●ブラインド・フューリー9『俺の世界だ…』  


マフィアの手下達が待ち構える中、潜入に成功する2人。

その後、狭い廊下で銃撃戦となってしまった時、フランクが逃げ出してしまう。
《あの時》がフラッシュバックするニック。またフランクは裏切ってしまうのか?

何人もの手下達に追い立てられ、独りダンスホールへと逃げ込むニック。
ステージの上に呆然と立つニックを取り囲む手下達。
手には銃を持ち、その照準はニックを狙っている!絶体絶命のピンチッ!!

瞬間ッ!!
ダンスホール内の明りがふいに落ち、真っ暗闇の世界になる。
同士討ちを恐れた手下達は激しく狼狽し呟く『奴はどこだ、何も見えねぇ…』
そんな男の後ろに静かに立ち、耳元でささやくニック『俺の世界だ…』
ニックの反撃が始まった、引き金を引く間も与えず1人、また1人と切り倒す!

逃げたと思われたフランクも、ステージ上の部屋から《手製爆弾》を投げ入れ、ニックを援護する!今度は逃げたわけでは無かったのだ。
実は、ステージの明りを落としたのもフランクなのであった。

数分後、ステージの上には手下達の屍だけが横たわっているのだった。
   

●ブラインド・フューリー10『最後の死闘』


ついにボスの部屋へと辿り着く2人だったが、そこにはボスの用意した刺客が待ち構えていた。ニックと同じ《剣客》の殺し屋(ショー・コスギ)だ。

かじっていたリンゴをニックに投げつける、それを空中で切断するニック。
それを見た《剣客》はニックの実力を認め『ふぅぅむぅぅぅぅぅぅ…』と唸る。
(※ちなみにショー・コスギのセリフ(?)は《本当に》これだけ(苦笑))

そして激しい戦いが始まった!!剣の技術は互角である!
お互い、相手の切っ先をすんででかわしつつ攻撃するッ!!

《剣客》との戦闘はバスルームへと移った。
切りあいの最中で破壊された電気機器が浴槽へ落ち、漏電している!!
一瞬の隙をつき、ニックは《剣客》を浴槽へ叩き落す事に成功!勝利した。

ホッとするのも束の間、聞き覚えのある声とともに一発の銃声がッ!!!
その声の主は、倒されたと思っていたスラッグだった!!負傷するニック。
『包丁じゃあ弾は止められないだろう』と余裕で笑うスラッグに向け、ニックは持っていた居合刀を投げつける。
見事に刀はスラッグの体を貫くが、それでもスラッグを倒せない!!
再び銃を手にしニックを撃とうとした瞬間!
ニックの剣が唸りをあげ、スラッグを谷底へと切り落とすのであった…