オフィスコットーネプロデュース
大竹野正典没後10年記念公演 第4弾
多くのお客様に御来場頂きました、
誠にありがとうございました。
オフィスコットーネでは2012年から東京に於いて、大竹野正典さんの作品を数々上演してきました。2019年は大竹野正典さん没後10年の年にあたります。その集大成としまして「大竹野正典没後10年記念公演」と銘うち様々な企画をしております。
第4弾である本作は、大竹野正典作「夜、ナク、鳥」と同様、2002年に実際に起きた4人の女性看護師による保険金連続殺人事件をモチーフに、九州・宮崎を舞台に、より閉鎖的な人間関係から彼女たちが犯行に至るまでの心理描写を緻密に描き出します。 日常の小さな摩擦から起こるヒリヒリした感情をリアルにあぶり出し、人間がいとおしく見えてくる 作風で定評のある松本哲也さんが「夜、ナク、鳥」のオマージュとして書き下ろす渾身の一作です。
この機会に大竹野さんの言葉にたくさん触れさせてもらっている。
武骨でロマンチスト、そしてどこか弱々しくもありダメな男。
それがいくつもの言葉から感じた大竹野さんの印象。そこに男が惹かれ、憧れてしまう様な、そんな存在だったのではないかと思う。
戯曲にもそういう男が度々登場しているが、皆、もがきながら日々を過ごし、やがて破滅していきそうな男たちでもある。
と、ここまで「男」という文字をたくさん出してきたが、大竹野さんが『夜、ナク、鳥』という作品で描いたのは「女性たち」。
実際に起きた４人の女性看護師による残虐な保険金連続殺人事件が題材ではあるが、 その女性たちへの優しい目線も戯曲から感じることが出来た。
大竹野さんは女性に優しく、同時に弱い人でもあったのかもしれない。それはやはり、男だからか。
今作は『夜、ナク、鳥』を再構築し、その後の物語を『さなぎの教室』と題し、同じ男である私が描いていきます。
作・演出：松本哲也
イシイ役
佐藤みゆき
ツツミ役
吉本菜穂子
イケガミ役
今藤洋子
ヨシダ役
松本哲也
コウジ役
朝倉伸二
エイジ役
古屋隆太(青年団)
ゴウ役
小野健太郎(Studio Life)
マスター役
新納敏正
全13ステージ
※開場は開演の30分前 ／ 受付開始は開演の45分前
タイムテーブル横へスクロール出来ます→
| - | 8/29(木) | 8/30(金) | 8/31(土) | 9/1(日) | 9/2(月) | 9/3(火) | 9/4(水) | 9/5(木) | 9/6(金) | 9/7(土) | 9/8(日) | 9/9(月) |
| 14:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| 18:00 | ★ | |||||||||||
| 19:00 | ● | ◎ | ★ | ◎ | ★ | ★ |
◎:お得チケット ★:アフタートークあり
9月1日14時と9月7日18時回のみ、終演後にホットコーヒーの無料サービスあり
※座席の都合上、開演いたしますと座席番号は無効となりますので、予めご了承下さい。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
アフタートークの出演者
小田急線からは東口改札徒歩5分
京王・井の頭線は、京王中央口改札から、徒歩5分
東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F
協力： UNCUT／今井事務所／エクリュ／オフィスPSC／くじら企画／krei inc.／コーヒータロー（SEIKAN）／後藤小寿枝／小松台東／Studio Life／青年団／ノックアウト／フォセット・コンシェルジュ（50音順）
(有)オフィス コットーネ
