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今月の潮流●多国籍バイオ企業によるアフリカ種子会社買収
巨大多国籍企業によるアフリカの種子会社買収が進行している。フランスの種子企業でシェア世界4位のリマグレン社は、アフリカ最大の種子会社SeedCoを買収。6000万ドルを投入してSeedCoの28%の株を取得した。
さらにインドのマヒコ社が、アフリカで唯一の綿の種子会社Quton社の株式49%を取得した。マヒコ社は、シェアトップの米国モンサント社傘下のインド法人である。
シェア世界第3位のスイス・シンジェンタ社は、ザンビアの種子会社MRIシード社の買収を進めている。この会社は、アフリカの多様なトウモロコシ種子を保有している。このように種子を通したアフリカへの食料支配が顕著になっている。〔Sustainable Pulse 2014/10/8〕 |
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