† ボス強過ぎ! 〜PC虐殺の宴〜 †

GM :行ったね。そうするとね、ボスが居る。

シグ :やっぱり3LVクリーチャー?

GM :周囲の冷気が、彼を中心に渦巻いている(笑)。

シグ :な、何っ!(笑)。

クリス :じゃあ私達は、武器を構えなおし、奥歯を噛み締めながらジワリと汗ばむ(笑)。

GM :じゃあ奴はこう言うね。「フハハハ〜、私に殺されに来たか探索者共よ〜。私の僕になるがよい〜」

クリス :ネクロマンサー!(笑)。

シグ :むしろ『くろまんさ』〜(笑)。

クリス :「ふざけるな! 私達は貴方を退治しに来たんだ!」

シグ :「ちょっと違うけどねっ!」(笑)。

GM :「やれるものならやってみよ」

クリス :いや、間違えた(笑)。「私達はここを通りたいだけなんだ!」(笑)。

GM :「フッハッハ、ならば通行税として命を差し出せ」

クリス :「さっきの(デューン)で勘弁願いたい」(一同爆笑)。

GM :「却下だ(一同爆笑)」

クリス :「駄目ですか? 全員の命を所望ですか?」

GM :「当たり前だ」
クリス :「分かりました。私達、貴方の命をいただきます! そしていきなり<聖なる光の爆裂(リーブレイ>!」って、いい?

GM :ああ、いいよ別に。

シグ :えー!?(笑)。

クリス :ってゆーか、それくらいやらないと勝てないくらいの勢いで言われた気がする(笑)。

シグ :わからない(笑)。

GM :ちなみに彼の前には怪しげなゾンビ。知名度で振って。

シグ :知名度か(コロコロ)8、『14』。

クリス :(コロコロ)6、クリティカル、『24』!

GM :分かる。ノスフェラトゥっていう──。

シグ :ゾンビだ。

クリス :不意打ち<聖なる光の爆裂(リーブレイ>いきますっ! 発動(コロコロ)したっ、絶対命中。そいつに向って撃つ! 更にプラーナ解放、えー、私の身体が白く発光して、その燃えるオーラが魔法と一緒に発射されるわけだ。

GM :おおっ!

クリス :そして聖なる光の爆裂(リーブレイ>の威力がいつもの2倍になっている!(笑)。

GM :ボオオー! 邪悪を燃やす炎!

クリス :たのむぞ〜!(コロコロ)3、元が40の上限35だから『38』点!

GM :(コロコロ)死なないけどね。「不意打ちとは卑怯なり」(一同笑う)。

クリス :「アンデッドにかける情けなど無いわっ!」イニシアティブだ!

シグ :これを兵法のひとつという(笑)。


† 最終戦闘  VSネクロマンサー&ノスフェラトゥ †



<1ラウンド>

着々と完成しつつあるプレイヤーAの新キャラ。
「おい! 何で<散らされし力(カウ・スー>が消えてるんだ!?」
「むはははははは! 『闘気法の資質』とか手に入れたぞ(笑)」
「(デューンが)バーニングアクションで生き返りませんか? 死んだところ見てないし(笑)」
GM「(クラシックじゃないし)悲鳴が聞こえたから無理(笑)」
「相手、ノスフェラトゥもいるとか言ってるんだけど」
「あはははははは!(爆笑!)」
「笑うなぁ!!」
などといった微笑ましい会話をしつつ、戦闘は開始された。

ネクロマンサー :【19】 【A1−Y3】
クリス :【19】 【A4−Y3】
ノスフェラトゥ :【14】 【A3−Y3】
シグ :【10】 【A4−Y3】

ネクロマンサー :<漆黒のつぶて(ダ・クィン>を撃つ。うーん、やはりクリスだろうな。いきなり<聖なる光の爆裂(リーブレイ>撃ったもん。

クリス :まぁそうだろうな。

ネクロマンサー :冥力−2だから(コロコロ)『27』。

クリス :『27』!? 無理(コロコロ)無理です。

ネクロマンサー :<漆黒のつぶて(ダ・クィン>のダメージは……+1だから『27』点。

シグ :死なないでしょ。

クリス :死ぬ……(コロコロ)11だから……『22』。ダメージ『5』点。

シグ :余裕で死んでない。

クリス :<聖なる光の爆裂(リーブレイ>を使うべきか……もう一回使う。そうするともうエーテルを飲まないと使えなくなる。
聖なる光の爆裂(リーブレイ>(コロコロ)発動したっ。ダメージ(コロコロ)9、よし良い目が出たぞ、冥力が11で、闘気+3して14で、ダメージ+3で17の2倍で基本値が34。+9だから『43』発!

ノスフェラトゥ :43!? ボンッ! 吹っ飛ぶね。「何ィ!?」とか言うね。

クリス :「闇へ還れー!!」

GM :帰ってった。

クリス :(プレイヤーの声)俺も帰る(笑)。

シグ :ええー?(笑)。帰るな(笑)。

クリス :後、お前に任せるよ(笑)。

シグ :俺届かない。全力移動。(コロコロ)18。4sp移動(【A1−Y3】)。

プレイヤーA :『わーたーしーのーかーたーきーをー、あーりーがーとーう〜(笑)』

クリス :待て、もう一匹いるんだ(笑)。

プレイヤーA :えっ!?(笑)。

クリス :ネクロマンサーが(笑)。

プレイヤーA :大物がまだじゃないか(笑)。


<2ラウンド>

ネクロマンサー :【23】 【A1−Y3】
クリス :【18】 【A4−Y3】
シグ :【12】 【A1−Y3】

ネクロマンサー :とりあえず<漆黒のつぶて(ダ・クィン>だろうね。

クリス :目の前にいるぞぅ。

シグ :ああ、通常攻撃してくれればいいのに(笑)。

ネクロマンサー :「闇よ、ゆけ」 飛ばせー。発動(コロコロ)。

クリス :高い。……発動ならいいよ。

ネクロマンサー :楽勝。握られた心臓(グァッシュが。


  魔法違うじゃないか(笑)。


クリス :おぃー!! 絶対命中じゃないかよ!(笑)。

ネクロマンサー :ダメージ(コロコロ)7。『25』点。

クリス :マスターの出目が良いのは、卑怯だと思います(GM妹、爆笑)。

シグ :『25』でしょ? 神力引いて15でしょ、プラーナ解放して13でしょ? ふんっ(コロコロ)9だから『4』点。

クリス :私の行動、エーテルを飲む。(コロコロ)クリティカル! やった『12』になった、あと2回撃てる!

GM :エーテルの回復量1Dだからね。

クリス :……フリ〜ズ。

プレイヤーA :さぁ振れ!

GM :テレッテッテッテレ!

クリス :(コロコロ)『2』点。あと一発撃てる。

プレイヤーA :ああ、よかったじゃん。

GM :(暇そうなプレイヤーAに)君がネクロマンサー振る?

クリス&シグ :振るなー!!(爆笑)。

クリス :それに殺されたら本当に恨むよ!!(笑)。

プレイヤーA :(嬉々として)ネクロマンサー振りまーす。

シグ :えーと、じゃあ攻撃(コロコロ)『12』。

ネクロマンサー【A】 :(コロコロ)ファンブルじゃないから回避〜。

シグ :うむむぅ。

クリス :……すまん、お前が同一spにいたら撃てない。

シグ :……早く言えー!!(爆笑)。

ネクロマンサー【A】 :なんてくそったれなんだ。じゃあこっちだね。

GM :こっちだね。

ネクロマンサー【A】 :なんにする? MPが残ってるなら<漆黒のつぶて(ダ・クィン>でもいいんだけど。発動は(コロコロ)成功。じゃあ目の前の奴にたあっ(コロコロ)6。

クリス :3とか振れ馬鹿(一同笑う)。

GM :──『23』だね。

シグ :かわせるかって(コロコロ)8の『17』。

ネクロマンサー【A】 :ダメージは、たぁ(コロコロ)6。

GM :『23』点。

シグ :──プラーナ解放。何点?

クリス :神力差し引いて11点来てる。

シグ :うん(コロコロ)がっ!?

クリス :お前ファンブルしてんじゃねぇよ(一同爆笑)。8プラスして『19』点。


  幸運の宝石が無いことが悔やまれる。


シグ :(低く)クックッククク……。

一同 :低く笑う(しかない)。

クリス :バイバイベイビー(笑)。いいよもう、<聖なる光の爆裂(リーブレイ>が撃ちやすいわ!(一同笑う)。

ネクロマンサー【A】 :生死判定だ。

GM :筋力いくつ?

シグ :11。

ネクロマンサー【A】 :ってことは『9』以上だね。

GM :プラーナ減らせば生死判定にボーナス。

シグ :じゃあ2点使う。

クリス :これで7以上だね。

シグ :7以上……へいっ(コロコロ)。うははは!(一同爆笑)。

クリス :死んだよー!!(爆笑)。

ネクロマンサー【A】 :死亡二人目(笑)。

シグ :えー、借金89GPどうぞ(笑)。

GM :やべー、クリスは人には背負えないものいっぱい背負って生きてる(笑)。

ネクロマンサー【A】 :89だから……借金264だ(笑)。

 :勇者……がんばれ……(同情と哀れみの視線)。

クリス :(悶絶爆笑地獄)。

ネクロマンサー【A】 :さぁゆけ、イニシアティブだー!


<3ラウンド>

ネクロマンサー【A】 :【18】 【A1−Y3】
クリス :【11】 【A3−Y3】

プレイヤーC :プレイヤーに殺されたよ(笑)。


  お前はある意味で自殺だ。


ネクロマンサー【A】 :<漆黒のつぶて(ダ・クィン>−!(コロコロ)ああっ、ピンゾロだ。

GM :ピンゾロでも発動はする。

ネクロマンサー【A】 :命中(コロコロ)『20』!

クリス :プラーナ3点解放して、1点使う。2点維持。

ネクロマンサー【A】 :あいよ。がんばれー、『9』以上だ。

クリス :(コロコロ)全然駄目、食らった。

ネクロマンサー【A】 :ダメージ(コロコロ)。

クリス :(出目を見てぷっつん)ぶっ殺すよ本当にぃ!(爆笑)。

ネクロマンサー【A】 :出目が11だからダメージは『31』か(笑)。

プレイヤーC :俺らプレイヤーに殺されてるよ?(笑)。

クリス :(しばし悩む)……プラーナを使う。これで12。6以上振ればいい。(コロコロ)8! 『20』だから11点食らって──(首をかしげて)何点?

ネクロマンサー【A】 :『31』。

クリス :……重傷になった(一同大爆笑)。頼む、見逃してください(笑)。

GM :いいよ、俺もやり過ぎた。

ネクロマンサー【A】 :いいよ、それじゃあ君の攻撃だよ。こいやー!

クリス :じゃあ<聖なる光の爆裂(リーブレイ>の詠唱に入って──。

GM :こちらの<漆黒のつぶて(ダ・クィン>が君にヒットした瞬間、君は膝を付くわけだ。

ネクロマンサー【A】 :「所詮私の敵ではない」

クリス :私の胴を、闇のつぶてが貫いたわけですね。

ネクロマンサー【A】 :「フハハハハハ。愚かなり、愚かなりぃ! この私に戦いを挑もうなどとは!」

クリス : 「まだ最後の力が残っている!」

GM :おぉっ(笑)。

クリス :出血した腹部を押さえつつ、最後に手を前方に伸ばす。「<聖なる光の爆裂(リーブレイ>!」発動(コロコロ)したっ! ダメージ出します!

プレイヤーC :ファンブったらウケるよな(笑)。

ネクロマンサー【A】 :さあこい!

クリス :だぁあっ!(コロコロ)。

 :8。

クリス :基本が17で、34の『42』発!

ネクロマンサー【A】 :神力だね、たあっ(コロコロ)。

クリス :お前、本当に嫌な奴だな(笑)。

プレイヤーC :なんで出目が6ゾロやねん(笑)。

ネクロマンサー【A】 :フヒヒヒ、ごめん(笑)。

GM :(こそこそ)神力何点?

ネクロマンサー【A】 :(こそこそ)『29』点(笑)。

GM :(倒してない……が、ここはノリを優先しよう)おぉ……丁度いい感じだ。
今までの仲間の顔が君の脳裏を走るね(一同爆笑)。倒れていったヘビィウォーリアが、岩に潰されたエクスプローラーの面影が過ぎるね(一同爆笑)。
「ぶぁっ、ぶぁっ、ばかなー!?」 と言って、ネクロマンサーは光と共に消え去る。

クリス :死んだの?

GM :死んだ。

プレイヤーC :かくして勇者は莫大な借金を背負ったのであった。

クリス :でも……ほんと?(納得がいっていない)。

プレイヤーA :仲間が死んだことによって……。

GM :そうそう、力が覚醒したんだよ(笑)。

プレイヤーA :「クリリーン!!」(一同大爆笑)。

GM :じゃあね、今まで渦巻いていた瘴気とかが「しゅわっしゅわっ」と光の柱となって消え去っていくね。その中には彼ら(シグ・デューン)のものもあるかもしれないが私には分からない(一同爆笑)。

プレイヤーC :さようならー(笑)。

クリス :じゃあ私は最後にシグの所持品もすべて奪い取り……。

プレイヤーC :借金89も入れたね(笑)。

クリス :──入れたよっ。

プレイヤーA :ヒッヒッヒッヒッヒ、イーッヒッヒッヒ(爆笑)。

プレイヤーC :借金大王(笑)。

クリス :いいよ、結構高そうなブレードが手に入ったし。

プレイヤーA :ダンジョンとは、かくも過酷なものなり(笑)。

クリス :意味無いけどヒルポ飲んで、とりあえず重傷じゃなくなったことにしてください! ノリだけで!(笑)。

GM :それはいいよ。

クリス :なんかノリで助けて貰ったようなものだが(笑)。

GM :光の柱と共に君の傷が癒されていくでもいいよ。

クリス :じゃあよろよろと立ちあがって……その場に1滴、涙しよう(何故か一同笑う)。

GM :それは良いことだ。

クリス :それで「せめて……」と言ってシグの死体をデューンの穴に放り込む!(一同大爆笑)。

プレイヤーC :やめろー!(爆笑)。

プレイヤーA :いやだ、いやだ、こんな奴と一緒は嫌だ(笑)。

クリス :泉の精に「アンデッドにならないようにお願いします」

GM :(両手を合わせて)「わかりましたぁ」チーン。

クリス :じゃあ、薬を持って外に出るよ。足引きずりながら歩いていく。

GM :森を抜けると小さな農村があるね。

プレイヤーA :よかったな、報酬一人占めだ。

GM :借金も一人占めだ(爆笑)。

クリス :じゃあ人を見つけた瞬間に倒れこむね。

GM :「ああ、大丈夫ですかー!」と村の人が駆け寄るね。

クリス :じゃあかすむ目で「こ、これを……」と手紙だけさっと出す。

GM :倒れた君は連れて行かれる。君は目を覚ますとベッドの上にいる。

クリス :「ここはいったい……」

GM :「ここはエイクスの村ですよ。貴方は倒れていたのです。手紙は読みましたよ。ご苦労様です」

クリス :「あ、そうですか。確かこれが……あれ? エーテルと混ざってる!?」(一同爆笑)。うそ。「これがリールさんからの……あなた、リライザさんですか?」

GM :「そうです」

クリス :「じゃあこれがリールさんからの薬です」

GM :「確かに受け取りました。これが報酬の品です」と40GP渡される。

プレイヤーA :合計60だ。うわー、所持金204まで増えた(借金は364)。

GM :大丈夫だよ、これから帰ればネクロマンサー倒したので100GP入るから。

クリス :はぁっ! 今回の報酬は一人占めさせていただきます。ブレードの値段に期待しましょうね(笑)。

GM :終わった。

クリス :終わった? じゃあ私は安堵感の中、もう一度眠ってしまうのだな。



クリス :え〜、後日談を始めます(一同爆笑)。
私、街へ帰ってきました。よろよろといつの間にか取ったネクロマンサーの首を持って探索者協会の役人のところへ行って見せる。「え〜、『くろまんさ』の首を取ってきました」


  ネクロマンサーは光の中へ消え去ったんじゃないの?


GM :「おぉ、確かに最近こいつの話を聞かない。これを本物と認めよう。100GPだ、受け取りたまえ」ピンッ。

クリス :パシィ。「ありがとうございます」

GM :「期待してるぜ」

クリス :「任してください。私の名前、登録しておいてくださいね。私の名前はクリスです!」

GM :それではこの辺でシナリオ終了。おつかれさま。

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