最大トーナメント開催!
GM | : | それでは最大トーナメント当日です。 |
ボーデル | : | どういう日程で進行するん? |
GM | : | まず前哨試合があって、その後1回戦の4試合を行う。翌日に準決勝。そのまた翌日に決勝。 |
クロウ | : | うちらも見に行こう。 |
アーティ | : | 俺らは客席なのかな? |
GM | : | 客席になりますね。入場料が必要になります。 |
サンドロ | : | VIP席に座れないのか?(笑)。 |
GM | : | た・だ・し。 |
ルキアル | : | 「まあまあ。私に任せてくれたまえ。」 |
アーティ クロウ | : | ル・キ・ア・ル(笑)。 |
サンドロ | : | やっぱり(笑)。 |
GM | : | ルキアルがポケットマネーで招待してくれる。 |
ボーデル | : | 今回は本当に世話になるな。 |
アーティ | : | 「昨日はどれだけ勝ったんすか?」(笑)。 |
ルキアル | : | 「いやー、ガラーナ君の稼いだお金がなんと!」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | このままだと、“オーファン” での仕事が終わった後、この軍師の下に身を寄せても良いかと思いそうだ(笑)。 |
GM | : | では開会式が始まる。トリッテン卿とラーハインツ卿が2人並んで、開会の挨拶とか始めるけれども、トリッテン卿の方がリードする感じで進んでいきます。 |
トリッテン卿 | : | 「では、これより前哨試合としまして、私の誇れる息子ガーウィンと、ラーハインツ卿の優れた子息ランロット氏との試合を行います。」 |
GM | : | 左右の門が開き、それぞれ家宝の武具に身を包み、立派な馬に跨ったランロットとガーウィンが登場します。 |
ボーデル | : | さあ、お前の仕込んだ ≪ランスチャージ≫ が役に立つ時が来たぞ! |
サンドロ | : | 数々の部族を根絶やしにした我が ≪ランスチャージ≫ か(笑)。 |
GM | : | では、互いの槍を打ち合わせた後に距離をおき、前哨試合が始まります。 |
クロウ | : | (気を吐く)はぁ~。 |
サンドロ | : | いざ本番か。 |
ボーデル | : | 多少、馬上試合が効いていればいいが。 |
GM | : | ですが、ガーウィンの動きは明らかに悪いですね。 |
アーティ | : | うん? |
GM | : | ただでさえ鈍臭かったのが、落馬のダメージで更に動きが鈍くなっています。 |
サンドロ | : | やはり脳筋か! |
GM | : | ただし、侮れないほどの筋力があるので剣圧は圧倒的です。 |
サンドロ | : | 筋力【24】ぐらいありそうだな(笑)。 |
GM | : | そこまでじゃないよ。でもボーデルよりあるよ。 |
ボーデル | : | おー凄え! |
GM | : | さすがに生命点はボーデルより下だと思ってくれて構わないけど(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | そりゃ人間じゃないよ(笑)。 |
サンドロ | : | こいつに勝てるモンスターだって少ないよ(笑)。 |
で、剣の打ち合いが始まります。 明らかに動きの良いランロットがガーウィンを圧倒します。ただし、互いに良い武具を装備しているので、試合は長引きました。 そのうち、押されているガーウィンに疲れが見え始め、ついには膝をついた所、ランロットの剣がその目前に突きつけられます。 これにて試合終了。大方の予想を覆し、ランロットの勝利となりました。 | ||
一同 | : | おー。 |
ボーデル | : | ワシらも教えた甲斐があったもんじゃ。 |
GM | : | そのとき、君らの耳にバキッて音が聞こえたよ(笑)。 |
サンドロ | : | なるほどね(笑)。 |
ボーデル | : | ワシら2人は聞こえないんじゃない?(笑)。 |
GM | : | 横を見ると、トリッテン卿が自分の杖をへし折っているね(一同笑う)。 |
クロウ | : | やだ(笑)。 |
ボーデル | : | 年下のひょーろく玉に負けたんだから相当だよね(笑)。 |
サンドロ | : | 典型的少年漫画のパターンじゃないか。 |
クロウ | : | 良かったー。育てた子が勝ったよ。 |
サンドロ | : | こっちには情報は伝わるのか? 控え室にも窓ぐらいあるんだろうな。 |
GM | : | 歓声が聞こえてくるから、結果は分かるね。 |
ボーデル | : | 良かった良かった。 |
サンドロ改め ブレイド | : | さあ、次は私たちの番だ。 |
ボーデル改め ゴワス | : | まあ第1試合が誰か分からないんだけどね。 |
アーティ | : | GM、俺たちは金を賭けられないのか? |
GM | : | 当然、本戦からは賭けられるよ。 |
アーティ | : | さあ、ここからが勝負だ(笑)。 |
GM | : | では、君達は一同に集められ、抽選会が始まります。 最初にジョージィが引き、次にゴイスが引きました。 |
クロウ | : | あ、ルーカスじゃないんだ。 |
ブレイド | : | 順番にはあまり意味はないのだろう。 |
GM | : | (番号の振られたトーナメント表を見せて)では1D6を振ってください。 |
ゴワス | : | あれ!? ゴイスもう決まっちゃってるの? ここ振ると面倒くさいな(苦笑)。 |
ブレイド | : | では・・・・・・ゴォッ!(コロコロ)・・・・・・いきなりジョージィと来たか! |
ゴワス | : | それは面白いね。(コロコロ)。 |
セッション時にはPL達にトーナメント表を公開していましたが、皆さんは進行とともにお楽しみください。 | ||
GM | : | はいよ。では・・・・・・こうなった。 |
アーティ | : | これはいいね。しかしなぁ、いきなりか。初戦どうしようかな。迷うぜ(笑)。 |
ブレイド | : | 我々の試合の時は、どちらか(アーティPLかクロウPL)対戦相手振るんだろ?(笑)。 |
クロウ | : | え? それはないでしょ? |
GM | : | それでもいいと思っているけど。 |
アーティ | : | えー(笑)。 |
クロウ | : | やだよ(笑)。 |
ブレイド | : | これで責任のなすり付け合いが始まるんだ。 「ほらお前が振るから!」(一同笑う)。 |
ゴワス | : | 悲しい事言うなぁ。 |
シッカイ | : | 「では! これより最大トーナメント第1試合を開始します!」 |
GM | : | というアナウンスがあり、会場中が大いに湧き上がります。 |
クロウ | : | わー! |
ブレイド | : | いきなりだ・・・・・・。 |
シッカイ | : | 「それでは選手入場です!」 |
槍術の本場は今や “ロマール” にある! オレを驚かせる奴はいないのか! “彼方を貫く” ジョージィ だ!!! | ||
GM | : | すると、野太い声が「ウオオオー!!」 と上がります。 |
観客 | : | 「頑張れアニキー!!」 |
観客 | : | 「きたー!」 「ジョージィー!」 「いきなりかー!!」 |
ルールの無い戦いがしたいから冒険者になったのだ!! プロの剣技を見せてやる!! “剣聖” ブレイド!!! | ||
アーティ | : | ははは(笑)。 |
ブレイド | : | 恥ずかしいー!!(一同笑う)。 |
アーティ | : | 賭けのオッズはどんな感じになってるの? |
GM | : | オッズは「6:4」でジョージィ有利です。 |
ブレイド | : | そうだろうなぁ(苦笑)。 |
ゴワス | : | この場合、何倍になって返ってくるの? |
GM | : | (相談して)下馬評の率を反転させた値が返ることにしよう。 今回、サンドロは「4」なので「1.6倍」、ジョージィは「6」なので「1.4倍」。 |
ブレイド | : | 本来ならそこから胴元の取り分が引かれるが、それでいいか。 ・・・・・・だったらカジノで「RED & BLACK」やってた方が楽なんだよな(苦笑)。 |
GM | : | まあ、こちらは予想ができるからね。 |
ゴワス | : | いくら突っ込むかだ。 |
ブレイド | : | ・・・・・・自分に1000ガメルだ。 |
アーティ | : | サンドロに200でいいや。 |
ブレイド | : | てめぇ(笑)。 |
GM | : | 信用してないね(笑)。 |
アーティ | : | ジョージィの強さが良く分からないから。 |
ゴワス | : | そうだね、何もしなかったから何も分からない(笑)。 |
アーティ | : | 一応トップなんだし。武具の魔力も分からないから。他に賭ける人は? |
GM | : | 当然ルキアルが(一同笑う)。 |
ルキアル | : | 「決まっているだろう。サンドロ君に。ガラーナ、財布にあといくら残ってる?」 |
ガラーナ | : | 「勘弁してくださいよルキアルさん!」 |
アーティ | : | ・・・・・・そうか、(円換算で)サンドロに2万円も賭けたのか、不安だ(一同笑う)。 |
ブレイド | : | ボーデルとクロウは? |
アーティ | : | ご祝儀、ご祝儀(笑)。 |
ゴワス | : | ん~~~~じゃあ~~~~~。よし、1000ぐらい賭けてやるよ! |
ブレイド | : | さすがだ(笑)。 |
クロウ | : | じゃああたしは200で。 |
ブレイド | : | 熱くなってる連中と一歩引いてる連中が綺麗に分かれたな(笑)。 |
アーティ | : | 俺は元が少ないんだ。 |
GM | : | では、向かい側からジョージィが出てきますね。 |
ブレイド | : | (進み出る)ザッザッザッザッ。 |
ジョージィ | : | 「できれば君ではなく、ルーカスと決着を付けたかったところだが。」 |
GM | : | といって、槍を突き出して挨拶する。 |
ブレイド | : | では魔剣をカチンと合わせて。 「なに、勝てばいずれ戦えるじゃないですか。」 |
ジョージィ | : | 「そのとおりだ。遠慮なく戦わせて貰うぞ、サンドロ君!」 |
クロウ | : | サンドロ!? |
アーティ | : | 情報が漏れている(笑)。 |
GM | : | 「ブレイド君!」だ(笑)。 |
ジョージィ | : | 「女性とはいえ手加減はせぬ! いくぞ!」 |
ジョージィ | : | 「ぐぅぅ! 見事!」 |
GM | : | と、ジョージィは血を吹いて倒れる。 |
ブレイド | : | では(血糊を振り落として鞘に納める仕草)カチンと。 |
ゴワス | : | 見事な戦いだよ。当たった攻撃、全部クリティカルしてる(笑)。 |
ブレイド | : | ・・・・・・やっべー、スポンサーの剣闘士いきなり倒しちった(笑)。 |
GM | : | ではラーハインツ卿がガタッと慌てて席を立ち。 |
ラーハインツ卿 | : | 「救護班! 救護班! 早くしろ!」 |
アーティ | : | メディーッック!(笑)。 |
クロウ | : | そらそうだ(笑)。 |
GM | : | では、担架に乗せられてジョージィは運ばれていきます。そんなで、ブレイドをちょっと複雑な心境で見守るラーハインツ卿(一同笑う)。 |
ゴワス | : | やばいねえ(笑)。 |
GM | : | でも良い人なので拍手で迎えてくれます。 |
クロウ | : | 良い人過ぎる!(笑)。 |
GM | : | で、会場中から拍手が沸き起こるね。 |
ブレイド | : | では、今回ばかりは手を挙げて声援に応えよう。 |
シッカイ | : | 「素晴らしい! “剣聖” の凄まじい剣捌き! まさか! あのジョージィが1回戦にて敗退するとは!!」 |
ブレイド | : | まあそりゃそうだよな(笑)。 |
アーティ | : | 「け・ん・せ・い!!」(笑)。 |
GM | : | というわけで、第1試合は幕を閉じるぞ(笑)。 |
ブレイド | : | 「上場の盛り上がりだったな。」 と満足して、控え室に戻りながらボーデルとハイタッチするぞ。 |
ゴワス | : | パチィッ! というわけで1600ガメル返ってきた。 |
ブレイド | : | イエー!!!(爆笑)。やった! 7800まで増えたぞ! 今回、賭け事だけでだいぶ儲けてる(笑)。 |
ゴワス | : | 剣闘士の報酬をあわせると、今回は稀に見る財産を築いているな(笑)。 |
ブレイド | : | 命懸けで見世物になっているからな(笑)。 |
ゴワス | : | 全員の総額を足すと結構な額だけど、借金が凄まじすぎて話にならない。 |
GM | : | では、VIP席でルキアルが |
ルキアル | : | 「フォー! フォー! フォォー!!」(一同笑う)。 |
ブレイド | : | しかも不利なオッズだったから儲けも高いぜ(笑)。 |
GM | : | まあ、隣にいるラーハインツ卿の顔からは生気が失われているけどね。 |
ブレイド | : | 「ジョージィが・・・・・・私のジョージィが・・・・・・」 そしてその隣で小躍りしているルキアル(一同笑う)。 |
アーティ | : | 今こそ「どんな気持ち?」って聞きたいよ(一同笑う)。 |
クロウ | : | でも死んでないだけ良かったんじゃない?(笑)。 |
GM | : | でも、一応ブレイドはラーハインツ陣営ってことになっているから、ラーハインツ卿のお株が下がった訳じゃないんだ。けど、ブレイドは終わったら出てッちゃうので。 |
ブレイド | : | ヘコむわな。ジョージィの株が下がっちゃったから(笑)。 |
GM | : | では、しばらく休憩時間を挟み、第2試合が始まります。 |
ゴワス | : | 誰と誰だ? まあ、片方は分かっているが・・・・・・。 |
ナルシェの幻獣はすでに我々が発見している! ガストラ帝国 ビックスだァーーー!! 自由になりたいからここまできたッ キャリア限界ギリギリ!!! グードンの神官戦士 ゴイスだ!! | ||
ブレイド | : | 出た! ビックス!(笑)。 やべ、これでゴイスが勝ったら、俺、次はゴイスと戦うのか(笑)。 |
ゴワス | : | いや、ビックスの戦いぶりが分かってないからさ。だけどビックスが勝つと思うよ(笑)。 |
ブレイド | : | ゴイス哀れ(爆笑)。 |
ゴワス | : | でも、ゴイスって <キュアー・ウーンズ> 戦法でギリギリ勝った男だよ。ビックスは一応あの竜牙兵に勝ってるからね。 |
GM | : | では、君達の目の前でビックスvsゴイスの戦いが始まりますが、残念ながら── |
ゴワス | : | オッズはどうなってる? |
GM | : | あ、オッズね(笑)。『7:3』でビックス。 |
ブレイド | : | 意外と健闘している(笑)。私は今回はやめておこう。 |
アーティ | : | じゃあゴイスには悪いけど、ビックスに1000(笑)。 |
GM | : | 賭ける奴がいるならちゃんとバトルしよう。 |
ブレイド | : | これならやっぱりビックスに賭けようかな(一同笑う)。ビックスに1000賭ける! いや、イベントで終わると思って予想がつかないから止めようと思ってたんだ。 |
アーティ | : | さあ張った張った(笑)。 |
GM | : | ルキアルはこれは悩むな~(笑)。 |
ブレイド | : | これ、ボーデルがビックスに賭けたら最悪だな(一同爆笑)。 |
ゴワス | : | ワシャあ今回は賭けんよ(笑)。 |
クロウ | : | あたしも賭けない。 |
GM | : | ルキアルもビックスだ。ロインだけが |
ロイン | : | 「私は賭け事は常に大穴狙いでして。」 |
GM | : | と言って、ゴイスに賭けるよ。 |
ブレイド | : | 大胆な騎士がいたな(笑)。 |
シッカイ | : | 「第2試合、ファイッ!」 |
ゴワス | : | カーン! |
ブレイド | : | ビックス強ええ(笑)。 |
アーティ | : | ビックス良かったなー(笑)。 |
シッカイ | : | 「大方の予想通り、ビックス選手の快勝でーす!!」 |
ブレイド | : | はい、300ガメルプラス(笑)。 |
GM | : | ビックスは観客からの声援に応えているね。 |
ゴワス | : | 殺せ、が無い事を祈る。 |
GM | : | それはないようだ。少なくともこの場ではね。 |
ゴワス | : | ・・・・・・。 |
GM | : | ゴイスは足を掴まれ、引き摺られて退場します。 |
クロウ | : | 奴隷だからか。 |
GM | : | まあ、流石にうつ伏せではなく仰向けだけどね。白目を剥いたまま連れて行かれるよ。 |
ブレイド | : | ではゴイスが連れて行かれるのを見送りながら。 「くそっ! なんて非道い!」 とか言いながら、金貨の入った袋をジャラジャラしてね(一同爆笑)。 |
GM | : | こいつら、人間じゃねぇ(笑)。 |
ブレイド | : | 「この仇は私が絶対にとってやる!」 |
アーティ | : | ゴイス頑張った! 感動した!(笑)。 |
ブレイド | : | ・・・・・・これなら決勝に行けそうだ! やったぁ!(笑)。 |
GM | : | では、続いて第3試合ー! |
ゴワス | : | ドンドンドンドン! |
アーティ | : | 誰対誰? |
優勝は俺のもの 邪魔する奴は思いきり斬り思いきり突くだけ! ツイスター統一王者 “華麗なる” ルーカス 魔導アーマーはこの男が完成させた! ガストラ帝国の切り札!! ウェッジだ!!! | ||
クロウ | : | どっちに賭ける? |
ブレイド | : | これは賭けるのもアホらしいな。私はやめておこう。 |
GM | : | 悪いけど『9:1』でルーカスだ。 |
アーティ | : | じゃあルーカスに1000。 |
ゴワス | : | 100ガメルの為に? |
アーティ | : | お前ら、俺の借金を知らんだろ(一同爆笑)。 |
GM | : | でもまあ予想通りだ。 |
シッカイ | : | 「試合開始ー!!」 ゴワーン! |
GM | : | カキーン! カキーン! グサー!! |
ウェッジ | : | 「うぇぇぇっじ!!」(一同笑う)。 |
GM | : | というわけで、1分足らずでルーカスが勝利しました。 |
ブレイド | : | ボーデル、1回戦ちゃんと勝てよ! あいつぶっ殺せるぜ!(笑)。 |
ゴワス | : | ああ。 |
ブレイド | : | 綺麗なお顔を整形外科コースだ(一同爆笑)。 |
クロウ | : | こわ(笑)。 |
ブレイド | : | ああそうだ、試合は見たんだよね? ルーカスがどのくらいの強さか、大雑把でいいから分からないかな? |
GM | : | 君ほどの腕ではないだろうと感じた。 |
アーティ | : | ほー? |
ゴワス | : | 武器が凄そうだ(笑)。【+3】とか。 |
ブレイド | : | そんな(笑)。 |
ゴワス | : | 竜牙兵に【+3】の魔剣持たせる連中だぞ。 |
GM | : | 君は見ても分からないけど、剣も鎧も盾もキラキラしてる。 ちなみに、バスタードソードにラージシールドにハードレザーです。 |
ブレイド | : | なんか、徹底的なドーピング野郎の匂いがするんだけど。 |
ゴワス | : | 魔法のラージシールドとか、相当イカレてるアイテムなんだけど(笑)。 |
ブレイド | : | ま、いいでしょ。 |
ブレイド | : | で? ボーデルと誰になるんだ? |
GM | : | ティーセンです。 |
ブレイド | : | ああ! あの山男か!(笑)。 |
GM | : | 山男ってなんだよ!(笑)。マタギじゃないか(笑)。 |
ゴワス | : | ヤバイな(笑)。 |
ブレイド | : | この肉弾戦対決が熱い(爆笑)。 |
シッカイ | : | 「続いて第4試合!」 |
ドワーフ4千年の秘技が今ベールを脱ぐ! 東方から “伝説の” ゴワスだ!! | ||
ブレイド | : | 伝説(笑)。たった一週間で伝説を作り上げやがったよ(爆笑)。 |
GM | : | 大人気だよ(笑)。 |
観客 | : | 「うおお! ゴッワッスッ! ゴッワッスッ!」 |
GM | : | 『トロールを投げ飛ばした男』だとか 『竜牙兵を粉々にした男』だとか色々言われている(一同笑う)。 |
デカァァァァァいッ説明不要!! 2m40!! 310kg!! ティーセンだ!!! | ||
ゴワス | : | そいつの獲物は? |
GM | : | ティーセンは武器を持ってないです。 |
アーティ | : | 素手!? |
GM | : | 素手って言うか、グローブはめてるけど。 |
アーティ | : | ナックルみたいなもの? |
GM | : | グローブの下に何があるかは、良く分からない。 |
ブレイド | : | ボーデル。どうせ食らうんだ、気にするな(笑)。 |
アーティ | : | オッズは? |
GM | : | 実は『7:3』でゴワス(一同爆笑)。 |
ゴワス | : | えー。 |
ブレイド | : | だろうな(笑)。 |
GM | : | 予選会でのあの一撃がかなり評価を上げています。 |
アーティ | : | よし! ゴワスに1500だ!(笑)。 |
ゴワス | : | 勝てるか分からんよ。全てはダイスの神だけが知っている! |
ルキアル | : | 「当然ゴワスにだ!」 |
ブレイド | : | ゴワスに2000! |
GM | : | おおー、いったね(笑)。 |
ゴワス | : | ・・・・・・じゃあワシも2000賭けるよ! |
クロウ | : | あたし200。 |
ブレイド | : | これ負けたらさ、俺ら今回の報酬マイナスになりそうだよ(一同爆笑)。 |
ゴワス | : | 優勝すればいいんだ。10万だ。ただ7万はください(笑)。 |
GM | : | では試合が始まりますよ。 |
GM | : | 膝をつき、前のめりにゆっくりと倒れるね。 |
ブレイド | : | 「あいつ・・・・・・1人で倒しやがった・・・・・・」(一同笑う)。 |
アーティ | : | フレッシュ・ゴーレムって1人で倒すものなの?(笑)。 |
ブレイド | : | 「あれ・・・・・・フレッシュ・ゴーレムって下手な軍隊よりもよっぽど怖いと思ってたんだけど・・・・・・私の知識、間違ってたっけ?」 |
GM | : | そして、ティーセンが前のめりに倒れた今、会場中はシーンと静まり返っている。やがて、ティーセンがもはや動かないと分かると、会場のどこからか「ゴワス!」の声が響き、それを切っ掛けとして、再び割れんばかりのゴワスコールが会場を包みます。 |
ゴワス | : | とりあえず、ガッツポーズしておくか(笑)。 |
シッカイ | : | 「ゴッ、ゴワスが、倒したァ~~~!?」 |
観客 | : | 「ウォォォォーーー!!」「ゴワスーーー!!」 |
アーティ | : | 何なんだほんとにこのドワーフ(笑)。 |
ブレイド | : | とりあえずポカーン(笑)。 「僕、決勝戦まで進んだらこれと戦わないといけないの?」(一同笑う)。 |
GM | : | では、VIP席の2人は『冒険者LV+知力B』で振ってください。 |
アーティ | : | 椅子に座りなおす(笑)。 |
クロウ | : | 頑張れ!(コロコロ)『17』。 |
GM | : | クロウは気づいた。君の視界の端に、観客がスタンディングオベーションで拍手喝采している中、血相を変えて悲鳴を上げた魔術師がいる。 |
魔術師 | : | 「そんな馬鹿なぁぁぁぁぁ!?」 |
クロウ | : | 追いかけたろか。 |
ブレイド | : | 顔をまず覚えるんだ。 |
アーティ | : | 俺にも教えてくれ。 |
GM | : | 血色のあまり良くないガリガリの、いかにもマッドサイエンティストといった魔術師だね。 |
クロウ | : | じゃあ駆けつけるよ。 |
GM | : | いや、VIP席の周囲は興奮状態の観客で埋まっていて、進む事が出来ないね。 |
アーティ | : | 俺が <フライト> で飛ぼう。発動(コロコロ)『12』で発動した。 |
GM | : | 考えてみたら、ジャックとロインもいるんだった。 |
ジャック | : | (コロコロ)7で気づいた。「あいつだね。」 |
ロイン | : | (コロコロ)9で気づいた。「ああ、あいつだな。」 |
アーティ | : | 俺、上から監視してる。 |
ロイン | : | 「アーティ君、私をあそこまで連れて行ってくれたまえ。」 |
アーティ | : | ん? ロインか、分かった。 |
GM | : | プレートメイル着てるから重いよ(笑)。 |
アーティ | : | ぬあー。じゃあジャックでいいじゃないか? |
ブレイド | : | シーフの方が良いんじゃないか? |
アーティ | : | じゃあジャックを吊って行こう。 |
ジャック | : | 「あそこだ。急いでくれ。」 |
GM | : | では、呆然自粛状態の魔術師の背後に音も無く着地すると、そのままその場に崩し倒し、 |
ジャック | : | 「テメェが黒幕だな!」 |
GM | : | と、まさしくボッコボコにします。 |
クロウ | : | うわ! 可哀想になってきた(笑)。 |
GM | : | 周辺の観客は突然の出来事に騒ぎ出しますが、少し離れた観客は興奮状態のままで、大きな騒ぎにはなりません。 |
アーティ | : | じゃあ俺、観客どけるわ(笑)。 |
GM | : | 魔術師はそのままいずこかへ連行されていった。 |
クロウ | : | じゃあ、あたしはいいか。 |
ブレイド | : | そして声援を浴びながらボーデルが戻ってくる。 |
ゴワス | : | 「ありゃあ一体、何じゃったんじゃ? フレッシュ・ゴーレムとか言っておったが。」 |
ブレイド | : | 「おめでとう。」(一同笑う)。 「滅茶苦茶強い魔法生物です。」 |
アーティ | : | 1人で戦う相手じゃないです(笑)。 |
ゴワス | : | 「わーお。」(笑)。 |
GM | : | では、ボーデルはもの凄い大声援に送られて退場した。 |
アーティ | : | あ! 賭けはどうなった? |
GM | : | ゴワスが勝ったので有効となりました。 |
普通に払い戻ししていますが、無効試合で掛金戻しとするべきでしたね。 セッションでは普通に清算し、PC達はウハウハしてます。 | ||
ブレイド | : | 所持金が8700ガメルに増えた(笑)。 これが “ロマール” か。悪くない街じゃねぇか(一同笑う)。 |
GM | : | 剣闘士悪くないな、とか考えてないか(笑)。 |
ブレイド | : | これで(“オーファン”に)戻ったところで名誉だけだろォ・・・(一同笑う)。 |
GM | : | ではこれにて第1回戦の試合は全て終了だ。勝者は中央に呼ばれ、大きな歓声を受ける。 ただ、中でも圧倒的な声援を受けているのは──。 |
一同 | : | ゴワス(笑)。 |
クロウ | : | いいのかこれ(笑)。 |
GM | : | ボーデルは気づくけど、隣に並んだルーカスが凄い目で君を睨んでる(一同爆笑)。 |
ゴワス | : | 睨まないで欲しい(爆笑)。 |
クロウ | : | でもいなくなるわけだから(笑)。 |
ブレイド | : | そもそも客層が違うよ(笑)。 |
優勝を脅かされているからだよ。 | ||
GM | : | そしたら、2人は『冒険者LV+知力B』で。 |
ゴワス | : | 『19』! |
ブレイド | : | 『19』! |
GM | : | 2人とも気づいたね。驚くべき発見なのですが。 |
ゴワス | : | なに? |
GM | : | 観客席にトムの姿があります(一同爆笑)。 |
アーティ | : | あれえ?(笑)。 |
ブレイド | : | トム・マッコイか!? |
クロウ | : | 『見知った顔』ってそれかー! |
ゴワス | : | そういうことだな。トムの方を睨みつける(笑)。 |
GM | : | ボーデルの視線に気づいたトムは、睨まれてるのが分かっていないのか、嬉しそうに手を振りますね。 |
トムさん | : | (揉み手しながら)「にっしっしっしっし~!」(一同笑う)。 |
ゴワス | : | 奴め、よほど儲けているな(笑)。 |
アーティ | : | な~るほど。そういうことか(笑)。 |
ボーデル | : | 相変わらず、やるな(笑)。 |
ブレイド | : | まあ、元気そうで何よりだ。 |
ゴワス | : | そうだな。荷物全部奪われた割には、本当に頑張ってるよ(笑)。 |
落馬したガーウィンは慌てて起き上がり、勝利したランロットも馬から飛び降り、今度は剣を抜いての打ち合いが始まります。