■2006年8月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(6月11日〜7月10日) 報道媒体発表時



6月12日 ・厚生労働省、サリドマイド個人輸入、医師に患者登録義務づけ。未承認薬で初めて。
13日 ・東京都神経科学総合研究所とスイスの国際チーム、アルツハイマー病の原因タンパク質β−アミロイドの蓄積を抑制するワクチンを開発。現在、サルで効果を確認中。
15日 ・厚生労働省研究班、終末医療の指針作りで、延命中止の法整備求める。
20日 ・摂南大学グループ、PCBと似た臭素系新化合物が市販の魚に蓄積、と発表。 ・農水省、鳥インフルエンザ発生で輸入停止していた、フランスからのフォアグラ、鳥肉など輸入再開。 ・農水省、BSE感染の疑いで殺処分する対象から、感染牛の産子を外す方針。OIEの見解を受けたもの。
21日 ・日米政府、米国産牛肉輸入再開で合意。 ・大阪地裁判決、薬害肝炎訴訟で、一部原告に「国の責任」を認め、賠償命ず。 ・米ジョンズ・ホプキンス大チーム、脊椎麻痺のラットにES細胞から分化させた神経細胞を移植、機能回復に成功。 ・インドネシア、鳥インフルエンザ感染死39人に。
22日 ・WHO、インドネシアの鳥インフルエンザ集団感染死7名のうち「人から人へ、さらに人へ」の感染と見られる例を報告。 ・環境省調査、異なる除草剤に耐性をもつGMセイヨウナタネが国内で交雑し、種子ができていることを確認。 23日
24日 ・東京都老人医療センター、2005年7月から12月までに、多耐性緑膿菌に15人感染。 ・文科省専門委、分配機関の新設などヒトES細胞研究指針の改定案まとめる。 ・茨城県、鳥インフルエンザ終焉宣言。 ・英ロンドン大などのチーム、クロイツフェルトヤコブ病の潜伏期間は長い人で50年を超える、との推定を医学雑誌「ランセット」に発表。
7月2日 ・米農務省発表のGM作物作付け状況によれば、トウモロコシは前年52%から61%に、大豆は9ポイント上がって89%。
4日 ・GM大豆を与えたラットの子に死亡率が高いとする報告をしたイリーナ・エルマコヴァ博士来日。
6日 ・カナダでBSE感染牛6頭目。 ・茨城県つくば市、GM作物野外試験栽培および計画を提出するなどの栽培対策方針を策定。8月15日以降実施。
8日 ・農水省プリオン病小委員会、BSE対策で、殺処分対象から感染牛の産子を外す方針、根拠となるデータがないなどとして先送り。