■2017年11月号

今月の潮流
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バイオジャーナル

ニュース



●北米事情
●拡大するGM鮭の販売
 
 GM鮭を開発した米国のベンチャー企業アクアバウンティ・テクノロジーズ社は、今年上半期にカナダの市場に4.5トンのGM鮭を出荷したのに続き、8月には5トンを切り身で出荷した。これについて米国市民団体の食品安全センターのジュディ・ハンソンは「この魚はアレルギーを引き起こしやすいが、アクア社はその試験を行わず、食品医薬品局(FDA)も求めなかった」「成長ホルモンの分泌が多いため、インスリン様成長因子(IGF)が多くなる。高いレベルのIGFは発癌性につながる」「通常の鮭より10%ほどオメガ3が減少しており栄養も劣る」と指摘している。〔Alternative Daily 2017//9/27〕



●欧州事情
●英米間の共同研究強化へ

 英国政府と米国政府は、英国がEUを離脱したのち、科学分野での共同研究を強化することで合意した。戦略的なコラボレーションとしては、合成生物学、情報技術、遺伝子研究が中心になる。英国の遺伝子関連の研究者は、EUの縛りがなくなる一方でEUの研究者との共同の作業も失われると見られている。〔BBC News 2017/9/20〕



●省庁動向
●GM食品表示検討会「変更なし」と座長が強引にまとめ

9月27日に開かれた第5回遺伝子組み換え表示制度に関する検討会で、座長の湯川剛一郎東京海洋大学教授は、「現行の表示制度を変更する必要ない」と結論を述べ、強引に締めくくった。検討会は今年度いっぱい続く予定で、前3回で消費者団体、業界団体からのヒアリングを終え、論点整理の段階だった。