●ユーノス・ロードスター5『オープンカーを知らない日本人・3』

 


こう考えると、あまりイイ事だらけでも無いのですが、それを補って余りある程の《爽快感》があるのが『オープンカー』の魅力です。

それに《雨盛り》のクレームをつけるのは『日本人だけ』だそうです(;´▽`A``
諸外国では『オープンカー』というジャンルは完全に確立されており、ちゃんと『オープンカーとしての《使われ方》』をされているんだそうです。
つまり『オープンカーは晴れてる時に乗る車。雨の時は雨漏りくらいするよ』という感覚みたい。
風土の違いもあるカモ?ですが、何だか《国民性》が出てて面白いですね。


『日本人はオープンカーにもセダン並の快適性を求めるので開発が難しい』

とはロードスター開発者の言葉です。
この言葉からも、国内の『オープンカー』に求められる要求の高さが窺えます。

『雨漏りがある』と書きましたが、モチロン普通の雨程度では雨漏りしません。
豪雨時に限り、その勢いにゴムパッキンが負け、何滴か《したたる》程度です。
   

●ユーノス・ロードスター6『個性が発揮出来る車♪』

さてさて。
『乗員人数が少ない!』『荷物も多く積めない!』『時には雨漏りもする!』と様々な問題が発生してしまうこの車。ヽ(´〜`;
けど、それ以上の魅力があるのも、また事実ですよ♪
そのひとつとして挙げられるのが『自分色に出来る』という事です。
まずは下の画像を見比べてみて下さい。
 

側が『現在』、そして右側が『5年前』のシミズヒデキの愛車です。
5年前の段階で《フロントスポイラー》がスデに変更されてますが、まだノーマルの状態に近かった時です。(1ページ目にある画像が完全なノーマル状態)
大きな変更点は《ヘッドライト》《ボンネット》!結構イメージが変わりますね♪

そう!『ロードスター』という車は、本当に《パーツ》が豊富なんです!!
それゆえに、まさに『自分好み』に仕立て上げる事が出来る車です。( ^ー^)ノ
ノーマルの状態のまま『クラシカル』な雰囲気で乗るのも良し。
スポイラーやパーツを装着して『スポーツ感』を強調するのも良しです。
何だか《大きなプラモデル》という感じもしてきますね〜。

乗る者(年齢)を選ばない車なので、スポーツカーに抵抗のある女性や年配の方にも人気があったりします。
以前、ハンティング帽に茶色のジャケット、首にはマフラーという洒落た格好のご老人が、ロードスターをフルオープンにして走らせているところを見ました。
そのご老人の姿と、クラシカルな雰囲気のロードスターがよくマッチしていて!とてもカッコイイなぁと思いました。