2004年9月20日日曜日
BRAND X 『UNORTHODOX BEHAVIOUR』
1976年リリースのブランドXのデビュー作です。当初、フィル・コリンズが、ジェネシスでのライヴ・パフォーマンスがドラマーとしてではなく、ヴォーカリストとしての比重が増した事で、「おいらはドラマー」な彼が存分にドラマー出来るバンドとして作ったバンドとも言われてた、英国ジャズ・ロック・バンドです。
フレットレス・ベースのパーシー・ジョーンズのプレイも無論凄いのですが、「やっぱりフィルは巧い!」とフィルのバカテクに関心させられてしまうのであります。
同じドラマーのビル・ブラッフォード(この頃、2人はジェネシスでツイン・ドラムを演ってました)が結成した英国ジャズ・ロック・バンドのブラッフォードともよく比較されますが、ブランドXの方がメンバー全員で創った曲が多く、曲創りの点ではブラッフォードよりもセッション性の強い曲が多い気がします。
2004年9月12日日曜日
JETHRO TULL 『AQUALUNG』
1971年にリリースされたジェスロ・タルの4作目です。
ジェスロ・タルを聴いていつも思うのは、マーティン・バレの弾くギブソン・ギターの音が素晴らしい事です。
イギリス・トラッド・フォークの影響を受け、マーティン・バレの弾くハードなギター、そしてイアン・アンダーソンのヴォーカルとフルートを絡ませたサウンドは独特です。実は私は生のジェスロ・タルを観た事がないのですが、クレジットによると、アコースティック・ギターを弾いてるのはマーティン・バレではなく、イアン・アンダーソンの様です。これは意外でした。