■2025年6月号

今月の潮流
News
News2


今号の目次へ戻る
ジャーナル目次へ戻る






























バイオジャーナル

ニュース


●中南米事情
●グアテマラで市民による食料主権宣言

 グアテマラで農民、先住民、環境保護団体などによる「食料主権セミナー」が4月12日に開催され、在来種子、伝統的な知識、食料主権を守るための宣言を発表した。宣言では、GMトウモロコシによる環境汚染が起き、ゲノム編集トウモロコシの開発のために公的資金が使われていることを批判している。〔SERJUS 2025/4/12〕

●フードテック
●フードテックの投資が大幅に減少

 Good Food Institute(GFI)の報告によると、培養肉関連の投資が大幅に減少している。2013年以降拡大し続けてきた投資は、2021年の13億ドルをピークに3年連続で減少し、2024年の調達額は1億3000万ドルで、前年の2億3000万ドルを大きく下回った。シンガポールを軸に製造、販売が進んでいたが、米国では市場からの撤退が続くなど培養肉に早くも陰りが出ている。〔Foovo 2025/5/6〕