その2
突然ですけど、昨日と今日は暇だったんですよ、だから昨日友人かんにメッセで絡んでみたんですね。
「暇?」
「いや、引越し準備で忙しい」
「え、何?引越すの?」
「うん、転勤」
「まじで、どこに?」
「高崎」
「近いな」
「うん」
「そういやお前金太郎にそっくりだったよね」
「あぁ、大分意識はして生活してるかも、金太郎って誰?マサカリの人?」
「じゃあ明日行くから」
「了解、俺引越しの準備で忙しいんだけど」
と!いうわけで!行ってまいりました友人かんのとこに!
「おーはよー!^^」
「うわ、ほんとに来た」
「で、今日君にしてもらいたい格好なんだけども!」
「あぁ、そういう系か」
「ものわかりいいね、これお願い」
*週間少年ジャンプ14号より突然物凄いお姿で回転をする金太郎氏
(注)スキャナがぶっ壊れてしまいましたが俺クラスになると気にしません。
今回もかんにお願いしたのは今や押しも押されぬ超絶人気バトル漫画、テニスの王子様のワンシーンです。
金太郎という写真のキャラクターが主人公に一球勝負を挑み、その勝負の中でのこの無駄の全く無い
動き、これに感銘を受けた俺は、かんに是非この動きを体現してもらいたいと思い今回の訪問を決意しました。
「おおーっなんだこの動…」
「で、君豹柄のタンクトップ持ってる?」
「持って無い」
「よし、ファッションセンターしまむら行くぞ」
「うわ、ありそう。」
そんなやり取りの後二人はファッションセンターへと向かいました、あそこほんと安くていい品ばかり
取り揃えてますから豹柄タンクトップなんて朝飯前のはずです。
かんの車でしまむらに到着し、入店。
二人で豹柄のタンクトップを探します
「どう?あった?」
「意外なのか当然なのかわかんないけど見つからない」
「まじでか」
「でもこんなもの物見つけた」
「何?」
「これこれ」
パジャマって書いてありました
いやー、あるとこにはあるもんですね、豹柄のパジャマ、さすがはしまむら、俺の需要を完全に満たしてくれました
「よし、奢ってやる」
「え、俺お礼言わなきゃいけないの?」
というわけで購入
(1500円)早速かんの家に持って帰って加工、それを再び持って去年
白石のコスプレ
したテニス場へ向かいます。雪がチラついていますがそんなこと俺には関係ありません!
かんはタンクトップなのでとても寒そうです、そらそうです、大人なんだから袖のある服を
切るのがここは処世術のはずですが、今回は事情が事情、なんとか奴の不平不満を全て無視して
色々な指示を出す俺。そして撮りました!
おおーっ!なんだあの動……
話が前後しますけど到着してからの流れはこんな感じです
テニス場に到着し、かんの着替えも終わり、テンションも上がってきた俺。
「よし撮るぞ!さぁ撮るぞ!」
「俺よく考えたけど今回原画に背景全く無いから金払ってテニス場でやる必要なくねぇ?あと凄く寒い」
「はぁ何言ってんのお前?許斐先生が背景描かないわけねーだろ」
あまりにぬるいことを言う同級生に眩暈を覚えながらも原画を確認、
「あれ!?線しかない!?」
「でしょ」
「よし、無料の場所で撮ろう!」
というわけで有料のテニス場の金網の外

で撮影開始です。
「おいこれどうすりゃいいんだ俺は一体」
「イタイイタイ痛い!」
「寒いよう」
「もうちょっと膝曲げて背中反って!」
「これ手の角度とラケット向いてる方向がおかしくねぇ!?」
「油断せずいこう!」
雪がチラつく中去年よりはるかに辛そうに面白いポーズをとるかん、
てかほんとに寒いです、俺も満足に動けません。
で、上の写真の撮影が終了、収録後のAV女優みたいな感じで凍えるかんに上着を羽織らせてやり、あったかいコーヒーを
自販機で買ってきて与えます
「あ、ありがと。いやー、寒かった」
「いやいやほんとお疲れ様」
「まぁでも楽しかった」
「そうか、そいつはよかった俺もパジャマ刻んだ甲斐があるわ」
「そうだね」
「じゃ、次いこうか」
「え、何言ってんのお前?」
「これもお願いします^^」
*週間少年ジャンプ15号より突然分身を繰り返す金太郎氏
「おいこれ本当にテニス漫画か!?」
「もうその手の話題はネット上で死ぬ程繰り返されている」
「そうなのか」
「じゃ、撮るよ」
「寒いよ、引越しの準備したいよ」
「俺、引越し先でテニス始めるわ」
などとと言い出したかんを、頭がどうにかなってしまったと解釈し、帰宅、6時間かけて画像の加工をし、
今アップです。とてもいい週末を過ごせました、本当にスポーツってすばらしいですね!