各個撃破で事件解決
GM | : | 日が落ちかけてきた頃、岩場に辿り着きます。 |
ボーデル | : | 日が落ちてしまう前に調査を終えて、今日はここに泊まってしまおう。 |
クロウ | : | ランタンを用意しよう。 |
ボーデル | : | ランタンという習慣がないドワーフ。ワシの目は ≪暗視≫ だからの。 |
アーティ | : | あれ? ハーフエルフは ≪インフラビジョン≫ だっけ? |
GM | : | それはシャーマンだ。≪インフラビジョン≫ ってのは精霊使いが火と氷の精霊力の差を感知して周囲を知覚する能力だ。 |
アーティ | : | そうだったな。 |
GM | : | では洞窟に行くには、崖を下りる必要があります。[ 登攀 ] の判定が必要なんだけど、ある程度傾斜があり足もかけやすいので目標値は『10』だ。判定は『冒険者LV+敏捷度B』な。 |
サンドロ | : | という事は・・・・・・5以上! |
GM | : | おおっと、君は金属鎧だね。だったら目標値を+4してあげよう(笑)。 |
サンドロ | : | ・・・・・・やらんよ(一同笑う)。 |
クロウ | : | じゃあ、あたしかなぁ。 |
ボーデル | : | ここはロープを垂らすんじゃあ。 |
GM | : | そうすると、シーフの君は1ゾロ以外では失敗しなくなるね。 |
サンドロ | : | ロープを垂らすと判定が楽になるのか? |
GM | : | ・・・・・・あ、そもそもシーフ以外はロープがないと判定できないや。ちなみに崖の高さは4mぐらい。 |
クロウ | : | たかが4mだよ。落ちても大丈夫。 |
ボーデル | : | 無茶を言うな。 |
常人は1mにつき3点の落下ダメージ。4mなら12点ですね。 | ||
アーティ | : | 下ろしてもらうのが一番安全じゃない? |
アーティの提案により、クロウ以外は自力での [ 登攀 ] を諦めます。 |
サンドロ | : | では全員揃ったら、洞窟の中に入っていこうか。 |
アリステア | : | 「明かりをお願いいたします。」 |
クロウ | : | ランタンで照らしま~す。 |
GM | : | 洞窟の中は少しジメジメしています。この辺りは湿地帯だからだろうね。 その時、奥の方で何かが光ります。 |
サンドロ | : | 警戒する。 |
クロウ | : | きのこ? |
GM | : | きのこは光らない(一同爆笑)。 どうやら生物の目のようだ。合計4つ。 |
アーティ | : | 4匹・・・・・・じゃない(笑)。2匹か。 |
ボーデル | : | ワシのナイトビジョンで何か分からんか? |
GM | : | ならわかる。ジャイアント・リザードが2匹、君達を見つけてすり寄って来ているね。 |
ボーデル | : | 「倒さねばならんのか。」 |
GM | : | そのうちランタンの有効範囲にも入るよ。移動速度13で近づいてくる。 |
クロウ | : | い~や~~~!! |
サンドロ | : | 剣を構える! |
ボーデル | : | モールを構えるぞぃ。 |
GM | : | さて、一匹は生きていますが? |
ボーデル | : | 殺そう。 |
サンドロ | : | 依頼だしな。『ドスッ!』 |
クロウ | : | 奥の方も調べる? |
GM | : | いや、それほど深い洞窟じゃない。洞窟の壁にはびっしりとキノコが生えているけど、下の方のものは殆どかじられているね。 |
ボーデル | : | どうやら、住みついていたようじゃのぅ。 |
サンドロ | : | エイル君のためにも、このリザードの死体は放り捨てておこう。『ズルズルズル・・・・・・ベチャッ!』。 |
GM | : | 優しいねぇ。 |
アーティ | : | そしてこの死体を目当てに、別のモンスターが(笑)。 |
サンドロ | : | ジャイアント・リザードが共食いを始めたりして(笑)。 |
クロウ | : | ここは終わったみたいだし、泉の方へ戻ります? |
サンドロ | : | そうだな。 |
ボーデル | : | 待て待てぃ。もう日が暮れているはずじゃ。 |
GM | : | そうだね。そろそろ日が落ちて暗くなるね。 |
サンドロ | : | では、今日は戻りましょうか。 |
GM | : | 村に着く頃には朝になってるよ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | なら、ここで野営をしましょう。 |
ボーデル | : | それが良かろう。ワシらは冒険者だし、お主が良ければそれで構わんよ。 |
サンドロ | : | あ・・・・・・「アリステア様はそれでよろしいでしょうか?」 |
GM | : | 野営とか慣れてないから、流石に抵抗ありそうな顔はするけどね。 |
アリステア | : | 「え、ええ・・・・・・ガマン、します・・・・・・」 |
サンドロ | : | 見張りは、私が一番に立ちましょう。・・・・・・ああいけません、一番は不吉な数字です。 |
クロウ | : | じゃあ、あたしが一番でいいよ。 |
サンドロ | : | ボーデルもセットにしよう。二番手が私。最後がアーティとアルテ・・・・・・アリステアさんだ。 |
アーティ | : | いや、精神力を消費してるから休みたい。 |
サンドロ | : | そうか・・・・・・なら2人交代にするか。最初がクロウ&ボーデル。次が私。 で、アリステアさんに <キュアー・ウーンズ> をお願いしたいのですが(笑)。 |
GM | : | NPC(アリステア)に頼るのは極力避けましょう。 |
ボーデル | : | ではワシが治してやろう。じじぃ回復~うひょほほほ(コロコロ)発動。 |
それは、何か変なものが発動してやしないかい? | ||
ボーデル | : | ほれ(コロコロ)7。『5』点じゃあ。 |
サンドロ | : | ありがたい。それでは休憩に入りましょうか。 |
GM | : | では(コロコロ)先行の方々。 |
クロウ | : | うわー!(笑)。 |
GM | : | 『レンジャーLV+知力B』で振ってください。 |
クロウ | : | それっ(コロコロ)『10』だっ! |
ボーデル | : | ・・・・・・(技能が無いのでボーっとしている)。 |
サンドロ | : | 何してるボーデル。1ゾロと6ゾロがあるだろ(笑)。 |
ボーデル | : | おぉ、そうじゃった(コロコロ)平目で『9』じゃ。 |
GM | : | じゃあね、下の方で『カサカサ』と音がしている。 |
クロウ | : | 見よう。 |
GM | : | 暗くて良く分からないね。だが、『クチャクチャ』と耳障りな音が聞こえ出した。 |
サンドロ | : | 喰ってるんだ・・・・・・ジャイアント・リザードの死体を喰ってるんだ!! |
クロウ | : | 「ボーデルさん、来てください。」 |
ボーデル | : | ではピカーンッ!(暗視) |
GM | : | では [ 怪物判定 ] 。 |
ボーデル | : | おおー! ワシにはセージ技能がない!(一同笑う)。(コロコロ)『8』。 |
GM | : | このドワーフは意外と博識だな。知っている。 |
ボーデル | : | ほほぅ。ワシャ知っておるぞ。 |
GM | : | ジャイアント・センティピードだ。巨大ムカデね。それが、ジャイアント・リザードの死体を貪り喰っている。 |
サンドロ | : | (嫌悪感を感じてうめき声) うぁぁぁぁ・・・・・・。 |
ボーデル | : | う~む、害がないなら放っておくが? |
GM | : | 害か・・・・・・こいつは視覚が発達していなので、ただ闇雲に進んで生物と接触したら貪り喰らうんだ。だから害が無いといえば無いし、あるといえばある。 |
アーティ | : | 一応モンスターだからな。始末する? |
サンドロ | : | それより、ここを登って来たらどうする? |
ボーデル | : | 大丈夫じゃろう? 険しい崖だぞ。 |
GM | : | 相手は節足動物だけどね。 |
アーティ | : | 登って来そうだよ。 |
ボーデル | : | 何か、投げられる岩でもないかのぅ? |
クロウ | : | きのこ? |
ボーデル | : | それで倒せると思うか?(一同爆笑)。 |
GM | : | 都合の良い物は無いね。 |
サンドロ | : | では、放っておきましょう。 |
クロウ | : | 一応、気にはしておくよ。 |
GM | : | かなり耳障りな音が響いているが? |
ボーデル | : | ふっふっふ、精神力『27』のワシの神経なめるなよ!(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 図太いよね(笑)。 |
GM | : | ではそれ以降は何も起こらず、朝になります。 明け方、何処からか甲高い鳴き声が聞こえてくる。 |
アーティ | : | 何だ? |
GM | : | 識別には成功しているから知っているが、これはジャイアント・リザードの鳴き声のようだね。 |
クロウ | : | 鳴くんだ。 |
公式設定ではなく、オリジナルの設定ですのであしからず。 | ||
ボーデル | : | という事は、まだ生き残りがいるという事じゃのう。あの3匹か。 |
サンドロ | : | では行きますか。一応確認するけど、ジャイアント・センティピードはまだいるかい? |
GM | : | いや、とっくにいなくなっている。肉が貪られ、内臓やら喰い散らかされて剥き出しの死体が転がっているね。 |
サンドロ | : | 朝から嫌なモノを見た。「とりあえず登りましょう。」 |
GM | : | あっ。 |
一同 | : | ??? |
GM | : | [ 登攀 ] 判定に失敗したら、リザードの上に落ちる!(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | い、いやだぁぁぁぁっ!! |
アーティ | : | ロープ! ロープは残っているのかっ!?(爆笑)。 |
ボーデル | : | 誰かワシを引き上げてくれ~い(一同爆笑)。 |
クロウ | : | (冷静に)とにかく行きますか(コロコロ)。 |
サンドロ | : | 目標値を聞く前に振るなぁ!! |
GM | : | ロープがあるな。クロウは1ゾロ以外で成功だ。 |
クロウ | : | じゃあ成功。登れた。 |
サンドロ | : | 次は? 私が行こうか。 |
GM | : | お前は金属鎧だから目標値『14』な。 |
クロウ | : | 失敗したら・・・・・・。 |
アーティ | : | リザードの上におっちっるっ(笑)。 |
サンドロ | : | ・・・・・・やめておこう(笑)。 |
クロウ | : | ではどうします? いったん村に戻りますか? |
サンドロ | : | 戻る前に泉に行こう。 |
GM | : | では泉に到着しました。 |
クロウ | : | 何か変わった事は? |
ボーデル | : | では顕微鏡で確認しよう。 |
アーティ | : | 無いから。 |
サンドロ | : | それより顕微鏡って・・・・・・。 |
ボーデル | : | 双眼鏡の間違いじゃったか(一同笑う)。 |
GM | : | ではまた [ 不意打ち判定 ] だな。 |
一同 | : | (コロコロ)最大は『12』。 |
GM | : | では互いに不意打ちはなし。ジャイアント・リザードには人間を区別する事はできないだろうけど、動物並みの知能はあるからな。今度は君たちの事を警戒しているようだ。 |
サンドロ | : | 「先生、それではお願いいたします。」 |
アーティ | : | GM、<スリープ・クラウド> の範囲に全員入る? |
GM | : | えーと、範囲は半径5mだね。問題なく全員入る。 |
アーティ | : | では <スリープ・クラウド>。 |
GM | : | ちょっと待って。射程は・・・・・・30mもあるのか。30m離れていれば逃げ出す距離じゃないよな。いいよ。 |
アーティ | : | 振るよ(コロコロ)7・・・・・・『10』。 |
GM | : | 10か。3匹とも寝た。 |
サンドロ | : | よっし! |
PC達は、寝転んでいるリザードをどうするか悩んだ挙句、逃げないように囲って一匹ずつ始末していった。 | ||
サンドロ | : | さて・・・・・・これで全て退治できたのだろうか。 |
アーティ | : | このGMがこれで終わらせるとは思えない。 |
クロウ | : | まだボスが残っているよ。 |
サンドロ | : | パークスを殺した奴か。 |
ボーデル | : | ひとまず、村へ帰ろうではないか。 |
GM | : | では、『レンジャーLV+知力B』で。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『8』!(笑)。 |
クロウ | : | (コロコロ)『9』。 |
GM | : | じゃあ・・・・・・なんでもない。 |
アーティ | : | 何だったんだろう(笑)。 |
GM | : | では、君たちが戻ると村人が迎えてくれます。 |
村人 | : | 「あっ! 帰ってきたぞー!!」 |
クロウ | : | なに? |
GM | : | 一人の女性が駆け寄ってきます。 |
女性 | : | 「助けてくださいまし、騎士様ー!」 |
クロウ | : | じゃあ、騎士を前に出す。 |
ボーデル | : | ワシらは後ろで地面に『の』の字書いてる。 |
クロウ | : | 役得だよね。 |
女性 | : | (絶叫)「騎士様達ー!!」 |
アーティ | : | 所詮、俺らオプションだし(笑)。 |
サンドロ | : | 「どうしました、お嬢さん。」 |
GM | : | お嬢さんじゃない。 |
クロウ | : | お姉さん? |
GM | : | お姉さんでもない。 |
クロウ | : | じゃあお婆さん? |
GM | : | 何でそう極端に走る(一同笑う)。 |
サンドロ | : | では・・・・・・「なんでしょうか、マダム。」 |
女性 | : | 「息子のジェラリスが・・・・・・戻ってこないのよー!」 |
ケーラ婦人が言うには、行方不明のジェラリス少年は、PC達が村にやってくる直前に麦畑に向かったらしい。友人のエリク少年から情報を聞き出し、一同は麦畑を再調査する事にした。 |
サンドロ | : | さて、では麦畑に着いた訳だが。 |
アーティ | : | あの、レンジャー技能判定をやらされた辺りが怪しい。 |
クロウ | : | その辺りを要調査だね。 |
GM | : | では『レンジャーLV+知力B』で。今回は意識して調査するから、目標値は低くなるよ。 |
サンドロ | : | ならなんとか(コロコロ)『13』! |
GM | : | その出目なら、最初から気づいていたね(一同笑う)。 麦が不自然に倒れている一角がある。 |
サンドロ | : | あれが今 “ベルダイン” で流行している『ミステリーサークル』 というものか。 |
GM | : | それはむしろ “ミラルゴ” かな(一同笑う)。 |
ボーデル | : | そしてキャトルミューティレーション!?(笑)。 |
アーティ | : | あそこ、馬しかいないんじゃないの? |
ボーデル | : | け、ケンタウロスがー!(一同爆笑)。 |
GM | : | 人間部分と馬部分の両方の内臓がごっそりと?(笑)。 |
クロウ | : | どうするのよ? |
サンドロ | : | しまった脱線した。では調べよう。厳重警戒! |
GM | : | では、一人の少年が倒れている。 |
クロウ | : | 生きてる? 怪我してる? |
GM | : | 脈はあるね。怪我もしてるけど。 |
ボーデル | : | それい(コロコロ)発動。(コロコロ)6ゾロ。クリティカルするの? |
GM | : | 回復魔法ではしないよ。ではジェラリス少年は意識を取り戻した。 |
サンドロ | : | 一度辺りを見渡そう。 |
GM | : | 近くにリザードの気配は無いみたいだね。 |
ボーデル | : | 「君がジェラリス君かの?」 |
ジェラリス | : | 「え? 貴方達は?」 |
サンドロ | : | 「我々は“鉄の槍騎士団”のサンドロ・オーエンバッツという者です。」 |
ジェラリス | : | 「ああ、“オーファン”の騎士の方ですか。」 |
ボーデル | : | そしてその他大勢じゃ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「どうしてこのような場所へ?」 |
ジェラリス | : | 「え、ああ、麦の様子を見ていたのです。そしたら後ろで音がしたのでもしやと思いましたが、いきなり襲われてしまいました。」 |
サンドロ | : | 「なぜこんな時に。」 |
ジェラリス | : | 「麦の収穫が遅れていて心配に。もう一週間以上も遅れているんですよ。」 |
サンドロ | : | 「そうか、そうだな。しかし気持ちは分かるが関心はしないな。君の母君が心配していたぞ。」 |
ジェラリス | : | 「あ、ああ! スイマセンでした!」 |
GM | : | と、錯乱して君たちに謝る(笑)。 |
サンドロ | : | 「謝る相手が違うだろう。」 と言いながらも、いったん連れて帰るか? |
クロウ | : | 連れて歩くのは危険じゃない? |
ボーデル | : | 村まで帰ると時間がかかるがのぅ。 |
アーティ | : | 期日制限なんてないし(笑)。 |
サンドロ | : | そうだな、さっさと送り届けて安心させるか。 |
PC達は一度村に戻る事にし、ジェラリス少年をケーラ婦人に送り届けた。大感謝される一同。そして夜もふけてきたので、ひとまず村に一泊する。 | ||
GM | : | 明け方、微かだけど例の奇妙な鳴き声が聞こえてくる。 |
サンドロ | : | まだ生き残りがいるな・・・・・・。 |
ボーデル | : | さっさと出発じゃあ! |
GM | : | では麦畑に戻ってきました。 |
ボーデル | : | ではしらみつぶしに捜すかのぅ。なんて大変な仕事なんじゃ。 |
サンドロ | : | 足跡かなんか残っていないか? |
GM | : | 『レンジャーLV+知力B』で。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『11』。 |
GM | : | 怪しい足跡を発見した。まだ新しいね。 |
サンドロ | : | (足跡に触れて)「これは・・・・・・まだ温かい。」 |
GM | : | そんな訳あるか(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | うーむ、これなのか? そもそも、あの少年は襲われたのに何故助かったのか? |
GM | : | (ルールブックを開いて)ジャイアント・リザードの反応:腹具合による(一同笑う)。 |
ボーデル | : | なるほど、よく分かった(笑)。 |
サンドロ | : | では追跡しよう。 |
GM | : | 足跡はくっきりと残っている。麦畑を抜けて湿地帯の方へと向かっているね。 |
サンドロ | : | ではグッチャグッチャ、グッチャグッチャと。 |
GM | : | では [ 危険感知 ] 。判定は・・・・・・『レンジャーLV+知力B』だな。 |
アーティ | : | レンジャーばっかり。 |
サンドロ | : | ここは私が(コロコロ)『11』。 |
クロウ | : | (コロコロ)『13』 |
GM | : | では、右の茂みから気配がする。すぐそこにいるようだ。 |
サンドロ | : | 警戒! バスタード・ソードを抜く。 |
ボーデル | : | モールで突付いてみよう。 |
GM | : | では『ピギャッ!!』っと飛び出してくる。 |
クロウ | : | 何? |
GM | : | 見慣れた爬虫類だ。 |
ボーデル | : | 倒したはいいが・・・・・・こいつで最後じゃろうか? |
クロウ | : | もう少し捜してみる? |
サンドロ | : | そうだな。 |
GM | : | では、小一時間ほど探索した後、『レンジャーLV+知力B』で振ってくれ。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『10』。 |
GM | : | この辺りに他の痕跡は見つからないね。 |
クロウ | : | いないみたいよ。 |
ボーデル | : | それにしても、何故にこんなにリザードがいたんだ? |
GM | : | ジャイアント・リザードの出現数は数匹~十数匹なんだ。 |
サンドロ | : | 今のところ6匹か。 |
ボーデル | : | 結構な数じゃないか。 |
サンドロ | : | じゃあ一度引き上げるとするか。 |
ボーデル | : | 村長に報告するぞ。「村長、モンスターを6匹ほど倒しておいたぞ。」 |
サンドロ | : | 「他にいなくなった村人は?」 |
ムリック | : | 「それはもうおりませんじゃ。」 |
ボーデル | : | う~む、本当に全て倒せたのだろうか。 |
アーティ | : | わからん。 |
アリステア | : | 「ここは明け方まで待ちましょう。」 |
明け方まで待った一行は、例の鳴き声が聞こえなくなったのを確認した。 | ||
サンドロ | : | 「それでは村長、我々の仕事は終わったという事で。」 |
ムリック | : | 「うむ。」 |
ボーデル | : | 後々のアフターケアは、“オーファン”の騎士団まで村人を派遣してくれ(笑)。 |
ムリック | : | 「では騎士様、これでようやく麦の刈り入れが行えますじゃ。エールの納品はもう少し遅れますが、必ずや送り届けます。」 |
サンドロ | : | 「わかりました。」 |
ムリック | : | 「その時は、またタールに使いに行かせますじゃ。」 |
タール | : | 「ゲェェー!! また俺ぇぇ!?」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 悲惨だ(笑)。 |
ムリック | : | 「それでは皆さん、ありがとうございました。これは約束の報酬ですじゃ。」 |
GM | : | と言って、ムリックさんは報酬の800ガメルをお支払いします。 |
アーティ | : | これはどうするべきなの? |
GM | : | アリステアは首を振って、 |
アリステア | : | 「それは我々には不要です。皆さんでお分けしてください。」 |
サンドロ | : | 「そうです。気にせずどうぞ。」 |
クロウ | : | 何だか悪い気がするけどね(笑)。 |
アーティ | : | 気にしなーい(笑)。 |
GM | : | では、君達は“パーシャズ”の村人に見送られて、“ファン”の街へと帰って行った。 |
ボーデル | : | これにてシナリオ終了。 |
サンドロ | : | ちょっと待てコラァッ!!(一同爆笑)。 |
もう少し続きます。 |
しかし、ボーデルの時に引き上げの判定に失敗する。ロープの長さを調節していたおかげで、リザードの上に落下という事態だけは免れたが。
クロウ 「オーエス(コロコロ)あ、落とした(笑)。」
GM 「じゃあ宙吊りになってくれ。ロープ括った腰にダメージな。」
ボーデル (コロコロ)「ぐおおおっ、こ、腰がぁあぁ!!」
サンドロ 「は、早く引き上げるんだっ!!」
アーティ 「生命力高いから大丈夫でしょ(笑)。」