木製パソコンケース製作記

 

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7号機の製作 

パーツ
基本構造   2007年8月12日
側板の取り付け   2007年8月15日
天板の取り付け   2007年8月16日
FDD・ダクトの加工   2007年8月17日
後部パネルの加工   2007年8月19日
前面パネルの加工   2007年8月20日
最終完成   2007年9月9日


パーツ
7号機用に取り合えず揃えたパーツは以下の通りです。

・マザーボード      ASUS M2A-VM HDMI
・CPU AMD  Athlon 64x2 5200+(65W)
・メモリ DDR2SDRAM PC−6400(ノーブランド バルク)1G×2
・HDD     Seagate ST3500630AS(500G)
・DVDドライブ     BUFFALO DVSM-X1218FBS
・FDDドライブ     TEAC製バルク
・電源ユニット     EVERGREEN SilentKing5 450W

グラフィックカードはとりあえずオンボードを使用。資金ができたら別途購入の予定です。
それにしても最近のマザーボードは機能豊富で別途拡張カードはなくてもPCが動きますね。
今回購入したCPUやメモリは昨年暮頃より半値以下に値下がりしている?

今回はコンパクトに組み上げたいのでマザーボードはMicroATXの製品から選びました。
大きさを決めるマザーボードの寸法は244mm×230mmですので、これが入る箱を作ることになります。

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基本構造   2007年8月12日

   基本構造=骨組み は以下の写真。
前面 後ろ側

   この状態で寸法は横261mm、高さ241mm、奥行き316mmで、底板は接着してあります。
   前面右側が上から順にDVD・FDD・HDDの各ドライブ類を収納するスペースです。
   左下方にはUSBの取り出し口。左のあいたスペースにはスイッチ・LEDなどが付く予定です。

   後方は右上に開いたスペースが電源ユニット収納部で、下方いっぱいに開いたスペースから
   マザーボードがスライドして入ります。このマザーボード取り付け方式の利点は
   下の写真のように拡張カードを取り付けたままマザーボードを出し入れ出来ることです。

   
   試しに各パーツを組み込んで見ると以下の写真のようになります。

   

   HDDは二台収納できるようになっています。
   余った電源ケーブル類をどう取り纏めるか?出来てしまえば外からは見えませんが、
   後々のメンテや稼働中のトラブル防止の為にも一工夫が必要なようです

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側板の取り付け   2007年8月15日

骨組みのままでもPCは動きますが、埃をかぶって壊れてしまいそうです。
実際は汚い中身を見せないためにも板で蓋をします。

左側板 右側板

左側板は上半分が接着固定。下側を差込み式にして、取り外し出来る様にしてあります。
メンテの際マザーボード上の各種コネクタの抜き差しを楽にするための一工夫です。
ねじ類は使わずにただ差し込んでおくだけになっていますので、すぐに取り外し可能です。

取り外し状態 取り付け状態

右側板は接着して固定します。側板に二ヶ所開いている穴は、後ろ側がCPUクーラー用の穴。
手前側の穴は一応HDD用の穴です。CPUはダクトを取り付けて外気を吸い込む様になっています。
HDD用はただ穴を開けてあるだけですので効果のほどは?ほんの気休め・・・・・
外気取り入れ口は穴を開けたままよりは見てくれが良いだろうと言う事で格子を作って嵌め込みました。

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天板の取り付け   2007年8月16日

天板も取り外し可能にしておかないと後々のメンテがしにくくなります。
これも差込みだけで取り外し可能にしたかったのですが、板が反ってしまってだめでした。
仕方なくネジ止めにしました。ただしネジが見えない様にこれも一工夫しました。

天 板 天板の反りと補正

写真右の上が、板が反って隙間が出た状態、下が横からネジ止めして反りを補正して隙間を無くした状態です。
前後二本づつ、計4本のネジで止めました。
天板は側板同様6mm厚。反りの出やすい厚さでしょうか?

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FDD・ダクトの加工   2007年8月17日

FDDの前面パネルも木製ケースに合うように加工します。

加工前 加工後

2mm厚の板を加工して貼り付けます。最終仕上げは前面パネルの加工と平行して行います。


・ダクトの製作

ダクトはCPUクーラー用です。

ダクト本体 取り付け状態

ダクトの材料は発泡エンビ。カッターナイフで簡単に切れて加工しやすい材料です。
接着剤は使わずに(手持ちがない)アルミテープで固めてあります。これで結構しっかりします。
格子との間に少し隙間を設け、完成時はフィルターを挟む予定です。

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後部パネル   2007年8月19日

後部も開口部がありますので、蓋をします。写真のように左側上部と下部です。

後部の状態 パネル取り付け

上下とも取り外し可になっています。PCI部分の隙間は、取り付け金具と同じサイズの薄板を別途用意の予定です。
これで残りは前面パネルだけになりました。

※ 天板の反りをネジで補正していましたが、19日にはネジを外しても反り返らないようになっていました。

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前面パネル   2007年8月20日

前面パネルの加工具合が下の写真で、言うまでもなく一番目立つ所です。

前面パネル 開口部の蓋

開口部はDVDとUSB部分で、可動式の蓋を取り付けます。USB部は手動で使用時に開け閉めをします。
DVD部はトレーが出る時にはトレーの力で開きます。問題はトレーが入る時に蓋が開いたままになる事です。
それで、トレーが入る際にはコイルバネの力で閉まる様に加工しました(蓋の左端)。
バネはフロッピーディスクに内蔵されている物を使いました。最近はフロッピーを使う機会が減りましたね。

このままで完成として実際に稼動させても良いのですが、PCも人間も第一印象が大事!
磨きと仕上げにも少し力を入れてみようと思いますが、これには少し時間が掛かりそうです。

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最終完成   2007年9月9日

全面にクリアラッカーを塗って完成です。

右から 左から

これで完成です。DVDメディアの出し入れ時、蓋の開閉もスムーズに動いています。
トップに配した写真の布カバーは、せっかくクリア仕上げをしたので傷がつかないように
家人にパッチワークで作ってもらった物です。
個人的には満足できる出来上がりになりました。二週間ほどになりますが、快調に動いております。

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