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BLADE of ARCANA
〜 輪廻の十字路 〜

シーン6結婚式
シーンタロット 【 イグニス 】−逆位置−
GM
シーンプレイヤーはレインだ。では全員自動登場です。
結婚式に間に合わないなんて事はないだろ。
ラック
まあな。
GM
街の人々はハンスとレベッカを祝福している。あの気の強いレベッカがうっすらと涙を浮かべながら、ハンスに寄り添っている。ハンスは随分と緊張しているようだ。ユーディットが結婚の誓いを承認し、晴れて二人は夫婦になる事ができた。
レイン
心から祝福しましょう。
ラック
そちらには喜びの目を向けながらも、レインに対しては警戒の念を発している。「何しに来たんだ、あの女。」と。
GM
式の終わりにレベッカが投げたブーケはエレーヌの手に飛び込んだ。彼女は、
エレーヌ
「嬉しいです!」
GM
と頬を染めてラックを見る!(笑)。
ラック
やっぱりそうだろうなぁ(苦笑)。
GM
どっと歓声が上がり、盛り上がりは最高潮だ。
シーン7炎の洗礼
シーンタロット 【 アルドール 】−正位置−
GM
続けてシーンを始めちゃうね。
暖かい雰囲気は、突如上がった悲鳴によって掻き消される。
「おとーさーん、あれなーにー?」
「なんだアレは!? こっちに飛んでるぞ!!」
人々は西の空を指して叫んでいる。その方角には太陽が沈もうとしているのだが、そこにぽっかりと黒い穴が開いているように見える。その暗黒の中心に、太陽の輪郭よりも紅い光が1つ。邪悪なる大火竜ロヴレンドだ。
街の上空に飛来したロヴレンドは、その顎を大きく開け、その瞬間辺りは紅い光と熱に包まれた。
レイン
ユーディットに駆け寄りたいのですが。
GM
そうこうしていると、君達の意識はかっ飛ぶ。
フェイム
おぉ!?
レイン
なんだ、庇う事はできないのか。庇った瞬間に私の十字架が黒焦げになるような気もするが(一同爆笑)。
ラック
「こういうことか、レイン────!!!!」と叫ぶ(一同大爆笑)。
レイン
なにぃ──!(爆笑)。
GM
君らが意識を失う間、辺りがドラゴンブレスでガンガン焼かれていくね。そして意識は無くなる。
シーン8絶望の廃墟
シーンタロット 【 ルナ 】−正位置−
GM
ここはマスターシーンです。全員登場してもらうよ。ただ見ているだけのような雰囲気ね。
日没後、夜のとばりが周囲を包んでいる。何もかも焼き尽くされた街。廃墟と化した教会。辺り一面に焼け焦げた死体が散乱している。石畳も所々捲れ上がり、下の地面が露出している。教会の前には子供の亡骸を抱え慟哭している女性が一人。ユーディットだ。彼女は素手で懸命に地面を掘りながら、埋葬しようとしている。
彼女は何事か呟いているね。
ユーディット
「ここに皆を埋めているのです……。何時かまた皆が生まれ変われるように……。私は明日を取り戻してみせる……。」
GM
といった感じで、素手で地面を掘り続けている。そしてこのシーンは終了。
シーン9闇に光る星
シーンタロット 【 オービス 】−逆位置−
GM
竜の吐息によって破壊し尽くされた街。その中央にある崩れかけた教会が、青白い光に包まれている。礼拝堂ではユーディットが杖を掲げ、呪文を詠唱している。いや、杖自体が声を発しているようだ。ユーディットは杖の発する言葉になぞっている。詠唱が進むにつれ、荒れ果てた街並みが再生し始め、焼死体が起き上がり、元の姿を取り戻していく。
その様子を見て、ユーディットはぞっとする様な微笑を浮かべる。街が元に戻ると同時に、杖はユーディットの影の中に溶け込んでいく。そしてシーンは終了。
一同
(息を吐く)うはー。
シーン10繰り返す故郷
シーンタロット 【 グラディウス 】−正位置−
GM
ではヴァルトのシーンです。
君は久しぶりに故郷“アルゲスハイム”に戻ってきた。遂に戻って来たのだ。まもなく夕刻。窓からは夕餉の支度のため、炊煙が上がっている。小さな活気に満ちた街だ。君が街を進むと、中央の教会の前に三人の男女がいる。分かっていると思うが、あの三人ね。ハンスとレベッカ、そしてユーディットだ。しばらくすると、レベッカとハンスが君に気づいて、
ハンス
「ハハ、嫁さんをもらうことになっちまったよ。俺も年貢の納め時ってやつだ。」
レベッカ
「私達の結婚式、必ず参加してね!」
ユーディット
「久しぶりですね。教会に泊まってはどうですか?」
GM
と君を誘ってくるよ。
ヴァルト
うああ? なんで?
レイン
……人生の墓場にこれだけはまる男も珍しい(一同笑う)。
ヴァルト
「(焦りながら)久しぶりに帰ってきたからそうするわ。我が家だし。」
ユーディット
「じゃあ入って頂戴。ではお二人とも、明日また打ち合わせをしましょう。」
GM
と言って、二人は同じように別れる。
シーン11荷馬車の事故2
シーンタロット 【 レクス 】−逆位置−
GM
ではレインのシーンだ。君が起き上がると……
レイン
ちょっと待って、起き上がる? どのシーンです?
GM
教会の部屋だ。泊まった翌日だな。
レイン
随分と半端な戻り方したな。おかしくなった日だよね。
GM
君の感覚でいうならそうだね。
ヴァルト
登場します。『4』で成功。
フェイム
では(コロコロ)うむ『6』。
ラック
ぼーん(コロコロ)フヒヒ、失敗(笑)。
GM
では先客がいたなって感じだ。
ヴァルト
はい。
ラック
あ〜、忠実に再現するために出たかった。
フェイム
あれ? 忠実に再現したら俺は寝てるんじゃないか?(笑)。
レイン
横にいる若輩者を叩き起こします。「起きなさいっ!」パシーン。
フェイム
「嗚呼っ! 後3時間。」(笑)。
GM
史実では、君は昼近くまで寝ていたからな(笑)。
フェイム
眠いぞ(笑)。
レイン
待て、それでは同じ時間の繰り返しになってしまう。「(剣を抜く仕草)起きなさい……。」
フェイム
起きました(笑)。
GM
ユーディットは朝食の準備をしているという事にしよう。
ヴァルト
じゃあお手伝いだね。
レイン
「街は確かに焼けましたよね?」
フェイム
「う、うん?」(自信がないのか、GMに確認するように視線を送る)。
GM
焼けたのをよく覚えているよ。
レイン
「どうなっているのですかこれはっ!?」
フェイム
「巻き戻っているみたいだね。」
ラック
あ〜出てぇ! このシーンだけは出たかった!!(笑)。
レイン
外に出ましょう。早く。ユーディットがいるんだよね?
ヴァルト
一緒にいるわよん。
レイン
ではこうマジマジと見ながら「あの、ユーディットさん……。」
ユーディット
「はい? なんでしょう?」
GM
手を休めて君の方を見るね。
レイン
「十字架を見せていただけますか?」 綺麗な方だよね?
GM
うん、綺麗な十字架を出すね。
ユーディット
「何か変ですか?」
レイン
……。
フェイム
止まってるぞ(笑)。
レイン
(小声で)だって、どう考えたってこいつが犯人じゃん……。
フェイム
言うなって(笑)。
ラック
俺はレインが犯人だって確信しているぜ(笑)。
邪竜ロヴレンドを呼び込んだ悪女として(爆笑)。
レイン
どんな勘違い中だ(一同爆笑)。その後の展開で思い直してくれよ(笑)。あ、俺もユーディットとグルってか?(笑)。
GM
お前の考え方は歪んでる!(笑)。
ラック
そうなのか(笑)。
レイン
歪んでる。プレイヤーの悪意に満ちている(一同笑う)。
ヴァルト
朝食がもうそろそろできますよ。
GM
できるね。昨日と同じメニューである事にレインは気づくよ。フェイムは寝ていたが(笑)。
レイン
ちょっとシーン的には切らなくて良いんだけど、外に出て例の馬車を待ち伏せしたい。
GM
そうだね、そろそろそんな時間だね。
レイン
では……見守っていましょう(笑)。
GM
見守っている?
レイン
当然。
ラック
腐れ騎士。
レイン
フェイムを叩き起こした時点でズレが生じてるんだ。これで石まで退けたらどうなるんだよ。
フェイム
「あ! あんな所に石がある! 大変だ!」(一同爆笑)。
レイン
やめれ(笑)。
GM
では、手を出さないなら全く同じように乗り上げて崩れる。それで 「ちくしょう!……」 と同じ事を言うね。
レイン
では同じ様に助ける。「ほら、貴方も騎士見習い付属補佐オプションとして。」
フェイム
うわっ!(笑)。
ヴァルト
早く助けなよ(笑)。
GM
君達二人が助けるのであれば、二人に礼を述べながら「ちっ、時間が戻ればいいのになぁ。そしたらこんなヘマはしねぇ。」と言って去っていく。
レイン
戻ってもヘマはヘマだな……(慌てて)とプレイヤーは思いながら(一同爆笑)。
フェイム
聞こえちゃったよ(笑)。
レイン
誤魔化す為にフェイムを引っ叩いた後(笑)、「実は、私が最初にこの街に来た時も、これと同じ事が起こったのです。」
フェイム
「……夢でも見てるんですか?」(笑)。
レイン
こら(笑)。「どう考えても、時間が戻ったとしか考えられません。」
GM
時間は戻ってるは、年代は遡っているは(笑)。
レイン
あの結婚式の後で狂って、後はひたすらループ……もう少し戻せばまだ幸せなのにね(笑)。
GM
俺に言われても困る。
レイン
ぶっちゃけ、もうユーディットに直接問い掛けても良いんだけど、ラックがいないからさぁ(笑)。
ラック
登場判定、とうっ、失敗、しっぱぁい(笑)。
ヴァルト
朝食もあるので、早く帰ってきてくださいね。
レイン
では朝食を食べに行きましょう。そこでシーンを切ってくれる?
GM
うん、いいよ。
シーン12過去との決別
シーンタロット 【 デクストラ 】−正位置−
GM
ではラックのシーン。君はどうする?
ヴァルト
彼女に会いに行く!(笑)。
ラック
帰ってきたばかりではないんだよな?
GM
大丈夫、帰ってきたシーンは全く同じ様に繰り返したから(笑)。
ラック
では家で朝食を食べていよう。
レイン
さぁて、君の認識を聞きたいですね(笑)。
ラック
何も考えてないよ。
GM
では愛情たっぷりの朝食を食べてくれ。
ラック
(ゲンナリして)そうなのか……クロワッサン、ミルク、塩辛と……。
レイン
最後がおかしい。
ヴァルト
何処かズレてるよ彼女。
ラック
何を言っているんだ。こんな美味い塩辛が他にあってたまるか。
レイン
組み合わせを考えろ。
GM
彼女は言葉少なげだけど、暖かい雰囲気で朝食は進んでいくね。
レイン
昔から? 人が皆善人になっているなんて事ない? ユーディットの理想通りに。
GM
ないと言い切っといてあげる。
ラック
僕も無口なんだよ。二人の間に会話は無いね(笑)。
レイン
寂しい食卓(笑)。
GM
いやいや、視線を交わすだけで互いを認識できるレベルなんだよ(笑)。
ラック
登場してくれていいよ。つか出てくれ(笑)。
ヴァルト
じゃあ(コロコロ)出た。
フェイム
では(コロコロ)ギリギリ『12』。出た。
レイン
ここまで来て私だけ失敗したりして(コロコロ)『10』!
GM
君ら3人はラックに会いに来たということでいいだろう。
レイン
さっきのシーンで会話した結果、全員記憶が残っているという事になれば、ラックの所に行く動機も生まれるでしょう。
ラック
僕にも火竜の記憶はあるの?
GM
全部あるよ。
で、どうするんだい? この幸せな家庭をぶち壊す為にやってくるのかい(笑)。
レイン
いや、窓から中覗いてこれじゃあ……「とりあえず食事が済むまで待ちましょう。」(一同笑う)。
二人
うんうんうんうん(笑)。
ラック
もう食後のコーヒーを飲んでいるよ。
レイン
ほのぼのとした空間に割り込めるほど、荒んだ性格はしていないのです(笑)。
ラック
大丈夫だ。エレーヌならもう食器を洗い始めている。
レイン
では乱入。玄関を叩こう。
ヴァルト
あたしが叩こうか?
レイン
そうだね。ワタクシ、彼に誤解されてますから(笑)。
GM
じゃあエレーヌが出るね。
ラック
「僕が出るよ。」と言って席を立つ。
エレーヌ
「ありがとう。」と……
ラック
(遮るようにして)「やぁ、ヴァルトじゃないか。」(一同笑う)。畜生、(プレイヤーの)首が疼く(一同爆笑)。
ヴァルト
「ちょ、ちょっとまぁ、話しがあるんだけど、出て来れるかしら? ここじゃあなんだし。」
レイン
これで裏にでも連れてって、我々が出てきた日には「騙し討ちかぁ!?」とか言い出すんじゃない?(一同爆笑)。
ラック
そしてレインが出てきた時に思う。「この女も一緒だったか……。」(一同笑う)。
ヴァルト
私達目に入ってないよ、どうする(笑)。
フェイム
ねぇ(笑)。
GM
外に出るのなら、ついでに買い物を頼まれるよ。時間的にあうだろ。
ラック
「一体何のようだい?」
レイン
「……貴方にも、火竜の記憶があるでしょうか。」
ラック
「……確かにあるが?」
レイン
「実はですね、我々がこの街に来た理由というのが、何を隠そう火竜ロヴレンドを退治しに来たのです。」これはフェイムの台詞っぽいのだが(笑)。
フェイム
なんで俺は退治しようなどと思ったのだろう(笑)。
レイン
(無視)「我々の認識ですと、この街の近くの砂丘にロヴレンドが住み着いているはずなのです。ですがこの街に着いてみるとその丘は無く、火竜ロヴレンドもいなかった。しかし、結婚式の後、火竜ロヴレンドがこの街に来たわけです。
 つまり、我々からすると、この街は過去な……」 ん〜過去の時空? な訳……時空なんて概念があるのか? 「な、時間軸な訳なのですよ。
 そして、我々は何故か分かりませんが、あのロヴレンドの攻撃の後にその日の朝まで戻されている訳です。」
ラック
「そうだね……。」と言っておく。
レイン
「この街は時間軸がおかしいという事がわかりました!」
ラック
「そうだな。」と言っておこう。
レイン
「貴方も記憶を覚えているなら、ユーディットさんの持っていた杖が怪しいのです。何か知ってはいませんか?」
GM
君の知っているユーディットは、非常に善良な人だよ。
ヴァルト
私は?
GM
君? 君は特に知っているだろうね。でも何もなかったよ。【マーテル】として献身的だったよ。
ヴァルト
「ということですけど……。」
レイン
「これはあれですね。竜の攻撃を何とか生き延びたユーディットさんが、あの杖を手に入れて時間を戻したと考えるのが普通でしょう。
フェイム
うん。
レイン
「それに、フェイムがユーディットと交わした会話の中で、まるで竜のことを知ってるかのような部分があったそうです。」
フェイム
あの時か。
レイン
「というわけで、あのユーディットさんに何か秘密があると見ました。」
ラック
ではフフッと少し微笑んでだね、「どうやら貴方は“ペナンス”の側のようですね。」と言っておこうか。
レイン
“ペナンス”を知っているか判定しよう。
GM
いや、君は良く知っているだろう。君の主君であるヴォルフガング・ホルハイムの弟君であるアイルハルト王の持っていた剣だ。何せエクスカリバーだから(笑)。
レイン
「その剣なら良く知っていますよ。」
ラック
「もっとも、まだ貴方に“ペナンス”を預ける気はありませんが。」
レイン
「ハハ、私にはこの“ライトブリンガー”がありますから。」そんな呪われた魔剣押し付けられてたまるか(笑)。
GM
光を招くものか。素晴らしい剣だ。でも“ペナンス”も強いけどな。
レイン
いいんだ、自分の魔剣をじっくり鍛えていくんだ。
GM
それはいい姿勢だね。
では今後のアクション、方針を決めるべきだと思うよ。
レイン
もうさっさとユーディットを問い詰めたいところだけど。今現在、彼女が杖を持っている可能性が高い。彼女だけは記憶を残しているから。あれ、影に消えていたっけ。
ラック
しかし私はここで非常に戸惑うのだ。「いや、しかし……確かに、時の流れが元に戻るかも知れないが……。」
フェイム
ん? 戻ったらさ、いったん死んだはずの村人は?
ラック
全員死ぬだろう。
フェイム
だろうなぁ。
レイン
「しかし、現実を見つめなくてはなりません。」
ラック
「し、しかし……!」と言って渋るぞ。
GM
君達が来た未来でも、あの街は残っているぞ。
レイン
「大丈夫です。未来での我々は竜を退治しに“アルゲスハイム”に来たわけですが、その時もこの街は存在していました。」
ラック
「しかし、それでエレーヌが助かるかどうかは……。」
レイン
うっ! そうか。じゃあもう一晩やってみる?(笑)。
ラック
あんま変わんないよ(笑)。
レイン
そうか、そんなのがあったね。あのままだったら「情に流されるのも大切な事ですが、前を向いて歩くのも〜」とか言おうと思ってたよ(笑)。
ラック
そのまま情に流されるよ(一同爆笑)。
GM
結果はわからないからねぇ。
レイン
・・・善処します(一同大爆笑)ってのは駄目だよな(笑)。
フェイム
最悪〜(笑)。
GM
君らの実力次第かな。
ラック
では、僕はそのままうつむいてしまうのだ。
レイン
そうですね……「あの後、竜と戦えたりしますかね?」
ヴァルト
? すいません、言っている事がわかりません(笑)。
レイン
「あの場で竜と戦い、倒してしまったらどうなりますかね?」
GM
さぁどうなるだろかね。
レイン
「戦えるかどうかも分かりませんが。もしですよ、ユーディットさんと話がつけられたとして、もう少しだけ時間を流させてもらえるとしたら? ユーディットさんがあの杖で時間軸を支配しているのだとしたら可能なはずです。」
ラック
「支配はしてないと思うよ。していたらもっと前に戻しているはずだよ。」
レイン
「でも、仮に何かできるとしたら、これくらいしかありませんが。
我々は、この時代には本来いなかった人間です。それが紛れている時点で、歴史としては少々おかしくなっています。」
ラック
……そんなことはわかっとるわぁ!!(一同爆笑)。
ヴァルト
今のはプレイヤー発言ということで(笑)。
レイン
ユーディットさんが良い人か悪い人かというと、ショックで狂っている可能性があるからな。
GM
そろそろシーンを切るか。
シーン13告発
シーンタロット 【 フィニス 】−正位置−
ヴァルト
私はユーディットさんに会いに行く。
レイン
当然。では鎖の少ない俺のシーンということで。
GM
では彼女は、今頃教会で掃除でもしているだろう。
ユーディット
「皆さん、大勢でどうなされたのですか?」
レイン
掃除を手伝いたい気もしないでもない。
フェイム
掃除手伝ってから聞くのも変じゃないか?(笑)。
レイン
「少々お時間を頂けるでしょうか?」
GM
では彼女は手に持った掃除道具を置いて、君達の方へやってくるよ。
ユーディット
「何でしょうか?」
ラック
で、どうするの。俺はまだ登場しないけど。
フェイム
単刀直入。
ヴァルト
単刀直入に。
レイン
──アンタが杖使って遊んでんだろうがコラァ! ってか?(一同爆笑)。 私は白騎士としてそんな事できません。
フェイム
それもちょっと違うと思う(笑)。
レイン
火竜ロヴレンドというのを知っていますかブフゥ!(一同爆笑)。
GM
聞くの?
ヴァルト
「ユーディットぉ。」
ユーディット
「なに、ヴァルト?」
ヴァルト
「どんなに時間を戻しても、無駄だと思うよ、私は。」
GM
すると彼女は沈痛な表情を浮かべ、「気づいて……いるのヴァルト?」と聞いてきます。
ヴァルト
「うん。なんとなくだけど、気づいちゃった。」
レイン
「……やはり貴方なのですね?」 と言ってみましょうか。
ユーディット
「ええ、そうです。この街は滅んでいるのです。忌わしき火竜ロヴレンドの戯れによって。」
GM
ではここで対決ステージに移りましょう。


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