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北欧写真館 バックナンバー2002年5月号

ノルウェー国旗 第9回 フィヨルド・ツアー その1(ノルウェー)           北欧MAP

今回から数回に渡って、ノルウェーのフィヨルドの旅をお送りします。世界一長いソグネフィヨルドSognefjord(正確にはその支流)。ノルウェー観光の定番中の定番です。

オスロ中央駅 オスロOsloからベルゲンBergenへ列車で行くと、それは自動的にフィヨルドめぐりの旅なのです。オスロ中央駅を早朝に出発します。ごく普通の列車でゴザイマス。

ノルウェー国鉄(NSB)には超早い列車はありません。だいたいこの国は地形的に「真っ直ぐひた走る」といった線路がひけないので、文字どおり山あり谷あり海あり絶壁あり。おかげでダイナミックな「車窓の旅」が楽しめるのです。
森の美しい風景を見ながらはや数時間。
鉄道駅としてはノルウェーでいちばん高いところにあるフィンセFinse駅を通ります。

お気づきのように、すでにそうとう寒くなってまいりました。駅以外なんにもありません。でもこの駅はなかなか良いですね。
フィンセ駅
真夏のはずの真冬風景 ああ、もうこんなに荒涼となってしまいました。
念のために申しますが、6月です。ワクワクする光景であります。

この鉄道が出来る以前は、人はどうやって行き来していたんでしょうか。やはりウマでしょうか。ノルウェーで船作りが発達したのもうなずけます。内陸部を行くよりも沿岸航海のほうが、よほど早いでしょうから。

ミュルダルMyrdalという駅でフロムFråm鉄道という登山電車に乗り換えです。なぜミュルダル駅の写真がないかというと、大急ぎで乗り換えだったからです。置いてきぼりを食らったらマジでヤバイ。

ヒョース滝 フロム鉄道の旅。

途中、ヒョース滝Kjosfossという観光スポットがありまして、撮影?のために一時停車してくれます。
豪快な滝と観光客のみなさん。
ところでこの鉄道は、なにも観光専用ではないのですが、ジモティも一緒に記念撮影でしょうか。まさかね。
滝をながめる観光客
かなりのどかな風景 こんなのどかな光景も、あるにはあります。
山間の小さな集落。ヴァイキングたちもこうして暮らしていたんでしょうか。(こればっかり(~o~;)
フロム駅に到着しました。この列車がフロム鉄道です。

フェリーに乗り換えです。と、その前に、ここでお昼を食べてひと休み。フェリーの出発を待ちます。

次回はいよいよダイナミックなフィヨルド風景をお届けします。
フロム駅

訪れた日・・・1995年6月16日


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