Subject: 中学英単語100 014as
Date: Mon, 20 Dec 2004 06:40:00 +0900 (JST)
From: mag2 ID 0000139181
┏━┓☆2002年度からの学習指導要領で定められた┏━┓
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┃┃ 中学校で必ず教えなければならない英単語100 ┃┃
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┗━┛毎週月曜発行 第14回 20041220┗━┛
14.as
<発音>――――――――――――――――――――――――――――――――
★[aezアズ ∂zアズ]
強いときは[aez]で、弱いときは[∂z]です。
<品詞と意味>―――――――――――――――――――――――――――――
★[副詞]&[接続詞]
☆(1)(as 〜 as … の形で、原級比較を表します)…と同じくらい〜
She is as tall as he (is). 「彼女は彼と同じくらい背が高い」
前の as が副詞で、後ろの as が接続詞です。副詞as の後ろには、形容詞
か副詞がきます。大切な表現です。
原級比較のことを、同級比較という人もいます。
中2の3学期くらいに習う比較表現です。学習してみたいという方は、こち
らでどうぞ → http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/compa.html
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★[接続詞]
以下の3つの意味は、中学生向きではないのですが、高校入試等で見た覚え
があります。例文を列挙するにとどめます。
☆(1)〜のように、〜のとおりに
Do as you like. 「好きなようにしなさい」
この文の一部が、結婚式の引き出物の商標となっています。
Please do as I say. 「私の言うとおりにやってください」
I'm not stupid as I look. 「私は、見かけほどバカではありません」
When in Roma, do as the Romans do.
「ローマにいるときは、ローマ人のするようにしなさい」
→「郷(ごう)に入(い)っては郷(ごう)に従え」(ことわざです)
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☆(2)〜しているとき、〜するにつれて =when
He came up as I was sleeping. 「私が眠っているとき、彼はやって来た」
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☆(3)〜なので、〜だから =because
As you are kind, you are liked everyone.
「君は親切だから、みんなに好かれているんだよ」
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★[前置詞](これは中学生の方も必修です)
☆(1)〜として
Sign this paper as a doctor.
「1人の医者として、この書類にサインしろ」
この意味は、中学生で必修です。以前見たテレビドラマ(かなり前です)で、
主人公が言っていた言葉を勝手に翻訳しました。
>asを使った表現<--------------------------------------------------
●(1)as 〜 as one can = as 〜 as possible できるだけ〜
Please answer my letter as soon as you can.
=Please answer my letter as soon as possible.
「できるだけはやく手紙の返事を書いてください」
He studied as hard as he could.
=He studied as hard as possible.
「彼は可能な限り一生懸命に勉強した」
●(2)as if = as though まるで〜のように
It was bright there as if it had been at nine a.m.
「そこは、まるで午前9時のように明るかった」
この表現は、ちょっと教えすぎかも(中学生には)。
●(3)as soon as 〜するとすぐに
As soon as he got home, he went to bed.
「彼は家に帰ると、すぐに寝てしまった」
=When he got home, he went to bed at once.
これはよく見かけます。as soon as 全体で、1つの接続詞として教える場
合があります。その方が、中学生の方は理解しやすいようです。
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次回は at です。
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▼あとがき▲
これは、時々教科書にも出てきますが、“as you know”で、「あなたが知っ
ている通り」「ご存知のように」という意味になります。「接続詞」の(1)
の意味ですね。
もちろん[アズユーノウ」と発音してもらえばいいのですが、[アジュノー]
と聞こえることが多いと思います。早口の人が言うと[アジャナ]と聞こえる
こともあります。
合衆国のスポーツ選手や芸能人のインタビューを聴いていると、as のない
“you know”という言葉を連発する人がいます。この連語は、文章のどこにでも
割り込んできます。大した意味はないのですが、いろんな働きをする連語で、
文のいろんな場所で使われます。使われる場所や口調によって、意味が変わっ
てきます。使われている現場を観察して、使い方を学ばないと、誤解を受けそ
うな表現です。皆さんは、安易に使わない方がいいと思います。
使う人は、本当に何度も使います。他の語句はともかく、この語だけ聴き取れ
るように練習してみてはどうでしょう。ただし、聴き取れても、話の内容はさ
っぱりわかりませんが……。まあ、英語に耳を慣れさせる役には立つでしょう。
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