■2014年5月号

今月の潮流
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バイオジャーナル

今月の潮流●熊本・八代港でGMトウモロコシ自生確認


 農水省は3月26日、飼料用輸入トウモロコシの港湾・荷揚げサイロや飼料工場周辺の輸送に伴うこぼれ落ち調査結果を発表した。調査は生物多様性影響評価の一環として、2013年5月から9月にかけて行われた。農水省のこれまでの調査はナタネと大豆のみで、今回が初めてのGMトウモロコシ自生調査である。

 調査対象の荷揚げサイロ6施設の内3施設、飼料工場10施設のうち3施設でこぼれ落ちを確認。港湾周辺では7港(北海道釧路港、茨城県鹿島港、愛知県名古屋港、岡山県水島港、香川県坂出港、熊本県八代港、鹿児島県谷山港)中4港(鹿島港、名古屋港、八代港、谷山港)で、港湾から飼料工場への輸送経路では、飼料工場周辺で1か所、交差点周辺で4か所こぼれ落ちが確認された。ほとんどが種子のこぼれ落ちだったが、生育して自生しているものが八代港で1か所確認された。