2005年1月 MALDIVES CRUISE

群れ・群れ・群れ

 

 

ヨスジフエダイはモルディブではたいていどこのポイントでも群れていて、黄色い背中が青い海に良く映えます。動きが遅いために撮影しやすそうに思えるけれど、実際撮影するのは大変難しいです。

まずストロボが少しでも強いと黄色が飛んでしまって、上のようなただの銀色の魚になってしまいます。また近寄るとすぐに尻尾を向けてしまうため、前から撮影するには群れの動きを予想する能力と粘りが必要です。

 

 

今回も多くのポイントでヨスジフエダイを正面から、適正露光で撮影しようとして多くのフィルムを使用しました。実際現像したフィルムに一番多く移っていたのはヨスジフエダイでした。失敗作が多かった中でも一番うまく撮れたと思うのが上のカットです。

 

 

キンギョハナダイの群れはヨスジフエダイ以上にどこにでもいます。普段はほとんど気にかけないのだけど、浅瀬の砂地にある根に群れている風景はとてもお気に入りです。ついついカメラを向けてしまいます。

 

 

オニハタタテダイは日本では余り見ないですが、モルディブでは所々で見かけます。私はあまりこの群れには関心が無くて、この写真は暇を持て余して撮影したものだと思います。だけど出来が結構良いので掲載します。

この他にムレハタタテダイ、ウメイロモドキといった私好みの群れも登場したのですが、掲載するに値するものが撮れませんでした。

 

PREV  UP  NEXT