「美しさ優先」の法則がここにも
GM | : | では翌日。製品の方がこれにて完成しまして、出荷されます。 |
ボーデル | : | うーむ、1日遅れてしまったのが、ちと申し訳ない。 |
GM | : | 事前に遅れるという通達は出しているので、とりあえず問題はない。商品を積んだ “アイリーン・ルー” 号は元気に出発していった。 |
ボーデル | : | はて、ボーデルは馬車についていくべきだったのか。 |
GM | : | ではさらに翌日。サンドロ達は昼過ぎくらいに到着します。 |
サンドロ | : | とりあえずボーデルを迎えに行こう。 「あー、疲れた疲れた。ああ、アーティ、ちょっと行ってきて。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 飛ばねぇよ(笑)。 |
サンドロ | : | では仕方ない。皆は先に王宮に戻っていてくれ。私はボーデルを迎えに行ってくる。 |
GM | : | そうだね。長旅してきたし、疲れも汚れも落とした方がいいね。 ボーデルは何処で何してる? |
ボーデル | : | 鍛冶ギルドは仕事も終わったんだよね? |
GM | : | 大仕事も終えて、少し休んでいる状態だね。 |
サンドロ | : | ではどこにいるのだろう? |
アーティ | : | トルスタックのところでは? |
サンドロ | : | では迎えにトルスタックの所へ行くが。 |
ボーデル | : | 集合地点が決まっていないからな。鍛冶ギルドかトルスタックの所にいないと見つけてもらえそうにないな。 |
アーティ | : | 酒場(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 酒場とか酷え(笑)。 |
ボーデル | : | いやそれはない! そうだな、修行の一環でまだ打ってるかも。 |
GM | : | 判定していいよ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | お、いいの? じゃあ(コロコロ)おお『20』! また『高品質+5』が出来た!(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 何者だよお前は(笑)。 |
ボーデル | : | 師匠の教えが効いてるなぁ。 |
必要筋力『8』、打撃力『13』のトライデント完成。 | ||
ボーデル | : | むむ、なかなかの逸品ができた。これは工房に寄進しよう! |
サンドロ | : | まぁ、勝手に鉄を拝借して作ってんだろうからな(一同笑う)。 |
クロウ | : | 銘はどうするの? |
GM | : | ありきたりでは、ブラキの聖印とか? |
ボーデル | : | そりゃオリジナリティが無さすぎる。獣の槍みたいにビッシリ文字でも刻んでおくか(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 柄に『獣肉』とか(笑)。 |
ボーデル | : | ああそれでいいや。 そのうち変えるかも知れんが、ボーデル初期の作品には柄に『獣肉』と刻まれている(一同笑う)。 |
GM | : | では、サンドロは空振りになるね。 説明はして貰えるよ。 |
トルスタック | : | 「ボーデル君はこれこれこういう理由で鍛冶ギルドに戻っておるぞ。」 |
サンドロ | : | ではそれには礼を返して、鍛冶ギルドへ向かおう。 |
ボーデル | : | すまんのう。 |
GM | : | では合流したことにしていい。 |
サンドロ | : | 「一旦、王宮に戻るぞ。」 |
ボーデル | : | 「うむ、ここではいい勉強になった。お世話になりました。」と、深々と礼をしよう。 |
GM | : | では皆は王宮に戻り、一泊しました。 |
GM | : | では翌日。クリントンJr.が迎えに来ます。 |
サンドロ | : | では最後に馬車ギルドに行きましょう。 |
クリントンJr. | : | 「馬車ギルドに・・・・・・行きましょうか・・・・・・」 |
クロウ | : | なんでそんなに萎んでるの!? |
クリントンJr. | : | 「あそこはいつも、裁定が大変なんですよ。」 |
クリントンJr. | : | 「遠いから」(一同笑う)。 |
クリントンJr. | : | 「製品もいつもギリギリの物ばかりで。何だかわざとやっているような。向上心が見られないんですよ。」 |
クリントンJr. | : | 「つまらないんですよ。」(笑)。 |
GM | : | お前ら誰だ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | クリントン言いたい放題の巻(笑)。 |
GM | : | というわけで馬車ギルドに到着。 |
アーティ | : | これが悪名高い(笑)。 |
馬車ギルド員 | : | 「最後に残った馬車ギルドでございます。」(一同笑う)。 |
馬車ギルド員 | : | 「ウチの製品は不良品など一切ございません。」 |
サンドロ | : | ゲームをやった人間としては『ウソ臭え』としか思えないけどな(一同笑う)。 |
馬車ギルド員 | : | 「こちらは馬車に関する製品を全て一手に引き受けている、非常に便利なギルドでございます。」 |
サンドロ | : | ほうほう。 |
馬車ギルド員 | : | 「これまでは車輪は鍛冶、幌は皮革、馬車本体は木工細工と、色々なギルドに手配しなければならなかったところを、私達は一手に引き受けているのでございます。」 |
サンドロ | : | ほーほーほー。 |
ボーデル | : | それは大変じゃな。 |
馬車ギルド員 | : | 「その分経費が掛からずお安い! 皆さん、馬車が要りようでしたら是非、我が馬車ギルドでご用立てください。」 |
サンドロ | : | 「え~、旅の都合上、馬車は要らないですね。」 |
馬車ギルド員 | : | 「おやそうですか残念だ。」 |
ボーデル | : | でもここで買うのでは? |
GM | : | 馬車ギルドでとは言っていないよ。どこで仕立ててもいい。 |
アーティ | : | どうせなら別個に選ぼうぜ(笑)。 |
サンドロ | : | 製品の出来を冒険者技能で調べていいか(笑)。 |
GM | : | したいならどうぞ(笑)。 |
ボーデル | : | ワシは鉄の事しか分からん。と遠慮する。 |
サンドロ | : | (コロコロ) |
アーティ | : | (コロコロ) |
GM | : | みんな振るのか(笑)。 |
判定の結果、最低でも達成値『14』程度はある代物であった。 | ||
GM | : | ではクリントンJr.が視察し、問題なしとの判断を下します。 数年後のSFC2ではあの体たらくですが、今はまだこの馬車ギルドも真面目に運営されているんです。 今後数年以内にトップが世代交代しておかしくなっていくと(笑)。 |
サンドロ | : | なるほど。 |
GM | : | まぁ、それでも長年やってる皮細工ギルドやら鍛冶ギルドの方が腕は良いだろうけどね。 |
サンドロ | : | ようは値段を取るか質を取るかだな。 |
アーティ | : | SFC2で何があったんだっけ? |
GM | : | 他のギルドの倉庫に忍び込んで、商品を不良品と交換していた。 |
サンドロ | : | で、他のギルドに悪い評判を立てて自分の商品を売り込んだんだったな。 |
GM | : | では君達が馬車ギルドから戻ってくると、一通の知らせが届いています。 |
ボーデル | : | 何の知らせだ? |
GM | : | なんと、出荷したキャラバンが・・・・・・ |
ボーデル | : | ひゃー。 |
GM | : | 襲われたという・・・・・・ |
ボーデル | : | あー・・・・・・やっぱり。 |
サンドロ | : | なんだと? それはボーデルが一生懸命鍛えた剣か? |
GM | : | そうです。その製品を運んでいたキャラバンが襲われて、商品が奪われたとの事です。 |
命からがら戻ってきた連中によると、1日目の野営時に襲撃を受け、仲間は散り散りになって逃げたとのこと。 ちなみに彼らは鍛冶ギルドと昔から懇意にしているキャラバンで、信用足りえる者達だ。 | ||
サンドロ | : | なるほどそういう事か。しかし敵の意図が読めんが。 |
ボーデル | : | 武具の類を集めているんでしょ? |
アーティ | : | 別の場所で売り捌くとか。 |
サンドロ | : | しかしここで正義の心に燃えるサンドロとしては、仲間が一生懸命汗水たらして鍛えた武具を盗まれるというのは、非常に憤慨足らしめる行為だ。 |
ボーデル | : | おお、素晴らしい。ボーデル的にはサンドロの心意気に少し感動・・・ ・・・と言っても今までの経緯があるからな(一同笑う)。 |
GM | : | いいじゃないか。ボーデルは鉄を打って、サンドロは毛を掻き分けて、 お互い何か得る物があったんだよ(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | あったのか(笑)。 |
GM | : | では話を戻すぞ。生き残ったキャラバンメンバーは涙ながらにお願いするよ。 |
キャラバン | : | 「頼みます。取り返してください。」 |
サンドロ | : | 「分かりました。」 |
ボーデル | : | 「ムムム、許せん。」 |
サンドロ | : | 「ここは一つ、罠を張ってみるのはいかがでしょう。」 |
アーティ | : | 馬車を仕立てて? |
サンドロ | : | そうだ。馬車を仕立てて積荷を運んでいる体を装って、襲ってきたところを返り討ち! というのが一番無難な気がする。 |
アーティ | : | 俺ら、顔を見られてないか? |
ボーデル | : | 冒険者だと思えば、今度は護衛として雇われたと思うんじゃないか? |
サンドロ | : | 我々は馬車の中に隠れていてもいい。 |
GM | : | そういえば伝え忘れていた。“ルオニル” からの帰り道でも視線は感じたんだ。 |
アーティ | : | やはり商人を狙ってたんだ。 |
サンドロ | : | 「という方向でやってみようと思いますが、いかがでしょうか。」 |
ボーデル | : | いや待て。ギルドの問題なんだから、クリントンJr.さんに話するべきではないだろうか。 |
サンドロ | : | それはそうだ。 「こんな事件が相次いでしまっては、我々が作る物件の内容に支障をきたす恐れがあります。」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 「賊が横行する街です。」 |
クリントンJr. | : | 「そうですね。私達職人ギルドとしても、これで納品が遅れたとなっては評判に関わります。協力していただけるのでしたら、是非とも取り返していただきたい。」 |
サンドロ | : | 「分かりました。では、おとり用の馬車を1台仕立てていただきたい。そして商人ですが・・・・・・」 『危険な任務ゆえ、ギルドの方を巻き込むのは心許ない。あ、そうだあいつがいた。あいつに任せよう。』 「任せてください。こちらで手配します。」(一同爆笑)。 |
アーティ | : | トムだな!!(笑) |
クロウ | : | トムさん、怪我が(笑)。 |
GM | : | トムは駄目だぞ。トムの商業証は盗まれているから。物を積んでいくなら、商業証が無ければ駄目だ。 |
サンドロ | : | なるほど。 |
ボーデル | : | じゃあクリントンJr.さんに頼んじゃえば? この人、持ってないの? |
GM | : | いや、この人は商人ってワケじゃないから。でも、取り寄せる事は出来るだろうね。 |
クリントンJr. | : | 「では、馬車とその他諸々の準備はこちらで整えましょう。」 |
GM | : | ということで、半日くらいかかって馬車と積荷を用意します。 あと、無事に奪い返せた場合には、そのまま納品しに向かいたいので、別のキャラバン隊がそのまま付いてきます。これで、見た目上は完全にキャラバンなので、君たちは馬車内で待機でも問題ない。 |
サンドロ | : | では、その馬を一頭増やして、メガンティアを加えておこう。 |
ボーデル | : | 作戦は決まった。もはや決行するのみ。 |
サンドロ | : | では可能なら出発しよう。 |
GM | : | では馬車の準備は夜を通して完了してくれた。翌朝、出発です。 |
ボーデル | : | そういや、ラヴェルナさんは来るの? |
GM | : | ラヴェルナはそうだな、待っていよう。 |
サンドロ | : | 「お任せください、行って参ります。“エレミア” の職人の誇りを取り戻すために。」 |
アーティ | : | 誇りは失っていないでしょ(笑)。 |
ボーデル | : | いやでも、商品を奪われたってのは屈辱だからな。 |
アーティ | : | しかし朝一で出発して、山賊どもは起きているだろうか(笑)。 |
ボーデル | : | 野営時に襲われるんだから大丈夫だろう。 |
アーティ | : | そこで襲われるまでずっと野営してるのね(笑)。 |
GM | : | では君達は出発します。どういうペースで進むんだ? |
サンドロ | : | 襲われた地点で野営できるペースで進むよ。 |
GM | : | 今度は馬車なので、2日ほどで “ルオニル” に到着するペースで進むよ。 では気配を伺っている方々。 |
クロウ | : | はーい。 |
GM | : | 前回、サンドロが視線を感じた辺りで『レンジャーLV+知力B』で。 |
クロウ | : | 頑張ってね。 |
サンドロ | : | お前が振れ(笑)。(コロコロ)『16』 |
アーティ | : | 平目で(コロコロ)1ゾロ(笑)。 |
クロウ | : | (コロコロ)『15』。 |
GM | : | では、前回は気配を感じた地点を通りましたが、今度は気配を感じない。 |
アーティ | : | 失敗した? |
ボーデル | : | 囮が気づかれたか? または、もういいやと撤収しちゃったか。 |
サンドロ | : | いや、しかしこのまま引き下がる訳にもいかない。まずは一日、野営をしてみるべきだろう。 |
一行は見張りを立てて野営をするが、襲われる気配はなかった。 | ||
ボーデル | : | これなら、視線を感じた場所を調べておくべきじゃったか。 |
クロウ | : | そういえば、武器の発注元ってどこだったの? |
GM | : | 何も聞いてないよね。 |
ボーデル | : | そうじゃった! しまった、色々とやらかしてるな。 |
サンドロ | : | もしや、相当計画的な犯行だったのか? |
ボーデル | : | そうだね。発注元が傭兵雇って襲わせた? その方が、代金支払うよりも安く浮くかもしれんから。 |
一行は二手に分かれ、クロウとボーデルがメガンティアを走らせて一旦引き返し、視線を感じた場所を調べてみることに。 その間、キャラバン本体は先に進む。 |
GM | : | ではボーデルとクロウは引き返した。件の地点に到着した。 |
クロウ | : | じゃあ調べるか。腐らないでくれよ(コロコロ) |
アーティ | : | 腐った。 |
2人は辺りを調べるが、出目も悪く、気配どころか痕跡も発見できない。 仕方なく予定していた本体との合流を諦め、茂みの奥を時間をかけて捜索したところ、大人数の滞在していた痕跡を発見した。が、今はもう辺りに気配はない。 | ||
クロウ | : | 馬車の跡は? |
サンドロ | : | キャラバン皆殺しにして、そのまま馬車ごと奪ったんだろ。 |
ボーデル | : | ただ、製品をどこに運んだんだ? 順当に考えれば、“エレミア” に戻ったんじゃないか? 怪しい集団だから早めに街で売り捌きたいだろうし。でも、どちらにしても街で止められるんだよね。 |
アーティ | : | あの許可書みたいな・・・・・・商業証か。あれがないと。 |
サンドロ | : | 商業証を奪うって話があったぞ。 |
アーティ | : | ああそうか、トムさんのが奪われたんだ。 |
サンドロ | : | 野郎・・・! ここに来て足を引っ張りやがって、ぶっ殺してやる!(一同苦笑)。 |
GM | : | またトムさんのせいに(笑)。 |
ボーデル | : | 門番に聞いて、それらしい馬車が来なかったか確認するのがいいのでは。 |
サンドロ | : | 待て、まずは合流しよう。 |
アーティ | : | そういう話だったはずだ。 |
ボーデル | : | そうだね。念入りに調べたから少し遅れる。 |
GM | : | 君たちは一生懸命戻ったが、徒歩での2日目位の地点で夜を迎えた。 |
GM | : | では君達は夕暮れ時刻になって “ルオニル” の街に到着した。 君達は商隊の体なので、入り口で商業証の提示を求められますが、クリントンJr.が用意した商業証で問題なく通過できます。 |
サンドロ | : | ・・・・・・ここで出入りの記録を見せてもらう事は可能か? |
クリントンJr. | : | チャッチャラ~♪ 監査委員。 |
サンドロ | : | そうだった。こいつがいた。出入りの記録は見せてもらえるのか? |
クリントンJr. | : | 「当然です。そのために私がいるのです。」 |
サンドロ | : | 是非お願いします。 |
クリントンJr. | : | 「と言うわけだ。緊急事態に付き、我々に台帳を見せてくれたまえ。」 |
門番 | : | 「はい、唯今。」 |
GM | : | で、少しして持ってきます。量ですが、商人だけなら1日に20~30組ってところかな? |
アーティ | : | それなら調べきれそうだね。 |
ボーデル | : | 襲われたのは? |
GM | : | 襲われたのは3日前。 |
サンドロ | : | では2日前の記録から調べてみよう。 |
GM | : | では、2日前の夜にトムが到着している。 |
サンドロ | : | なるほどな。 |
ボーデル | : | これはおかしい。 |
アーティ | : | トムの名を語った奴の情報を聞こう。 |
門番 | : | 「いや~、シフト制なのでちょっと分からないですね。」 |
アーティ | : | 叩き起こして来い(笑)。 |
サンドロ | : | その時の奴は何処にいる(笑)。 |
GM | : | では呼んでこられましたが、特に覚えている事は・・・あ、これは目立つな。 |
門番 | : | 「新品のかなり良い武具に身を固めた方々でしたね。大規模なキャラバンでしたよ。」 |
アーティ | : | 大規模な? |
サンドロ | : | 有り得ないな。マッコイは一人旅のはずだ(一同笑う)。 ケチ野郎マッコイは護衛も就けてなかったはずだ。 |
ボーデル | : | 強運野郎マッコイ。よく今まで無事だったな(笑)。 |
アーティ | : | 泊まってる宿とかは? |
GM | : | 宿帳じゃないんだ、そこまでは書いてないよ。代わりに出発の記録がある。昨日の朝にだ。 |
アーティ | : | あ、もう出てるの。どっちに? |
GM | : | “ザイン” 方面。 |
アーティ | : | “ザイン”!? |
ボーデル | : | ゲッ。2日前か。では一気に追撃かこれは。 (天の声)「ちなみに出る時に荷物は?」 |
門番 | : | 「そのままでしたよ。」 |
アーティ | : | 大体の人数は? |
GM | : | 台帳に記載されている。10人だ。 |
サンドロ | : | しょうがない。マッコイには荷物を諦めてもらおう(笑)。これは護衛をつけなかったあいつの自業自得だ(笑)。 |
ボーデル | : | マッコイは元からしょうがないだろう。 とにかく犯人を捕まえてゲロさせないと。 |
サンドロ | : | だな。方向は決まった。まずは2人が追いついてくるのを待つ。 で、我々は馬を4頭レンタルする。この4頭は使い潰す(笑)。 |
GM | : | 4頭でいいの? |
サンドロ | : | あ、クリントンJr.忘れてた(笑)。では5頭で。馬車はこの街で待っていてもらおう。 |
GM | : | 馬のレンタルってねー・・・・・・。どうなんだろう? 通常ならデポジットになると思うんだけど、この場合は信用払いかなー。 |
アーティ | : | 信用はクリントンJr.だな。 |
サンドロ | : | 監査委員のお墨付きだぞ。 |
GM | : | クリントンJr.もまだそこまでキミらを信用して良いものやら(一同笑う)。 |
クリントンJr. | : | 「これで無事に返却できないと私の信用に泥が付くので、宜しくお願いしますよ皆さん!!」 |
サンドロ | : | はいよ(笑)。「マカセテクダサイヨー。ダイジョブデスヨー。」 |
GM | : | クリントンJr.に気合が入ってきた。 |
クリントンJr. | : | 「やりますよ皆さん!」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | キャリア組の意地を賭けた戦いになってきた(笑)。 |
クリントンJr. | : | 「これを成功して、私は更にステップアップする・・・・・・」 |
サンドロ | : | 「既に失敗している訳ですけど行きましょう!」 |
ボーデル | : | いやいや、監査委員としては失敗していないぞ。 |
GM | : | ではとりあえず・・・・・・車だと一日10,000位だろ・・・・・・ |
アーティ | : | 車で考えるな(笑)。 |
GM | : | 1頭で1日80ガメルとしよう。 |
『ソードワールド・サポート2』に記載あり。乗用馬の貸出は1日60ガメルだそうです。 | ||
サンドロ | : | よし、じゃあ私が出すから2頭レンタルしよう。では急いで追いかけよう。 |
ボーデル | : | というわけでようやく追撃が始まりました。 |
GM | : | では馬が疲れ切って潰れない程度に酷使して追いかける。その日、翌日はまだ見えてこなかった。 |
サンドロ | : | 潰さない程度で急がせよう。 |
ボーデル | : | 相手は荷物を積んだ馬車を引いてるから、そのうち追いつくだろう。 |
1日、2日と追うが、目的の馬車は見えてこない。 しかし、すれ違う商隊から、『豪華な鎧に身を包んだ商隊』とすれ違ったという情報を入手。 どうやら、1日につき半日程度ずつ差を詰めることができているようだった。 | ||
サンドロ | : | もう一度、同じペースで進む。 |
ボーデル | : | そろそろ馬が疲れてないかね。 |
GM | : | そうだね、かなりきてるね。君達が馬の心を読めたとしたら相当嫌われているのが分かるよ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 私は一向に構わん! |
GM | : | でもこの日はまだ見えてこない。 |
サンドロ | : | 同じように話を聞く。 |
商人 | : | 「昼ぐらいに見かけたよ。」 |
アーティ | : | “ザイン” にはあと何日くらいで着いちゃう? |
GM | : | む・・・・・・4.5日分進んでいて、まだ半分も来ていないね。 |
サンドロ | : | では同じく1.5倍速で追撃。すまない、馬! |
GM | : | では翌日の夕方。前方に立派な商隊が見えてきた。君が見送った馬車だ、見覚えがある。そう屋号が “アイリーン・ルー” と刻まれている。 |
ボーデル | : | 発見した! 敵を捕捉! |
サンドロ | : | あまり時間が無い。<プロテクション> だけ頼む。 |
ボーデル | : | 馬に乗りながら・・・・・・っていいのか? |
GM | : | 無理だ。 |
クロウ | : | 野営とかしないのかな? |
アーティ | : | おお、襲撃するのか(笑)。 |
サンドロ | : | 襲撃し返すってのも面白いな(笑)。 |
GM | : | でも、君たちはかなりの速度で走ってきていたから、相手にも存在は気づかれているよ。 |
ボーデル | : | それに相手は警戒しているだろうし。 |
サンドロ | : | しかも我々金属鎧だ。よーし、じゃあ突撃だ!(笑)。 |
ボーデル | : | では一旦馬を止めて、まだ生きてる連中をふんじばる。 |
サンドロ | : | では笑顔で。 「いいか、お前らは我々の仲間を1人殺した。だからこっちも1人殺した。」 |
アーティ | : | また出た。マフィアだ(笑)。 |
GM | : | 返り血を浴びてるしな(笑)。ではレンジャーの2人は互いが互いを指して |
射手達 | : | 「「殺したのはこいつです!!」」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 御者席に座って、馬車を方向転換させるか。 |
サンドロ | : | その前にお前は馬でアーティの元へ戻れ。 |
アーティ | : | 俺が腐る前に(笑)。 |
クロウ | : | <プリザーベイション> だ(笑)。 |
ボーデル | : | そんな簡単に腐らん(笑)。 |
GM | : | この日は記録的な猛暑だった。 |
ボーデル | : | ああそれはヤバイ(笑)。まずは <キュアー・ウーンズ> で外傷を(コロコロ)1ゾロ(一同笑う)。 |
アーティ | : | そこで振りますか(笑)。 |
ボーデル | : | おお! 何かがこいつを癒すことを拒否しとる!!(一同笑う)。 |
GM | : | 以前から言ってた “返品” かい?(一同笑う)。 |
ボーデル | : | もう一度かけるよ(コロコロコロ)むむ、出目が悪い、『9』点回復。 |
アーティ | : | まだマイナス(笑)。 |
ボーデル | : | おお! 遺体の損壊が激しいのう!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | これ、剣とかだったら腕ぐらい落ちてるよね(笑)。 |
GM | : | 安心しろ、眉間に矢がブッサリ刺さってるから(一同笑う)。 |
ボーデル | : | (コロコロコロ)やはりやる気が無いのう! 『11』点。 |
アーティ | : | これでようやく『4』。 |
ボーデル | : | まだまだ損壊が激しいな。なるべく綺麗にしておこう。(コロコロコロ)調子が上がってきたな、『13』点。 |
アーティ | : | 今『17』~(笑)。 |
サンドロ | : | あと『1』点足りない(笑)。 |
ボーデル | : | 『1』点くらいいいじゃろ。 顔にちょっと傷が残ったが大した事あるまい。 |
GM | : | よりによって顔なんだ(笑)。 |
サンドロ | : | では <プリザーベイション> を。 |
ボーデル | : | はいはい。 「おおーブラキよー、この者を金属メッキで覆いたまえ~。」(一同爆笑)。 (コロコロ)達成値『15』。“永続” なのでこれでお前は腐りません。 |
アーティ | : | おお! 死んでも美しいとは(笑)。 |