(ただし日曜
日は除く。)

マイケルジャクソンで思い出してしまうのですが、そういえばMCハマーという人もいましたね。
チャーリーハマーではありませんよ。平成生まれの若い人知らないかも知れませんね。平成
時代の初期に一世を風靡したミュージシャンなんですが、1年くらい前でしょうか?平日の朝
番組、たぶんナカミーが出て来る番組だったと思うんですがその番組でアメリカの面白いコマ
ーシャル特集をやったことがあって、MCハマーが怪しいシチュエーションで子供たちに見つ
かってしまい、「ハマー、今までどこ行ってたの?」と子供に聞かれてしまうコマーシャルが一
番笑えました。「アメリカでもハマーはそう思われているのか。」というのを逆手に取ったコマ
ーシャル作りがお見事です。


2005年6月13日(月)

豚丼店の「なか卯」西葛西駅前店で新メニューの山わさびそば(450円)を食べました。

山わさびは全部漢字で書くと「山山葵」となります。 こう書くとなんか「頭痛が痛い」みたい
なんですが止むを得ません。この山わさびは北海道に広く自生しているものなのだそうで
す。それも地元だとその辺の道端などに普通に生えていて、外見は太ったゴボウというか、
ちっちゃな山芋というか、とにかく色白のわさびで、元をただせば西洋のホースラディッシュ
がその出自であるらしいです。

「なか卯」のメニューに書かれてた解説によりますと、通常のわさびよりも1.5倍は辛いん
だそうです。こんなこと知ってしまったら恐る恐る使うじゃないですか。本当に罪作りなメニ
ュー解説です。でも知らなかったら知らなかったで鼻がもっと悲惨な目に遭いますが。

で、恐る恐る使ってみたら鼻が悲惨な目に遭いましたがそばとよく合っていてとてもおいし
かったです。これは讃岐うどんに使ってみたらどうなのか知りたいです。


2005年6月12日(日)

テレ朝の某朝番組の前の前にやっているキツネが主人公のアニメ番組にモー娘が出演
しています。しかもモー娘達がいる町のライバルの町の名前は「カメカメ町」です。他人事
とは思えない名前です。この番組のモー娘達は牛の姿をしています。しかもスズメの姿の
プロデューサーまでいます。名前は敢えて言いませんがシャレがきつ過ぎです。

この番組、オヤジギャグとなぞなぞがウリなんだそうですが、私はそれらよりも有名人が動
物の姿で出て来て笑いを取るのと原先生がどっかにいるのがよりウリなのではないかと疑
っています。手品師のヤギーしろうが相棒のヤギーくろうと一緒にあるものを消す手品をした
回が一番子供達に笑われていたのではないかと思うのですが、これさえもオチが見えてしま
うお約束の笑いです。


ご覧の通りこの番組、今日は次回に続く終わり方をしました。

6月12日『めざせ!ゆうしょうカーニバル』
毎年優勝していると言うカメカメ町の山車を偵察に行くゾロリたち。建造中の山車はスポ
ンサーにブルル公爵がついて今年も豪華だ。それを知ってライバル心を燃やすゾロリ。み
んながあっと驚くような山車を作ってカーニバルを盛り上げ、実はその裏で銀行強盗を成
功させようと考えていたのだ。ガラクタで作った山車用の仕掛けをモーモー娘たちに見せ
るゾロリ。その様子を遠くから見ていた町の人たちもやる気を出し始めるが…。カメカメ町
は人気アイドルグループ、クマクマーズとブータルスを呼んでいたのだ。果たしてカーニバ
ルの優勝の行方は!?



しかし、この番組は特別番組をするせいかしばらくお休みになるらしく、こんな時に続き物や
るなんて本来は大変なんですが子供は記憶力が抜群です。 抜群なんで私は少しも心配し
ておりません。子供の記憶力は主に怪獣の名前憶えたり子供番組のあらすじ憶えたりする
のに使われています。お母さん方泣かないで下さい。これで子供は就学前に字を覚えるの
です。怪獣サマサマです。女の子にとってはなぎさが代わりを務めてくれるのでこれまたか
まんのです。これは嘘ではありません。 何を隠そうこの私も幼年時代に怪獣の名前でひら
がなとカタカナを覚えたのです。母の証言によると「カタカナのほうが覚えるのが早かった。」
らしく、怪獣の名前で覚えたと聞かされた私はこの過去の恥を封印しようかとさえ思いまし
たが過去の事実を率直に述べて世の中に貢献しようと思い直しました。

続き物か否かの話をしていたのに相当話が横にそれてしまいました。話を戻します。某朝番
組は大きな流れにおいては続き物で一話完結の回や次回に続く回が混在していますがそれ
もかまんのです。

某朝番組はヒビキさんがトドロキさんへの陣中見舞いにメロン団子を買ったのでちょっと前
までメロンパンがマイブームだった私はもう何も言うことがありません。


2005年6月11日(土)

6月6日(月)の日記がちょっと反響を呼んでて個人的に驚いています。これは2001年以
降、そうです、21世紀に入ってからの話をしないといけないと思いました。特に昨年は面白
いことがあったのです。

昨年(2004年)の全日本吹奏楽コンクール課題曲U「エアーズ」【注1】の作曲者である
田嶋勉さんは中学校の先生です。(以下、「田嶋先生」です。)

田嶋先生は以前にも1989年に「WISH for wind orchestra」(課題曲B)が採用された
ことがあり、昨年の「エアーズ」は2度目に採用された曲です。

そしてなんと田嶋先生はその中学校(千葉県柏市立柏中学校)の吹奏楽部と共に全日本
吹奏楽コンクール全国大会にまで出場されました。もちろん課題曲は「エアーズ」です。

柏市立柏中学校は創部以来50数年で全国大会は初出場だったのだそうですが、先生、
部員、共に嬉しかったんじゃないかと思います。

田嶋先生は「エアーズ」は卒業式の後に卒業生を送る時の音楽をイメージされたとのこと
でした。そして2005年3月の卒業式の当日、1、2年生たちは降りしきる雨にもかかわら
ず、「エアーズ」を演奏して先輩を送り出しました。作曲意図が本当のことになったのです。

実はこのお話、日本テレビ系「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」という番組に「吹奏
楽の旅2005」というコーナーがあって2005年4月13日に放送されたのです。

ちなみにタイトルの「エアーズ」の「エアー」には「歌」という意味があります。曲を聴いた限
りでは楽器に旋律を歌わせるのが難しい曲だと思いました。こういうメロディーがすんなり
耳に入って来る曲で音が上下にとぶ曲は管楽器泣かせなところがあります。

【注1】
生演奏ではありませんが、「エアーズ」はこのサイトで聴けます。こんな始まり方をする課
題曲は珍しいです。 オルゴールを模したようなグロッケンシュピールから合奏に移行して
いく様はなんかひと昔前の女の子向けのアニメのBGMとかで使われてそうな感じでなか
なか気恥ずかしいものがありますが、曲想はころころ目まぐるしく変わっていきます。卒業
式に演奏されたら泣く人出るかもね。


2005年6月10日(金)

ケンタッキーフライドチキン葛西店でチキンフィレサンドのセット(577円)を食べました。

アメリカではフライドチキンは大人気のファーストフードで、あのジャズサックスプレイヤー、
チャーリー・パーカーもこれが大好物でした。【注1】

今でこそ日本中にお店があるケンタッキーフライドチキンですが、創業者であるカーネル・
サンダースがケンタッキーフライドチキンの事業を始められたのはお店が火事で焼けてし
まってからというのは有名な話です。 「トリビアの泉」でもこの話は取り上げられたことが
ありました。

ケンタッキーフライドチキンは現在では世界中に1万店以上ある巨大ファーストフードチェ
ーンです。このことは創業者であるカーネル・サンダースの自伝『Finger Lickin'Good』
に記されていますが、カーネルは最初からフライドチキンの事業をしていたのではなく、
ガソリンスタンドの経営がもとになっています。

1920年、当時30歳のカーネルは石油会社の総支配人からガソリンスタンドの経営を任
されました。カーネルはお客が道を尋ねに来ただけでも誠意のある接客を心がけました。

その結果、ガソリンスタンドは繁盛し、40歳になったカーネルはスタンド横で小さなレスト
ラン「サンダース・カフェ」を始めました。しかしカーネルが49歳のときに店が火災に遭い
全焼してしまいました。店を失ったカーネルは唯一の財産だったフライドチキンの調理法
を教える代わりに売れたチキン1羽につき5セントを受け取るというフランチャイズビジネ
スを始めたのでした。これが大成功し、20年後にはアメリカで200店を超え、カーネル
が73歳の時には600店を超える巨大企業へと成長していきました。

例えばハンバーガーですと日本国内に複数の企業が存在し、シェアを争っていますが、
フライドチキンの分野ではケンタッキーフライドチキンの他には(小規模なお店やハンバ
ーガーショップにおけるサイドメニューの類を除き)これはといった企業が存在しないとい
うのは凄いことだと思います。日本ですとやはりラーメン店がこの形式を採用しているケ
ースが多いでしょうが、諸外国はどうなのか見たいところです。


【注1】
チャーリー・パーカー(本名チャールズ・クリストファー・パーカー)は、1920年、当時のジ
ャズのメッカのひとつカンザスシティーの郊外に生まれました。パーカーは地元のリンカ
ーン高校に進学したのですが、その学校の授業は物足りなかったらしいのです。そのた
めやる気をなくした彼は、もう少しで学校を辞めてしまうところでした。そんな彼を学校に
引き留めたのが、伝統あるリンカーン高校のマーチング・バンドの存在でした。新入団員
として、最初バリトンサックスを担当していた彼は、その後生涯の友となるアルトサックス
と出会い、何人かの仲間たちと「ティーンズ・オブ・スウィング」というダンスバンドを結成
したのでした。
当時彼が住んでいたカンザスシティーの街は全米でも有数のジャズの街でした。街のあ
ちこちにあるジャズ・クラブでは、多くの優れたミュージシャンたちが毎夜ジャムセッション
を繰り広げ、新たなジャズの時代を切り開きつつありました。まだ子供だったチャーリー・
パーカー少年は、年齢をごまかしてジャズ・クラブに潜り込むとジャムセッションをかぶりつ
きで見る毎日を送りはじめ、いつしか学校のバンド活動からも離れてしまいました。
しかし、ある日飛び入り参加したジャムセッションで自分の音楽的知識の無さを思い知っ
た彼は、自宅にこもると誰の助けも借りず独学で12音階を修得してしまいます。そしてア
ルトサックス1本でニューヨークに進出したのでした。我が国でいうと生ギター1本で九州
から上京に近いものがあります。で誰ですか南こう○つさん、さだ○さしさん、長渕○さん
を今連想している人は。
さて、カンザスシティーではそれなりの知名度を得ていたパーカーでしたが、やはりジャズ
の最前線の大都市ニューヨークは甘い場所ではありませんでした。彼はニューヨークに着
いたものの演奏するチャンスを得るどころか、食べるのにも困る状況に追い込まれてしま
いました。
仕方なく彼は初めてミュージシャン以外の仕事に就きました。それは「ジミーズ・チキン・
シャック」というレストランでの皿洗いの仕事でした。そして、ここでその後彼の愛称として
永遠に語り継がれることになる「バード」が誕生します。それは、このレストランで働く者
にとって唯一の贅沢、チキンの食べ放題で彼がとんでもない数のチキンを食べてしまった
ことからきたもののようです。そして、レストランの裏庭(ヤード)で練習に励むバードという
意味で「ヤード・バード」というニック・ネームが生まれたようです。
チャーリー・パーカーのCDの中で最初に接するのによいと思うのは「Now's The Time」
です。「Now's The Time」の次は二大代表曲みたいに思われている「Billie's Bounce」
と「Now's The Time」のテイクが多数聴ける「The Charlie Parker Story」もパーカーの
プレイを満喫するのによいです。
チャーリー・パーカーのサックスのプレイはビブラートがかからず辛口でリードの鳴動の芯が
強く、CDを再生するとパーカーの音が弾丸のように迫ってきます。アドリブに感傷的なとこ
ろが一切無いのが魅力です。しかし、それだけに最初にジャズを知るのに良いかというと、
確固たる音楽観から来るインプロビゼーションの閃きの妙を楽しめない人にとってはパーカ
ーのプレイは魅力を感じ理解をするのに時間がかかる面があります。
聴感上、メロディーの解りやすさから入っていかざるを得ない方は「エイプリル・イン・パリ〜
チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス」
から入っていくのがよいかも知れません。この盤
は弦のサウンドにかえって時代を感じてしまうものがありますが、わかりやすい曲が多くパ
ーカーのCDの中ではアドリブが控えめです。


2005年6月9日(木)

昨日の日記に【注1】を追記しました。

さて、本日は「ちりめん亭中葛西店」(中葛西5−15−9)に行きました。
ちりめん亭は東京ではかなり知名度が高いフランチャイズ形式のラーメン店で、ヘルシーな
食材の提供、特に野菜へのこだわりの点が気に入っていますなんて書いたら最近ネタ切れ
ですかなんて思われそうですが、ネタ切れというよりも仕事と睡眠と食事以外書くことが無い
日が続いているような気がしてます。仕事の話は基本的に書かないようにしていますから尚
更書くのが難しいです。


2005年6月8日(水)

FIFAワールドカップアジア最終予選

日本 2−0 北朝鮮

この結果、私の頭の中でヴェルディの歌劇「アイーダ」第2幕より「凱旋の合唱と凱旋行進曲」
がバリバリ爆発してくれました。【注1】
「そんな曲知らん。」と言われそうですが、聴いたら誰でも知ってる曲です。全部は知らんけど
「ここだけ知っている。」と思われる曲の典型です。それでも知らんと言われそうですが、少な
くとも実は日本語で歌われているのではないかと誤解されているあの歌、「おーれー俺俺♪」
ではないというのだけはご理解いただけるかと思います。

歌劇「アイーダ」全曲のCDですが、ヤマハ製のアイーダトランペットの輝かしく艶っぽいサウ
ンドが聴きたいなら断然カラヤン&ウィーン・フィル盤です。歌を聴きたいならムーティ&ニュ
ー・フィルハーモニア管盤
ですが、グラマラスなオペラの録音としてはもう鮮度が古く、音の
鮮明な新録音を期待したいです。歌手厳選はもちろんのことですが、ムーティには出来れば
ミラノ・スカラ座管を指揮していただきたいのですが、実現は・・・?

日本代表のワールドカップ予選通過が決まり、本当に嬉しいです。現在10代以下の若い人
はもしかしたら当たり前みたいに思われてるかも知れませんが、 日本が予選を通過出来る
ようになったのはワールドカップサッカーの長い長い歴史からみて、つい昨日からといってよ
いほど最近になってからの話なのです。しかも前回は予選免除の回でした。


【注1】
第2幕の「エジプトとこの聖なる地を」(合唱)から聴いてみて下さい。この第2幕の凱旋の合唱
と凱旋行進曲の箇所は吹奏楽にも編曲されていて時に聴くことがあります。
私が歌劇「アイーダ」全曲を聴いたのは前述のカラヤン&ウィーン・フィルのCDが初めてなの
ですが、これだけトランペットが活躍するオペラは無いと思いました。 カラヤン盤はトランペット
奏者に朗々とブリリアントな吹奏をさせ、とても艶っぽい響きで収録されています。EMIのCD
は音の解像度よりも全体の雰囲気とホールトーンを重視した録音で知られていますが、カラヤ
ンのこのアイーダのCDに限っていえば解像度が高くEMIらしくない録音です。とにかくトランペ
ット奏者は必聴です。ようこんだけ吹けるのーと思います。























第2幕だけ聴いて終わりにしないように。


2005年6月7日(火)

前日の日記の補筆を行いました。あとはファミリーマートのメロンパン特集は昨日で終わりだ
ったのですが、念のため行ってみると2個残っていましたので賞味期限を確認して2個とも買
いました。すぐ2個とも食べてしまうのはもったいない。うち1個は賞味期限ぎりぎりまで置い
ておこうと思いました。


2005年6月6日(月)

整体院休業日。天気が良い日でしたがネットサーフィンをしていました。

今日見ていたのは「碧の会」のホームページです。「碧の会」は作曲家の福島弘和さんと坂田
雅弘さんによる作曲者と演奏者が協力しつつ作品発表の場を企画・実現することを目的として
いる会です。ホームページはお二方ともエッセイがとても面白いです。その音楽を仮に知らなく
とも文章に惹き込まれます。

私がこのお二方の繋がりを意識することとなったのは福島弘和さんと坂田雅弘さんが全日本吹
奏楽コンクール課題曲のTとWを出された年である2000年のことでした。【注1】

この年の課題曲はT〜Wの4曲ともが印象に残る佳作が集中した稀有なる年で、ちなみにVは
池辺晋一郎さんの曲で、池辺晋一郎さんが吹奏楽のために曲を書かれたことが意外で驚きまし
た。【注2】

坂田雅弘さんの曲である「吹奏楽の為の序曲」がWなのは委嘱作品ではなく公募作品から選ば
れた曲だからだという事情があるからですが、内容的にはTの曲として扱われそうな曲です。
【注3】

坂田さんの「吹奏楽の為の序曲」には19世紀後半から20世紀前半に活躍した作曲家の影響が
みられ、特にドビュッシー、ラヴェル、ムソルグスキー、ホルスト、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ハチ
ャトゥリアンなどの曲のスコアを研究されているようですが、やはりその中ではラヴェルの影響が一
番濃厚なのではないかと思います。坂田さんはラヴェルを師と仰がれ、中でもバレエ音楽「ダフニ
スとクロエ」についてはホームページ上で 「これは, 現存する管弦楽作品の中で最高傑作と言って
良いであろう.」と書かれています。

このように4曲ともに人気を博するようになる年は本当に珍しく、もう1つ言うとスティーブン・メリロ
(1957−  )の傑作「ゴッドスピード!」がコンクールの自由曲として初登場し、 全国大会の会
場の度肝を抜いたのも2000年でした。これはC.T.スミスの「フェスティヴァル・ヴァリエーション
ズ」が最初に出て来た年の反響以来のものだという人もいます。


【注1】
4曲中3曲が「プレイヤーズ王国」にあり、ちょっと驚きました。ご参考までにリンクを致しておきま
すが、いずれも生演奏の機会がもっとあって欲しい曲だと思います。難しい曲が苦手な方はWか
ら聴いてみて下さい。アンコールで出て来たら嬉しいものがありますが、自衛隊は「軍艦行進曲」
やスーザの有名行進曲をよく演るんだなこれが。

T「道祖神の詩」(福島弘和)
U「をどり唄」(柏崎真一)
V「胎動の時−吹奏楽のために」(池辺晋一郎)
W「吹奏楽の為の序曲」(坂田雅弘)

【注2】
一番意外で驚いたのは1988年に三善晃さんの曲である「深層の祭」(課題曲A)が出て来た
ことです。
あと、1965年と1970年はアルフレッド・リードの曲が出て来ますし、海外の作曲家ということ
で言えば1978年はジェイガーの曲「ジュビラーテ」(課題曲A)とマクベスの曲「カント」(課題曲
B)が登場した特殊な年で、1985年は三枝成彰さんの「Overture FIVE RINGS」(課題曲A)
と、真島俊夫さんの吹奏楽のための交響詩「波の見える風景」(課題曲B)が出て来た凄い年
です。
「池辺晋一郎さんは吹奏楽曲を書かれない方である。」という先入観を私は抱いてしまっている
ためか、池辺さんが吹奏楽曲を、それもコンクール課題曲を書かれるというのは1990年の課
題曲「ランドスケープ−吹奏楽のために」(課題曲A)もあり、2000年の課題曲Vが初めてでは
ないにしても私には意外に思えてしまいます。げに恐ろしきは先入観です。三善晃さんも「深層
の祭」の後は1992年に吹奏楽のための「クロス・バイ・マーチ」(課題曲C)を書かれています。
1990年代は特に中学校の中には出場をあきらめた学校が出てしまったのではないかという位
難曲が集中した1994年と、マーチ以外の曲が登場した1964年以降で課題曲の全てがマー
チになった最初の年である1993年が特に印象に残っています。
他の年についていえば1990年の間宮芳生さんの「カタロニアの栄光」(課題曲C)はマーチの佳
曲だと思いますし、人気作曲家である田中賢(たなかまさる)さんが1992年に「ネレイデス」(課
題曲A)を出されたのも印象に残っていますが、私は打楽器がヴァイタルな活躍をし、後半の明
確な旋律の意志力が凄まじい田中賢さんの「メトセラU」や「紅炎の鳥」のような曲が課題曲で登
場するのを楽しみにしています。

【注3】
全日本吹奏楽コンクールは先に課題曲のうち1曲、次に自由曲を1曲演奏する形でなされます。
全日本吹奏楽コンクールの課題曲は方針がいろいろ変わっていますが、資料が容易に入手可
能な1962年以降をみてみると、2曲選択時代、4曲ABCD選択時代(節目の年に5曲ある年
があったり、中学生部門、高校生部門、大学・一般・職場部門で課題曲が分断されてたり、年
によって細かい違いはあるようですが)を経て、現在はやはり年により5曲あったり部門限定の
曲があったりしますが4曲TUVW選択時代になっています。どこが違うんやと思いましたが、
なんか違うみたいです。
マーチ以外の曲が課題曲として出てきたのは1962年以降の記録を見ると1964年からで、課
題曲ABCD選択時代においては課題曲Dはマーチの課題曲の指定席のイメージがありました。
しかし、この課題曲Dがマーチであることが多かった過去においては技術力の面で出場をあきら
めていた特に中学校の吹奏楽部の出場の裾野を広げた功績が大きかったと私は思います。


2005年6月5日(日)

某朝番組のトドロキさんのディスクアニマルの使い方は雑でいかんと思いながら次の番組の話
は飛ばして「題名のない音楽会21」を観ていました。今アメリカで一番人気のソプラノサクソフ
ォン奏者であるケニー・Gさん【注1】と尺八奏者の藤原道山さんの共演
でした。

ケニー・Gさんの代表曲「ソングバード」「シルエット」等の曲が演奏されましたが、ケニー・Gさん
のCDは全世界で1000万枚を超えるセールスを記録されています。これは歌付きではないイ
ンストゥルメンタルのCDのセールスとしては驚異的なものです。一言でいうと「癒しのフュージ
ョン」ともいうべき曲が主で、主要曲は1980年代後半から1990年代前半に集中していますか
らケニー・Gさんの曲をおさえておきたい方はその頃のCDである「デュオトーンズ」「シルエッ
ト」
「ブレスレス」から入っていくのがよいと思います。

番組を観ていて、尺八とソプラノサクソフォンの共演は意外に音が合うものだという感じがしまし
た。ソプラノサクソフォンという楽器はジャズやフュージョンで使われるイメージが強いのですが、
クラシックでも稀に使われます。中でもヴィラ=ロボスの「ソプラノサクソフォンと室内管弦楽のた
めの幻想曲」
はポップス感覚で聴けるようなところがあります。アルトサクソフォンなら更に作品
数が多く、イベールやグラズノフが協奏曲を、そしてクレストンという作曲家が傑作ともいうべき
コンテンポラリーでしかも第2楽章が心に残るソナタ
を書いています。また、現代の一部の管弦
楽曲ではサクソフォンが重要な役割を果たすケースも増えて来ています。【注2】


【注1】
そのまんまけにいじいさんと読みます。ケニー・Gさんの名前をみて、最初に何が浮か
んだかというと、「この人サイボーグGちゃんみたいな名前だなあ。」という
連想
だったのは私の過去の恥です。
ところで、この「サイボーグじいちゃんG」を描いてた方が後に囲碁の漫画で大爆発したのは有
名な話です。


【注2】
19世紀以降に書かれた管弦楽曲では例えばこんな曲にサクソフォンが使われています。

ビゼー:「アルルの女」第1組曲、同第2組曲
ドリーブ:バレエ音楽「シルヴィア」
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲版)
ラヴェル:「ボレロ」
コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
プロコフィエフ:組曲「キージェ中尉」
ガーシュイン:「ラプソディー・イン・ブルー」(ただし初演版のスコア)
イベール:「祝典序曲」
ミヨー:バレエ音楽「世界の創造」


2005年6月4日(土)

西葛西駅メトロセンター内にあるロッテリアでハンバーガーとポテトM+アイスコーヒーのセットを
注文しました。(415円)

ロッテリアの商品はマクドナルドの競合商品よりわずかに高く、モスバーガーの競合商品より若
干安い傾向にありますが、どちらかというと商品の品質や外観やお店のコンセプトはマクドナルド
寄りの印象があります。また、メインのハンバーガーよりもサイドメニューのポテトの方が身体に
抵抗感無くすんなり食べられます。

ロッテリアの場合、ハンバーガーよりもポテトの方が身体に抵抗無くすんなり入るというのは、ポ
テトの方がハンバーガーよりもヘルシーな製造過程を経ているからというのもあります。ロッテリ
アの商品はハンバーガーよりも植物油脂100%にこだわるポテトの方が優れている印象があり
ます。

ベーシックなメニューであるハンバーガーはバンズの厚みや味が共に薄く、牛肉のぱさつき感も
気になりますので、メジャーなファーストフード店のハンバーガーの中では特に冷めないうちに食
べないといけないようなところがあります。よって薄いハンバーガーで(口の周りを汚さないという
意味において)食べやすくお手軽感を強く押し出しているコンセプトではありますが、 主力商品は
店内お召し上がりに向き、マクドナルドの主力商品ほどはテイクアウト向けではない感があります。
ハンバーガーや肉まんのレンジでチンは味が大きく変わりますので私は好みません。

調べてみるとロッテリアは売上げの実績でマクドナルドよりも規模がずっと小さいのですが、メニ
ューの工夫により売上げの実績の更なる向上を狙える素地や企業理念は十分にあると思いま
す。1つ言うとするならば冷めてもおいしいメニューがもっと出てきたらマクドナルドの売上げにも
っとずっと近づけるかも知れません。例えばファミリーマートにある「こだわりパン工房」のハムカ
ツパンのような冷めていてもすんなり身体に入るメニューを複数創出することは可能だと思いま
す。テイクアウトが主要なコンセプトとしてあるのならばこれは重要なテーマです。


2005年6月3日(金)

J.S.バッハのオルガン曲が聖ミヒャエル教会のシュニットガー製作のオルガンの音で聴きたく
なりましたので、ジグモンド・サットマリーの演奏によるCDを出して聴きました。

パイプオルガンという楽器はその会場に備え付けで移動の自由がきかない楽器です。よって生
演奏を聴きたい場合はその場所に行くしかありません。CDは生演奏ではありませんが、その
辺はまだ救いがあります。(もっともCDの場合、再生の環境がそれぞれ極端に違うというのは
あるでしょうが。)

ヨーロッパには主に17世紀から18世紀にかけて製作されたオルガンの名器が多数存在しま
す。ドイツやオランダに特に歴史的なオルガンが多いのですが、オランダでは国家によって大
切に歴史的なオルガンが保存されています。その名器のうちの1つとしてズウォレの聖ミヒャ
エル教会のシュニットガー・オルガンがあり、今回のCDはサットマリーがそのオルガンを弾い
たものです。

シュニットガーとジルバーマンは歴史的なオルガンの二大名器として知られています。ピアノ
でいうところのスタインウェイとベーゼンドルファー、ヴァイオリンにおけるストラディヴァリとグ
ァルネリ、テューバにおけるアレキサンダーとベッソン【注1】みたいなものと捉えていただけ
れば概ね結構かと思います。

ドイツではバロックの時代から北と南でオルガンの音が違っていました。南方ではジルバーマ
ンが、そして北方ではシュニットガーが多く作られました。ジルバーマンはどちらかといえば柔
らかくて暖かみのある音で響きが明るく、シュニットガーは音色に輝きがあり、いくぶん硬質で
はありますがバッハのフーガ作品に向く印象があります。また、ピッチの違いの大きさも特徴
として認められます。【注2】

現代のピッチで「トッカータとフーガ」ニ短調を聴き慣れた人がサットマリーの今回のCDを聴く
とそのピッチの高さに驚くと思います。聖ミヒャエル教会のシュニットガー・オルガンは一音高
いホ短調で響き渡るのです。もうそれだけで印象が別の曲みたいになります。逆にフランスの
エバースミュンスター修道院のジルバーマン・オルガンは一音低いですし、スイスのアルレス
ハイム大聖堂のジルバーマン・オルガンも半音低いです。フランスの歴史的なオルガンはピッ
チが低いものが多いです。

ピッチの高低のみならず、シュニットガー・オルガンは透明感が高く抒情性を拒否しているかの
ような鮮鋭で清楚な厳しさがあり、フーガの造型を端正に築き上げる様がやはりバッハ向きと
感じさせるものがあります。しかし、フォルテ時の低音の「ギャーン!!」といったパワー感や荘
重な音像の巨大性においては更に聴かせてくれるオルガンが存在し、その方面のものを期待
する人にとっては他の演奏家によるCDをお薦めしたい気もします。オルガン曲は演奏家のみ
ならず、何の楽器を弾いているかでも印象の違いが大きく出やすいです。親切なCDですと、ど
このオルガンを使って録音がなされたかの解説が載っています。バッハのオルガン曲について
言えば繊細なアラン盤も私は好きです。



【注1】
ヤマハのテューバはええと思うよ。特にロータリーのベー管。
(というか、ヤマハのピストンとロータリーしか吹いたことありませんけど。)

【注2】
現代ではa音が440Hz前後で調律されますが、昔はもっと高かったり低かったりしました。例
えば現代楽器ではなく古楽器で編成されたエンシェント室内管弦楽団をクリストファー・ホグウ
ッドが指揮したヴィヴァルディの「四季」のCD
などピッチが低く、ミリオンセラーを記録したイ・ム
ジチ合奏団の同曲のCDと比較すると別の曲を聴く感があるほどのものです。古楽器を使用し
た管弦楽団の演奏はピッチが低く設定されたものが多いです。また、弦はノンビブラート奏法
で弾かれ、現代楽器の弦の合奏よりもハーモニーが薄く、金属的なサウンドの印象がありま
す。
ところで、ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」といえばイ・ムジチ合奏団というほどこの楽団に
よる「四季」の演奏は有名になりましたが、そのイ・ムジチ合奏団の過去のCDの中でもピー
ナ・カルミレッリがソロを担当したデジタル録音のCD
は最初にこの曲を聴く人によいCDだと
思います。
ご参考までに、 ヴィヴァルディの「四季」のCDの中で最もロングセラーであるCDは同じイ・
ムジチ合奏団のフェリックス・アーヨがソロを担当したステレオ初期の録音のもの
です。 こち
らはより抒情性が強い演奏で、演奏から受ける印象のスタンダードさにおいてカルミレッリ盤
をとりたいと私は思いましたが、この位の違いなら好みの違いとも言えるかも知れません。
ヴィヴァルディの「四季」は名盤が多い上、ごつごつしたアンサンブルのミュンヒンガー盤、シ
ョッキングな実験劇場のアーノンクール盤、優美な小澤征爾盤、生真面目さとスリリングさが
同居したホグウッド盤など極端に曲の印象が異なるCDが多数存在しますので、複数のCD
を聴いてみると面白いです。


2005年6月2日(木)

お昼ちょっと前にモスバーガーに行き、「ハンバーガー」(220円)と「玄米フレークシェイク木いち
ご」(330円)を食べました。

モスバーガーといえば、安全な輸入牛肉とおいしくて豊富なソース類に特徴があり、受注されて
から作るため、作り置き方式を採用しているファーストフード店よりも高水準の味を提供出来るこ
とが既に有名ですが、肉類のみならず、野菜もヘルシーで安全なものを採用している点が高ポ
イントだと思います。メジャーなファーストフード店の中では待ち時間が一番長いというデメリットも
余程せっかちな人や急いでる時でもなければ気にはならないものです。精算と同時にもらえるほ
ど早いのは期待出来ませんが、並ばずに食べられるラーメン店の待ち時間と大差は無いでしょう。

「玄米フレークシェイク木いちご」は季節限定商品で、甘過ぎず自然で軽やかなバニラシェイクの
味と木いちごの甘酸っぱい味のコントラストが同時に楽しめるのが本当によいと思います。


2005年5月31日(火)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。前回は5月の上旬に書いたのですが、結構間を
あけてしまったような気がしています。その反面この5月はGWや新たな仕事の展開であっとい
う間に過ぎてしまったような気もしています。


2005年5月30日(月)

最近、ファミリーマートの「こだわりパン工房」のふんわりメロンクリームパン(105円)にはまっ
ています。はまっているのですが、6月6日までの季節限定商品なのが残念です。

このパンは北海道産のメロンを使用したクリームを包んで焼き上げられたパンで、柔らかい生
地と中のクリームの組み合わせが絶妙で、大変な人気を呼んでいます。 時間帯によっては売
り切れているほどです。


2005年5月29日(日)

某朝番組で前回威吹鬼と戦った謎の等身大魔化魍はオオナマズの胃袋でした。こいつは胃
袋のくせにオオナマズの額の触角とへその緒のようにつながっていて、しかもそのへその緒
のような太い管は伸縮自在で、その先は人型のような姿と動きで人を捕らえて食らって溶か
していたのです。

今回はその胃袋と威吹鬼との戦闘シーンの続きで、ディスクアニマルを食われて溶かされ、
胃液と思われる溶解液を噴き散らす胃袋に威吹鬼は苦戦しましたが、どこかにつながってい
るとみられる太い管が弱点と見抜いた威吹鬼はそこを攻撃、管からぷしゅーと勢いよく液が
出た途端に胃袋は苦しんで逃げてしまいました。

威吹鬼は電話でおやっさんに報告。おやっさんは威吹鬼の報告と過去の資料から魔化魍の
正体はオオナマズとその胃袋だろうと威吹鬼に告げるのですが、「おやっさん毎度毎度よう
魔化魍の名前わかりますね。 目玉おやじ役を一身に引き受けられてますね。」と思わずには
いられません。

魔化魍の特定の仕事は日菜佳さんの裏仕事なのですが、最近の日菜佳さんの仕事は甘味
処「たちばな」のウエイトレスの表の仕事のみに特化されているようです。

甘味処「たちばな」はいつも閑古鳥が鳴いている店という認識でいたのですが、最近はそうで
もないようです。明日夢君があきらちゃんに欠席分のノートのコピーを渡しに「たちばな」に入る
と「僕、お店の人?ここのお茶おいしいわねえ。おかわりちょうだい。」と客のおばさんに言われ
てしまい、店の手伝いをさせられてしまうのはさすがにいかんだろーと思いました。後半では店
のユニフォーム(和製)まで着せられてウエイターやらされてました。

ちょっと前の回あたりから「たちばな」には「アルバイト募集」の貼り紙があったのですが、明日
夢君のバイト料はおやっさんの団子をご馳走しましょう発言で0円になってしまうことが決定し
ました。まだ正式採用やないんよね。


明日夢君がこのままなし崩し的に「たちばな」のアルバイトに入
るという展開だけはいただけません。


彼はブラバンやらんといかんのです。でないと今回お約束通り出るんではないかと楽しみにされ
ててやっぱり出て来たチアガール姿のひとみちゃんにそう会えなくなるから彼はそれは嫌なはず
なのです。これは「たちばな」にお茶を飲みに来るひとみちゃんではいかんのです。それでも結構
会えるだろうけどいかんのです。 (と他人の好みまで勝手に決め付ける私。)

それとも明日夢君はブラバンでチアガール姿のひとみちゃんに会えるよりも「たちばな」でヒビキさ
んに会える方がよいというのでしょうか?彼をみてるとそんな感じすら受けます。嗚呼可愛そうなひ
とみちゃん。(と勝手に応援団調にしてしまう私。)

というか、この日記で「学業がおろそかになるのでなければ高校生が放課後にアルバイト
をするのは良いことだと私は思います。」と書いたのは私ではなかったか
というのは置いて
おいて、とにかく明日夢君はなし崩し的にバイトしたらいかんのです。バイトするならなし崩し的じ
ゃなく、もっと脚本しっかりさせて下さいと私は思ってしまうのです。でもなし崩しの予感。

明日夢君のせいでオオナマズの印象が薄くなってしまいました。こいつは胃袋を体外に出して亀
戸まで出張させて人を食らい、本体は東京東雲の地下排水施設に潜伏していました。しかし、そ
れにしてもこのロケーション、555の最終決戦の会場でもあったような気がするんですが、毎度同
じところを戦いの場にするのはいかがなものかと思ってしまいます。戦闘シーン撮ってる場所また
ここかいなというアレです。今回とは異なる会場ですが、人気の無いインテリジェントビル前の石畳
の垢抜けた広場が一番よく使われています。あれ撮影してるの大抵そのビルの会社が休みの日
です。日曜の早朝とか行ったら撮影シーン遠くから見られるかも知れませんが、どこでよくやってる
かは知ってるけどいわんことにします。なんでなのか知りませんが、戦隊ものの敵役はわざとらし
いくらいこういったところに出没します。少しは響鬼や昔の某巨大ヒーロー番組を見習って山奥や
日本アルプスの冬山セットで戦えと思ってしまいます。

話が横にそれました。行徳、八丁堀、東雲のいずれかの場所の地下に潜伏しているかも知れない
とのおやっさんの情報をもとに地下排水施設を見回るイブキさんは行徳と八丁堀ではスカをくらいま
したが、東雲の貯水槽の中にオオナマズの巨大な影を認めました。変身した威吹鬼の前にさっそ
く現れるオオナマズの胃袋君。威吹鬼は懸命に戦うのですがこの胃袋君はことごとく威吹鬼の攻
撃をはね返すと、体ごと威吹鬼にアタック。今度はまともにボディーに消化液を浴びてしまいました。
いくらなんでもこれは退却せんとまずいだろうという苦悶の叫びをあげる威吹鬼。 そこへ響鬼が烈
火弾を打ち込みながら登場。この烈火弾は卑怯なくらい胃袋君に効きました。

響鬼の烈火弾攻撃で胃袋君から解放された威吹鬼は響鬼から受け取った音撃管で射撃!オオナ
マズ本体を攻撃しようと自ら貯水槽へ入り、その中で音撃管・烈風をトランペットモードに組み立て
そして高らかに「ぱぱぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、ぷぇっっ!!」と吹き鳴らし
ました。水の中で鳴らせるかという突っ込み多数。でも苦しみ始めたオオナマズはついに爆発四散。

ところで、イブキさんが今回音撃管を持っていなかったのは香須実さんとのデート中だったからなの
ですが、魔化魍都会進出のため、 威吹鬼さんはあのトランペットを常時持つことになるのだろうか
と余計なことを考えてしまいました。 香須実さんはイブキさんをまだ一人前の男性とは見ていない
ようですが、鬼としては一人前と認める話がしたかったという意図が今回は伝わります。その意味
でも響鬼ではなく威吹鬼が音撃をするという展開になりました。 次回はまたトドロキさんメインの話
のようです。ヒビキさんメインの話は早くも夏休みに入ってしまったのでしょうか?


2005年5月27日(金)

仕事が終わった後は葛西駅前まで歩き、マクドナルドに入りました。

メニュー表を見ながら「ここでハッピーセットを頼んでしまったら、ハム太郎がついて来る
んですよね。」とトボケ気味に言ったらレジの女の子が笑ってくれました。たいした話ではない
のですが、私が言うとなんか妙におかしいみたいです。もちろん注文しませんでした。

結局、ホットコーヒーを注文しました。今だけかも知れませんが、マクドナルドのホットコーヒー
は100円で飲めます。缶コーヒーより安いです。知ってて損はありません。

ホットコーヒーのカップとトレイをもらった私は客席に移動しました。以前は大きなパチンコ店だ
ったのではないかというビルに入っている葛西駅前のマックの客席は非常に広く、高校生、特
に複数の女子高生の溜まり場になっています。中には勉強している子もいます。これが例えば
西葛西駅前のドトール(北口前と南口前の2店があります。)ですと高校生は少なく、専門学校
生や社会人とおぼしき人達が勉強しています。

これから暑くなって来ますので、ファーストフード店や安いコーヒー店は本当は飲食以外の目的
で長居する人達が増えることが予想されます。

私が受験生だった頃は公立の図書館がお勉強スポットとしてよく使われていましたが、最近は
公立の図書館だけではなく、こういった500円以内で飲食出来るお店に長時間いる高校生や
専門学校生が増えているのかと思うと時代の流れを感じます。 携帯電話代等のことも考えると
概ね裕福な子が増えているのだと思います。


2005年5月26日(木)

本日予約分の仕事が終わった後は時間が開きましたので、ブラームスの交響曲第4番のCD
を整体院内で鳴らしました。カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
演奏のCD
です。

特に若い人や女性にはブラームスの音楽はわかりにくいであろうとおっしゃる指揮者や演奏
家の方が多いのですが、カルロス・クライバーのCDはその傾向が薄いです。

カルロス・クライバー(1930−2004)はキャンセル魔で有名な人気指揮者でしたが、極端に
狭いレパートリーでありながらもその演目はいずれも聴き手を熱狂せずにはおかないもので、
ベートーヴェンの交響曲なら第4、第5、第7だけ、ブラームスの交響曲なら第4だけなどという
ように、自分が納得しない曲は絶対に指揮しないという姿勢を貫かれた方でした。昨年亡くな
られましたが、もっと長生きしていただきたかったなあと思います。

このブラームスの第4のCDですが、他の指揮者ならば豊満で甘美なサウンドが響くウィーン・フ
ィルのサウンドが一変して尖鋭で攻撃的でスポーツ的に響くため、ブラームスの曲調が苦手な
方も入っていきやすい印象があります。それでも第2楽章の美しいメロディーラインは崩されては
いないのがこの指揮者の非凡なところです。第3楽章のスケルツォはクライバーの躍動感溢れる
リズム感覚の優れた傾向性が聴き手を惹きつけて放しません。クライバーは躍動感とリズム感を
強く要求される曲に大変な適性を持たれていた方でした。ベートーヴェンの第7のビデオ観たんで
すが、指揮台の上でダイナミックに踊るような指揮姿が颯爽としててクライバーと小澤征爾さんは
「二大指揮姿がかっこいい指揮者」だと私は思います。

カルロス・クライバーはセルジュ・チェリビダッケと並んで20世紀後半を代表するカリスマ指揮者
のうちの1人でしたが、残されたCDの数が極端に少ないのは本当に残念です。個人的にはブラ
ームスの交響曲第1番やメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」のCDや、ストラヴィンスキ
ーの三大バレエ「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」のCDや、リムスキー=コルサコフやバル
トークの管弦楽曲のCDを出して欲しかったと思うこともあります。


2005年5月25日(水)

今月はママチャリを買ったことで普段より財布が厳しい私は、このママチャリを最大限に生か
した毎日を送っております。やはり自転車は乗ってみていいものだと思います。

そういえば昔々『フラッシュダンス』という映画がありましたが、ヒロインが自動車でもバイクで
もなく、自転車に乗っていたのは有名な話です。 これだけ自転車が自然に無理なく映像上魅
力的に生かされている映画も少ないでしょう。さりげなくヒロインに乗られている自転車が自動
車やバイクよりも格好がよい印象を受けるほどです。自転車なら青い山脈や二十四の瞳の方
が上とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、自転車目立ち過ぎです。ETに至っては空
飛んでます。

この『フラッシュダンス』の主題歌が後にドジでのろまな・・・・い、いや失礼、それはいう
たらいかん
とか、 それを知っている人はたとえ再放送や懐かしの番組紹介で知ったの
であったとしてもおじさんおばさんだとかいったツッコミが来そうです。若い人知らんでしょ?
堀ちえみさん主演の『スチュワーデス物語』なんて。



『スチュワーデス物語』って、そうですね。わかりやすく今でいうたら『アタックNo.1』
みたいなもんです。 受験生の皆さんはまあ多分試験には出ませんけど教養
を身に付けるという意味において是非憶えておいて下さい。でも、あんまり得々としゃべってた
ら仮面ライダー555の主役のたっくん演ったあの人みたいに「君、生まれる前のことよう知って
るなあ。山口百恵が引退したの君が生まれる前やぞ。」と不思議な目で見られますから気をつ
けて下さい。


前置きはさておき、ここがポイントなのですが、『スチュワーデス物語』とは、
君達が生まれる遥か昔にTBSでやってた
お笑い番組です。


笑いの極めつけに番組のクライマックスで『フラッシュダンス』の主題歌のイントロがおもむろ
に鳴ると反射的にうぷぷぷっと笑いをこらえるのに必死になる人
が続出した
といういわくつきの番組です。 堀ちえみさんはこのドラマ1作
のみの主演で芸能界に名を残されたのではないか
と思われていま
す。


また、片平なぎささんはこの番組の出演をきっかけとして更に大変な売れっ子女優となり、「新
婚さんいらっしゃい」の司会を経て今では2時間ドラマの女王様です。これはもうこの人しかいな
いのかという大出世です。なんか市原悦子さんみたいです。片平さんが10年後に何の役をされ
てるのかが今からとても楽しみです。


受験生の皆さん、お勉強の合間に『スチュワーデス物語』を観たくなったでしょう。でも、ここはぐ
っとこらえて合格してから観よう。まあDVDの後編も一応アマゾンリンク
ときますけど。



自転車の話をしようかと思ったのですが、相当横道に反れてしまいました。


2005年5月24日(火)

昨日の日記でフレデリック・フェネルのことを書いたことで、フェネルがイーストマン・ウィンド・
アンサンブルを指揮したCDを久しぶりに出して聴きました。曲はパウル・ヒンデミットの「吹奏
楽のための交響曲 変ロ調」です。

パウル・ヒンデミットは交響曲「画家マティス」等の作品で知られる20世紀半ばを代表するド
イツの作曲家ですが、オーケストラに定位置を持つ主要楽器のほとんどにソナタを書い
た人
としても有名です。

主要楽器のほとんどということはテューバソナタやビオラソナタといった他の作曲家ならば通
常は書かなかったであろう曲も中にはあります。 ご本人はビオラ奏者でもあったとのことで、
この意味ではビオラソナタがあるのは当然かも知れませんが、テューバソナタやコントラバス
ソナタやファゴットソナタやオーケストラではお客さんだといえるアルトサクソフォンソナタまであ
るのには驚きました。

私はヒンデミットの曲を人に勧めることが稀にありますが、これほど対位法をシビアでかつ面
白く聴かせる作曲家は珍しいです。メロディーの切り口で聴くタイプの方にはとっつきにくい面
があるかも知れませんが、 音響上も優れた鳴り方をしてくれるスコアです。 後進の作曲家達
にも多大な影響を及ぼしていますし、音楽療法上も興味深い作曲家です。

この「吹奏楽のための交響曲変ロ調」は、アメリカ陸軍軍楽隊隊長ヒュー・カーリー少佐の依
嘱作品で、1950年から51年にかけて作曲され、51年4月5日にワシントンで作曲者の指
揮により同軍楽隊の演奏で初演された吹奏楽のための交響曲の中でも特に優れた内容を持
つ作品です。

主題の展開、対位法、フーガの使い方など、技術的に見てこれほど優れた作曲技法で書かれ
た吹奏楽曲は少なく、20世紀半ばに書かれた吹奏楽曲として最高の傑作といえます。曲は3
つの楽章から出来ていて、特に第3楽章のフーガは鳥肌モノですが、第1楽章の最初の1分で
「なんじゃこりゃあ!?」となる人もかなり出そうな曲でもあります。とにかく面白い曲です。


2005年5月23日(月)

久しぶりに何気にCDショップに入る気になり、ちょっと入ってみたら佐渡裕さんが「ブラスの祭
典3」のCD
を出されてたので驚きました。

曲目リストを見てまた驚きました。

曲目リスト
1.20世紀フォックス・ファンファーレ(ニューマン)
2.高度な技術への指標(河辺公一)
3.シンフォニア・ノビリッシマ(ジェイガー)
4.吹奏楽のための第1組曲(ホルスト)
5.風紋(保科洋)
6.フェスティヴァル・ヴァリエーションズ(スミス)
7.詩のない歌(ルディン)
8.ディスコ・キッド(東海林修) ※〈CD/SA-CDハイブリッド仕様〉



風紋が入っているではありませんか。

佐渡裕さんに風紋やって欲しいと日記に書いたのは昨年の4月だったんですが、こんなに早
く佐渡裕さんの指揮によるCDが出るとは思いませんでした。

吹奏楽に馴染みが無い人にも抵抗感が少なく、しかも理解されやすい曲が今回は選曲され
ていて、「ブラスの祭典2」を買わなかった私もこれは買ってもよい人が多いのではないかと
思いました。今月はきついので「後でね。」とも思いました。ですから、
今回話題のCDはまだ「推薦」という訳ではないです。聴いてませんし。

ただ、何の曲をやってるかというのはわかりましたから、それについては書きます。

わかりにくい曲だと投げ出してしまいそうな方はG.ホルストの「吹奏楽のための第1組曲」と
保科洋さんの「風紋」とC.T.スミスの「フェスティバル・ヴァリエーションズ」から聴いてみるの
がよいと思いました。

特にC.T.スミスの「フェスティバル・ヴァリエーションズ」は同曲の容易に入手出来るCDが
今まではごく少なかっただけに嬉しいものがありますが、この曲はホルン奏者がR.シュトラ
ウスやレスピーギの難曲よりも嫌がる難所だらけの曲で、聴き応えがある楽しい曲です。(演
奏する側は大変でしょうが。)

実際、この曲を(まともに)演奏すると会場はブラボーの嵐が大爆発してしまいます。ホルン奏
者がしっかりしているところは演奏してみて下さいと思います。ホルン奏者にとっては最初のフ
ァンファーレからして恐怖の対象で、ここでいきなりコケるアマチュア楽団多数です。しかもクラ
リネットみたいなメロディーラインも曲中にしっかりと書かれていて、ハイトーンの雄たけびまで
ありますのでキークス(音を外す)の恐怖が満載です。ほとんど作曲者によるホルンいじめとし
か思えないスコアです。作曲者はホルン奏者でもあるそうなのですが、みんな自分と同じと思
ってはいけません。これではまるで王監督みたいな人です。

ホルン奏者はまともに演奏しても聴き手には「どっかで聴いたような楽しげな曲やなあ。」と親
しまれて終わる危険性がありますが、解ってくれる人からはブラボーの大拍手をもらえるのは
確実です。そうです。この曲は初めて聴く曲のくせにどっかで聴いたことがあると思ってしまう
人が100人中95人は出る曲です。ホルン奏者に嫌われるわけです。

ホルストについては組曲「惑星」の作曲者として、もう多くを語ることはないだろうという有名人
に今ではなっていますが、「吹奏楽のための第1組曲」と組曲「惑星」どっちか選べと言われた
ら迷わず「吹奏楽のための第1組曲」を選ぶ人がかなりいます。

特に15の変奏が展開する第1曲「シャコンヌ」と第3曲「マーチ」は秀逸で、一度聴いたら忘れ
ないメロディーが清潔な高揚感を有しながら感動的な展開をしていくシャコンヌはバッハのフー
ガの技法に匹敵する音楽という人までいますし、マーチはトリオの旋律のどこか懐かしく格調
溢れる美しさと、最後の熱血の盛り上がりが数あるマーチの傑作の中でもひときわ光る名作
です。

この曲については私はフレデリック・フェネルが東京佼成ウィンド・オーケストラを指揮した生演
奏を聴いたことがありますが、シャコンヌの最後で涙している人が周囲にちらほらいらっしゃる
のを見て驚きました。クラシック曲さっぱりわかりませんという感じの80過ぎと思われるおばあ
ちゃんが他の曲は寝てるんじゃないかというほど無関心なのにこの曲が終わるとぱちぱち拍手
してるのも見ました。ホルスト恐るべし。

フレデリック・フェネルは2004年に亡くなられましたが、東京佼成ウィンド・オーケストラの指揮
者として長年親しまれた方です。主に東京佼成ウィンドオーケストラやアメリカのイーストマン・
ウィンド・アンサンブルを指揮した吹奏楽のCDが多く、管弦楽のCDもレコーディングされていま
す。また、フェネルはホルストの作品につき真摯な姿勢を貫かれた方で、クリーヴランド・シンフ
ォニック・ウィンズ(クリーヴランド管弦楽団管楽セクション)を指揮したテラーク盤のCDはいろん
な意味において優れた名盤です。

テラーク社(1977年、クリーヴランドに設立されたレーベル会社)は今でこそクラシックやジャズ
の優秀録音の有名レーベルとしてその名が知れ渡っていますが、このフェネルのCDは黎明期
の傑作盤です。

テラーク社は最初の録音としてクリーヴランド出身にして「ウィンド・アンサンブルの創始者」でもあ
る指揮者フレデリック・フェネルを招き、名門クリーヴランド管弦楽団の木管、金管、打楽器のメン
バーを総動員してこのホルストの「吹奏楽のための第1組曲」他の曲をレコーディングしました。中
でも1978年4月の録音はアメリカ合衆国初のシンフォニックな編成でのデジタル録音なのだそう
です。

しかも、第1組曲と第2組曲については、市販版の楽譜ではなく、1977年に初めて公開されたホ
ルストの自筆譜をフェネルが慎重に検討した上で録音しています。ホルストの曲は一部の曲を除
き完成後随分経ってから初演がなされたり楽譜が公開されたりしているケースが多く、CD化が待
たれる曲も多いことがわかります。「サマセット狂詩曲」「フーガ風序曲」「エグドン・ヒース」「ハンマ
ースミス」等の曲のCDが最近徐々に出始めているのが喜ばしいですが、中でも初期の「サマセッ
ト狂詩曲」は宮崎アニメの初期作品のラピュタあたりのBGMを思わせ、中年の純情な少年心をか
きたててしまう曲で相当臭いです。


2005年5月22日(日)

某朝番組の魔化魍が東京の亀戸の街に進出したのですが、童子と姫の格好は亀戸の街に
いても誰も化け物と気づかないんではないかというレゲエぶりで、足をアスファルトの道路に
こんこんやる挙動不審なところがある変な人ぐらいにしか見られないんじゃなかろうかと思い
ました。東京の亀戸でさえそれなら渋谷はもっといけそうです。地方の方、東京の街は山奥
より魔化魍がいる街です。レゲエスタイルでドラッグを売ったり路上で相田みつをさんみたい
なことをやったりしてる人達の中にもしかしたらいるかも知れません。童子や姫が。カップル
でいたら怪しいです。人間を物色して「今夜のおかず」などと言ってたりなんかしたらもっと怪
しいです。今回は久しぶりに魔化魍に食われた被害者が出てしまいました。今回の魔化魍
はまだ完全に成体になっていない感じがしますがポーズがなんか笑えます。気になる方は
公式サイトの魔化魍のコーナーをご覧になってみて下さい。

ところで今回はイブキさんと香須実さん(演:蒲生麻由)の亀戸でのデートと中学生日記の
話がメインでしたが、イブキさんは香須実さんの前では魔化魍退治とバイクのこと以外は
ダメなんですかという優柔不断ぶりです。もうわざとらしいくらい優柔不断です。

いかにもダメ男な人がそうならまだしも、イブキさんみたいなイケメンが優柔不断だと相手の
女性はよりがっかりしてしまいます。このイブキさん、今回のシリーズの中ではイケメン役を
集中して引き受けてますから尚更まずいです。ヒビキさんは主役でお笑い担当、ザンキさん
はヤ○ザ映画の雰囲気作り担当、トドロキさんはどちらかというと男性ウケしそうな
感じ
があります。


トドロキさんは今日もザンキさんのことが好きだと言ってその後変な意味
ではない
とおやっさんに真剣モードで言い訳していましたが、トドロキさんは真
面目なのはいいが、台詞が子供番組を逸脱したらいかん
と思
いました。

本当にトドロキさんは真面目な人です。エレキギターをかき鳴らす姿もきまっています。トドロ
キさんは甘味処「たちばな」の日菜佳さん(演:神戸みゆき)さんとお似合いだと思いますがど
うなることやら。

ところで、現時点で一番もてているのは明日夢君です。同じ高校に通う同級生のひとみちゃ
ん(演:森絵梨佳)とあきらちゃん(演:秋山奈々)にもてています。明日夢君があきらちゃんと
話をしているとひとみちゃんが嫉妬したりしています。おとなしい清純派の美少女タイプが嫉
妬するとちょっと怖いですというのは置いておいて普通こんなの無いだろうと思われています。
しかも、タイプは全然違いますが二人ともクラスの男の子達の人気票がこの二人に集中する
のではないかという勢いの美少女です。でもこの番組に中学生日記はいらんと思われていま
す。

ひとみちゃんは魔化魍退治には一切タッチしないという意味において真にヒロインといえる美
少女です。そしてあきらちゃんはイブキさんのアシスタントでボーイッシュなタイプの凛とした美
少女です。そしていい年して臆面も無く何度も美少女美少女と書くのはとても恥ずかしいもの
があります。明日夢君、いじめにあうなよ。ないだろうけど。というか体育の授業中に二人に愛
想笑いしてたらいきなりバスケットボールがボコンって彼の頭に当たったのは定番のオチだな。


2005年5月21日(土)

夜に自宅を出入りすることが増えています。今の季節はチャミノガの成虫(♂)が玄関ドアの
近くにいたりしますので、派手にドアを開けるとミノガが入ってきます。入ってこられるとなん
かうっとうしいですので、さっとドアを開けさっと入りさっと閉めてしまいます。でもチャミノガは
案外動かない蛾です。なかなか入って来ません。

有名な話ですが、ミノガという昆虫は雄のみが蛾の姿になり、雌は成虫になっても蛾の姿に
ならずに一生ミノの中で過ごします。ですから蛾になった個体は全部雄だと言っていいので
す.。
もう1つ有名な話ですが、このミノガ、オオミノガは数年前に絶滅寸前の状態になりました。
特に西日本の方、最近ミノムシを見かけなくなったと思いませんか?それはオオミノガの幼
虫に寄生するハエが大陸から入ってきて猛威をふるい、九州ではオオミノガのミノムシが一
時的に絶滅寸前まで追い込まれたからです。四国地方のオオミノガもかなり少なくなったそ
うですが、現在は数が少しずつ回復しつつあるようです。


2005年5月20日(金)

仕事が終わり、葛西駅前のケンタッキーフライドチキンに入ってホットコーヒーを頼みました。

2階の客席に行きました。客数はまばらです。しばらくコーヒーを飲みながらくつろいでいたら
女子高生2名が私の隣の席に座りました。2人とも身長150cm台かと思いますが、体重は
多分○○kg超じゃないかといった勢いで、私の体重より○いと思われるのが驚異的でした。
2人とも何食べたらこうなるんだろうと思ったことはもちろん沈黙を守りました。

今の10代は栄養が良過ぎるからなのか私の10倍はいろんなお店に入って飲食しているか
らなのかわかりませんが、私の高校時代と同じ人種とは思えない体格の人が増えています。
特に女性。

隣の席で何を会話しているのか聞き耳を立てるのは失礼にあたりますので、私はその話を聞
こうとはしませんでしたが、ところどころ気になるフレーズがぼんぼん聞こうともしていない私の
頭を直撃します。

「これ辛れぇ〜!」「辛れぇ〜よ〜!!」(激辛メニューオーダーしたの?女子高生の女の子が
                         「辛れぇ〜よ〜!」というのはちょっと衝撃的です。)

「このバンズさあ〜、◎◎なんだよね。」(バンズってハンバーガーのパンのことだぞ。これが
                        簡単に出る女子高生はハンバーガーショップバイト
                        経験者である可能性大。)

「あそこの店長さあ、○○で△△だからさあ〜。」「うんうん。」(ちょっと書けない内容です。)

「イトーヨーカドーの○○が△△で・・・。」「八丁堀か茅場町の◎◎まで電車で・・・。」
                        (もうここまで来たらこの女子高生達バイトの相談して
                         るとわかるけど、ハンバーガーショップかな?)




彼女達が席を立った後、私は残ったコーヒーを飲み干しながら「最近の都会の女子高生がアルバ
イトをするのって珍しくないのかな。」と思いました。

私が四国の田舎者だからとか時代が違うからとかいった理由もあるのかも知れませんが、東京は
高校生アルバイトが多いところだと感じる機会が多いです。(学校にもよるかも知れませんが。)

私が高校時代の話ですが、高松の公立高校ですと、家庭の経済的な事情でも無い限りはアルバ
イトは基本的に禁止されています。今は進学校でなければ若干規制が緩められているのかも知れ
ませんが、学業がおろそかになるのでなければ高校生が放課後にアルバイトをするのは良いこと
だと私は思います。というか、高校時代に出来なかったんですが本当はやりたかった私。大学時
代とかじゃなく、このころじゃないと経験出来ないこともありますし。


2005年5月19日(木)

大変恐れ入りますが、本日付の日記より、仕事の関係で日記を書く日が表示の日よりも1日遅
くなります。(日記の内容は表示の日のものです。)

具体的に申しますと、2005年5月19日の内容の日記を2005年5月20日に書いております。

今、整体院の他に新しい仕事を始めておりまして、その仕事で必要なことを覚えるのに時間を割
いています。あっという間に1日が過ぎてしまいます。当分このペースの日々が続きそうです。

新しいことを始めるのはいい年になっても充実してて初々しいものですが、失敗したり、簡単なこ
とが出来なかったりすると、その日の自分が許せなくてオフの時間に勉強をして翌日に必ず出来
るようにしています。


2005年5月18日(水)

急な話で大変恐縮ですが、2005年5月19日(木)から整体院の営業時間の変更を致します。

2005年5月19日(木)以降ですが、営業時間は月曜日を除く正午〜午後4時までとなります。
施術の時間、講座の開講時間、共に早くなりますが、明日付で夕方から深夜にかけて新たな仕
事を行う必要が生じましたのでご不便をおかけし大変申し訳ございませんが、何卒ご容赦宜しく
お願い申し上げます。

なお、本日までに予約をいただいている方の施術時間や講座の開講時間は変更が無いように
致しますので、どうかご安心下さい。


2005年5月17日(火)

品川区方面は本当に久しぶりです。今日は五反田ライトセンターに行きました。

五反田には早めに到着しましたので、周辺を散策しました。JR五反田駅近辺はファーストフード店
が多数あり、バリエーションの点で西葛西よりも恵まれている感があります。しばらく歩き、東急池
上線五反田駅の隣の駅である大崎広小路駅の方まで行きました。

五反田駅と大崎広小路駅の間の高架下は戦後すぐの高度成長期以降の年季が入った雰囲気を
周辺に漂わせています。こういうのを見ると、東京の大都市としての年季の多重性を感じます。

高松市の市街地の中心部からはこのような年季は感じませんが、中心部を少し外した錦町と扇町
に空襲を免れた古い街並みが残っています。また、よく探せば戦後すぐの高度成長期の名残りが
見つけられますが、多くはありません。過去において空襲があった地方都市の多くがこのような感
じでしょうが、同じ四国の県庁所在地でも徳島市は中心部を外せば比較的戦前の建物が残ってい
ます。

私は大学卒業直後の新入社員時代に徳島市におりましたが、徳島市の郊外で「○○醫院」という
看板を出した蔵造りの建物を見つけた時は徳島は高松とは違って古いものが多いなあと思いまし
た。

徳島といえばかつては阿波踊りと鳴門の渦潮としか思われていなかったのが、最近はいろんなも
のが知られるようになりました。藍染めの織物、すだち、吉野川の養殖川魚、そして徳島ラーメンで
すが、中でも徳島ラーメンは「いのたに」「よあけ」の2店はおさえておきたいです。私は徳島にい
た頃に2店とも行きましたが、特に「いのたに」のラーメンは徳島でしか見られないものだと思いまし
た。そして後に「いのたに」の方は横浜ラーメン博物館に出店したことを知り驚きましたが、人の気
持ちというものは本当に現金なもので、「こんなことならもっと行っておくんだった!」と当時を振り返
っております。

徳島のお話はこのくらいにして、私はまたJR五反田駅近辺に戻り、ケンタッキーフライドチキンに入
り、しばらくそこにいました。そしてお約束の時間がやって来ました。

五反田ライトセンターの岩城先生とは近況の話の他、筋反射テストの話やヒーリングの話をしました
が、岩城先生のヒーリング観がうかがえたことがとても嬉しかったです。私はいろんな先生方のヒー
リング観をおうかがいするのが好きです。もちろん、先生によっていろんなヒーリング観があることか
と思いますし、私も気づきの機会が得られます。

夜は五反田の街をしばらく散策し、某所で赤魚の粕漬けの焼魚が安いことを知った私はそこに入っ
て安い夕食を終えたのでした。

赤魚の粕漬けは焼魚にすると身の脂が口に広がるおいしい魚の定番です。定食屋さんの場合はア
ラスカメヌケという魚がよく赤魚と呼ばれています。


2005年5月16日(月)

NHK交響楽団オーボエ奏者の茂木大輔さんのエッセイ『オーケストラは素敵だ』『続オーケストラは
素敵だ』(共に茂木大輔著/音楽之友社)を久しぶりに読み返してみたら、なんか無性にラヴェルの
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」が聴きたくなりましたので聴きました。演奏はアンドレ・クリュイタンス
指揮パリ音楽院管弦楽団他のCD
です。

この曲は全曲のCDと、合唱を削除し「夜明け」「無言劇」「全員の踊り」だけ演奏した第二組曲のCD
が多いですが、ご興味がおありの方は出来るだけ全曲を聴いてみて下さい。とはいえ、聴感上大向こ
う受けしやすいのは第二組曲の箇所であり、特に最後の「全員の踊り」は熱狂的な音楽で人気があり
ます。また、「夜明け」の箇所にこだわる音楽評論家が多いですが、これは「バレエBGM」と「音楽鑑
賞」以外の「音楽療法」的な面において興味深い音楽でもあります。そしてフルート奏者の中には「無
言劇」のファンが多いです。

クリュイタンスの演奏はオーケストラの楽員の個人技において非凡なものがあります。恐らくはこういっ
た形での名技性は現代のオケではたとえフランスのオケであったとしても期待出来ないかも知れませ
ん。もちろん、単に合奏力の高さという意味であれば「ダフニスとクロエ」は比較的名盤に恵まれている
方ですし、他にも優れた演奏は多いです。

私が最初にこの曲の全曲版を聴いたのは高校1年生の頃で、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽
団他の演奏のLP
を買って聴きましたが、オケの求心力と指揮者の尋常ならざる集中力が鬼気迫るパワ
ー感と緊張感を生んだ快演でした。録音は1961年と古いですが、当時のRCAのレコーディング陣の技
術が優れていたことを認識させられるものがあり、ミュンシュ晩年のステレオ録音の中でもがさついたと
ころが比較的無いのが良いと思いました。【注1】

しかし、ラヴェルの管弦楽曲の聴き手というものは往々にして強奏時のパワー感よりも楽員個々人の名
技性とオケの色彩感を期待することが多く、ミュンシュ盤は圧倒的な合奏力の点で聴き手の心をつかん
で放さない反面、名技性や響きの繊細さの点でミュンシュ盤よりもクリュイタンス盤やデュトワ指揮モント
リオール交響楽団他の演奏によるCDを推す人が特に日本では多いです。

合奏力という意味でいけば私はアバド指揮ロンドン交響楽団他による演奏のCDも優れた演奏だと思い
ます。しかも、ここで挙がったCDの中ではアバド盤が最も録音状態が良いです。単純に整った演奏とい
う意味ならば私は「ダフニスとクロエ」につきましてはアバド盤を他人に薦めたことがありますが、クリュイ
タンス盤が一番気に入っていることは黙っていました。クリュイタンス盤はただ単純にオケの合奏力で上
手下手という聴き方をする人には誤解されやすい面があるからでした。

しかし、アバド盤やデュトワ盤にはクリュイタンス盤にみられるような香気や典雅な雰囲気はみられませ
ん。逆にクリュイタンス盤はソロは面白いのですが、和音の作り方や響きやオケの強奏時のパワー感に
おいてこの2枚の盤より作りが薄いような感があります。デュトワ盤は強奏時の華麗さが際立ちますが、
鮮明さよりも豊麗な雰囲気を重視している面があり、対旋律の面白さがあまり聴こえて来ない点や金管
楽器や打楽器のアタックが柔らかくて立ち上がりの質感にパワーが感じられない点を指摘される方がい
らっしゃるかも知れません。ですが、それでも私はデュトワ盤の「ダフニスとクロエ」の万人向けの演奏の
CDという地位は揺るがないと思います。


【注1】
シャルル・ミュンシュ(1891−1968)はラヴェルの他はベルリオーズ、オネゲル、イベール、フランク、
サン=サーンスといった作曲家の曲の演奏の大家として知られていましたが、ベートーヴェンやブラーム
スも得意とされていたそうです。生前のミュンシュの指揮を私はVTRで観たことがありますが、手を豪快
かつ俊敏にグルグルと回されるキマっているタクトさばきと、スケールが大きく、爆発的な集中力が迫っ
て来るオケのサウンドはアメリカ合衆国の聴衆を熱狂させただろうことは想像に難くありません。大味で
はありますが、男性的で骨太でわかりやすい格好の良さなのです。金管楽器を金管楽器らしくフォルテ
ッシモでバリバリ鳴らしてくれるところが高校時代の私は大好きでした。(今は鳴らし過ぎだなと思いま
す。)フランスやベルギーやスイス出身の指揮者でこのような剛毅な演奏をされる方がお出になるのは
稀なことなのです。
しかし、よく調べてみると、ミュンシュは当時ドイツ領だったアルザス地方のシュトラースブルク(現フラン
ス、ストラスブール)の生まれなのだそうで、当初の姓は「ミュンヒ」でした。後にフランス市民権を取得さ
れ、ウムラウトを取ってミュンシュと称したとのことです。


2005年5月15日(日)

某朝番組は戸田山君が巨大ヤマアラシを撃破してライダーデビューに成功し、轟鬼(トドロキ)とい
う名を師匠のザンキさんからいただいたところで終わりました。

音撃シーンの映像とBGMはエレキギターなだけに、弦を豪快に掻きむしり、エレキギター特有の派
手な金属音の和音がザクザク!ギュイーーン!!と刻まれる轟鬼が一番しびれるものがあります。

トランペットの威吹鬼は「もっとなんかやれお前ぷゎーんて音延ばしてるだけやんかおもろない。」と
思われています。でも威吹鬼は変身シーンのBGMがかっこいいですから許してやって下さい。金管
楽器経験者としては、あの威吹鬼の「ぷゎーーーーーーーーーーーーーーーーーん、ぷぇっっっ!」
はやるのーと思ってしまうのですが。

ヒビキさんについては、戸田山君に電話で話す時の流暢な調子と明日夢君に重要な話をする時の
訥弁の調子とのコントラストがよく出ていました。 戸田山君のことをもうザンキさんのアシスタントで
はなく、ライダーとして認めているということが伝わりました。一方、明日夢君はヒビキさんが明日夢
君を「少年」と呼ばなくなる回が最終回までにあるのかも知れません。

気が付いている人が多いでしょうが、明日夢君はヒビキさんから「少年」と呼ばれているうちはダメ
です。でももういい加減名前呼んでやれよとも思ってしまいます。「ヒビキさん、もしかして明日夢君
の名前覚えてないんですか?」という疑惑まで発生してしまいます。

電話でヒビキさんはザンキさんのことをザンキさんと呼び、ザンキさんはヒビキさんのことを呼び捨
てにしています。今回のシリーズは音楽ネタがやたら出てくるのにその割に体育会系の雰囲気が
あります。でも次の番組はスポーツネタはよく出て来るくせに体育会系の雰囲気は希薄です。なぎ
さやほのかが下級生に呼び捨てにされています。

今回ヒビキさんは自分は明日夢君の相談者にはなれても、明日夢君を鬼の弟子にするという意思
までは無いということを明日夢君に告げましたが、これは明日夢君本人と明日夢君のお母さんへの
配慮があったのだと思います。明日夢君のお母さんの前では言えないぎくしゃくした雰囲気をヒビキ
さん役の細川茂樹さんはよく作られてました。

やはり鬼たちのグループである「猛士(たけし)」は普通の境遇の人は入れない世界という雰囲気が
ありますし、この作品世界観だとこれで良いのだと思います。戸田山君は元警察官という設定でザン
キさんの厳しい特訓について行けるところがありましたし、あきらちゃんもまだ細かい設定は出てい
ないですが、近親者がいる感じは希薄です。


しかし、これで明日夢君メインのストーリーが中学生日記風に出て来る可能性が高くなりました。とど
めの一発でなんか吹奏楽部に入部するとガールフレンドの持田ひとみちゃん(チアリーディング部所
属です。ここ重要。)に言ってました。「それはいらん明日夢はテコ入れでもう出なくなれ。」とい
うご要望も一部には多いですけど、私は3話位はあってもいいのではないかと思っています。もっとも、
明日夢君はもう高校生ですが。


今回ちょっと惜しいと思ったのは裁鬼の描写が少な過ぎたことです。もしかして弾鬼と裁鬼はチョイ
役で中の人は出さないと徹底されているのでしょうか?ライダーを名乗る人が変身前を出さないとい
うことが許されるのは555のライオトルーパー位なもんでしょう。響鬼では一部の鬼は変身前が出な
い予感がしていますが、それでは子供達には観ていて難しい内容になる気がします。

来週の予告を観ると、またイブキさんメインの話のようです。しかも遂に魔化魍が街に進出するよう
です。ここまで来ると現実の社会では熊が人里に現れてもニュースになるというのに社会問題にな
って当たり前だと思うんですがそれは言わない約束です。いや、そんなことよりヒビキさんはスーパ
ーのチラシをチェックするだけの役に成り下がってしまったのかと心配されています。


2005年5月14日(土)

仕事が終わった後は自転車に乗り、ちょっと周辺を走って来ました。

私は現在仕事場にママチャリを1台置いています。そうです。遂に今日の仕事の終了後にオニュ
ーのママチャリを買ったのです。セオサイクル葛西店(中葛西5−18−9)で買いました。

西葛西は徒歩でも大抵のものは手に入る品揃えの良いお店が多い街なのですが、ママチャリが
あると更に便利な街です。惜しいのは葛西橋がちょっと長くて風が強かったりすると東京の中心
部に行くのは自転車だと億劫になりやすいことです。自動車だと何でもないですが交通量が恐ろ
しいです。通勤時間を除けば地下鉄東西線に乗るのが一番楽です。

葛西橋は荒川にかかっていて、渡りきったらそこはもう江戸川区ではなく江東区になります。江
戸川区の南にある葛西地区は中央区や千代田区に意外に近いのですが、もし大地震が起きた
としたら荒川より東か西かで交通の便に極端な違いが出そうでもあります。

東京で自転車に乗るというのはちょっと怖いものがあります。自転車は道路交通法(以下、「道
交法」と省略)上は軽車両に属し、自転車専用道路や自転車走行可の歩道を走行するケース
を除き、公道では基本的に車道の左端を走らねばならないとなっています。そうです。自転車
は左側通行しなければなりません。しかし右側通行してる人も多いです。ぶつかるやんかと思
ってかわしています。ぶつからないよう私が止まることも多いです。対向車の右側通行君はす
いすい行ってくれます。横断歩道での走り方も無茶苦茶です。細い車道のまんまん中で堂々と
並走する高校生もいます。自転車は並走可の標識がある道路でないと並走は出来ません。

道交法によると自転車は歩道通行可の標識がある場合は歩道を走ることが出来ますが、歩道の
車道寄りを走らなければなりません。また、自転車専用道路や、道路の左側に路側帯がある場
合はそこを走らなければなりません。しかし、そうではあるのですが、特にジモティの一部のオ○
ハンはどこでも走っているような感さえあります。こんな人はもう○バハンでいいのです。交番が
西葛西駅前にあったような気がするのですが、おまわりさんには交通マナー改善のご指導を是
非こんなオバ○ンにお願いしたいです。

都市開発に余裕がある都市だと自転車走行可の歩道や自転車専用道路が多いがために自転
車の安全度が比較的高いのですが、西葛西や葛西はそのような道路が少なく、車道が細くて走
りにくい上に自動車の交通量が多く、駐車禁止の自動車も異常に多く、自転車に乗っている人達
も多く、しかも自転車に乗っている人達は概ね自動車のドライバーよりも運転ががさつで周囲への
配慮に欠けていることが多いです。

特に自動車運転免許をお持ちでないと思われる層の運転は無茶苦茶であることさえあります。私
は自転車に乗ると、人によっては徒歩の方が遥かに交通事故のリスクが小さいだろうなあと思い
ます。


2005年5月13日(金)

最近のテレビ番組を観ていると、なにかというとコメディアンのグループがお笑い番組でも何でも
ない番組のゲストにいくつも招かれてたり、複数のコメディアンのグループがお笑い番組といって
も寄席や喜劇舞台ではないもっと垢抜けたスタジオで収録される番組に出演し、相互のお笑い
芸人がグループの枠を超えて他愛も無い、しかし冷静に聞いてたら相当キツイ話をぶつけ合って
視聴率を取ったりしているのが目立ちます。

過去において大きなお笑いブームがあった時代といえば、1980年代前半に漫才を中心としたお
笑いブームがありましたが、今回のお笑いブームは漫才ではなく、個人から複数名の他愛も無い
話のやり取りによるアドリブの発言や、コントそのものではないがコント的な仕草で笑わせる人が
主流のブームであり、オールドな笑いを知る方々にとってはこれでは下品過ぎて嘆かわしいと映
るかも知れません。そんなコメディアンだらけのテレビの中でも「ヒロシです!」のDVDがよく売れ
てるみたいで1回観てみたいです。この人の笑いは今回のブームの中でもちょっと自虐的ではあ
りますが下品ではありません。


ところで、お話変わってなんですが、今やってる番組の打ち切りが理由でこの7月から始まるらしい
某巨大ヒーローの番組ですが、なんかビーストが受けなかったからという理由からなのか、過去の
怪獣を出しまくることを早くも決定しているそうです。





個人的にはこいつは小池栄子さんに似てるから出さん方がいいので
はないか
という問題を除けば、後は変なもん作らなかったらいいのではないかと思い
ます。


あ、リンクしたサイトの怪獣あたりリクエスト多そうですね。太郎とレオの怪獣も出してやって下さい。


2005年5月12日(木)

今日ファミリーマートに行ってみて驚いたんですが、現在ファミリーマートでは「アルプスの少女ハイ
ジファミリーフェア」
を実施中です。なんでやねんと思いました。 なんでやねんと思いはしたものの、
黒パンチーズ130円を買いましたが。


帰宅した後は新どっちの料理ショーをボケっと観てました。今日は「広島お好み焼きVS大阪お好み
焼き」ということで本日の選者を見たら視聴者パネラー7名の他は草g剛、池乃めだか、今田耕司、
藤井隆という思いっきり反則やんかという顔ぶれでした。

他のコメディアンの人達を見ていると、藤井隆さんはやはり「仕草の人」であるということがよくわかり
ます。私はお好み焼き勝負の行方よりも藤井隆さんと今田耕司さんの芸風の違いの方が気になりま
した。今田さんの方が間のとり方とひらめきの速さで笑わせている面が遥かに強いです。 何を語ろう
かという思いつきの速さとアドリブの面では今田さんのほうが面白いです。

そんな話ではなかった。お好み焼きの話です。大阪側は「ヘルメスソース」という香辛料を手作りで
調合しているソースを出して来ました。ソースを作っている方の真摯な姿勢と高品質なものを作るこ
だわりが大量生産を拒否しているということですが、私はこのような企業が大阪にあるというのは本
当にいいことだと思います。地元のお店で「これでないといかんのや。他のソースは使う気がせん。」
と愛されているソースだというのが伝わります。私はこのソースの味を知らないのですが、ソースメー
カーは現在ではその大部分のメーカーが香辛料の調合を外注して経営効率を追うようになってしま
っているだけに、このヘルメスソースの味が気になります。その全てが業務用で一般家庭への市販
がなされていないというのも選者を引き止める高ポイントとなっています。

大阪お好み焼きにはよく入れられているヤマノイモももちろん今回作られる大阪お好み焼きに入り
ます。かき混ぜて焼く大阪お好み焼きをふんわり焼くにはコストはかかりますが、やはりヤマノイモ
が入ったほうがよいです。しかし、広島お好み焼きにはヤマノイモは入れてはいけません。 薄い生
地の上に大量のキャベツを乗せ、 焼きそば用中華麺や玉子も重ねて焼いていく広島の作り方だと
ひっくり返す時に生地が破壊されやすく、ひっくり返せない生地になるからです。

一方、広島側は広島お好み焼きでよく使われるイカ天用の「壱岐剣」というケンサキイカで作ったスル
メを出して来ました。ケンサキイカで作られたスルメはスルメイカで作られたスルメよりも身が柔らかく
しかもジューシーで高級品として扱われていることはよく知られています。1パイ2000円もするんだ
そうです。ソースはオタフクソースにひと工夫がなされているとのことです。

ここで「なんだオタフクか。」と言うなかれです。これ以外のソースの名前が出て来ないということが何
を意味するのか、広島の人達はよくわかっているのです。あと、もう一ついうとオタフクソースは広島の
有名食品メーカーですが、私がホームページを見た印象ではとても堅実で、良い意味において真面目
なだけでなくフランクで優良な企業体質を有しているのではないかという印象を受けております。


今回の結果ですが

広島お好み焼き 9−2 大阪お好み焼き



今田耕司さんと藤井隆さんは本当に正直な方だと思いました。大阪お好み焼きも広島お好み焼きも
私は好きですが、これだけ反則みたいな選者メンバーの中においても圧勝してしまった広島お好み
焼きの人気の高さの理由はなんなのだろうかと考えさせられました。特に今田さんはヘルメスソース
に未練を強く感じながらも違うのを食べてみたいという気持ちが強かったのかも知れません。


2005年5月11日(水)

葛西駅方面まで歩き、「どんまる」(中葛西3−35−1)に入ってアジフライ定食(500円)を食べ
ました。

この「どんまる」というお店、丼とうどん・そば、そして各種定食のお店で、セルフサービスを導入し
ていて全体的に安いお店です。今回食べましたアジフライ定食はごはん、味噌汁、冷奴、アジフラ
イ2尾にキャベツとニンジンの千切りが入ったお皿が一皿で、アジは小ぶりですが新鮮で、しかも
肉厚の身です。

アジフライ定食は気楽に食べられる定食なのですが、案外置いているお店が少ないです。「どんま
る」にこのメニューがあることを感謝したいです。ただ、非常に惜しいことに、このお店にはソースは
中濃ソースしかありません。アジフライを醤油で食べている人も多いです。

東京、それも西葛西や葛西地区の定食屋さんの多くはウスターソースよりも中濃ソースを置いてい
るケースが多いということに気が付いたのですが、アジフライにウスターソースをかけて食べるとい
うお店は西日本に多いのかも知れないと思いました。

アジフライは新鮮なアジを揚げたものは別として、活きが良くなくなったらフライということで揚げられ
たアジは調味料次第では生臭いです。醤油だと活きが良くないと結構生臭いと思います。ウスター
ソースか中濃ソースだと活きが良くなくても臭みが弱くなります。

「どんまる」のアジフライは活きが良いですから臭みの問題はありませんが、ウスターソースが欲し
いところです。これが無いと庶民感覚が無いと西日本の人間はがっかりしてしまうのです。ブルドッ
クソースの中濃は豚肉や鶏肉関係のフライやカキフライだととても合っているように思いますが、ア
ジフライやイワシのフライのような背が青い魚のフライにはどうかというのが個人的な感想です。ま
た、とんかつ関係がメニューの中にある場合はたとえとんかつ専門店でなくとも中濃ソースのみな
らずとんかつソースも置いて欲しいところです。濃口醤油はどんなメニューだろうと必ず置いて欲し
いです。

東京の皆様こんなこと書いてごめんなさい。でも、東京のお店の味のおいしさが最近ようやくわかっ
てきたような気がしています。


2005年5月10日(火)

ベートーヴェンの交響曲、それも初期の第1番が聴きたくなりましたので聴きました。演奏はアルト
ゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団のCD
です。

このCDは1940年代後半から1950年代前半にレコーディングされたトスカニーニ最後のベート
ーヴェンの交響曲録音の中の1枚で、モノーラルでしかも残響の少ない録音ではあるのですが、
トスカニーニの統制力と強靭な意志力が音化された貴重な全集だという認識でおります。

トスカニーニという人はレコードの中に残響が収録されることを嫌った方で、音を何もいじくらずに
そのままCDを再生した場合、どちらかというと客席ではなく舞台の上で聴く音に近いデッドな音
の状態で再生されます。

しかし、この交響曲第1番のCDは弦の倍音成分が他の番号の曲よりも幸いなことに豊富に収録
されていて、現在も同曲のリファレンスたる資格を失っていないです。

私はサラリーマン時代にこのトスカニーニの交響曲全集のCDが限定盤全5枚(1枚千円)で分売
されているのを発見して5枚とも買いました。他の一流指揮者によるデジタル録音のベートーヴェ
ン交響曲全集ならたぶんもっとずっと高かった
と思います。

ベートーヴェンの交響曲のCDは全集を買う人と買わない人が極端に分かれる傾向にあります。
フランクやエルガーやサン=サーンスのように1曲〜3曲で終わらせた作曲家とは異なり、全9曲
と曲数が少ない訳ではなく、しかも曲により演奏の出来不出来がシューマン、ブルックナー、ブラ
ームス、チャイコフスキー、シベリウス等の作曲家の交響曲全集よりも大きく出るように見られて
いるからかも知れません。ベートーヴェンの交響曲の奇数番はフルトヴェングラー、偶数番はワ
ルターが得意としていたというオールドなファンも多いです。

でも、全集を買ってみて1人の指揮者がどう1人の作曲家が人生を賭して作曲した交響曲群に向
かっていったかを知るのも良いものだと私は思います。全集を俯瞰せずに多くの音楽評論家諸氏
が高く評価した「究極の決定盤」と言われてるものばかり番号別にバラで集めて聴いたのでは見
えて来ないものもあるからです。

トスカニーニ盤はベートーヴェンの交響曲に向かう姿勢に1本筋が入っている点でお薦めしたいで
すが、トスカニーニは録音が古過ぎるので他の指揮者による全集が欲しいと思われる方はステレ
オ期以降のもので全集を買うということになるかと思います。


2005年5月9日(月)

仕事が終わった後はしばらくネットサーフィンをしていました。まずはヤフーBBのサイトで藤井隆さ
んと乙葉さんのご婚約記者会見のニュースを観ました。

藤井隆さんは現在は中堅お笑い芸人であるせいか、一昔前よりもずっと抑制された芸風の方にな
ってますが、この方を初めてテレビで観た時、 「すわ!恐るべき才能のお笑い芸人の登場か!?」
と私は思いました。すぐ消える人達とは明らかに異なる爆笑アウラ(?)を藤井隆さんは放散されて
いました。「もしかしてこの人もの凄い売れっ子になるのと違うか?」という直感も働きました。もう、
ちょっとした仕草からして笑いをこらえるのが難しい域に当時の藤井隆さんは達していました。「こん
な身体の動きどうやったら身につくんだろうか?これ天性のものと違うか?」と思わずにはいられま
せんでした。仕草限定ならこの人に勝てるのは志村けんさんと全盛期の萩本欽一さんクラスの方ぐ
らいなものではないかという位の勢いでした。どうやら私の嫌な予感予想は思いっきり正解だったよ
うです。


2005年5月8日(日)

今日の某朝番組はヒビキさんメインの話ではなく、ザンキさんとその弟子の戸田山君の話がメイン
でした。

この2人は日光に出没するバケガニ(2代目)の退治に行き、ちょうど山中の渓流釣りに来ていた
少年を襲おうとした魔化魍の2人に出くわしました。

ザンキさんと戸田山君は少年を逃がした後、2人同時に変身!この2人はエレキギター使いの音
撃戦士で、全身が雷に包まれる変身は圧巻です。至近距離にいた魔化魍の怪童子と妖姫は変
身中の電撃によって吹っ飛ばされてしまいました。明日夢君は最初に出会った仮面ライダーが斬
鬼じゃなくて響鬼で本当によかったです。これが斬鬼だったら感電死間違い無しでした。

斬鬼は雷撃を帯びた強力なパンチである鬼闘術・雷撃拳を繰り出せ、ライダーの攻撃から逃げた
魔化魍が巨石を崖の上から落とすと雷撃拳の一撃でその巨石を粉々にしてしまいましたが、接近
戦では今作中現在のところ等身大の格闘では最強のライダーではないかと思います。【注1】

一方、ザンキさんの弟子の戸田山君は鬼の姿には変身出来るんですが、まだ師匠のザンキさん
が引退していなくて付き人であるせいか、「○○鬼」という通称をもらってません。しかし、ザンキさ
んは前回バケガニ(1代目)と戦った時に負傷した膝をかばいながら巨大バケガニ(2代目)を音撃
で木っ端微塵にした後、突然の引退宣言をしてしまいました。

びっくりした戸田山君は「引退って何すか?」 「もうマジッスか!?」 「無理ッスよ!有り得ません
よ!」 「いや無理です!無理無理!!」「無理ですよっ!!」っともの凄くザンキさんの引退をい
やがっています。まだ自分にはザンキさんのような仕事は無理だとやたら強調しています。

戸田山君の過剰反応に「体がキツいんだよ。」と言葉少なに答えるザンキさんですが、なんかこの
対話を見てるとヤ○ザの兄貴と舎弟の対話みたいです。特にザンキさんはヒビキさんと同年代の
人でちょっとだけ年長という設定なんですが、なんか清水健太郎のヤ○ザ映画みたいな人です。
子供にヤクザ映画観せてかまんのかと思います。

おやっさん(演:下條アトム)はザンキさんの引退宣言を知りはしたものの、今回初登場の裁鬼(サ
バキ)がヤマアラシの魔化魍に苦戦しているので、ザンキさん達に裁鬼を助けてやって欲しいと電
話で依頼しました。2人はおやっさんの要請を引き受け、裁鬼や魔化魍のいる足尾に急行しました。
ザンキさんにとってはこれが最後の鬼としての対魔化魍戦になるようです。


その頃のヒビキさんは、イブキさんやあきらちゃんと一緒にバイクショップに行ってバイクを欲しがっ
たり、スーパーに入って「キャベツ一玉100円」とか「毎月8日の得々市」とか
「必ずチラシをチェックするんだ。」とかやたら所帯じみたことを言ったりしていまし
た。どうやらザンキさんとヒビキさんは徹底的に対照的なキャラにするつもりのようです。


斬鬼の音撃弦・烈雷を使ったバケガニとの戦いっぷりを見て、弦の使い手といっても結局打楽器
の使い手のように接近戦の音撃をしないとバケガニへの音撃は成功しないのかと思いました。あ
れではいつ殺されても おかしくない危険な接近戦です。今まであんなのよくやって来たもんだと思
いました。戸田山君が無理っすよと尻込みするのもわからんでもないです。遠隔攻撃で巨大魔化
魍に対抗出来るのは今のところ管の使い手だけのようです。しかしおやっさんの談によるとヤマア
ラシは管の使い手だとダメなようです。





シコ名をまだもらってない戸田山君は来週どうやってあの針怪獣
と戦うのだろうかと思います。




【注1】
今回巨石を粉砕したのは戸田山君のほうではないかというご指摘をいただきました。よくよく観た
らあっ、本当に戸田山君だと思いました。戸田山君も公式サイトで解説されて
いる斬鬼の雷撃拳が出来るなんて驚き
です。先入観というのは本当にいか
んです。判断を誤ってしまいます。 斬鬼と戸田山君は顔の筋の色が違いますが、姿が酷似して
ますので、何も考えんとボケっと観てたら間違えます。

でも、時代劇はたとえ一日の仕事疲れがあろうとボケっと何も考
えずに観られるのが一番の魅力かと。


ザンキさんが引退を決意したのも戸田山君のこのシーンがあったればこそです。

戸田山パンチを見た瞬間、ザンキさんの頭の中では「こいつ終わ
らせたらもう引退。
あとお前な。」というスイッチが入ったに違
いありません。
「戸田山ー、よく見とけよ。」 という巨大バケガニに向かっていった時の斬鬼
の台詞がその証拠です。

(【注1】は2005年5月9日(月)に追記。)


2005年5月7日(土)

仕事が終わると夕食を食べに行きました。そこでは巨人と楽天の野球中継が放映されていました。

ペナントレース以外にこのセとパの交流試合が増えたことを私は嬉しく思いますが、テレビを観て
いると楽天ファンや巨人ファンの不満の雰囲気が伝わって来るのがわかります。

共に今現在最下位であることが大きいのですが、楽天ファンの多くは最初の年は優勝とまでは言
わないまでもせめて3〜4位に食い込めないものかダントツの最下位だけはいやと思いながら観て
いる人や諦めてる人が多いです。 巨人ファンの方がその点もっとずっと厳しい人の数が多いです。

どこかのチームを入れ替えてでも楽天をセ入りさせろというファンのわがまま(?)な想念も多いで
す。 でもパを盛り上げて欲しいという雰囲気もあります。 三木谷氏にもっと勝てる選手を大金使っ
てでも入団させろという注文もいっぱいあります。ドームにしないなんてケチというのまであります。



三木谷社長丸刈りにしたけどオーナーがマツケンになったのかと
思った
というのももの凄くあります。ダルの裏切り者なんてのもありますがこれはもう言っても仕
方が無いです。

で、その楽天ですけど、水島新司氏にはどうやら気に入られてるようです。


2005年5月5日(木)

早朝に目覚め、なんだか暁の雰囲気のせいかシベリウスの交響詩「フィンランディア」のCDが
聴きたくなりましたのでヘッドホンで聴きました。演奏はパーヴォ・ベルグルンド指揮ヘルシンキ
・フィルハーモニー管弦楽団のCD
です。私はシベリウスの音楽が好きで、ベルグルンドの指揮
による交響曲&管弦楽曲全集を迷わず買いました。

シベリウスの曲の中でも比較的若い頃の作品であるカレリア組曲やフィンランディアや交響曲
第2番ではなく、交響詩「タピオラ」を聴いてみて好きになった人はディープなシベリウスファン
になる可能性が高い人だと私は思います。しかし、一般的には若い頃の作品から入っていく
のが無難ではあります。シベリウスにつきましては、私はフィンランディアではなく、カレリアと
交響曲第2番から入るのがよいと考えてます。

というわけですが、今日は聴いてしまいましたのでフィンランディアの話です。

フィンランディアはなぜ避けたかというと、前半の曲想がなんだかお通夜みたいに重苦しくて、
たとえこの曲が短くて明解な構成を持つ曲であっても悲鳴を挙げる人が多いからです。この前
半があるが故に後半の聖歌を思わせる名旋律を知らずして曲を聴いてしまうのをやめている
人が後をたちません。そのくせ昔々ラスカルとかハイジとかフランダースの犬とか名作アニメ
のシリーズの某アニメでこの旋律が使われてたのを思い出してしまってこの曲を好きになって
しまう人も中にはいます。稀ですが。

この交響詩「フィンランディア」という曲、前半の重苦しいところでのアンサンブルが充実してな
いとダメ演の烙印を押されてしまいます。しかもそのような演奏が非常に多いです。逆に充実
しているとなんとか盛り上がるところまで聴いてくれると思います。この曲はテューバがバオン
バオン鳴って盛り上がりが本格的に始まる曲ですので、私は中学生の頃からこの曲が大好き
でした。

この曲をLPで最初に聴いたのはカラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏でし
た。1964年の録音で古いですが、カラヤンのフィンランディアの中ではこれがベストという人が
多いです。1970年代と1980年代に再録音がなされていますが、私も1964年録音の演奏
が前半部分の緊張感と金管楽器、特にテューバの音の繋ぎ方が最も優れていると思います。

フィンランディアが好きな私は他にサー・コリン・デイヴィス指揮ボストン交響楽団盤やユージン
・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団盤やサー・ジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団
を買いました。ベルグルンド盤は全集を買いました。

あくまでも個人的な感想ですが、このフィンランディアという曲、スコアの構造は単純なんです
が、曲想が音楽的素人であっても簡単に追える曲だけに、ダメ演と思われてしまう演奏が意
外に多いです。しかも、ただ単に上手ければそれでよいという曲でもないので本当に難しいで
す。後半部分の聖歌風の旋律の演奏がまずければいくらラストの演奏精度が高くても認めな
いという人までいます。

そんな中でもベルグルンドの演奏はオケのアンサンブルが高水準で、中でも金管楽器のうる
さ過ぎることの無い精妙なフォルテとティンパニ奏者のトレモロの独特の細やかさが他では求
められない音響世界を築いています。後半の聖歌風の旋律も淡々と進められて人間ではなく
森と湖のほとりでムーミントロールの仲間達が囁きながら演奏しているかのような静謐さと神
秘性を有しています。私はこのベルグルンドの演奏を最初に聴いた時はその雰囲気に吸い込
まれそうな魅力すら感じました。現在の私の同曲の一番の推薦盤です。

ヘタという印象を与えない演奏としてはカラヤン盤(ただし、1964年録音のグラモフォン盤の
CD)から入るのがよいと思います。でもよほどうるさい人でも無い限り、ベルグルンド盤もヘ
タ演という印象は無いです。

ヘタ演といえばバルビローリ盤なのですが、この盤はヘタ演ではあってもダメ演ではないと
いう感想です。決して一流オケとはいえないハレ管弦楽団のアンサンブルが強奏時は特に
粗くて、しかも録音状態が良くないのが残念なのですが、後半の聖歌風の旋律、特に最初
の木管で奏される箇所の素朴な飾り気の無い歌謡性がこの演奏でなければ有り得ないも
ので、ちょっとこれ反則と思って「うっ!」と来る人もいるかも知れません。でもこれがあるが
ゆえにこの盤を強く推す人が今も多いです。私は一番には推しませんが、ハイジのおじい
ちゃんというかそんなものを感じさせるものがあります。LP復刻で晩年のバルビローリの声
が結構入ってて尚更そんな感じです。

気が付いたらバルビローリ盤とカラヤン盤を聴いてました。


2005年5月4日(水)

仕事が始まる前に行船公園に行きました。行船公園内の江戸川自然動物園のオグロプレーリ
ードッグの赤ちゃんが生まれ、土中の巣穴から出て来ていました。天気も良く、子供連れが多
く、携帯電話で赤ちゃんの撮影をする人も多かったです。

プレーリードッグは「ドッグ」という名ですが、犬ではなくジリスの一種ともいうべき動物で、私が
観た印象では樹上を主な活動の場にしているリスよりも動作が鈍いのを補うためか、知力がよ
り優れている感じを受けます。樹上にいるリスよりもカメラ目線をよくやってくれます。カメラが何
なのかまでは理解出来てはいないようですが、 人間の行為に興味を持っている素振りがもは
や野生の生き物のものではないです。毎日人に見られることで学習してしまっているようです。
食べ物が恵まれていますので太り過ぎなのが気になります。もともと粗食に耐える生き物です
から豊富な野菜食では太ります。しかもすぐ太るくせに食べられるうちに食べようと食いだめを
したがります。この生き物をペットとして飼育している人の事例が増えていますが肥満体が多
いです。そして概ねリスよりも人間の間合いに入って来やすいですが、うさぎよりはスキンシッ
プをいやがる生き物です。ましてや犬や猫のようには飼えません。

江戸川自然動物園を出た私は、続いて行船公園の江戸川平成庭園に行きました。今はつつ
じの花が見もので満開になっています。江戸川平成庭園は恐らくは今が一番見どころがある
季節なのではないかと思います。池で一番簡単に見られる生き物はコイですが、カメも時に水
面から首を出すことがあります。ミシシッピアカミミガメやクサガメの成体です。今の季節ならも
う見ることが出来ます。

行船公園を出た私は「JEANS MATE」に入ってボブソンのジーパンを1本買いました。

株式会社ボブソンは岡山市に本社がある隠れた優良品ブランドメーカーですが、比較的安価
な優良品が多くて今持ってるジーパンの中ではこのメーカーのものが一番多いです。

お金をもっとかけるなら由緒正しい歴史を有するリーヴァイスのジーパンがしっかりした作りで
いいと思うのですが、「ジーンズは大衆的なものでなければならない。お金があまり無い人に
も着こなしで楽しんで欲しい。」ということであるならばボブソンは安い上に品質面でも優れて
いる点が大変な高ポイントだと思います。

「JEANS MATE」ではボブソンのジーパンの7〜8千円クラスのものが4千円前後くらいで
売られてますが、上手にはけば何十年もはけます。プレーリードッグにならなければの話で
すが。


2005年5月3日(火)

「ヒーリング雑感のコーナー」を更新しました。


2005年5月2日(月)

ガブリエル・フォーレの「レクイエム」を久しぶりに聴いてみたいと思いましたので聴きました。取
り出しましたのはミシェル・コルボ指揮ベルン交響楽団他の演奏によるCDです

このフォーレという作曲家、フランス国内では絶大な評価をされ、しかも大変敬愛されている作曲
家で、主に歌曲、声楽曲、そして室内楽曲やピアノ曲を多く作曲された方なのですが、フランス国
外ではあまり話題になることがありません。しかし、私はフォーレはもっと演奏機会に恵まれてよ
い作曲家だと思っております。

また、フォーレはパリ音楽院の教授職と院長を勤め上げられ、ラヴェル、デュカス、エネスコ、シュ
ミット等の優れた作曲家達の先生であったこともよく知られています。

フォーレの「レクイエム」は、モーツァルトやヴェルディのものと共に「3大レクイエム」として知られ、
演奏時間が比較的短いこと、メロディーが平易で清純であること、そして「怒りの日」が無く終始穏
やかであることなどが理由となって「3大レクイエム」の中では最もアマチュアの合唱団の演奏レパ
ートリーに加えられている曲です。

どの位重要なレパートリーなのかというと、有名大学の合唱団員ならば一度は歌ったことがあるの
ではないかという位、 合唱団経験者にとってはポピュラーな曲なのです。合唱経験者や音楽大学
で声楽を専攻した人の中には明けても暮れても「フォーレ、フォーレ」という状態になってしまう人が
1人や2人ではないという位、このフォーレの「レクイエム」に惚れこむ人が出るというのは本当の話
なのです。 しかし、 合唱関係者以外にはこのことは案外知られていません。 「フォーレなんて名前
初めて聞く。」という人も日本なら多いかも知れません。

合唱よりも金管楽器の音の方が遥かに頭の中に入っていた私は、サラリーマン時代に寮で一緒だ
った合唱経験者の先輩からフォーレのレクイエムのCDを借りて聴きました。この時の演奏はアンド
レ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団他のCD
でした。逆に私は先輩の部屋にコープランドの
「エル・サロン・メヒコ」のドラティ盤のCD
やレスピーギの「ローマ三部作」のムーティ盤のCDを持っ
て行きました。共に先輩にとって初体験の曲とのことで、クラシック音楽といっても何をやってきたか
で接している曲が極端に変わるのだなと思いました。

この先輩は「バロックだけど、モンテヴェルディの声楽曲なんかいいよ。」というお話を展開されまし
たが、テューバ経験者の私としてはベルリオーズより前の世代の作曲家は紀元前なのです。

いや、そんな話ではなくフォーレのレクイエムです。クリュイタンスの同曲のCDは合唱関係者には
定番の演奏として知られていましたが、私は後に女声合唱と女声のソプラノソロではなく、児童合
唱とボーイソプラノソロを採用したコルボ盤を買いました。

この曲は女声合唱と女声のソプラノ歌手を採用している演奏が圧倒的に多いのですが、 女声合唱
や女声のソプラノソロは「サンクトゥス」や「ピエ・イエス」等の歌唱で女声が性を超えたものを実現出
来ない印象があり、それは上手い下手といった問題ではないのですが、聴感上は気になっていまし
た。 コルボ盤は児童合唱とボーイソプラノソロの採用により、その聴感上気になるところをクリアに
しています。


2005年5月1日(日)

某朝番組ですが、先週大暴れしたウブメの乱れ童子の話の続きでした。今回はこの乱れ童子
と第1クールに登場したオトロシの怪童子と妖姫が格闘するところまでは大抵の人が予想して
ましたが、オトロシのでかい魔化魍は出ませんでした。このオトロシのでかい魔化魍はリクガメ
の体にサイの頭がついたような姿で第1クールに登場していたのですが、今回出なかったとこ
ろをみるとそろそろ制作予算の節約にかかったのかと思われます。

今回未登場のオトロシのでかい魔化魍を除き、今回登場の等身大魔化魍は全員が響鬼に倒
されてしまいました。ウブメの乱れ童子がオトロシの魔化魍チームを全滅させるのかと思って
いただけに意外な展開でした。

響鬼の音撃鼓がパワーアップし、打撃の回数が少なくてもよくなっているという設定でしたので、
ウブメの乱れ童子が等身大のオトロシの怪童子と妖姫を倒したところにオトロシの巨大魔化魍
が岩場を裂くかのように登場してウブメの乱れ童子を踏み潰そうと暴走!そこに響鬼と威吹鬼
が到着。ウブメの乱れ童子のほうは前話でやられそうになった威吹鬼がタイマンの銃撃と過激
な格闘の末キック技を決め、第1クールでは響鬼と威吹鬼の共闘で倒したオトロシの巨大魔化
魍のほうは響鬼が単独の音撃で木っ端微塵にするという話を期待しておりましたが、これだとい
くらなんでもベタベタですね。

とにかく某巨大ヒーロー番組みたいな怪獣はこの番組にはいらんのではないかと個人的には
思っています。たまの話ならまだいいですが、毎度となるとそのうち街中に巨大魔化魍が出て
来て「うわー、怪獣だあー!!」なんて叫ばれて人が逃げまどうという某ヒーロー番組そのまん
まやんかという話が出て来る回を期待してしまいます。やらんと思いますが。

そもそも、この某朝番組のよさはスピード感溢れるアクションと格闘シーンにあったはずなので
すが、特に昭和時代にやってたのはスーツアクターがほとんどジャージ姿と変わらんやんかと
いう状態でしたので実に身軽だったはずです。戦隊物に出て来るロボットや某巨大ヒーローよ
りも動きに制約が無くスピード感があって当たり前なのです。某巨大ヒーローは巨体に見せる
ために格闘シーンがスローに撮影されていて、しかもスペクタキュラーな光線技のシーンばっ
かりにしてますから尚更印象に差が出ます。

前回は中の人未定の弾鬼さんが初登場、そして今回は変身後の姿が未登場のバケガニに
重傷を負わされた斬鬼さんの中の人であるザンキさん(演:松田賢二)とその弟子の戸田山
君(演:川口真五)が初登場で、しかも来週はザンキさんと戸田山君が変身するみたいなん
で何人ライダーやるんじゃあと思われてます。今作に限りませんが仮面ライダーがハイパー
インフレを起こしてます。でも明日夢君とあきらちゃんは最終回までになれるんか心配でもあ
ります。



今、なんでかわからないんですが、3年程前の週刊少年マガ
ジンに
「サッカーけるける団」というタイトルの変なアロ
ハシャツ男がサッカー部のキャプテンをやってたマンガが連載
されていたのを思い出してしまいました。


このマンガのタイトルと第1話を不覚にも見てしまった私は
「タ
イトルに『サッカー』という単語が入ったサッカー
マンガなんて初めてみる。」
と思ってしまいました。


更には「このマンガ、まともな試合が出来るようになる前に最
終回を迎えるな。」という
誰でもそう思うであろう直感
も働いてしまいました。












という訳で明日夢君、あきらちゃん、頑張って下さい。



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