安田しん二レコーディング日記
私、安田しん二のスタジオ、FAB ROCKS REC. HOUSEでの奮戦記です。
FAB ROCKS REC. HOUSEはNon DIGITALにこだわった、
ANALOG専門のレコーディング・スタジオです。

2000年8月29日火曜日〜2000年8月30日水曜日
 いやいや、参りました。チンパン君が「バンドを辞めたい」という事で、それといろいろと所用もあったし、1ヶ月以上の間が空いてしまいました。
 やはり彼にはレコーディングはきつかったのかなぁ?私があまりに厳しくしたからでしょうか…。きっと、本人も相当悩んだのでしょう。ま、私達の方は、これからよすおさんと2人になりましたが、「以降も張り切ってレコーディングを続けよう」と言う事です。つきましては、せっかくですがチンパンのギターは録り直しをします。私とよすおさんがギター担当です。よすおさん、また2人になっちゃったけど、頑張ろうな。。。。。

 今回伊豆に参りましたのは、新曲のデモ・テープとテープ編集をする為です。AKGのD12Eというキック収録に最適なマイクロフォンも買ったので、友達のエンジニア、タッキーことタキザワオサム君とチェックします。マイクロフォンの特性を知っておくという事は、エンジニアリングする上で最も重要な事です。例えば楽器の音を聴いて、「この楽器にはこのマイクが合ってる」とか、「この曲の場合はいつものあのマイクより、こっちの方が良い」と言う様に、エンジニアの教養と感性でマイクロフォンを選択するのです。ちょうど野球の監督が「代打はこの場合は誰を出そうか」、みたいのと似てますね(?)。

 今回のデモ・テープは、マイナー調のバラード、ミッド・テンポ、ミッド・ロッカ・バラード調の3曲です。デモは全て私がフェンダー・ローズ・ピアノでの弾き語りで、よすおさんは見物です。自分で言うのも何ですが、どれも良い出来だと思います。これからレコーディングに入って更にアイデアが注ぎ込まれますが、やはりギター1本、ピアノ1台の弾き語りでも良い曲というのは基本ですね。


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