召喚されたのは・・・サンドロ!?
サンドロ | : | どうしようか。この場で開けてしまうか、それとも一旦安全な場所まで持って帰ってから開けようか。 |
ボーデル | : | この場では開けたくない。 |
アーティ | : | そうだね。 |
サンドロ | : | 実は私もそうなんだ。 |
ボーデル | : | ただし、この中身が本当に経典かはわからないが(苦笑)。 |
サンドロ | : | だから、入り口近くまでなら戻っても問題ないだろう。 |
ボーデル | : | とりあえず、箱を持って入り口まで戻ろうか。リーズンさん達はこの意見に対して何かある? |
GM | : | リーズンはこの場で確認したいと言うね。 |
アーティ | : | でも『永遠に闇に堕ちる』ってのがあるじゃない。折角今は安全なんだから、何があっても大丈夫なように入り口で開けるのがいいんじゃない? |
サンドロ | : | それなら、中身が違っていたとしてもすぐに戻って探索が続行できると思うのですよ。 |
リーズン | : | 「でも、もしこれが違ったとして、遺跡にまだ先があるとしたら?」 |
アーティ | : | すぐに戻ってこれるでしょ。1日もかからずに。 |
リーズン | : | 「ここまでにあったトラップを越えて?」 |
サンドロ | : | そうだった。対処法が分かっているとはいえ── |
GM | : | 対処法は分かってないよ。そもそも、どうやって脱出するつもり? |
サンドロ | : | <トンネル> を使って何とかやり過ごしながら戻っていく(笑)。 |
アーティ | : | 何となくは分かるでしょ? どの辺にトリガーがあるかとか。 |
リーズン | : | 「もはや、我々には先ほどのように休憩する余裕はありませんし、遺跡の扉が開かれた以上、街に戻って仕切り直すこともできません。確実に手に入れることを考えれば──」 |
ボーデル | : | まぁ開けてもいいよ。 |
サンドロ | : | クライアントが開けろというなら開けよう。じゃあ3人は頼んだ。私は入り口を見張ってる。 |
クロウ | : | はぁ・・・しょうがないね。 |
サンドロ | : | そうだ、マジックミラーだからこっち(内側)からあっち(外側)は見えないんだよね。では威嚇するようなポーズ(両手を広げて・・・範馬立ち)で立っていよう(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 単にマジックミラーの向こう側から見張ってろよ(笑)。 |
サンドロ | : | それもそうだ。では身体半分だけ突っ込んで見張ろう。 |
ボーデル | : | こっちから見ると壁に半分減り込んでて非常に見苦しいんだけど(笑)。 |
アーティ | : | だったら顔だけ出しとけよ(笑)。 |
GM | : | 罠が発動して入り口閉じちゃうのね。 |
サンドロ | : | スパッ(一同爆笑)。 |
クロウ | : | サ、サンドロがー(笑)。 |
ボーデル | : | じゃあなるべく安全そうな場所で開けよう。 |
GM | : | 誰が空けた? |
ボーデル | : | おれ。 |
GM | : | [ 精神抵抗 ] して。 |
ボーデル | : | ~~~!! |
クロウ | : | (精神抵抗の高い)ボーデルでよかった。 |
アーティ | : | いや、一番ヤバイ。 |
ボーデル | : | 気絶しちゃうとヤバイね。回復できない(コロコロ)うわー低い、『13』。 |
GM | : | ではボーデルは石になった。 |
クロウ | : | えー!! |
アーティ | : | おーい! |
GM | : | スマン、忘れてた。この箱に [ 宝物鑑定 ] ができるんだった。『セージLV+知力B』。 |
アーティ | : | そうか(コロコロ)『11』。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『16』。 |
GM | : | これは【呪いの箱】ですね。開けた者に魔法をかける箱です。込められる魔法は <ライト> から <ディスインテグレート> まで多岐にわたる。価値は込められた魔法と魔力によって変わるね。 |
ボーデル | : | これって一発こっきり? |
GM | : | いや、何度でも。今回のは石化の魔力で、目標値も高いので価値は 20,000 ガメルにはなりそう。 |
一同 | : | おおー。 |
クロウ | : | よし、売ろう。 |
サンドロ | : | いや、これは戦術的に使えるぞ。 例えば、敵が攻めて来た時に置いておくんだ。すると相手はまず間違いなくコレを開ける! 「お、宝箱だ! やった!」 カチッ、ピキーン!(一同笑う)。 |
アーティ | : | そうだよな、宝箱があったらまず開けるもんな(笑)。 |
ボーデル | : | ちなみに箱は開いた? |
GM | : | いや。開けようとした瞬間に硬直。 |
ボーデル | : | まぁ、開けられない理由が出来て良かったよ。 |
クロウ | : | よかった、あたしが開けなくて。 |
サンドロ | : | なんでこういう時に限ってストーン・サーバントっていう選択肢が出てこないんだ!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | これって <ディスペル> 可能だよね? 最大拡大して(コロコロ)3!(一同笑う)。『12』。 |
GM | : | それで解除できたら、抵抗できてる(笑)。 |
ボーデル | : | じゃあ、ボーデル石も持ってかないといけなくなった。 |
サンドロ | : | あの坂道をこいつ引き摺って帰るのか(笑)。 |
アーティ | : | あ、じゃあ、そこでこそストーン・サーバントを(笑)。 |
サンドロ | : | それは良い意見だ(笑)。 |
GM | : | (そわそわ落ち着かない) |
ボーデル | : | ・・・・・・迂闊だって言いたいでしょ(笑)。 |
GM | : | いや・・・・・・。ヒントを言おう。迂闊だった、ではなく現在進行形で迂闊だよ。 |
ボーデル | : | 何? (所持品や魔法を調べて)ああ! 【集中の護符】か! 忘れてた(笑)。 |
アーティ | : | なんだそれ? |
GM | : | <ラック> と同じ効果が得られる。 |
アーティ | : | なにそれ、いつ手に入れたの(笑)。 |
GM | : | お前ら(笑)。 |
ボーデル | : | で、これ、今更だけど使っていいの? |
GM | : | 今回は特別。使っていいよ。 |
ボーデル | : | 地味~なアイテムしか持ってなくて忘れちゃうんだよね(笑)。【対アンデッドの護符】とか(笑)。 |
GM | : | で、ボーデルは抵抗に成功した事になるので箱を開けられる。 |
ボーデル | : | おお! ・・・・・・逆にマズい展開になったか? |
GM | : | 中には一冊の本が入っている。広辞苑のようなでかい本が。 |
ボーデル | : | さっさと <アナライズ・エンチャントメント> してくれ。 |
アーティ | : | その前に <センス・マジック> してみる。カッツェから(コロコロ)成功。 |
GM | : | 魔力かかってないよ。 |
アーティ | : | えっ、普通の本? |
ボーデル | : | 中をパラパラ見ていい? |
GM | : | 中を見ると、アーティは『上位古代語』、ボーデルは『神聖語≒暗黒語』の文節が込められているのに気づく。 |
クロウ | : | じゃあ両方知らないと読めないってこと? |
ボーデル | : | 内容で目を引くようなことは書いてる? |
GM | : | 完全にミルリーフオンリーだね。ミルリーフの神格から誕生から、信仰についてつらつらと。ありとあらゆる儀式の方法、ゴースト・シップの製造方法、真の神殿の建て方など幅広い。 |
アーティ | : | 『この本はフィクションであり・・・・・・』って書いてない?(笑)。 |
GM | : | ない(笑)。 |
ボーデル | : | じゃあこの事を伝えるけど、コレでいいのかな? |
リーズン | : | 「きっとこれでしょうね。」 |
ボーデル | : | でも『鮫の心臓』ってどういうことだったんだ? だからってバグベアードの中から出てきても困るけど。 |
アーティ | : | いや、それ鮫じゃないだろ(笑)。 |
リーズン | : | 「『鮫の心臓』とは、鮫の遺跡の心臓部という意味でしょう。」 |
ボーデル | : | 確かに、真の神殿の造り方が載っているなら信者にとっては喉から手が出る経典だろうな。 |
アーティ | : | 燃やしちゃった方がよくない? |
ボーデル | : | 何かあった時の対処法に使えるかもしれないので、あえて封印というのもありかもしれない。 |
GM | : | では、リーズンはドリーツェに経典を渡すよ。 |
アーティ | : | なぜ? |
GM | : | いや、そもそもこいつが来たのはこれの為だし。 |
サンドロ | : | 嫌な予感がしなくもない。 |
ボーデル | : | じゃあ警戒だけしながら・・・・・・。 |
GM | : | じゃあドリーツェに渡すよ。 |
アーティ | : | 「ちょっと待ったぁ!」 |
ボーデル | : | 「ちょっと待って貰っていいか。」 |
リーズン | : | 「なぜです?」 |
ロマット | : | 「じゃあ俺に貸してくれ。」 |
サンドロ | : | 「だってあんた読めるの?」 |
ロマット | : | 「ただ見てみたいんだって。」 |
アーティ | : | でもこれで実はソーサラーでした~とか。でもロマットはハード・レザーか。 |
GM | : | 持ってるのリーズンだから、放っておけば渡しちゃうけど。 |
サンドロ | : | そういえば、<センス・マジック> 使った時に、この3人が光るかどうか確認するの忘れてた。【ラージ・シールド+1】以外で光ったところは? |
GM | : | ないね。 |
ボーデル | : | 前回みたいに暗黒神官で <リターン・ホーム> 的な魔法使えたら帰られる。 |
アーティ | : | そう。前回の連中の仲間のような気がするのがロマット。 |
ボーデル | : | まぁまた砂漠の民とも限らんが。 |
アーティ | : | そういえばこいつらの裏を調べてなかったな。 |
ボーデル | : | ロマットは酒場でも顔が広かったから、それなりに “レックス” で活動している人間なのだろうけど。 |
サンドロ | : | いや、この為に活動していたって可能性もあるし。 |
ボーデル | : | すぐ逃げられるようでなければサラッと見られてもいいんだけど、肝心な部分を読まれるとマズイ。 |
サンドロ | : | でもクライアントが見せるって言うんだから見せるしかない。 |
GM | : | じゃあロマットが受け取りますよ。そしてパラパラとめくる。 |
ロマット | : | 「・・・・・・すっげ。全然よめねー(笑)。」 |
GM | : | と、ゲタゲタ笑い出します。 |
アーティ | : | え? 「ちょっと俺にも貸して。」 |
ロマット | : | 「いいよ。」 あっさり渡します。 |
サンドロ | : | こいつマジで遺跡マニアか。最悪だぞ。 「遺跡って最高だよ興奮するよハァハァ。」とか言い出しかねんぞ。 |
ロマット | : | 「俺、こんなに重い本見たことねーよ(笑)。」とアップダウンして重みを楽しんでる。 |
アーティ | : | 遊ぶな(笑)。 |
ロマット | : | 「じゃあお前の番だ。はいよ、ドリーツェ。」 |
GM | : | と、ドリーツェに渡した。 |
ボーデル | : | こいつはセージが高いんだよな・・・・・・。 |
GM | : | 渡されたドリーツェが読み始めると、綺麗な夜神月がデスノートを再び手にした時と同じリアクションで |
ドリーツェ | : | 「うわああああああああ!?」 |
サンドロ | : | くくく(笑)。即座に叩き落とす。 |
GM | : | いや待て、お前は入り口だろ。 |
サンドロ | : | そうだった。私は顔半分だった。叫び声が聞こえたならそっちを向くだろうな。 |
クロウ | : | 詰め寄ろう。 |
ボーデル | : | 「どうしたのかな?」 |
GM | : | ではドリーツェは笑い始めます。 |
ドリーツェ | : | 「・・・・・・クックックックックック。」 |
アーティ | : | ドリーツェか。あれこいつソフト・レザーだな。 |
サンドロ | : | そうだ。 |
GM | : | ではドリーツェはラージ・シールドを投げ捨てるね。 |
ドリーツェ改め リツェード | : | 「我が名はリツェード。海の神ミルリーフの使いなり。」 |
アーティ | : | ん? そいつ確か前に出てきたな? |
サンドロ | : | いた? 覚えてない。 |
GM | : | PLが覚えているようだからいいよ。“アノス編” で出てきた8人の暗黒司祭の1人。 |
ボーデル | : | あー。 |
サンドロ | : | あれか。 |
アーティ | : | 屋根の上の高い所にいた奴だよな。 |
クロウ | : | 懐かしいね。 |
リツェード | : | 「我が身に呪いをかけてまで潜伏したかいがあったわ。これで我が神が復活なされるであろう。くっくっくっくっはっはっはっは。」 |
ボーデル | : | さっさと戦闘態勢に入っちゃいたいな。 |
アーティ | : | そうだロマットは? |
GM | : | ロマットは呆然としているね。 |
アーティ | : | こいつは本当にマニアか。 |
GM | : | あ、忘れてた。 リツェードが覚醒した際に、ロマットの腹部にダガーを突き刺す予定だったのだ。 |
サンドロ | : | 私が払い除けた。 |
GM | : | だからお前は入り口だろうと(笑)。 |
ボーデル | : | どっちにしろ、ワシが詰め寄るぞ。 |
GM | : | では、ロマットを突き刺す余裕は無かった事にしよう。 だがここでサンドロは [ 危険感知 ] 。 |
クロウ | : | 後ろから? |
ボーデル | : | だろうな。ある程度の目が出れば奇襲はなくなる。 |
クロウ | : | 頑張れ。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『9』(笑)。 |
GM | : | では、サンドロの首にダガーが突き立てられる。 |
??? | : | 「動くんじゃないよ。」 |
サンドロ | : | じゃあガタガタ震えてる。「は、はい。」(一同笑う)。 |
クロウ | : | 抵抗できる? |
GM | : | 今は完全に首筋を捕らえているので、ダメージ判定も無しで [ 生死判定 ] まで持っていける状態だよ。 |
ここら辺はGM判断です。 腕に覚えのある人物が無防備な相手の首筋を切りつけた場合、まず間違いなく仕留める事ができるでしょう。 なので、「一撃なら耐えられるだろうから抵抗する」 という判断はできない状況としました。 | ||
サンドロ | : | だろうな。隙を窺いつつ大人しくしていよう。 |
GM | : | では、その人物はそのまま中に入るよ。それに気づいたリーズンは |
リーズン | : | 「コヨーテ!」 |
GM | : | と叫びますが、コヨーテの方は一瞥くれただけで無視します。 |
コヨーテ | : | 「目的は達したようだね。」 |
リツェード | : | 「やったぞコヨーテ。早々に真の神殿の準備に入ろう。引き上げるぞ。」 |
コヨーテ | : | 「いや、アタシはコイツらに用があるので先にお帰りください。」 |
リツェード | : | 「・・・・・・そうか。では後から来るがいい。」 |
GM | : | で、リツェードは <テレポート> を使って消えます。あえて判定はしない。 |
クロウ | : | ・・・・・・まぁしょうがないか。 |
サンドロ | : | うん。多分しょうがない。どこかでドリーツェを暗殺できていれば話は別だが(笑)。 |
GM | : | でも罠とか調べさせられるなら、ロマットがしゃしゃり出てくる予定だったけどね。 まぁ、岩に踏まれるとか万が一の可能性はあった(笑)。 |
アーティ | : | くっそ、ロマットの方に目が行っちゃってたぜ。ソフト・レザーを完全に見逃していた。 |
GM | : | では、コヨーテは君達を憎々しげに睨み付ける。 |
コヨーテ | : | 「さてと。・・・・・・“バイカル” では世話になったね。」 |
ボーデル | : | 「そんなこともあったのう。」 |
クロウ | : | 懐かしいな。 |
コヨーテ | : | 「アタシはあれから、アンタらのことを1日たりとも忘れたことはなかった。」 |
ボーデル | : | ワシら、そんなに非道いことしたっけ?(笑)。 |
クロウ | : | 恋する乙女のようだね。 |
アーティ | : | 照れるぜ(笑)。 |
コヨーテ | : | (無視)「コイツを見な。」 |
GM | : | と、サンドロにダガーを突きつけている手とは別の手で、よく見た【琥珀色の石】 を取り出してポイッと投げる。 |
アーティ | : | また【デーモン小石】かよ。 |
GM | : | 今度はデーモンじゃない。よく見知った男が現れます。 |
アーティ | : | サンドロか(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | な、な、なんだこのイケメンは!? いったい誰だ!?(笑)。 |
GM | : | 実際イケメンだねぇ。微妙に腐敗臭も漂って(一同笑う)。 |
サンドロ | : | ふ、腐敗臭(笑)。 |
アーティ | : | つまりサンドロゾンビか(笑)。 |
GM | : | そこから離れよう(笑)。 |
ボーデル | : | まだ生きてるのにゾンビはねぇよ(笑)。 |
GM | : | 分かる人は分かるよ。フルプレートを着込んでいる。 |
サンドロ | : | あの時に殺した奴か。 |
GM | : | はい、ミレイドですね。ただし、目は白目を向いているが。 |
アーティ | : | あーあーあー。 |
クロウ | : | 誰だっけ? |
GM | : | 君たちと戦っている最中、余裕だっつってコヨーテを帰した直後にやられた奴。 |
クロウ | : | あー思い出した(笑)。 |
ボーデル | : | あんなの、よく回収したね。 |
アーティ | : | 水没してたよな。 |
GM | : | こっちは海の邪神ミルリーフだぞ。ミルリーフのアイテム使えばいくらでも海に潜れただろが。 |
ボーデル | : | 土左衛門だろ? 若干の臭いじゃ済まない気がするが(笑)。 |
GM | : | いやいやそこはそれ、ブアウ・ゾンビ化しているから。 |
サンドロ | : | あーらら。 |
アーティ | : | こーらら。 |
コヨーテ | : | 「ミレイド・・・・・・こんな姿になっちまって・・・・・・可哀想に・・・・・・。」 |
GM | : | と、彼女はフルフルと震えますよ。 |
アーティ | : | なら埋めてやれよ(笑)。 |
サンドロ | : | 「心中お察し致します。」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | お前が言っちゃ駄目だ(笑)。 |
アーティ | : | それ挑発だから(笑)。 |
コヨーテ | : | 「! それもこれも、オマエらのせいだ!」 |
GM | : | その瞬間、怒りが頂点に達したために、ダガーの切っ先がブレて隙が生まれます。 |
サンドロ | : | うむ、隙は常に窺っていた。ではその瞬間に── |
クロウ | : | 背負い投げ? |
サンドロ | : | 背負い投げ(笑)。 (背負う)「とうっ!」(背中を刺される)グサグサグサッ(倒れる)バターン(一同笑う)。 |
アーティ | : | ダブルKO(笑)。 |
GM | : | やるか?(笑)。 |
サンドロ | : | やらん。じゃあその瞬間に手を掴んで締め上げよう。 |
GM | : | (そこまでされたくはないなぁ)じゃあ、『冒険者LV+器用B』で振ってみて。 |
サンドロ | : | それはあまり高くない(コロコロ)『18』。 |
コヨーテ | : | (コロコロ)こっちは『18』で同点なので、一瞬早く避けた。 じゃあ離れないなら苦し紛れに君を斬りつけるよ。(コロコロ)『12』。 |
サンドロ | : | ペナルティはなし? じゃあ(コロコロ)あ、『11』(笑)。 |
コヨーテ | : | じゃあ死ね(コロコロ)あーあ、駄目だ全然腐った。『7』点。 |
サンドロ | : | そりゃ防御点なくても『1』しか食らわないよ。(コロコロ)カッチーン。 |
コヨーテ | : | 「チッ!」 |
ボーデル | : | では距離をとったところで、戦闘か? |
GM | : | そうだね。実はこっちには誤算があるんだ。 君達がこんなにゆっくりと休んで確り回復している予定は無かった(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 暇だっただろうな。 「こいつら、いつまで休んでるつもりだ?」 |
GM | : | まさかこんなリフレッシュしてるとは思ってなかった(一同爆笑)。 だから2人で来てしまった。さぁ戦闘だ! |
ボーデル | : | しかも予定外に1人死んでないし(笑)。 |
クロウ | : | そうだね、ロマットが生きててくれたね(笑)。 |
サンドロ | : | じゃあ失禁して気絶したってことでいいんじゃない? ガタガタガタパタッ(笑)。 |
ボーデル | : | そいつ、どこの初心者だよ(笑)。 |
クロウ | : | 勝ちました。 |
サンドロ | : | まあね。幼馴染同士も生き残ったことだし。 |
クロウ | : | 互いに潰し合っていたけどね。 |
GM | : | 潰し合ってないよ。一方的に潰されて起き上がっただけ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 一応感動的なシーンに見えるものの(笑)。 |
クロウ | : | 可哀想なリーズン(笑)。 |
ボーデル | : | では負傷者を回復しよう。 |
GM | : | では、倒れたコヨーテがポツポツと喋り出す。 |
コヨーテ | : | 「・・・・・・もし、お前らが【ミルリーフの経典】を追うというのなら・・・・・・リツェードは、“ミード湖” の底にいる。」 |
アーティ | : | 俺が泳ごうとしたところだな(笑)。 |
クロウ | : | あれ本気だったんだ(笑)。 |
サンドロ | : | 「ハハッ。別に追わないよ。」 |
アーティ | : | え? |
ボーデル | : | ・・・・・・と、言っておく。 |
サンドロ | : | いや、我々が追う必要があるのかイマイチ分からん(笑)。 |
アーティ | : | でも今までの因縁があるし。 |
ボーデル | : | うむ。 |
サンドロ | : | 因縁じゃないぞ。あっちからイチャモンつけてきただけだ(笑)。 |
GM | : | いや、行く行かないは君たちの自由なんだ。どっちにしてもいい。 |
クロウ | : | え? |
GM | : | 確かに行く “義務” はない。 |
放っておいたらミルリーフが復活するかもしれないけどな。 | ||
コヨーテ | : | 「・・・・・・そうか・・・・・・。では・・・・・・残り少ない生を、好きな様に生きるがいい・・・・・・」 |
GM | : | と言い残し、彼女は口から血を流して事切れるね。 |
アーティ | : | 自決したか。 |
サンドロ | : | 多分、クロウ的には納得できていないんだ。 スパッ! 「あれ? おかしいな、確かに手応えがあったのに?」 |
アーティ | : | 「なんで生きてるの?」って?(笑)。 |
コヨーテ(故) | : | 「・・・・・・ダーク・エルフには心臓が2つあるのさ。」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | は、ハドラー様ー!!(笑)。 |
GM | : | で、結局コヨーテは最後までリーズンには一瞥もくれることなく、果てました。それをリーズンは悲しい瞳で見送ります。 |
クロウ | : | なんとか決着が付いたか。 |
ボーデル | : | 少々残念な結果にはなってしまったがのう。相手がダーク・エルフでは仕方あるまい。 |
GM | : | で、リーズンは暫くしてから涙を拭って立ち上がり、 |
リーズン | : | 「では、私は “ミード湖” の神殿へと向かいます。」 |
クロウ | : | 1人で? |
リーズン | : | 「はい。」 |
GM | : | しかしそこでロマットが名乗りを上げる。 |
ロマット | : | 「乗りかかった船だ、最後まで付き合うぜ!」 |
アーティ | : | なんでこんないい奴なの(笑)。 |
ボーデル | : | ちなみに “ミード湖” ってここからどれくらいかかるんだ? |
GM | : | そんなに遠くはないよ。“パダ” の真上だ。 |
ボーデル | : | でもそれって、行って帰ってきたらラヴェルナさん帰ってきちゃうんじゃないの(笑)。 |
GM | : | そうなるだろうね。 |
サンドロ | : | いいよ、伝言だけ残して行ってこようぜ(笑)。 |
クロウ | : | 行くしかないね。 |
アーティ | : | あ! でもボーデル鎧が無いんだ!(一同笑う)。 |
サンドロ | : | ぶっ壊れたもんな(笑)。 |
ボーデル | : | 何言ってる! お前の命の恩人のつもりだぞ俺は! お前のか細い声を聞き取ってやったんだからな!(一同大爆笑)。 |
GM | : | そうだ、ボーデルのファインプレイだ(笑)。 |
ボーデル | : | ワシがお前の声を聞き取ってなければ全員放置だよ(笑)。 |
アーティ | : | そうだ、ボーデルが精神的に嫌でなければ鎧の当てがあるんだけど。 |
一同 | : | ? |
アーティ | : | このゾンビの(一同爆笑)。 |
GM | : | いやいや、ドワーフが着るのは無理だよ(笑)。 |
ボーデル | : | ああそうか、体格が(笑)。 |
サンドロ | : | まるっきり違うぞ(笑)。 |
GM | : | ああでも、クラフトマンだしね。 パーツに分解して付けるなら必要筋力『10』くらいの鎧にできてもいいけど。 |
ボーデル | : | ああ、それは助かるな(笑)。 |
アーティ | : | じゃあ付けときなよ。 |
サンドロ | : | パーツ、パーツの合わせでビキニアーマーみたいになりそうだけど(笑)。 |
GM | : | ドラクエ3の女戦士か(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 何か嫌な物がブアッと出そうだな(爆笑)。 |
GM | : | いや、『ダイの大冒険』の序盤での、ドラゴンキラーの時のイメージなんだよ(笑)。 |
ボーデル | : | で、一回 “パダ” に戻るのか? 食料とか買い込まないと無理だよね。 |
サンドロ | : | そうだな。一度戻ってから向かおう。 |
GM | : | ふむ。“パダ” からだと、どのくらいかな・・・・・・。“パダ” の外周を一周するのに一週間かかるんだよな。 |
ボーデル | : | じゃあ、ウチら馬もあるし、3日くらいで着くんじゃないかな? |
GM | : | じゃあそれで(笑)。 |
サンドロ | : | では宿屋に伝言だけお願いしておこう。 |
GM | : | では『掘り出された秘宝』亭のマスターのバーランドさんが引き受けてくれます。 |
サンドロ | : | じゃあ手紙を書くぞ。 『ラヴェルナ様、マジヤベェッス。世界が半端ねぇ、パネェ、ヤベェッス。ちょっと行ってきます。』 |
GM | : | では、後々それを読んだラヴェルナさん。 |
ラヴェルナ | : | 「サンドロ・・・・・・貴方は、セージを上げる度に、どんどん余計な言語を習得してしまっているようですね。」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 上手いなあラヴェルナさん(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「アーティに悪影響が無ければ良いのですが・・・・・・」 |
サンドロ | : | 手遅れですよ、ヒッヒッヒ(笑)。 |
アーティ | : | 大丈夫です。セージ技能上げるつもり無いから(笑)。 |
クロウ | : | 鎧も新調しておく? |
ボーデル | : | うーむ、でもすぐに高品質の鎧が手に入ると分かっているのに、ここで大金払いたくない(笑)。 |
GM | : | 待て待て、ドワーフサイズの金属鎧なんて、そうそう簡単に手に入るものじゃないよ。革鎧ならまだともかく。 |
サンドロ | : | あれ? 昔、革鎧購入したのなかったっけ? |
ボーデル | : | 売ったよ。それに、革鎧にする位ならこのままゾンビの鎧のままでいいかな(一同笑う)。 |
アーティ | : | ああ、ビキニアーマーね(笑)。 |
サンドロ | : | では皆で “ミード湖” へしゅっぱーつ(笑)。 |
アーティ | : | 観光気分かよ(笑)。 |
本当ならダンジョンの脱出まで行うつもりだったのですが、ある理由からカットとなりました。 舞台は一気に “ミード湖” へと移ります。 |
それもこれも、次から次へと出てくるトラップを前に悩まされ、一向に展開が進まない事による苛立ちが原因。