■2013年1月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(11月11日〜12月10日)報道媒体発表時



13日 ・脳死移植、1997年の法施行後200例目に。家族承諾では92例目。
19日 ・理化学研究所、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った目の病気治療の臨床研究を承認。共同研究機関の先端医療センター病院で承認されれば、年内にも厚労省に計画を申請する。
20日 ・国連合同エイズ計画発表、2011年のエイズウイルス(HIV)新規感染者は250万人、感染者は約3400万人。死者は5年連続で減少、2011年は170万人だった。
24日 ・世界保健機関(WHO)、サウジアラビアとカタールの計4人が2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスと同じ仲間の新種ウイルス感染を確認。うち1人は死亡。SARSは02年から03年にかけて中国を中心に流行し、約800人が死亡。
・中国の内モンゴル農業大や上海交通大などの研究チーム、フタコブラクダの全遺伝情報(ゲノム)の概要を解読。
30日 ・厚労省、iPS細胞など再生医療に用いる細胞を長期保管する全国6施設を選定。iPS細胞が熊本大、先端医療振興財団、ES細胞(胚性幹細胞)が京都大、国立成育医療研究センター、体性幹細胞が大阪大、東京女子医大。
12月4日 ・東北大大学院と理化学研究所のグループ、パーキンソン病のサルに、自分の骨髄から採取した「間葉系幹細胞」を神経細胞に変えて移植したところ症状の改善がみられた。研究グループによると、iPS細胞やES細胞から作った神経細胞を移植して症状が改善した例は報告されているが、間葉系幹細胞のような体性幹細胞で効果を確認したのは初めてという。 
5日 ・WHO発表、SARSウイルスと同じ「コロナウイルス」の新種ウイルスの感染で、新たにヨルダンで2人が死亡。これで感染者は9人、死者は5人となった。
・大阪の病院でノロウイルスに集団感染、高齢患者2名が死亡。死亡との因果関係は不明。
8日 ・中国政府、未承認のGM稲を使って湖南省の小学生に違法な人体実験をした研究者3人を処分。
9日 ・農水省と厚労省、ブラジルで牛海綿状脳症(BSE)が発生、同国からの牛肉の輸入停止を発表。同国のBSE発生は初めて。