■2015年4月号

今月の潮流
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バイオジャーナル

今月の潮流●米農務省がGMリンゴを承認


 米国農務省(USDA)は2月13日、リンゴ生産者や消費者の反対を押し切り、GMリンゴ2品種の栽培を承認した。承認に向けての意見募集には7万3000もの反対意見が寄せられた。また、マクドナルドなど多くの企業がGMリンゴ使用を拒否する声明を出している。
リンゴは皮をむくと変色するが、これはリンゴの中に含まれるポリフェノールが酸化酸素を媒介として空気と反応して酸化したためである。GMリンゴは、この酵素の働きを抑制したもの。〔Inuuisitr 2015/2/18〕
GMリンゴを開発したカナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるオカナガン社は、米国のバイテク企業イントゥレクソン社に買収された。〔Infotel 2015/2/28〕