２００３年１月２０日（月）


曇りのち雨

今日は、白石先生がＮＥＣに来て下さいました。選手全員のために色々と素晴らしいお話をして下さいました。

白石先生は、僕が大学（日体大）に入学したとき、同じ陸上部の４年生でした。健志台合宿寮の３３６号室に案内され、ここが君の部屋だと言われた時、丁度真向かいの３１０号室に「トレーナーズ･ルーム」の看板を掲げてありトレーナー志望だった僕は、ビックリしました。そこでトレーナー活動をされていたのが、白石先輩だったのです。

モントリオール・オリンピックを観戦したときにトレーナーの存在を知った白石先生は、自費で何度もアメリカのトレーナーの元に見学に行ったり、本を取り寄せて勉強し、大学の陸上部にトレーナー･チームを創設されていたのです。もちろん、僕は直ぐに仲間に入れてもらいました。

以来２５年の間に白石先生は、鍼灸、あんま、指圧、マッサージだけでなく様々な分野の勉強、研究を続けられ、多くの超一流のスポーツ選手はもちろん、芸能界、政界、財界の人々をサポートして来られました。

先生のお話に食い入るように耳を傾けていた選手達は、すっかり白石先生のファンになったようです。僕自身も久しぶりに聞く先生の話の中にたくさんのヒントを見つけ、納得し、また感動して有意義な時間をすごすことができました。ここで感じたものを形にし、一回り大きくなって、明日からの練習、そして試合に役立てて欲しいと心の底から願うオヤジでした。

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