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のみ駆除薬・フィラリア予防薬・混合ワクチンについて

これまでティキは毎年欠かさずにしてきました。
ところが・・・

今まで何年も大丈夫だったから、これからも、またこの先老犬になっても大丈夫だろうとか、
自分のところに限ってそんな事はないだろうと簡単に考えてたのが甘かったです。
今回の事で、ものすごく反省すると共に勉強になりました。
いろいろ勉強して、守ってあげないとダメですね。
「明日は我が犬」・・・



のみ駆除薬(アド○ンテージスポット


2002年3月末、去年購入のアド○ンテージスポットを普通に使用しました。
2002年5月初め、元気でイタズラまでするティキに今年購入の分をいつも通りポトンと垂らすと・・・

何となくいつもより刺激臭がすると思いながらティキを見ると私をじっと見てました。
30分経っても目をまん丸にして私を見つめ、その後、右前足びっこ気味で歩き出して変な様子だったので
慌ててティッシュとぬれティッシュでふき取ったのです。
私の手についたその薬は台所排水口の泡洗剤を直接手で触ったような痛みがして
洗っても私の頭はなんとなくボーっとした感じに・・・
その後は普通に寝ていたのですが、急にそれが起こったのです!!
4時間後と5時間後の2回、ものすごい悲鳴(キュー・キャー・キー)と共に横倒れになり
ピクリとも動かず瞳孔が開いた様になり1分強後に普通に戻ったのです。
5時間後の横倒れの後、歩こうとしてましたが、前足がブラブラ状態で、歩けない状態。
その後はびっことの闘いで、歩き出そうとして5分くらいじっと四つん這いをしてたら普通に歩けるようになるのですが
寝て起きる際に毎回大変でした。

副作用をインターネットで調べると同じ9歳の死亡の犬もいてビックリ!!
赤ちゃん犬でも大丈夫と2つの病院で今までずっと聞かされてきたのに・・・
去年は有効期限があったのに、今年から有効期限がなくなったと聞いてたので、
素人なので成分が変わったのかと思っていました。
今回もちろん病院にも連れて行きましたが、何のアドバイスもなく、何の為に朝早くから行ったのか?!
HPの「フロ○トライン」の副作用の処置に「シャンプー」と載っていたので
「シャンプー」で洗い流し、1週間後には前足びっこも完全に治りました。
1ヶ月たった今でも四つん這いになってる時、時々後ろ足が小刻みに震えている状態です。

この薬は、昆虫などの神経を麻痺させる薬で脊椎動物以外にしか(ダニにも効かない)効かないので
もうひとつあるのみ&ダニ駆除薬「フロ○トライン」よりももちろん弱い薬なのですが、
何らかの原因で、身体に入っていったのかも?!
また、2〜3時間で徐々に身体に広まり、6時間で足先を除いたところまで広がるという事で、
その時間も何となく気になります・・・


アナフィラキシーショックで亡くなった9歳の犬は、犬種はわからないとの事でしたが、
皮膚病があり、デキサメサゾン注射と抗生物質の注射を前からしていたところに
アド○ンテージスポットを使用しショックで死亡との事でした。

ティキもてんかん様発作が出ると脳の損傷を防ぐ為に、デキサメタゾン注射と抗生物質の注射をするのですが、
12月末から2月末まで20回弱しました。
あと内服薬でも、ステロイドと抗生物質をこの5月末まで毎日飲んでいました。

因果関係はわからないという事でしたが、
素人考えですが、もしかして何か関係があるのかも・・・?!

その副作用情報のURLは、
http://www.nval.go.jp/fuku/frame.html
報告月日:1998/6
種類・性・年齢:犬 ♀ 9歳
医薬品投与前の診断名:ノミアレルギー
投与法・投与量:皮膚の局所に滴下 1頭分
副作用の内容:投与20分後呼吸速迫、翌朝チアノーゼ、中毒症状
講じた処置:硫酸アトロピン1.2ml、デキサメサゾン1ml、ラクトリンゲル、
        レスチオニン5ml、強心剤100ml皮下注
転帰:死亡
備考
情報源:モニター

また、ドイツへ問い合わせてもらった副作用情報では、異常興奮・よだれが10例報告があったとの事でした。
ただすべての副作用情報を把握してるのではないのでこれだけだったそうです。

皮膚が赤くなったり、嘔吐するのはよく聞きます。
軽度のショックだとまだいいですが、重度のショックは本当に恐ろしいものです。
ショックになるのかどうかを事前に調べる方法があればいいのですが、
してみないとわからないというのが怖いです。


フィラリア予防薬(カル○メックチュアブル)

そんな事があった為、フィラリア予防薬とワクチンに関して調べてみました。
去年までフィラリア予防薬は「カル○メックチュアブル」を服用。
この中にはイベルメクチンという成分が含まれ、「コリー系で中枢神経障害の症状が現れる事がある」らしく、
「血液脳関門」という場所がゆるく脳に薬が届いてしまうとか・・・
コリー系だけではなく、その犬自体ゆるい子もいるらしい
てんかん様発作があるティキには「カル○メックチュアブル」はやめ、一番安心という「モキシデック」を
処方してもらったけれど、赤ちゃんにも安心という「アド○ンテージスポット」でこんな事になった為やめる事に!!

そこで蚊を寄せ付けない様にと虫除けエッセンシャルオイル(天然植物製油)作戦開始・・
5月23日からコアラに変身?!
ユーカリオイル10滴と精製水200mlを混ぜお散歩前にスプレーする。
ベランダやお庭に出す時があったらその時も忘れずに!
無水エタノール10mlも混ぜた方がいいみたいだけれど、
のみ駆除薬の副作用はアルコール過敏反応でも出るらしいので混ぜない事にする。
おなかがペコペコのメスの蚊がかむ可能性もあり100%ではないが、
何もしないよりはかなり効果があると思う。
ハーブで自然派!


オイルと混ぜる精製水は冷蔵庫に保管し、3週間以内に使い切る。
スプレー容器は水道水ですすぐと雑菌が繁殖するので、精製水ですすぐ。
精製水自体も冷蔵庫保管し、ボトル口には絶対に手をつけず、
清潔に保って出来るだけ早い目に使い切る・・・薬剤師さん情報・・・

ちなみにティキは大きな霧吹き(240ml入ボトル)でお散歩前にスプレーし、
小さなスプレー容器(15mlボトル)は念の為、お散歩用に携帯している!
1日2回のお散歩で3週間以内に使用の場合、
100ml位作って足りなくなったら、また作った方がいいかも・・・!

<注意事項>
濃度が濃いとワンちゃんには害になったり
希釈してても体質に合わないワンちゃんもいるみたいので様子を見ながらする。
くしゃみやあくびをたびたびしたり、しつこく嫌がれば向いてない可能性も!
アレルギーがないかどうか小さい範囲でパッチテストなどで確認してから使用しましょう!

HPによって情報はまちまちで、
「シトロネラ」は「ラベンダー」と混ぜて使うといいとか、
「レモングラス」は犬が嫌いな匂いでしつけに使うとか、
「レモン」は口や肛門粘膜に高濃度でつくと痙攣する事もあるとか、
あと、全ての電源を切ってコンセントも抜いて注意するとか
恐ろしい事が書かれているHPもあるので、
注意しましょう!!

また、妊娠中や妊娠の可能性のあるワンちゃん、
生後6ヶ月未満のワンちゃん、血圧の高いワンちゃん、
病気治療中のワンちゃんは危険だそうです・・・

何かあったらすぐに使用を中止して獣医さんに相談しましょう!!
オイルごとに禁忌など特徴があるようなので、確認した上で自己責任のもとに使用してください!
このHPをご覧になって起こった責任は一切取れません。


混合ワクチン(8種混合)

ワクチンの会社に電話して詳しく聞いてみました。
もう二度と死亡など悲しい出来事を聞きたくないし、胸が痛むと・・・

例えばほんのちょっとの心臓病でも接種はやめるべきで、
その事はワクチンの説明書に書かれているので獣医さんも知ってるはず。
8種でも5種でも、たとえ2種でも1種でも、
とにかくワクチンを打つという事は気を付けないといけない。
特にティキの様に、変化があった犬には特にすべきでない。

「生ワクチン」と「不活化ワクチン」について、今まで受けた2つの会社に電話して聞いたのですが、
「生ワクチン」が「生ワクチン」が「不活化」ワクチンに比べ抗体は長くあるが、
一生抗体が出来て効く事はありえなく、明らかな間違いって言われました。

免疫継続の時間は犬により違う(共○)。
子犬の時にどうしたかが問題(KY○TO BI○EN)。

また「生ワクチン」と「不活化ワクチン」は同じ種類のワクチンだと年代には関係ないという事でした。

ティキが今まで接種したワクチンは・・・

KY○TO BI○EN:D○V
「生」ジステンパー・肝炎・咽頭気管炎・パラインフルエンザ・パルボ
「不活化」レプトスピラ(カニコーラ・コペンハーケニー・ヘブドマティス)
   (注)肝炎は現在の犬アデノウイルス2型感染症で、この1種で伝染性肝炎の抗体もつく

共○商事:ドヒ○ック7
「生」ジステンパー・犬アデノ2型感染症・パラインフルエンザ・犬パルボウイルス感染症
「不活化」伝染性肝炎・レプトスピラ病
   
共○商事:デュ○ミューン8
「生」犬ジステンパー・犬アデノウイルス2型感染症・
   犬パラインフルエンザ・犬パルボウイルス感染症
「不活化」犬伝染性肝炎・犬コロナウイルス感染症・犬レプトスピラ病

特にというポイントは・・・
第1ポイント:初年度に1回しかワクチン打ってないのはもってのほか!
第2ポイント:親からの抗体は4ヶ月(昔は3ヶ月と言われてた)あるので、
        打たなければならない回数の3回ワクチン接種しても
        3回目が生後4ヶ月以内にしてたら次の1年まで持たない。
        3回目をいつしたかが問題。
第3ポイント:1年目が効いた前提で次の年から1回。
ただ、不活化の「レプトスピラ」は3ヶ月しか効き目なく、2回打つ事もあり。

ちなみにティキの3回目は4ヶ月+16日で第2ポイントもクリアでした。

上のどのワクチンも「レプトスピラ」は「不活化」だが、水の近くの整地されていない川辺などのねずみから感染するらしく、
例えば淀川でも京都の方面の整備されていない淀川だと発症の可能性もあるが、都会ではほとんど見られない。
・・・というアドバイス。

5月末、新しい病院に行ってみました。
発作の件に関して、半日検査入院したのですが、その時にも言われました。
フィラリアもワクチンも病気をしないように寿命を伸ばす為のもので、
それをした事によって、今どうのこうのなるんだったら、しない方がいい。
今まできちんとワクチン接種してたのであれば、抗体もすぐになくなるとは考えにくいし、
現在はアメリカで3年毎に接種する方向で考えられ始めてきているという事でした。

お世話になっているメーリングリストの方からの情報ですが・・・
考えられ始めてきているのではなく、既に各州の主な大学がそのように
発表もして、開業獣医師を指導しています

アメリカとカナダの1441頭の犬を検査したところ、CPV(パルボ) CDV(ディステンパー)
90%以上が必要な抗体価を維持していた。
その内、前回のワクチンから2年以上経過したものも90%以上であった。

CPV、CDVに関しては人のはしかのように終生抗体があると主張する学者も少なからずいる。

ワクチンは多価ワクチンになれば成るほどリスクは増えます。
東大のHPでも書いてありますように、医学的には単味ワクチンの方が安全です。
という事です。




のみ&ダニは見つけ次第殺して、
フィラリアはユーカリオイル作戦にして、
ワクチンは、抗体価を調べてもらってその都度考えようと思います。
ジステンパーとパルポウイルスの抗体がこれからもずっとティキを見守ってくれます様に!

〜2002.9.7更新〜


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