パソコン製作記

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8号機の製作 

7号機の製作から3年経ちました。大きな不満はありませんが3年たつとPCも進歩?しています。
SATA3の登場やUSB3.0の登場。メモリも今はDDR2からDDR3へ変わっています。

となると今のPCがどれだけ快適か?作ってみたくなります。で8号機の製作です。

今回の部品
バッラク組立て
箱の大きさ
骨組み
外 装

パーツは相変わらずのケチケチ作戦+ケースの自作です。

今回使う部品類は
CPU AMD PhenomU×4 945BOX(3G)
マザーボードMSI 890GXM-G65 MicroATX
メモリDDR3 PC3-12800 2G×4枚
HDDドライブ取りあえず手持ちのSATAを使用 
DVDドライブSONY AD-7260S-OB Bulk(SATA)
電源玄人志向 KRPW-J500W
CaseFan手持ちの8pCaseFanを使用
ケース 自作。木製の箱を作って部品を入れます

※ 今回組み込むパーツはこれだけですが、将来的にSATA600のHDDを追加予定。
メモリも倍の8Gまで積む予定はしていますが、どうなるか???(計8G積みました)
HDDもHITACHI Deskstar 0S02601(1TB 7200rpm)を積みました。 

どうでも良いことですが、CPUとマザーボードの選定理由は
CPU はメーカーがIntelかAMD。従ってIntelを使わないとAMDしか選択肢がありません。
マザーボード は省スペースを考えてMicroATX。SATA3とUSB3.0を持っているマザーとなると
これも現時点では選択肢が極端に少なく、他はASUSに一枚あるくらいです。
ちょっと待てば選択肢は広がるのでしょうが・・・。今回は久しぶりにMSIを使ってみます。
グラフィック・音源・イーサネット等々は最近のマザーボードがオンボードで持っています。
機能満載ですので他の拡張カードは不要。画像処理やOfficeくらいしか使わない人間にはこれで十分です。

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部品の動作確認(=初期不良の有無確認)

パソコンを作ると云う作業は部品選択から最終組立てまで全てが自己責任の世界です。
部品の選択から始まり、新規購入の部品が不良品でない事の確認がまず一番目にやる作業です。
部品が正常に動くかどうかは実際にパソコンに組み込んでみるわけですが、今回のように
部品交換でない新規組立ての場合は、取りあえずバラックで動作確認をします。

バッラクキット状態

 実際はこの写真だけでなく、モニター・キーボード・マウスも繋いで、OSのインストールまでやります。
問題なくOSが入ったら一応OK。

 メモリーのテストなどを単独にできるソフトなどもありますが取りあえず問題がなければよしとします。
 ここまで終わったらいよいよ箱作りになります。

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箱の大きさ

 箱の大きさは現物合わせで決めていきます。実際に部品を並べて寸法を出します。
 マザーボードが244o×245oあります。マザーボードは床置きにしますので平面はこれより大きくなります。
 写真は横倒しになった状態。  



実際の配置関係は下の写真

 ここから出してきた寸法は内寸で横250o、奥行き270o、高さ280o。それなりのコンパクトさです。
 骨組みだけ作って実際に組み込んでみるまでこの大きさでいけるかどうかは???
 PCIバスを使わない予定なので何とかなるとは思いますが。

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骨組み 骨組みその2 吸気口格子 骨組みその3 骨組みその4

 大体の大きさが決まった所で箱作りの開始。最初は骨組みから。写真は箱の後ろ側。
 ベースの底面は250o×270o。4角に柱を立てました。柱は280o。
 横桟はPCIバスの拡張カード固定と電源ユニットの取り付け桟です。



ここまで2010/8/11

 骨組みその2。
 間柱や桟が入ってしっかりしてきました。  

 この骨組みにマザーボードと電源ユニットを入れてみると下の写真になります。  

ここまで2010/8/12

 吸気口格子。
盆休みの間に吸気口に付ける格子を作ります。手間が係るので休みの間に休み休み作ります。
CPU冷却ファン用とケースファン用の二か所分になります。
下の写真はCPU用。外寸で巾82o 高さ62o。ケースの右側面に付きます。

 

上の写真、左がパーツで右が組み立てた物。木工ボンドが乾いたら仕上げになります。

ここまで2010/8/16

 

骨組みその2 吸気口格子 骨組みその3 骨組みその4 骨組みのTopへ

 骨組みその3。
 電源ユニットの取り付け場所をくみ上げます。立て横の桟や吊柱を固定します。  

 

 この後はDVDドライブの取り付け場所を作って行きます。  

 DVDドライブの取り付け場所は右上

 大物パーツ(マザーボード・電源ユニット・DVDドライブ)を組み込むと、こうなります。

正面側後面側

 

ここまで2010/8/19

骨組みその2 吸気口格子 骨組みその3 骨組みその4 骨組みのTopへ

 骨組みその4。
 HDDの取り付けはDVDの下に横置きの予定でしたが、DVDの左に縦置きに変更しました。。  

  

 HDDを棚に収納してみた所が上右の写真です。
 あとは、ケースファンと前面引き出しのUSB取り付けが大きな作業になります。
 USBの前面引き出しは左下に縦並びで出してきます。  

  

 背面のPCIバス引き出し用のUSBですが、
 ブラケットを裏返して取り付ける事で前面引き出しが出来る様になっています。

 次にケースファンの取り付け。  取り付け位置は結局、左側板の上部に決めました。  

  

 ファンを写真上左の様に加工してから取り付けました。取り付けた状態が写真上右。

 あとはスイッチとLEDの取り付けで骨組みは終わりです。  

 スイッチはDVDの下。LEDはHDDの下になります。

 骨組みはこれで終わり。これで組み立てて動かせますが、スケルトンモデルでは無いので
 次は骨組みに外装板を取り付けて行きます。  

ここまで2010/8/25

骨組みその2 吸気口格子 骨組みその3 骨組みその4 骨組みのTopへ


外 装 右側面 天 板 左側面 前面パネル 後部パネル

 右側面の取り付け。
 右側面は固定で取り外しはしません。CPUクーラーの吸気口部品のみ取り外しできる様になっています。   

  

 格子の内側にフィルターを入れる予定です。

 天板の取り付け。
 天板は取り外し可能にします。天部の桟に嵌め込む形ですが、天部なので置くだけでも落ちないですね。   

  

左が天板を取り外した写真。右が取り付けた状態です。  

ここまで2010/8/26

 左側板の取り付け。
 左側は上半分は固定ですが、メンテナンスがし易い様に下半分を取り外せる様にします。
 左の写真が固定部分。ケースファンもここに付いています。右が取り外せる下半分です。   

  

 下半分の着脱はネジを使いません。   

  

 後の柱部にかまして、前の柱部分に噛みこみます。現物を見ないとわかりにくい?かな。
 ケースファンの格子も含めて左側板の取り付け具合は右の写真です。


 
 前面パネル。
 前面パネルは一番目立つ個所になりますね。少しは丁寧に加工を・・・・・
 左の写真で中央部に3ヶ所空いている穴はスイッチとLEDの穴です。
 左下と右上に不規則にたくさん空いているのがUSBとDVDドライブの開口部でこれから整形します。   

  

 USBの上側の穴を整形したのが上右の写真。工具はドリルとカッターナイフしか有りませんので
 最初は下のこれから整形する穴の様にギザギザの穴です。
   

ここまで2010/8/28

 穴の加工が終わりUSBとDVDの蓋を仮付けした所が下左。
 右上の蓋がDVD。下左に二か所あるのがUSBの蓋になります。  

 

 上右の写真がDVDのヒンジ部分。下に開いている穴がスイッチを押す棒が入る穴。
 その右のガラス質の物はアクリル棒でDVDのアクセスランプ用です。

 ヒンジ部に蓋をしたのが下左の写真。これはUSB部分です。
 下右の写真は前面パネルの裏側。ごちゃごちゃと補強桟などが付いています。
    

 

   

ここまで2010/9/2

 
 後部パネル。

 下左の写真の様に開いた所にどう蓋をつけるか? 結果、右の写真の様になりました。
 すっきりとは行きませんが、蓋を取り外し可にしないといけないのとネジを使わないのとで
 こうなりました。  見えない所なので・・・・マ良いかです。   

 

    これでケースは完成です。

 
 完成。

  

 あとはOS、各種ソフトを入れてPC完成になります。
 なんのトラブルもなくOS・ソフトが入り今の所快調です。  

ここまで2010/9/3

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