disease 4

ティキの食事と状態

殆どの獣医さんが持つ医学書には、r/dとマクトンオイルが唯一の処方食と書かれている!

2001年10月までは絶対に処方食のr/dやw/d以外は与えない様にとの事、
ティキの場合、少量だけでも発作が出るし、
でも少量のr/dだけでは体重激減の為、このままでは死んでしまうので、
10月には獣医さんから栄養に関しては私自身が考える様にと言われ・・・

全く知識がないながらもHPで検索したり、「食品成分表」本を見ながら、試行錯誤の手作り食を追加!
HPで教えてもらったカッテージチーズはナトリウムがものすごく入っているので
ティキの心臓には悪い為、残念ながらボツ・・・

r/d食にし始め3ヶ月後の2001年11月、やはり他の処方食より栄養が悪い為
被毛にツヤがなくなり、おしっぽの毛が抜け始め、12月からは全身からフケが出て全身の被毛も薄くなる

そこで、2〜3歳令まで飲んでいた「ミラコート」でミネラルなど補給しようとすると
すぐに発作に襲われてしまい、その後どういう訳かr/d食を5g与えてもすぐに発作・・・
もしかして・・・共通の成分の大豆に何か?!
もう処方食のr/dやマクトンオイルは食べられない!!



そこで2002年1月からは試行錯誤の手作り食のみに舌鼓!

8時・14時・20時・2時の1日4食

ごはん25〜50g(体重により加減する)をおかゆにしたもの・
若鶏ささみ20g・かぼちゃ20g・ごぼう20g・きゅうり20g
βグルカン真宝1/4袋

8時&20時には、+メイベットDC

ごはん50gで作ったおかゆの場合、1日約569.89kcal
ごはん25gで作ったおかゆの場合、1日401.89kcal

おやつにいちごを2粒♪

お薬により体調も変化し体重が増減する
(お薬により肝臓値が測定不能なほど悪い時はごはん50gでもなかなか太らず、
反対に甲状腺機能低下症のお薬は症状より飲み過ぎると亢進となり体重が減少する)ので、
体重は6.3〜6.5kgになる様に、ごはんで調整する事にする!

犬の各ライフステージにおけるエネルギー要求量(kcal/日)
成犬維持期 妊娠後期 授乳期(ピーク期)
6kg 484kcal 726kcal 1452kcal
7kg 554kcal 831kcal 1663kcal
8kg 623kcal 935kcal 1870kcal


脂質の他、炭水化物も糖分となり脂肪に変わる為、炭水化物の摂り過ぎかもと心配していたけれど
今話題の「低インシュリンダイエット」で血糖値の値もいい感じ!

体重は2002年1月には最低の5.1kgになってしまった。
肋骨がガタガタ浮き出て、コメカミの骨までも出る。
頭も三角おにぎり状態だったので、頭の毛を1cm程伸ばしていた・・・
最初はお尻から痩せて、最後は頭へ。
戻る時もお尻から順番に・・・

最近は6.3〜6.6kg前後に戻ってきた!
肋骨も触れるとわかる程度、コメカミの骨はそのまま・・・
でもまた無理しても発作がやってきたら大変だし、
中性脂肪も低めなので、なのでこのくらいがベスト体重なのかも?!

赤ちゃんの時に通っていた動物病院では、
健康な状態で1歳半の体重がそのワンちゃんにとっての
ベスト体重だと教えられていた!
そういえば、ティキの1歳半時の体重は6.7kgだった・・・


大好きないちごの他、
初体験のみかん・ポンカン・いよかん・清見オレンジ・はるみオレンジなど
柑橘類にも舌鼓中なんだワン!!
大好きなメロンも、すいかもおいしいワン!!
でもバナナは匂うだけで横向くし、沖縄の甘い甘いパインも咳き込んで苦手・・・
天津甘栗も大好きなんだけど、2002年1月に盗み食い事件を起こしたし、もらえるか心配・・・
でもいつもそんなにもらえない〜、1cm角くらいのだけだワン!!
ボクのお水は深層海洋水とミネラルウォーターでミネラル補給、さらさら血になりたいワン!!

お散歩は1日2回、合計2〜3時間・・・
発作後は無理だけど、元気な時は高脂血症克服するんだワン!!


「disease2」でも書いたように、
r/d食の他、大量の服用薬、ステロイド注射などで肝臓や腎臓も悪くなり、元気がなくなっていたティキの態度と体は、
大量の服用薬とステロイド注射を止め、2002年6月から様子見で飲み始めた「甲状腺ホルモン剤」で、
目は前のようにキラキラ輝き、ぴょんぴょん跳びついてきたり、ワンワン吠えまわる様になる!
去年12月、11月から抜け始めたおしっぽがとうとう2cm位脱毛し、その部分の皮膚はまるでゾウとなる。
また体全体からフケも出ていて皮膚が荒れてゴワゴワの毛並み、オハナの先も脱毛しかかっていたのが
今では脱毛した部分には真っ黒な毛がふさふさで、毛並みも以前の様にツヤツヤに!!


この病気自体、完治しないらしいので、食べられる食事をおいしく食べて、
病気と長くお付き合いしないといけない。
今まで度重なる発作の為、脳の損傷が残っていないかどうかが心配・・・
もし残っていれば中性脂肪が原因でなくても発作はやって来る。
とにかく発作が襲ってこない事を願うばかり・・・

発作がなくなって、中性脂肪値がどんどん下がって、
何でも食べられる様になれればいいのにね・・・ティキ!!


〜2002.09.10更新〜


ちょっとおまけ・・・犬の血液型と性格
病気や事故で輸血が必要な手術の時の為に

人と犬の血液型と性格・相性



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