† 駄目な連中大集合! †

プレイヤーD→GM :では、SEVEN=FORTRESSを始めます。まずはクリティカルとファンブルを決めておこう。


一同 :じゃらじゃら。
プレイヤーA→デューン :クリティカル『7』、ファンブル『12』
プレイヤーB→クリス :クリティカル『6』、ファンブル『10』
プレイヤーC→シグ :クリティカル『10』、ファンブル『4』


GM :とりあえずリロースという街にいる。さぁどうする? それぞれのアクションを決めてくれ。

クリス :当然、街に来たんだからまずは冒険者ギルドに顔つなぎに……

シグ :(すかさずツッコミ)探索者ギルド!

デューン :探索者協会だよ。

クリス :……探索者協会に顔つなぎに行きましょう。

GM :君はまずそこね。他の二人は?

シグ :酒場にいます。

デューン :何もすることがないなぁ。探索者協会にでも行こうかな。ピンで仕事はしたくないしな。

GM :じゃあ君達二人は探索者協会に来たことになる。

クリス :当然、カウンターに参りましょう。

デューン :登録してお仕事探すしかないな。

GM :君等は同じカウンターにいることになるね。

クリス :「ねぇねぇお兄さん。お仕事ちょうだいな」

GM :「んん? と言っても最近じゃこの地方じゃ突然現れるフォートレスも無い」

デューン :「『幻』なのに無いのか?」

GM :「その通りだ。最近は安定している!」

クリス :「お仕事下さい」

GM :「ぅうん、いいだろう」(一同爆笑)。

シグ :あるんかい(笑)。

GM :「ああ、あるぞあるぞ〜、困り事なんかそこら中にいくらでも転がってやがる。とりあえず最近、ここらでネクロマンサーに襲われて、人がばったばったと死んでいるらしい」

デューン :(突然)ぎゃああぁぁ〜! いやだ、これだったら就職情報誌『ガデン』でも読もう(一同爆笑)。


  再就職通知の前に暗殺者が来ると思うぞ。


GM :「とりあえず、最近街の回りで死んでいるというだけで、やつの位置もよく特定できていないから、情報を集めてそいつを退治してくれたら、100GPの報酬を渡そう」

クリス :100GP……。

GM :「ほーら、仕事はくれてやったぞ!」と、君等は放逐されるね。

デューン :う〜む、『ガデン』とどっちを選ぶべきか(一同爆笑)。

クリス :……あわわあわわ(一同笑う)。

シグ :それ好きだな(笑)。

GM :ちなみに知力で振っていいよ。

クリス :おし、今までなぁ、さんざっぱら『お前らクリチャー判別できない』って言われ続けたからなぁ、知力は10まで上げたぞぉ! とぅっ(コロコロ)ピンゾロ。

デューン :『18』。

クリス :……『12』。

GM :『ネクロマンサー』がなんだか分からない(笑)。

デューン :なにぃー!?

クリス :新しい職業!?(一同爆笑)。

デューン :『くろまんさ』か。


  アクセント違うし。


GM :では君等は意気投合しながら、酒場で語り合った(笑)。

デューン :……おぉ、いつの間にかパーティになっている(一同笑う)。丁度いいや、ピンで仕事するのも辛かったしな。

シグ :俺は酒場で『重戦士あり』という旗を背中に差して飲んでいる(笑)。

クリス :おっけ〜。私はですねぇ、戦いはできるんですけど、回復魔法とトラップ関連に欠けているんですよ。そういう人物を探してました。

デューン :ピカン<大地の恵み(ネイチェイス>〜(一同爆笑)。ちなみに、罠も何でも解除できる。

クリス :でも私達見てると〜、防御力薄いですよね〜。

デューン :……『9』(笑)。

クリス :いや、私それなりにありますけど。

GM :(シグに)とりあえず、君の隣でそのように語っている人物がいるよ。どうする?

クリス :誰か前線でバリバリ戦える人はいないのかしら!(シグのプレイヤーをみながらテーブルを叩く)ダン!

シグ :(腰低く)……雇いません?

デューン :(突如)頭の悪そうな捨て駒が一人必要だな(一同爆笑)。

クリス :(シグのシートを覗いて)うん、1番悪い(笑)。

シグ :ウォーリアだから当たり前だろう(笑)。

デューン :頭の悪そうな捨て駒の前線キャラが一人欲しいですね。

シグ :……そこまで言われて行く奴がいるかぁ!(一同爆笑)。行ったら本当の馬鹿だ!(爆笑)。

デューン :ただ、僕の今まで旅してきた経験を言いましょう。まず、自分で『俺は強い』などと言っている人物は信用するに値しないんですよ。丁度あんな所に旗があるけど、あんなものは信用するに値しないんですよ。

シグ :ぐはぁ(笑)。

クリス :……どんどん立場が悪くなってくる(一同爆笑)。

デューン :ただし、こういうのは一回限りの捨て駒という手もあります。

クリス :ん〜、でも、本人に聞こえてません?

デューン :いや、ぼそぼそだ。

GM :席は隣だよ。

シグ :聞こえているよ(怒)。ガシィッ!(笑)。頭を掴む(笑)。

クリス :挑発してるとしか思えない。

GM :邪悪だ、邪悪過ぎるお前ら(笑)。


◆    ◆    ◆    ◆    ◆    ◆



GM : 君らはそれまでの会話をわりと大声で話していたからね、後ろからね、隣に一人の男がやって来て座る。
「あなた方を探索者とお見受けしたので、一つ頼みたいことがある」と言ってくる。

デューン :う〜ん、『くろまんさ』とどっちがいいだろうな?

クリス :『くろまんさ』の意味が分からないから決め兼ねますね。

デューン :そうだねぇ(笑)。

クリス :(依頼人に)「あ、すいません『くろ……』」あ、依頼人にこんなこと聞いたら馬鹿だと思われる(一同笑う)。これは聞けない(笑)。

デューン :足元を見られるから止めておこう(笑)。

GM :トントン「いいですか?」と聞いてくるね。

クリス :「話だけは聞きましょうか」

GM :「私はこの近くの森を超えた所にあるエイクスという村の者で、名前はリールと申します。ここまでは薬を取りに来たのですが、その過程で足を怪我してしまいました」
 と言って足の怪我を見せる。するとそこには包帯が巻かれている。
 「この足では薬を村に届けることはできない。この薬は緊急に届けて欲しいのです。いかなる方法を用いても、村まで届けていただきたい」

デューン :な、なんて『良い人』なんだ!(感動)

クリス :うぅ……これは村に行く途中に『くろまんさ』なるものが出てくるとしても行かなくちゃ(泣)。

GM :うははは!(爆笑)。

デューン :大丈夫、『くろまんさ』って、名前が弱そうじゃないか(笑)。

GM :とりあえず前金で20GPで、地図と手紙と薬を渡してもらう。

「これを村のリライザという女性に渡して欲しい。そうしたら、残り50GPをお渡し致します」

デューン :「いいよいいよ」

クリス :よくないよくない。シグ、ここで絡まないと報酬ないよ?

シグ :おっ、そうだ(笑)。

デューン :これくらいの仕事だったらやってもいいんじゃないすかね?

クリス :「喜んでお受けさせていただきます」と言ったところで!

デューン :(低い声でシグに)お前はどうするんだ……。

シグ :あの〜、重戦士いますけど。

クリス :はぁ? じゃあ試験として、私の<聖なる光の爆裂(リーブレイ>に耐えたなら。

シグ :え〜(笑)。無駄なMP使ってどうするんだ(笑)。

デューン :神力『6』……紙だな(笑)。


  お前の防御力こそ紙だ。


GM :ってゆうかそんなことやってるとバーテンが「(低い声で)お前ら、ここでは止めてくれ」(一同爆笑)。

クリス :渋い〜(笑)。そんな渋い声で言われたら従うしかないわ。

シグ :従わざるをえない。

クリス :(気を取りなおして)貴方、もしかしてまぜて欲しいんですか?

シグ :……遠回しに言うとそういうことになる。


  かなりストレートだな。


デューン :……寂しがりやかなぁ?

シグ :いや、素直なんだよ。

デューン :それなりの戦闘力は持っていそうな気がしないでもないが。

クリス :時間もないし、行きますか。

GM :「では、よろしくお願い致します」

クリス :と言いつつ、その依頼人がいなくなったら店のマスターに「『くろまんさ』って知ってますか?」(一同笑う)。

GM :「その名前は聞いたことがあるぞ。この近くの森の端の方を縄張りとしている魔法使いだと聞いた」

デューン :はあぁー! 森ぃ〜!? 森を通るというのにぃー!?

GM :「まぁ、俺が分かるのは噂程度さぁ。聞きたきゃ、他の奴に──」

デューン :(遮って)行こうかー!!(笑)。

クリス :自分は情報を収集したいのですが。

GM :どうする? このまま出発するもよし、集めるもよし。

シグ :出発しちゃえば?

デューン :そうだね、ちょっと引っかかるものがあるが出発しようか。行ってみればわかるよ。

クリス :(それじゃ遅いと思うけど……)

GM :止まってるぜ! 思考停止してやがる(笑)。

クリス :引っかかるものがありすぎてね。ま、行こうか。

GM :では、街を出ようとすると街の人に呼び止められるね。
「最近は街道に『迷いの霧』が出て危ないよ」

クリス :迷いの霧?

GM :「この街特有の怪しげな霧でね、一時期になると街道に発生し、色々な人が帰ってこなかったりもする。とりあえず、この霧が出ている間、この街は外界と完全に隔離される。どうしても急ぐと言うのなら森を走っていくしかないねぇ」

クリス :森か、やっぱり(苦笑)。

デューン :そうだね、急ぎの依頼みたいだし、森を突っ切ればいいんじゃないか。

GM :森に向う?「とりあえずこっちの方に行けば、森に辿りつくよ」と言われる。超適当に教えられる。

クリス :超適当では困るから、貰った地図と比較しましょう。

GM :合ってるよ。

クリス :じゃあ、ちゃんと村の方を確認しながら進みましょうか。


◆    ◆    ◆    ◆    ◆



GM :じゃあ1D振って。

デューン :『エク』でいいんじゃないか?

クリス :『エク』ってエクセレント? エクスプローラーも『エク』なんだけど。

デューン :はぁー!(一同爆笑)。じゃあ僕が振ろう(コロコロ)『3』。なんて中途半端なんだ。

GM :歩いてるとね、何故か泉がある(笑)。

デューン :はぁー!?(笑)。

GM :泉がぽんっと置いてあるね。

デューン :怪しいよこれは(笑)。

クリス :とりあえず斧を……無いから石をボッチャンと投げ込んでみよう。

GM :すると泉の精が現れて「石を投げ込みましたね! 勝手に石を投げこまない!」 と、指からピーっと怪しげなビームが絶対命中でヒット。君の属性がしばらく『幻』になる(一同爆笑)。

シグ :アハハハハ、ギャハハハハ(ずっと笑い続けている)。

クリス :(呆然と)……『幻』のまんま?

GM :うん(笑)。

クリス :(真顔で)なにそれ、本当の話?

GM :(嬉しそうに)うん(一同大爆笑)。そうすると泉の精はヒュッと消えてしまう。

デューン :なんか分からないけど、とりあえず行こうか(笑)。

GM :魔法解除したければ3レベルの魔法扱いで──。

クリス :んなもんねぇよ(一同爆笑)。さっさと行こ。

GM :じゃあ1D振って。

クリス :(コロコロ)『2』。

GM :何故かお菓子の家がある(爆笑)。

クリス :あっ! ふらふら〜。

デューン :おおっ、メルヘン。

シグ :待て、まだ食べるな。記念写真を撮ってからだ(笑)。

デューン :こりゃなかなか味がいけるな(笑)。

クリス :もう食ってる〜!?(爆笑)。

シグ :食らうな〜!(爆笑)。

GM :食うの!? 本当に?

デューン :食べるけどさ(笑)。

GM :じゃあ行ったらね、お菓子の家が消えて毒の沼地に(一同爆笑)。

デューン :はぁーあ!!(爆笑)。

GM :ダメージ2D、直撃(笑)。

デューン :クリティカルは?(笑)。

GM :マスターのクリティカル(5)適用(笑)。

デューン :(コロコロ)『9』。残り『5』!(爆笑)。

クリス :あとちょっとで重傷じゃないか(笑)。

デューン :はぁ、はぁ、はぁ(笑)。

シグ :美味しかったかい?(笑)。

デューン :這いずり上がって、<大地の恵み(ネイチェイス>を自分に。闘気を4点割り振って(コロコロ)発動は成功、(コロコロ)おお、1点しか回復しない(爆笑)。

シグ :『1』点!?(笑)。

GM :役立たない回復だなおい(笑)。

デューン :もっかい(コロコロ)発動成功(コロコロ)『6』だから……『4』点回復して『10』。低い、超低い(爆笑)。

クリス :や、役に立たないなんてもんじゃないよ(笑)。

GM :愕然だぜ、こいつの回復は大丈夫か!? 頭によぎる不安(笑)。

シグ :さっきあれほど言われたのは何だったんだろうな(笑)。

クリス :とりあえず、今はシグの方が有能のような気がする。

GM :『所詮ガキか』と思い始めてる(一同爆笑)。

デューン :MPがもう『9』しかない(一同爆笑)。

シグ :アホだぁ!(笑)。

デューン :しかもまだ全快してない(爆笑)。

GM :俺、くらうと思ってなかったから適当に設定したのに(笑)。

デューン :(疲れきって)……さあ、行こうか。

シグ :(コロコロ)『5』。

GM :突然黒猫が横切る。「にゃあ」精神力で『15』のジャッジをして。

シグ :何!? (コロコロ)ぴったし『15』。

GM :じゃあ成功だね。何も起きない。次振って。

デューン :てい(コロコロ)『4』。

GM :なかなか森に着かないな。どこからともなく怪しい声が聞こえてくる。
「う〜、う〜、死にたくな〜い〜」(一同爆笑)。

デューン :「大丈夫かー!」(笑)。

GM :いや、声だけなんだけど。姿は見えない。

デューン :「どこだ〜、どこにいるんだ〜!」と言って走り回ろう。

GM :「う〜、あっちの方だ〜」

シグ :どっちだ(笑)。

デューン :「あっちか!」たったったった。

GM :じゃあ今回のイベントは終わり。

デューン :おぉ! 終わりかい。

クリス :(コロコロ)『3』。

GM :するとまたなぜか泉がある(笑)。

クリス :今度もまた石を投げ込んでみる(笑)。ポチャーン。

GM :「またあんたなのー!」(一同爆笑)。

シグ :同じ場所だったのかー!(爆笑)。

GM :ベコンといきなり殴られる(一同爆笑)。設定してなかったからダメージはなくていいよ。

クリス :『幻』以外の属性になりたかった(笑)。

シグ :(コロコロ)2。

GM :はい、じゃあ森に着いた。

デューン :やったぁ! じゃあとりあえず一回野宿をしないかい?

シグ :何を言ってるんだお前は!(笑)。

デューン :ちょっともうヤバイんだ(笑)。怖いよ今(笑)。

クリス :じゃあ野宿を致しましょう。

シグ :振るの?

GM :ランダムチャートは振らなくていいよ。

デューン :もっかい回復魔法をかける。

GM :一つ言っておくと、森の近くはかなり禍禍しい瘴気が漏れている。

デューン :(勝手にコロコロ)やった、全快した!

GM :ちなみに瘴気が漏れてるから眠っても疲れが取れなくて、2Dしか回復しない。

デューン :たぁっ(コロコロ)クリティカルして12。なんとか魔法が2回使える(笑)。

GM :君はMPを回復しても、ちょっとやな夢を見た気がした。


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