2003年3月21日(金)

曇り(横浜の天気)
まだたくさんの選手が春高(母校)の応援に!


午後のトレーニングの際に、外に出ました。そこでビックリした話です。

NEC横浜事業場の中にはさまざまな緑があるのですが、正面玄関から入って左側の緑地には梅の木もあります。その梅の小枝に鶯(うぐいす)がとまっていたのです。厳密に言えば二羽の鶯が小枝から小枝へのピョンピョンと跳ねていたような感じです。

実は、僕が住んでいる川崎市の高津区でもたまに鶯の鳴き声が聞こえます。「ホーホケキョ」とはっきりと聞こえると何だかほのぼのとした気分になれるのです。しかし、その姿を確認したことはありませんでした。だってうちの近所では鶯の柔らかい緑色は、青々と茂った竹の葉の緑に完全にかき消されてしまうのです。

我々が立っていたところからわずか5m足らずの梅の木に、はっきりと鶯の緑色の姿を見たときに、幼い頃、鳥もちを使って、春に鶯を秋に鵙(モズ)を追っかけていたことを思い出しました。

一瞬時が止まりました。「これは何のメッセージだろう。」地球の裏側では戦争が始まりました。その同じ時に小さな命が世代を超えて生き抜いている。小さな出来事に感動せざるを得ないオヤジでした。

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