安田しん二のスポーツ観戦日記
2002年6月編

私、安田しん二が一スポーツ・ファンとして書く、独り言のコーナーです。
これは私の個人的な意見で、独断と偏見によるものであります。
そこのところをどうか御了承ください。

2002年6月1日土曜日
 ボルチモアでの対オリオールズ戦、マリナーズは残念ながら負けちゃったね。延長10回無死満塁のピンチでレフトのマクレモアを2塁ベース上に守らせるという凄いシフトをとったんだけど、残念ながらダメでした。しかし、イチローは5打数3安打で打率を.362まで上げてきました。安打数もトップのヤンキースのソリアーノにあと2本と迫ってきましたし。オリオールズのコーチはイチローを「あんな恐ろしい打者は見たことない」って言ってたそうです。そう言えば、私がシアトルに行った時に、スポーツ・ニュースで他チームのピッチャーが同じ様な事を言ってましたっけ。「イチローは、穴が無い。やっと弱点を見つけたと思うと、次にはそれを克服してくるし、自信を持って投げた玉はファールでカットしてくる。投げる玉が無くなって、やけくそになって投げた玉はやっぱりヒットされる。シフトを敷くと、簡単にその逆に打ってくるし。深く守ればバントしてくる。ストライクゾーンで勝負しないでいると、ファーボールを狙ってくる。そして塁に出られると走られてしまうので、私達はパニクってしまうんだ。あんな頭の良いやっかいな選手は見たことないよ」と、まあこんな感じの事を言ってましたよ。アメリカのファンはそう言う事をちゃんと理解して野球を見てるんですね。ですから、「イチローはきっと何かやってくれるぞ!」って思いがシアトル・ファンにはある様です。私は、往年の長嶋さんを思い出しました。

 ジャイアンツですが、昨日の対広島戦はボロボロでした。ランナー1、2塁の場面でのバント処理を上原がコケかけてオール・セーフにしたところから、アヤがつき始めましたね。もう見てられないので、私はテレビのチャンネルをサッカーW杯、『ドイツvsサウジアラビア』戦に切り替えてしまいましたよ。

 『ドイツvsサウジアラビア』戦、キック・オフ直後でもう、ドイツのフィジカル面の強さが分かり、両チームの実力差が感じられました。この試合でサウジはきっと指揮官の進退問題に発展するでしょうが、なんかそんなレベルの事ではないような気がします。それにしてもドイツ人ってでかい(オランダ人もだけど。シアトルの人もでかかった。何しろ10分も町を歩けば、2m級の大男を3人くらいは見掛けます)。キック・オフ直後私は、「こりゃ、今日は6−1位になるぞ!」と言ってましたが、終ってみれば8−0でドイツの圧勝でした。サウジはドイツのあの体格による強さに圧倒されてました。私はサッカーの事はあまり詳しくないのですが、アメリカはけっこういい所まで行くと思いますよ(サッカー通の皆さんは笑いますが……)。サッカーに限らず、あの国のスポーツ選手の逆境での強さや、本番で如何に力を出し切るかという能力はハンパじゃありませんもの。技術的、経験的なものはかなわなくても、相手に凄まれて負けるような事はないと思います。私の“知ったかぶりW杯予想”はさて、どうでしょうか?

2002年6月3日月曜日
 昨日はジャイアンツもマリナーズも負け(佐々木が打たれた!)、ちょっとテンション落ちちゃいましたが、今日のマリナーズは凄かったです。なんとオリオールズに対し(ビジター・ゲーム)、6−0で負けてたのをひっくり返し、最終的には8−11で勝ってしまったのですから。そして驚くべきは、イチローがメジャー初の3番DHで登場、5打数4安打、打率.375という驚異的な数字を打ちだした事ですね。ヒット数もア・リーグのナンバー・ワンです。打率は2位のスウィーニー(ロイヤルズ)が.340ですので、.025もの差を広げた事になります。もう、ブッチギリですよね。

 ドジャースの石井は9勝目を挙げ、伊良部も12Sを挙げました。

 それから、NBAのウエスタン・カンファレンスの優勝はロスアンゼルス・レイカーズでしたね。キングスは惜しかった。個人的には、マーヴェリックスが敗れてしまってるので、興味が薄れてしまってるものの、やはりキングスのことはちょっとだけ応援してたのですが……。これでファイナルは、ニュージャージー・ネッツとロスアンゼルス・レイカーズの戦いとなります。私はジェイソン・キッド(元マーヴェリックスだよ)のいるネッツを応援しますよ。実を言うと、私は“アンチ・シャック”なのであります。でも、“アンチ”もファンのウチなんですけどね。“アンチ・ジャイアンツ”みたいなモンですね。

 キューバ野球の方ですが、なんと往年の主砲2人、オレステス・キンデランとアントニオ・パチェーコが日本のシダックスというセミ・プロのチームに来る事になりました。キューバは今、日本のプロ野球に選手を出すか出さないかと言う事で、微妙な態度をとってますのでとても気になりますね。

2002年6月4日火曜日
 昨日に引き続き、3番に座ったイチローですが、最初3打席目迄ヒットが出ないとなると、4打席目は得意のバント・ヒットで出塁してきました。続く第4打席目も2塁への内野安打で、この日は5打数2安打、打率を.376と上げてきました。2位とは.033の差があるらしいですが、もうぶっちぎってますね。

 さてさて、サッカー・ニッポン代表は2−2の引き分け。勝ち点1を挙げましたが、個人的に思うには惜しい、もったいない!って感じです。私にはジャッジが公平でなかった様に感じられましたが、それって負け惜しみでしょうか?森岡の怪我退場は痛かったです。あそこで交代枠の3人を使い果たしてしまい、「柳沢に代って、ゴン(又は西澤)」って出来なかったのが悔やまれます。でも、それをトルシエさんの所為にするのはどうかな?サッカー通は結構、「何故、秋田でなくて宮本なんだ!」とか、「森島の前に中山だろ!」って言って、うまく行かないと責任をトルシエさんに押し付けるムキがありますが、暖かく見守ってあげて欲しいもんです。やっぱり、私がサッカー通でないシロウトだからでしょうかね?でもでも、日本は過去に比べて明らかに強くなってると思います。今日の試合は終始日本が押してましたし、この調子でロシア、チュニジアを連破して欲しいです。なぁに、悲観することなんてありませんよ、引き分けでもよくやりましたよニッポンは!!がんばれ、ニッポン!!!

 それから、韓国は歴史的な初勝利、おめでとう!日本としては“W杯初勝利”で先を越されてしまいましたが、なぜか悔しさはないです。それよりか、何十年も頑張ってきた韓国サッカー界、やっとW杯で勝利出来き、サポーター達が喜んでる姿を見ると嬉しい気持ちです。やはりW杯のホスト国同士、「お互いにがんばりましょう!」って感じです。

2002年6月5日水曜日
 今日のマリナーズは、延長10回、長谷川が打たれてアスレチックスにサヨナラ負けを喫してしまいました。残念です。イチローは2安打打ったものの(4−2で打率は.378に上げました)、本塁憤死の走塁ミスもあったりとかで、なんとなく後味の悪い結果となってしまいました。

 ドジャースの野茂も、対ロッキーズ戦、勝ち投手の権利を得ての降板でしたが、みすみすそのチャンスを無くしてしまいましたね。ま、代りに45歳のオロスコ投手が4年ぶりに勝ち投手になったから、今回はヨシとしましょうかね。40代の野球選手、是非頑張って欲しいです。

 サッカーW杯は、フィーゴ、ルイコスタ、コンセイソン等スターを擁するポルトガルに、アメリカが勝ちました。私の予想は「アメリカはやるぞ!」でしたので、鼻高々です。仲間ウチでは、私の“アメリカは強いぞ”説は笑われてましたが、「どーんなもんだーい!」って感じです。「強いものには屈しない!」と言うアメリカ魂を見た感じがします。フィジカルな面でも、強さはありますよね。なんてったって、アメリカにはバスケ、ホッケー、アメラグ等のフィジカルなスポーツが根づいてるんですから。しかし気になるのは、何故かアメリカ・チームに対しブーイングの嵐が起きてた事です。気になるなぁ……。

2002年6月6日木曜日
 ジャイアンツは惜しかったです。『福岡ドーム』ででの対中日戦、2−1で負けてしまいました。なんとも哀しいですが、そんな哀しさもサッカーW杯のどさくさに紛れてしまうのでしょうか?

 そう言えば、今日の東京スポーツに、「横浜ベイスターズはサッカー杯後に、成績不振を理由に、森監督を解任する」と出てました。フロント・サイドに言わせると、権藤さんの頃のノー・サイン野球で一度成功した横浜は、森さんのサイン重視の野球(普通はそれなんですけど……)ではやっぱ駄目だと言う事になったらしいのです。今更そんな事言われた森さんは、たまったもんじゃありませんよね。だいたい横浜には、管理された野球が合わないって言うのは、昔っから分かってましたが(古い話、古葉さんも合わなかったですよね)、だからといって、いつまでもそれじゃ常勝チームには成れませんよね。だから森さんを説得して連れてきたんだと思うんだけど……。なんでもフロント・サイドが森さんに、「ノー・サインでやらしたらどうか?」と進言したとかしないとか……。永年積み重ねて来た、森さんの野球観を足下から崩してしまう様なこの事が本当だったら、たまったもんじゃありませんよね。森さんに同情してしまいますよ。そう言うフロントは、ちゃんと佐々木、ローズ、谷繁の抜けた穴を埋める事が出来たのでしょうか?その責任を森さんに転嫁してしまってるのだとすると、誰が監督になっても同じなのではないでしょうかね?でも、東京スポーツにはその後任という事で、我らが中畑清の名前が挙がってました。…………、ん〜〜〜、しょうがない!ジャイアンツ・ファンとしては痛いけど、その“ノー・サイン野球”を横浜が構築する為であれば、敵に塩を送るつもりで、清を快く送り出しましょう!でも、それだったら川藤さんの事もお忘れなく。もし、“ノー・サイン野球”をやるのだったら、これ以上な人はいないってほどの人材だと思います。話題性だったら、野球の監督以外でもいいかもよ。岡田監督とかトルシエさんとか。でも、もし私がフロントだったらこんなアイデアがあります。それは、毎試合ごとにファンの中から監督を選ぶってのですが、どうでしょう?“監督権”を1試合、たとえば100万円で売るのです。で、勝ったら100万のうちの50万円戻ってくるってのはどうでしょうか?仮に135試合全部負けても、球団としては1億3千5百万円儲かりますよ。監督に選ばれたファンだって、50万か100万かは大きいので、必死にやると思いますよ。当日になって、やっぱ自信が無くなっちゃったら、ヘッド・コーチに「お任せで」と言って、オプションで“お任せコース”も設定しとくと、より親切かもしれませんね。それから、特典として、先発メンバー全員のサイン入りユニホームが付きます。勿論、ユニホームの背番号はその人の専用番号で、201番〜315番の中から選べます。但し、222番と300番はオプション料金で100万円アップ、永久欠番にしたい場合は更に200万円アップです。勿論、記念撮影付きです(こちらはオプションにしない)。球団は儲かったお金をドーム建設の為などには使わずに貯めておきます。そして翌年、そのお金で星野監督を呼ぶのです。………………ちょっと、悪乗りしすぎちゃいましたね、反省……。

 サッカーW杯は、FAB ROCKS REC. HOUSEでよすおさんとふたりで観て盛り上がってましたが、フランスはウルグアイ相手に10人で戦って、善戦したものの勝てず、痛い引き分けとなってしまいましたね。アンリのレッド・カード退場は痛すぎます。次の試合では、アンリ、ジダン抜きでどうやって戦うのでしょうか?勝ち点3は必須ですので、頑張って欲しいですね。

2002年6月7日金曜日
 マリナーズ、イチローは凄いです。今シーズン初のホームランを含む3−3で打率.384まで上げてきましたよ。残念ながら対アスレチック戦、チームは負けてしまいましたが……。今シーズン初のホームランと言う事ですが、別にイチローの場合は狙えばいつでも打てたと思いますよね。シーズンが始まる前、チームでホームラン競争を演ったら、なんとイチローが優勝してしまったなんて事があったくらいですから。彼は常に1番バッターに徹してるので、やはり塁に出ることを目標にバッター・ボックスに立ってるのです。しかし、シーズンで10本以上はホームランも打って欲しいなぁ、せっかくだから。これってファンのわがまま?

 一方、ジャイアンツはまた負けてしまいました。途中までは2−0とリードしてたのにね……。桑田も味方の援護が毎度貰えず、ちょっと気の毒ですが、彼のようなベテランはそれでも気持ちを切らす事無く、これからも頑張ってくれると思います。いつか必ず打線が爆発してくれると、私はそう信じております。

 それから、サッカーW杯、『イングランドvsアルゼンチン』の因縁対決は凄かった。テレビをよすおさんとふたりで観てたのですが、イングランドのあのオーエンのスピードにはビックリしましたよ。日本にオーエンがいたらなぁ、なんてしょーもない事を考えちゃいました。そしたら、楽勝でロシアにも勝てると思います。バティーでもいいんだけど……。

 ところで、何故イングランドはイギリスとして出場しないのかと、いつも不思議に思ってましたが、サッカーW杯の場合、オリンピックの様に国ごとではなくサッカー協会ごとの登録ですので、それぞれの地区で協会のあるイギリスからはイングランドやスコットランド、ウェールズ、アイルランドという具合に別れて出場してるのだそうですね。元々はイングランドとスコットランドの対抗戦から発展したのがW杯らしいです。そう言うことから、イギリスだけそうなってるって聞いた事があります(私の言ってる事はあまり鵜呑みにしません様に。何しろ、言ってるのがこの私ですから……)。

2002年6月8日土曜日
 ジャイアンツは中日にやっと勝ちましたね。それも1−0という際どいゲームでした。上原はよく頑張りましたね。実は、よすおさんの車の中で中継のラジオを聴いてたのですが、途中までは「もしかして、完全試合!?」などと勝手な事を言いながら聴いてました。5回の表に斎藤がエラーしたので、「今度はノー・ヒット・ノー・ランだぁ!」と気持ちを切り替え、その後の6回の表、井端に初ヒットを打たれると、「しょうがない、完封で我慢してやるかぁ」と………、凄く勝手ですよね、私達は。上原の完封を「しょうがない」だなんて、罰当たりもいいところです。反省です。

 マリナーズ、イチローは4−0でした。試合もカブスとのナショナル・リーグ交流戦の第1戦目を勝つ事が出来ませんでした。ま、流石のイチローでも、ヒットを打てない日だってありますよね、人間なんですから。

2002年6月9日日曜日
 今日は日本のサッカーの歴史的な日と成りました!!なんと、対ロシア戦を1−0の完封でW杯初勝利です!!当然私はテレビの前で絶叫しておりました。稲本は攻守共々冴えてましたね。ベルギー戦で交代した途端に点を入れられてしまったDFの宮本や、GKの楢崎も頑張ってました。これで日本が決勝トーナメントへ行く道はかなり広がったと思います。あとは明日の『チュニジアvsベルギー』がドローですとより良いのですが……。何しろ、サッカー日本代表、歴史的な勝利お見事でした、おめでとう!!!!

 試合が終ってから偉そうに言うのも何ですが、私は日本の勝利は堅く信じてましたよ。私はロシア製のカメラを好きで何台か持ってますが、その性能と言い、信頼性と言い、作りと言い、まるで怪しいとこだらけで、日本製のカメラと比べると「月とスッポン」、「ゴジラとカエル」、「美人とドブス」って位差があります。それを当時は国家をあげて“御国”で作ってたんですから……。「そんなモン平気で作ってる国が、我が日本に勝てるわけなんぞない!」と、わたしゃ本気で信じてやしたぁ!ま、サッカーとはまるで関係ないんだけど……。

2002年6月10日月曜日
 日本サッカーに朗報です。『チュニジアvsベルギー』がドローになりました。これで益々日本の決勝トーナメントへの道は近づきました。でも油断は禁物ですよ。

 それから、『韓国vsアメリカ』もドロー。この試合、かなり因縁めいてます。と言うよりは、韓国の方が一方的にアメリカを敵視をしてるみたいですね、どうやら。そもそもはソルトレークシティーの冬季オリンピックでの、『スピード・スケート・ショート・トラック1500mの決勝』の“疑惑の判定”が切掛けだそうですが(たしかに変だったかも)、でもサッカーとスピード・スケートといったい何の関係があるのかなあ?まあ、気持ちは分からないでもないけど、それを言ったら日本もフランスに対して、前回のオリンピック柔道重量級決勝、篠原選手は疑惑の判定で金メダルを逃してしまいましたが、その事でフランス・サッカー・チームにブーイングを浴びせるのかなぁ?日本の場合、せっかく名誉あるW杯のホスト国になってるのですし、サッカー以外のスポーツの因縁はリセットして、気持ち良くサッカーをやらせてあげて欲しいですよね。

 昨日ロシアでフーリガンが大暴れして、在ロ日本人に被害が出たとか言うニュースを聞きましたが、いったいなんと言う事でしょう!「ちょっといい加減にしろよ」と言いたくなりますね。ひょっとしてやっぱり、今更日露戦争の恨みでしょうか?だったら、そっちこそ早く北方四島を返せっつうの!そうだ、ここは公平に、北方四島と鈴○宗男の交換トレードって事でどうでしょうか(御互いに利害関係が一致してて良いと思いますが……こんなアイディア、“いかがなもんかと”……)。いずれにせよ、早くあのコンスタンチンちゃんに偉い大人に成ってもらって、そのような事が起きない様にしてもらわないといけませんね、もう。

2002年6月11日火曜日
 カージナルスの田口壮がマリナーズ戦でメジャー・デビューを9番センター先発出場で飾りました。結果は3−0でしたが、メジャーの1つの試合に、元神戸オリックス・ブルー・ウェイブの選手3人が揃うと言う事になりました。メジャーでの先輩、イチローの方は3安打し、打率を.373とまた上げてきました。ハッキリ言ってマリナーズ・ファンの私ですが、同じ日本人の田口にも頑張って欲しいです(やっぱりヒットを打たせてあげたかったです)。

 サッカーW杯、前回の優勝国のフランスは怪我をしてたジダンを出してきましたが、結局W杯では1ゴールも決められず、1次リーグ敗退となってしまいました。これがW杯の恐ろしさなのでしょうか?フランスがまさか1次リーグで敗退するなんて、誰も予想してなかったのではないでしょうかね。ニュース番組を観てましたら、本国では、「フランスの恥だ!帰ってくるな!」と言ってた人がいましたが、そんな事言ったらあまりにも可愛そうだと思いますよ。たしかに国の威信に懸けても頑張って欲しいのは分かりますが、フランス・チームだって何も負けたくて負けたわけではないでしょ?

2002年6月12日水曜日
 なんとサッカーW杯は昨日のフランスに続き、アルゼンチンまでが1次リーグ敗退となってしまいました。試合の方はボール支配率66%(ドイツがサウジアラビア相手に8−0で勝った試合でさえ、ドイツのボール支配率54%だったと言いますので、66%と言う数字はいかに驚異的数字かが分かります)と圧倒的に押したにもかかわらず、鉄壁の守りのチーム、スウェーデンに対し1−1のドローでした。バティーもクレスポも涙でしたね。バティーは代表としてはこれで引退ですので、さぞかし無念だったのではないでしょうか(貰い泣き)。

 『イングランドvs南アフリカ』戦は、イングランドは試合前から既に決勝トーナメント進出を決めてたのに対し、南アフリカはドロー以上で決勝進出が決まるはずでした。借りに負けても、2−3でしたらライバルのパラグアイが得失点差2点以上獲って勝たなければならなかったのですが、パラグアイは3−1で大逆転勝ちしてしまいました。結果、得失点差で並んでしまったのですが、今度は総得点と言う事でパラグアイが1点多く獲ってた為、決勝リーグ進出はパラグアイと言う事のなってしまいました。南アフリカは、同時にキック・オフした『パラグアイvsスロベニア』戦で、パラグアイが前半まで0−1で負けてたのは知ってたはずです。しかしその後、パラグアイが3−1と逆転したのをまるで知らなかった様な戦い方になってた様な気がしました。

 MLBでは、マリナーズのイチローがオールスター・ファン投票の中間発表でバリー・ボンズを抜き、両リーグの全ての選手の中で最多得票数を獲得してました。いつも言いますが、イチロー人気は凄いですね。試合の方では、3打数2安打2フォア・ボール(ウチ1つは敬遠)で、打率.377と上げてきましたが、チームはカージナルス相手に4−7で負けてしまいました。これで対戦成績は1−1の五分五分です。カージナルスの田口は9回の裏の守備でレフトにつきましたが、結局田口の所へはボールは飛んで来ませんでした。

 そして読売ジャイアンツの方ですが、ヤクルトに負けてしまいましたね。阪神も負けたので、首位とのゲーム差は広がらなかったのですが、このどさくさに紛れて知らず知らずのウチに順位を落としてた、な〜んて事にならないようにしなければいけません。松井はせっかくの誕生日、チームの勝利で飾れなくて残念でしたね。

2002年6月13日木曜日
 NBAファイナル、『ニュージャージー・ネッツvsロスアンゼルス・レイカース』ですが、レーカースが圧倒的な強さでスウィープ4連勝で3年連続14度目の優勝をしました。MVPはやっぱり、シャキール・オニール(レーカース)でこちらも3年連続3度目の受賞です。ジェイソン・キッド率いるネッツは残念でしたが、やはり今年はウェスタン・カンファレンスの方がレベルが高かったって気がします。私の応援してるマーヴェリックスもウェスタン・カンファレンス、来年こそは頑張るでしょう。個人的には、ちょっとつまらないNBAファイナルだと思いましたね。なんと言っても、ロスアンゼルス以外では嫌われてるカンのあるレーカースが優勝してしまったので、アンチ・レーカースは悔しがってる事でしょうね。私の友人(アメリカ人)は、「真のスポーツ・ファンはロスアンゼルス・レイカースとニューヨーク・ヤンキースと東京ジャイアンツは応援しないもんだぞ!」ってよく私に言います。どういう事か御分かりでしょう?金の力で選手を集めて強くなる、いわゆる「金満体質なチームなんか応援するな」っちゅう事です。分かるんですけど、ジャイアンツだけはなぁ……、困ったなぁ。でも、たしかにレーカースとヤンキースは好きになれないのも事実(と、言いつつキャップやシャツなど、チーム・グッズを結構持ってたりしてるんだけど……)。ジャイアンツの場合だけは、お金で選手集めるのもいわゆる「企業努力」って言う事で、調子よく無理やり納得してるんですが、それにしてもナベツネさんだけはどうも好きになれないんですよ。そのナベツネさんの悩みは、来年はFAの権利を既に得てる松井がMLBに行くかもしれません。ナベツネさん始め、ジャイアンツのスタッフは松井がMLBに行かないようにプレッシャーを掛けてる様ですが、私は個人的には松井をMLBに行かしてあげたいです。ジャイアンツは獲れるモンは何だって獲るんだから、逆にFAで選手が出て行く時には文句なんて言えないでしょ?松井がMLBに行っちゃって困るんだったら、それこそ代りにお金を使ってMLBからソーサやボンズ級の選手を獲ってくればいいじゃん(かなりお金が掛るけど……。でも来ないかぁ?)。ジャイアンツには若手の良い選手がいるので、松井がMLBに行く事で、それらの選手達にチャンスも巡って来ますしね(別に松井が要らないとは言ってませんよ、念の為)。せっかく有望な若手がいるんだから、松井に続くスターをドンドン育てて欲しいです。

 ところで気の早い話、松井はどのチームに行くんでしょうか?一部では東海岸のチームが有力とありましたが、マリナーズに行ってくれればなぁ、って思います。それからFAはまだだけど、西武の松井稼頭央もメジャー指向が強いと聞きます。その時は是非マリナーズへ行って欲しいです。

 マリナーズは今日は5−0で田口のいるカージナルスを降しました。イチローは4−1で打率は.373と.001下げましたが、田口の方は代打で出て来て三振してしまいました。がんばれ田口くん!………って漫画ありましたよね、昔。あっ、あれは『ガンバレ!タブチクン』だったぁ。

 ジャイアンツは0−5と負けてましたが、なんと逆転し、延長11回裏、福井のサヨナラ3ラン・ホームランで勝ちました!清原の9回裏2アウトからの同点ホームランも見事です!!私は0−5、特にペタジーニにでっかいホームランを打たれた時点で諦めてしまいましたが(チャンネルは『イタリアvsメキシコ』のW杯サッカーへ変ってしまったのは言うまでもありません。ゴメンナサイ)、こんな事もあるんですね。いやあ、嬉しい!!

2002年6月14日金曜日
 今日の話題は、「サッカー・ニッポン、決勝トーナメント進出、おめでとう!!!!!」、これにつきます。チュニジアに対し終始押しぎみに試合してました、アッパレです。対戦前、チュニジアは日本のこの時期のジメっとした気候で疲れるという予想がありましたが、前半の最後の方は、逆に日本の方に疲れが見え始め、チュニジアに攻められてました。「こりゃ、やばい!」と思ったのはこのあたりくらいなもんで、後半はのっけから選手2人を入れ替えて参りました。トルシエさんは凄い冴えてましたね。また、“ヒーロー稲本”に代っての森島と市川は、よく頑張りました。あれは偉かった。もし、あそこであの2人が活躍出来なかったら、「何故稲本を引っ込めたんだ!」と雰囲気が怪しくなるかもしれなかったのに、そのプレッシャーを跳ね返す、ナイス・ジョブでしたよ。特に森島は、あの小っちゃな体で凄いですよ(私なんか、森島を見るといつも、「♪勉強しぁまっせ引っ越しのーサカイ〜」を思い出してしまいます、ナンででしょ?)。あの「あれ?!こんなとこから出て来たぁ〜!」と言う神出鬼没な動き、敵は面食らった事でしょう(モグラかプレデター、それか潜水艦ですな)。
 中田も待望のゴールを決め、小笠原との交代の時にも、チームに指示を出してからベンチに下がりました。日本選手は確実に成長しましたよね。それはインタビューとかを観てても分かりますね。以前だったらマスコミとかに踊らされて、「俺ってスターだも〜ん!」って感じに、浮き足立ったところがありましたが、ロシア戦とかの後にも空喜びせずにモチベーションを保ち続け、サッカーに集中してたと思います。Jリーグが出来た頃から比べると、確実に真のプロフェッショナルの集団になったって気がします。
 さあ、決勝トーナメントの相手は、トルコです。トルコと言われて思い付くモンって言えば、「行進曲」、「御風呂」、*「シンバル」っちゅう位ですが、当然もう研究してあるはずです(これまで2回戦ってます。1988年に戦って0−3で負け、1997年には1−0で勝ってます。因みに、この時もゴールしたのは森島でした)。トルシエさん、スタッフ、選手のみなさん、宜しく頼みますよ!
 それから韓国もおめでとう!ポルトガルは最後9人で可愛そうでしたが、終始韓国が押してましたね。韓国はフィジカルでも強いですね。決勝トーナメントの相手がイタリアって言うのはちょっと難ですが、昨日の韓国だったらひょっとする事だって充分考えられます。
 *シンバルはトルコ製が最もポピュラーです。

2002年6月15日土曜日
 今日からW杯は決勝トーナメントが始まりました。ドイツ、イングランド共に波乱もなく順当に勝ったのではないでしょうか。イングランドの選手では、私が注目してるのはベッカムよりもオーエンです(それくらいしか知らない)。そのオーエンが1発決めましたね。ベッカムの髪形を真似する奴は出て来ても、オーエンのあの絶壁頭を真似する奴はそうは出て来ないでしょ?モヒカン刈り経験者の私としては、あのベッカムのヘアー・スタイルは“勇気無きモヒカン”です。だって嫌になったら出っ張ってる部分だけカットすれば、普通にもどるでしょ?真性モヒカン(この“真性”という響きは、男としてドキッとします)でしたら、道はスキン・ヘッドか弁髪くらいしかありませんからね。リスク大きいですよ。私がもしサッカー日本代表で、奇抜なヘアー・スタイルでW杯での注目を浴びたいと思ったら、間違いなくチョンマゲ、それも“飛脚スタイル”にしますよ。もちろんその時は、トランクスの裾をちょっとブルマ風に上げとかないといけません(歌舞伎調のメイクをすればなお良い)。そうすれば世界の親日家の皆様方からは絶大な支持を頂けるはずです。それから、宮本のフェイス・マスクは良いですよ。あれはトレード・マークとして定着しますよ、きっと。だから、宮本には鼻の骨折が直っても続けて欲しいです。イギリスでは、“バットマン”とか“ローンレンジャー”とかって言われてるって聞きましたよ。六本木あたりのS●業界の方々からも、きっとヘンな人気が出ると思います。それに宮本はハンサムですからね。あれが仮に森岡や戸田だったらきっとウケないと思います。でも一般の人の間で流行るのだけは止めて欲しいですね。だって、あんなのしたのが何人も、平気で町を徘徊してたら気味悪いじゃないですか。あれは宮本がやるから良いんです!

 ジャイアンツは今日の対阪神戦の首位決戦直接対決の第1戦目を勝利しました!これでゲーム差は並びましたよ。桑田は防御率は良いのに勝利に恵まれてなかったので、そう言う事でも嬉しいですね。阿部もホームラン打ちましたし。

2002年6月16日日曜日
 今日のジャイアンツは凄いです!阪神を延長の末、元木のタイムリー2塁打で試合を征しました。これで単独首位です。流石“くせ者”元木。ジャイアンツは9回に頼みの綱、河原が打たれてしまいましたが、ジャイアンツだって阪神の絶対的守護神、バルデスから勝利をもぎ取りました。この勝利は大きいですよ!世の中サッカーW杯で盛り上がっているスキに、ジャイアンツはいつの間にかチャッカリ首位を頂いてる。まるで“火事場泥棒”みたいですね。

 マリナーズの方はパドレスとの交流戦、惜しくも負けてしまいました。イチローは1安打しましたが、打率は下がってしまいましたね。そうそう、イチローのインタビューの本ってのを買ってきましたが、これがなかなか面白いんです。けっこうお薦めです。

2002年6月17日月曜日
 マリナーズはパドレスとの交流戦、今日も星を落としてしまいましたね。相手のピッチャーは若手、今日メジャー初登板のペレスです。しかしイチローの方は、5−3で打率を.375に上げ、今シーズン早くも101安打目のヒットを打ちました。長谷川も中継ぎ登板好投し、あとはチームが勝ってくれれば言う事無しだったのですが……。
 それからカージナルスの田口はまた3Aに降格してしまった様です。私が思うに、田口のバッティングを見てると、しょうがないかもしれませんが、ちょっと力みすぎてる感じがします(生意気言って申し訳有りませんが……)。数少ないチャンスを物にしたいが為に、どうしても力んでしまいますよね、普通。でも、どうせ力んでもダメなんだから、開き直って力を抜いたらどうでしょうかね?私達の世界でも、歌や演奏する時、一生懸命演ろうとすればするほど力んでしまい、良いプレーが出来なくなる事があります。私はスタジオに入る時に、よく心掛けてたのは、「スタジオ入りまでは一生懸命、本番は気楽に(つまり力まずに)」って事です。ま、ですが、分かっていてもなかなか出来ないんですがね。因みに、下手な人は気楽にやったらもっとダメって事がありますから、思い違いしない様にしなくてはいけませんよぉ(ガムシャラでいいと思います。私、生意気言ってますが……)。

 サッカーW杯、『アメリカvsメキシコ』は、アメリカが2−0で勝ちました。やりましたね、アメリカ。私の予想では「ベスト8までは行ってくれるはず」としていたので、とても嬉しいです。でも、今日の試合を観るかぎり、アメリカが強いとは誰もとても思わないんじゃないでしょうか。ボール支配率は30%そこそこで、終始メキシコに押され続けてました。それにディフェンス時にわざわざ敵にパスをだしてしまったりとか、ミスも多いんです。穴だらけの“ハラハラ・サッカー”ですね。でも良いところもありますよ。1.当たりに強い。気性が荒いので、相手にぶちかまされても、その分野では負けてない。2.流石に派手好きなアメリカ人、攻撃のスピードがある。3.高さがある。4.本国で期待されてないのでノー・プレッシャー。5.応援のほとんどが相手国なので、開き直りの強さがある(アメリカ人って、こう言う理不尽なブーイングには逆に発奮し、かえって強くなる習性を持ってますので要注意です)。6.運が抜群に良い。……等々。観てて思ったのが、攻めるだけ攻めさせといて、なかなかやられない、まるで“王道プロレス”を観てる様な感じすらしました。さて次のドイツ戦が楽しみです。普通に考えるとドイツの圧倒的有利ですが、当たってくるドイツだけに、アメリカに対してその当たりが通じなかった時に、どう反応してくるか楽しみです。ちゃんと普通に落ち着いて、持ち前のテクニックと戦略で押せばアメリカは簡単にやられてしまうでしょうね。ま、これって全然サッカー通ではない私の独断ですが……。それでも、私はアメリカが勝つと信じてしまってる……、ただのアメリカかぶれかもしれません。

2002年6月18日火曜日(ポール・マッカートニーの誕生日だよ!多分60歳のはず。還暦だぁ!)
 今日は残念な事に仕事で、『日本vsトルコ』戦が観れません(でも、絶対日本はやってくれます!)。家にビデオをセットして仕事へ行ってきます。スタジオはなんと六本木の交差点の側。その時間帯の六本木、今日は雨が降ってるとは言え、どんなふうになってしまってるんだろう?では、仕事に行って来ま〜す(只今の時間10:30)。

 スタジオに着いて、スタジオの窓から外を見ますと、凄いお巡りさんの数です。このまま日本がトルコに敗れますと、この六本木はどうなるのでしょうか?私達は時間の合間合間にスタッフの持ち込んだ小型テレビに観入ります。家に帰ってビデオでゆっくり観るはずでしたが、実際にはそうはいかない様ですね。

 負けてしまった!0−1という悔しいスコアで………。残念、無念。しかし、アッパレだったではありませんか、日本は。きっと新聞やテレビなどで、「なんでああしなかったんだ!なんでこうしなかったんだぁ!」と言って、トルシエさんの采配にケチをつける評論家が必ず出て来ると思います、特にサッカーの場合。でも、私はトルシエさんと日本選手に「ありがとう!」と言いたい気持ちです。
 日本が敗れ、その瞬間、今度は4年後のW杯が始まりました。4年後の日本はかなり期待できると思います。読売のナベツネは「W杯が終ったらサッカーは終り」と断言してましたが、今まで俄サッカー・ファンだった私も、これからは“サッカー日本代表”の行く末を見守りたいと思います(まだJリーグには正直言って……ですが、努力するつもりです)。これを機会にもっともっと海外へ有望な選手を派遣して、同時にJリーグのレベルもアップして欲しいですね。

2002年6月19日水曜日
 サッカーW杯、日本代表の敗戦ショックから一夜明けて回りを見渡しますと、どうやら世間の人達もやっぱり私と一緒で元気が無い様です。と言うわけで、サッカーは残念でしたが、まだまだ良い事だってあります。なんとジャイアンツが延長戦を征し、5−3で横浜に勝ちました〜!しかし、河原の調子が悪いのが気になりますね。W杯で日程がとびとびになっている事が原因でしょうか?なんとか調子を取り戻して欲しいです。河原の調子が悪いと、首位をキープするのは難しいですから。
 でも、昨日の試合での一番の話題は、なんと岡島に代って代打でピッチャーの桑田を送った事でしょうか。原監督、なかなかやりますねぇ……と言いたいところです、が、しかし、桑田は責任重大ですよね。ここで代打に送られた桑田が結果を出さないと、原さんが評論家やマスコミから叩かれますでしょうし、選手からも不満が出るかもしれませんね。それを考えると、けっこうハイリスクだったかもしれませんね、やっぱり。
 何はともあれジャイアンツは勝って、阪神はまた負けたみたいなので、これでゲーム差が2.0に広がりました。星野さんの怒る姿が目に浮かびます。そう言えば、どこかのHPでやったアンケートで、トルシエさんの次の監督は誰がいいかという質問で、圧倒的な1位はなんと星野監督!……アハハハハハ………、笑うしか有りません。

2002年6月20日木曜日
 『ジャイアンツvsベイスターズ』戦は雨のため中止になってしまいました。せっかく昨日は延長戦を征し、勢いに乗っていきたいところですが、ま、この雨じゃしかたありません。

 所沢はドームでしたので、『ライオンズvsホークス』の試合がありましたが、最後は西武の代打、犬伏のサヨナラ3ランホームランで決着が付きましたね。

 それから、阪神はまた負けました。このまま、毎年恒例の指定席へ直滑降してしまうのでしょうか?ま、首位とのゲーム差2.5なんて、この時期たいした事ないですがね。阪神は焦らない事です。

 MLBの方は、ドジャース石井が11勝目を挙げ、3度目の日本人ピッチャー先発対決となった、『ロイヤルズ(マック鈴木)vsエクスポス(大家)』は3−6でエクスポスが勝ち、なんと大家投手は7勝目を挙げる事が出来ました。
 その他にも佐々木が16セーブ目を挙げ、伊良部も3勝目、新庄も3−1で打点1を叩きだし、日本人メジャー・リーガーは活躍しました。唯一、イチローだけがノー・ヒット。ま、こんな日もあるでしょう。

 それにしても驚いたのが、サッカー・イタリア・セリエАのペルージャのガウチ会長が、先日の『韓国vsイタリア』戦の決勝ゴールを決めた、韓国の安選手(ペルージャ所属)に対し、「あのゴールはイタリアを侮辱してる!」とか言って、一方的にペルージャ解雇の通告を出したとか。ガウチ会長は何を寝ぼけた事言ってるんでしょうかね。しかし、理不尽な事言いますね、ホント。そんなの、単に感情的になってるだけじゃないですか、って感じです。

 明日は事実上の決勝戦と言われてる、『イングランドvsブラジル』と、もう勝ちはドイツで決まり〜!って言う、『ドイツvsアメリカ』戦が行われますが、日本が敗れてしまった今、私はアメリカを応援しますよ、当然。ロックの国ですからね。『イングランドvsブラジル』もおんなじ理由でイングランドです。私がミュージシャンになった恩恵の大半は、アメリカとイギリスの音楽から得たものですから、なんと言っても。

 それにしても、アメリカはまるで注目されてませんよね、悲しい事に。私も、普通に考えれば絶対にドイツが勝つとは思いますが、それだけでは決して計り知れる事のない、スポーツ超大国のアメリカの秘められた力が爆発する事を願ってます。もし、ここいでアメリカが勝ってしまったら、はなから相手にしてなかった、評論家、マスコミ、サッカー通の方々は、「サッカーとはそう言うもの」、「それがサッカー」と片づけますが、それはイカガナモンカト(宗男風に)……。思いきって私は「アメリカの勝ち!」と予想してしまいましょう(……後で泣き言を言わないようにしとかないと)!!

2002年6月21日金曜日
 サッカーW杯は、私が応援してたロックの国、イングランドとアメリカが敗れてしまいました。『イングランドvsブラジル』は予想通りの展開でしたが、アメリカの方は善戦しましたね。アメリカは、あのドイツのキーパー、カーンがいなかったら数点入ってたのではないかと思われるほど、スピードある攻撃で魅せてくれました。相手キーパーのカーンは、まさしく今大会ナンバー1の名キーパーではないでしょうか?それにしても彼は気迫のある、キーパーらしい顔つきをしてると思います。日本で言うと獅子舞のお獅子の様です。近づくと頭を噛まれそうですね。決勝戦では、華麗なる個人技の光る攻撃型チームのブラジルと、守護神カーンの守る鉄壁のゴールを持つデカ男軍団のドイツ、この戦いが観てみたくなりましたよ。まさしく『サンバvs獅子舞』?

 マリナーズの方は佐々木が球団新記録となる通算99セーブ目を記録して、100セーブまであと1つと王手をかけました。明日のアストロズ戦が楽しみです。一方のイチローは、2試合でヒットが出てません。イチローの場合、2試合ヒットが出ないと直ぐに「スランプか?」と騒がれてしまいますが、たった2試合で騒がないで貰いたいモンです。新庄を見なさい、新庄を。

2002年6月22日土曜日
 マリナーズはイチローの5打数3安打の3試合ぶりの活躍で、アストロズに0−8と快勝しました。ね、スランプなんかじゃなかったでしょ?打率も.367とし、相変わらずア・リーグの首位打者をブッチギリで走ってます。
 マリナーズはジェイミー・モイヤーが失点0で抑える好投を見せましたが、アストロズと言えば“キラー・ビーズ”の異名をとる強力打線が売り物のチームです。この“キラー・ビーズ”は、独特の構えで打席に立つジェフ・バグウェル内野手、クレイグ・ビジオ内野手、ランス・バーグマン外野手の名字の頭文字がBだと言う事で付いた名前ですが、アストロズ打線はこの“キラー・ビーズ”以外にも、リチャード・ヒダルゴ外野手と言うベネズエラ出身の強打者もいる侮れないチームです。
 そう言えば、ヒューストン・アストロズのホーム球場、『ミニッツ・メイド・パーク』(2000年に、世界初のドーム球場の『アストロ・ドーム』に代って出来ましたが、つい最近まで『アストロズ・フィールド』って名前でした。因みに出来た当初は『エンロン・フィールド』って名前で呼ばれてましたので、この2年間で2回名前が代った事になります)の外野席の上の方に、開拓時代を思わせる汽車のレプリカが、レフト・ポール際からセンター付近まで走ってますが、あれって気になりますね。

 ドジャースの野茂は古巣のレッド・ソックス相手に通算1500奪三振を奪い、今シーズン7勝目を挙げました。やはり、日本人メジャー選手の先駆けでパイオニア的存在の野茂が頑張ってくれると、ひときわ嬉しいですね。

 日本ではまたも阪神が負け、いよいよ3位に転落してしまいましたね。なんだか心配ですね、阪神は。このチームは私の様な余所のファンから心配されてしまうところがありますが、そんなふうになるといよいよ今年も危ないですね(余計なお世話かもしれませんが……)阪神は「やっぱりな……」なんて思ってしまったら、ヤバイですよ。これまで弱かったのが身に付いてしまってるようでは、優勝争いは出来ません。「まだまだこれしき!!」と粘る事です。ま、監督が星野さんだからその辺は大丈夫だとは思いますけど……。なにしろ諦めたら終りです。ここは一つ踏ん張って、セ・リーグを盛り上げて欲しいです。「阪神よ、横浜ベイスターズがお前を呼んでるぜ!」なぁ〜んて言ってる人、そんな意地の悪い事言っちゃぁいけませんよ(えっ!?私だって?……ま、ま、まさかぁ!)。しかし、阪神は幸せなチームですよ。阪神ファンからは勿論の事、私の様な余所のファンからも心配されて。

 サッカーW杯ですが、韓国は凄いですね。スペインは延長戦では相当疲れが見えてました、それに比べ韓国は、決して疲れてなくはなかったのだろうけど、それを気力と根性でカヴァーして、完全にスペインを上回ってました。韓国のあの強さは運だけでは無い感じがします。次のドイツ戦も楽しみですね。

2002年6月23日日曜日
 MLBでは悲報が届きました。田口選手も所属する、セントルイス・カージナルスのエース・ピッチャー、ダリル・カイル選手が遠征先のシカゴのホテルの部屋で突然死してしまいました。カイル選手はアストロズ時代にノー・ヒット・ノーランを記録、2000年には20勝を挙げるなど、まさしくチームのエースでした。予定されてた『シカゴ・カブスvsセントルイス・カージナルス』戦が中止になるなど、MLB全体に衝撃が走りましたが、私も驚きと悲しみでいっぱいです。33歳という若さでの突然死、彼にはまだ小さな子どもが3人いると聞きましたが、私はそれを聞いただけで心が痛いです。御冥福をお祈りいたします。

 今日は、せっかく清原選手の先発復帰について書こうと思ってたのですが………。

2002年6月24日月曜日
 なんだかここのところ、カイル投手の死去もそうですが、悪い事が続きます。なんと、ジャイアンツの阿部慎之助捕手が『札幌ドーム』で行われた『巨人vs広島』戦の試合中に、広島の福地選手とホーム・ベース上で交錯し、左太ももを怪我してしまい、救急車で病院へ運ばれると言う事態が行ってしまいました(私個人の方も、昨日は誰か悪い人に自転車をパンクさせられてしまい、なんだか厄払いでもしたい気分です)。診断の結果、太ももを強打して筋肉が傷ついたことによる「左足外側広筋内血腫」と言う事でしたが、一応、骨やじん帯には以上はないものの、復帰は8月以降になるそうです。札幌と言えば、思い出されるのが『円山球場』での吉村選手のアクシデントでしたので、嫌な予感が走りましたが、何はともあれ、じん帯を傷つけなかったのだけは不幸中の幸いでした。
 それから、一つ気になるのは福地選手の方ですが、私は、やはりプロどうし、必死でプレーしての事なんだから、福地選手を責めてはいけないと思います。福地選手も、気にして心配してるのではないでしょうか。

 明日はサッカーW杯、『ドイツvs韓国』です。そして、明後日は『ブラジルvsトルコ』。どちらを応援しようか、私はミュージシャンの立場から決めましたよ。先ずドイツですね。私のレコーディングの機材の多くはドイツ製という事で(テレフンケン、ノイマン、シーメンス、ゲッフェル、ベイヤーなどなど)なじみがあります。それから、トルコはシンバルの職人が多いのです。やはり、ドラマーとしてはシンバルの国、トルコも応援しなくてはいけませんね。

2002年6月25日火曜日
 札幌では、キャッチャー阿部を怪我で欠いたジャイアンツが、村田をキャッチャーに据えて、広島との3連戦目を戦いました。
 初回、ピッチャーの上原と村田の呼吸が合わず、ちょっとヒヤッとしましたが、その後村田が好リードをみせ、上原もそれに答える形で、広島を完封で抑えました。打っては、1番清水が調子のいいところをみせ、高橋も最初の2打席は黒田投手のフォーク・ボールにタイミングが合わず三振してたものの、第3打席では勝ち越しのタイムリー2塁打を打ってくれました。ジャイアンツはいよいよノリ始めましたよ。

 サッカー私杯、韓国は強かったですね。しかし、あの獅子舞のお獅子の様なドイツのゴール・キーパー、カーンを破るのは流石に難しかったですね。試合内容では韓国が押してたように見えましたが、随所に連戦の疲れがあった様でした。
 途中、安選手が出て来たときは、韓国も期待できましたが、それも既に遅しでした。話は変わりますが、安選手はルックスも良いので、韓国内ではさぞかし人気があることでしょう。しかし、あの髪形をもうちょっと何とかすると、もっとカッコイイと思います(余計なお世話?ハイ、その通りでございます。ゴメンナサイ)。私にはなんだか、丁度25年位前の予備校生の髪形の様にみえます。パーマの伸びちゃったヤツ、いわゆる“ノビ・パーマ”ってヤツですよ。それともベッカムや戸田じゃないけど、あれも流行りの先端なのでしょうか?おじさんの私にはどうもわかりません。そう言えば昔、パンチ・パーマの伸びちゃったヤツ、“ノビ・パンチ”ってのもありました。勿論、相手には「わっ!ノビ・パンチだぁ!!」なんて怖くて言えませんでしたけど……。

2002年6月26日水曜日
 サッカーW杯、ブラジルは強い!!トルコも強かったですが、やはりサッカー王国(王様はペレらしい)のブラジル、強さを見せつけました。
 私はいつも思うのですが、ブラジルのロナウドってフレディー・マーキュリーに似てませんか?友人に言ったら、「全然似てない」って言うのですが、考えてみたらその友人は、昔の“ヒゲ無しフレディー”の頃を知らない世代だったかも知れませんし………。ま、そんな事でムキになってもしかたないので、これ以上はやめときます。でも、あのロナウドの「シトシトぴっちゃん」な髪形はなんなんでしょうか?私には理解できませんが、もしかしてそれは私がおじさんだから?……いやいや、そんな事があってたまるものですか!ちょこんと髪の残ってる部分の場所が悪いのでしょうか?それとも、もうちょっとアクセントがあった方がいいのかなぁ?でも、やっぱり理解出来ませんねぇ(私はスキン・ヘッドもモヒカン刈りも経験済みなのに……)。4年後のW杯の頃には、きっと耳の上の部分だけ残した、サザエさんのお父さんカットまで出て来るかもしれません(そして、頭のてっぺんに1本アクセントを……)。それに、バーコード・ヘアーにメッシュって言う組み合わせも出るかもしれませんよぉ。すると「これが流行りだな!?すぐ真似しなくっちゃ!」って勘違いしたどこかのヤンママあたりが、自分の幼い子どもにそれと同じ髪形を押し付けて、「私ってやっぱ進んだママね!」とかって思っちゃう様なのが出て来そうですよね(進んでるんだったら、自分がやれ!)。なんだか楽しみです。

 それから、私にとっての大ニュースは、あのキューバ野球の中心打者、オマール・リナレスが中日ドラゴンズに入団するって事です。これは驚き!それに、期間は3ヶ月間の限定ではあるものの、ナント契約金無しでおよそ150万円のギャラだそうです。って事は憑き50万円って事!それもそのお金は国に支払われ、そのなかからリナレスにギャランティーが支払われるのだそうです。これって、労働基準法に引っ掛からないか?どっかのピンハネの悪いおじさんみたいだよね。まぁ、キューバが「あくまでスポーツ交流」って言うんだからしょうがないけど……。それじゃあ可愛そうだと思ったチーム・メイトが、リナレスを夜の街に連れ出して、日本の悪い遊びを教えちゃったりしなければいいけれどね……。シーズンが終った頃に、新聞とかに「バットの振り回し方を日本で憶えて帰ったリナレス!」、「試合後、バット磨きだけは決して怠る事のない、立派なリナレス選手」とかって書かれなきゃいいんだけど……。ま、そんな事書くのって“ヒガシアズマすぽーつ”くらいでしょうけど。

2002年6月27日木曜日
 今日は一日中、このHPの『安田しん二の考えたドリーム・チーム』のところの記事を書いてました。いろいろデータを調べたつもりも、いろいろ心配ですが、なかなか楽しかったですね。まだまだ、途中ですがどうか御覧になって下さい。

 MLBの方では、佐々木が通算100セーブ目、野茂が通算90勝目を挙げました。これは一言では言えない凄い事です。佐々木の方は年齢的な衰えが出るどころか、「手術後、神経がやっと戻ってきたのでこれからまだまだ」と言う事で、まだ進化途中って感じですね。このまま、200セーブ、もしかして300セーブも行けるかもしれませんよ。

 ところで、イチローは2試合ヒットが出てません。先日も2試合ノー・ヒットと言うのがありましたが、心配になってきました。私は「2試合くらいヒットが出ないくらいで、スランプとかって言うなよ!」とか言ってたくせに………、実に情けないです。でも、ホント、心配なんですよ。。。。。。

 NBAの方ではドラフト会議がニューヨークの『マジソン・スクエア・ガーデン』であり、NBAでの全体1位指名は、ヒューストン・ロケッツの指名した中国人センター、姚明(ヤオミン、21歳)でした。NBAでアメリカ国籍以外の選手が全体1位指名されるのは初めての事らしいです。姚明は慎重2m26cmの超長身です。これは現在では、マーヴェリックスのショーン・ブラッドリー選手に次いで、NBAの選手の中で2番目に高い身長です。因みに過去最高は、ボルとミュアサンの2m31cmと言うのがそうらしいです。2m31cmの人なんか目の当たりにしたら、さぞかしビックリするだろうなぁ。
 我がマーヴェリックスのドラフト1巡目はと…………あれ?無い!そうです、マーヴェリックスは過去のトレードで、この年のドラフト1位指名権をどこかのチームにあげてしまってたのです。NBAでは、ドラフトで得た選手をその当日にトレードしたり、ドラフト軒をトレードに使ったり、三角トレードなんてのは当たり前にあります(日本のプロ野球では多分NG?)。1巡目はでは指名は出来なかったものの、マーヴェリックスは2巡目でマラデン・ショクラークというユーゴスラビアの21歳の大学生のガード兼フォアードの選手をドラフトしました。身長は2m03cmと言う事ですから、身長は大きくもなく、小さくもなくってところです。マーヴェリックスはこれで、アメリカ、カナダ、ドイツ、中国、メキシコ、そしてユーゴと、NBA一のインターナショナルなチームになっていきますね。
 マーヴェリックスは今シーズン、戦力をかなり強化しました。NBAではドラフト上位指名の新人が次のシーズンでいきなりスーパー・スターに成る事だってザラにあります。その反面、2巡目以降の選手が直ぐに活躍するというのはとても難しいです。今年は1巡目指名の有望新人は獲得できませんでしたが、来シーズンの優勝に向けてトレードなどで更に戦力をアップさせる事だと思います。その際、ビック・スリー(スティーブ・ナッシュ、マイケル・フィンリー、ダーク・ノビツキー)とニック・ヴァン・エクセル、レイフ・ラフレンツ(彼はFA権獲得選手です)だけは残しておいて欲しいです(特にビック・スリーは絶対必須!!!!)。ま、マーヴェリックスのオーナーはあのマーク・キューバンです。美味しい選手を他チームにトレードしてしまう様な事は無いと思います。どこのプロ・チームでも海外では、良い選手を商売として又は財政難で、他チームに出してしまう事がよくあります。そうすると、ファンとしては非常にガッカリするわけですね。オーナーがマーク・キューバンになる前、マーヴェリックスはスリーJ(ジャマール・マッシュバーン、ジム・ジャクソン、それになんとジェイソン・キッド)をトレードしてしまいました。あれにはガッカリしましたよ。結局、スティーブ・ナッシュとマイケル・フィンリーが来てくれたから良しなのですが、その頃は2人ともまだ若くてたいした実積もなかったので、やっぱり落ち込みましたね。これから、いよいよトレードも活発化してきます。そんなオフ・シーズンも見逃せませんよね。

2002年6月28日金曜日
 今日はマリナーズが西地区のライバルのアスレチックスに逆転勝ちし、今シリーズ3勝1敗と勝ち越しました。左太ももを痛めてずっと故障車リスト入りしてたマリナーズの至宝エドガー・マルチネスも、約2カ月半ぶりに戦列にカム・バックしました。そりゃ『セーフコ・スタジアム』が盛り上がらないはずありませんよね。それから心配していましたイチローは、最初2打席は凡退したものの(ここで私の心配はピークを迎える)、第3打席に2塁手横に得意の内野安打で(ホッ)、結局1死球を含む4打数2安打で打率も.360に上げました。

 マリナーズがエドガー・マルチネスの復帰で盛り上がるなら、日本のジャイアンツも二岡遊撃手の復帰で、2位につけてるヤクルトをやっつけました。最後、ストッパーの河原が出て来て一発を浴びてしまったのは気になりますが、これで2位とのゲーム差は3と開きました。サッカーW杯中のどさくさに紛れての、まるで“火事場泥棒”の様ですが、このまま気が付いたら優勝って事になればいいですね。

 それにしても阪神はヤバイですよ、いよいよ。8連敗だなんて………。ジャイアンツあたりですと、たとえ8連敗しても、「まだまだこれから!!」となるのですが、阪神あたり、ファンも含めて「やっぱりな………」ってなっちゃうんじゃないかと心配です。もうちょっと頑張って欲しいです。そして“憎っくき存在”となったところで、ジャイアンツが叩くんです(私、やっと本性を出し始めました)。いずれにせよ、頑張れ阪神!!

2002年6月29日土曜日
 スポーツとは関係ありませんが、ザ・フーのベーシスト、ジョン・エントゥッスルが亡くなりました。エントゥッスル氏のプレイは10年以上前に、“ザ・ベスト”というセッション・バンドのライヴで1度観ましたが、一ファンとして、今回の事はとても残念です。御冥福をお祈り致します。

 マリナーズは、ロッキーズを相手に『セーフコ・スタジアム』で対戦しましたが、マリナーズのピッチャー、ピネイロが2本のソロ・ホームランを(ハワイ出身のベニー・アグバヤニとカナダの大砲ラリー・ウォーカーに)打たれただけで完投し、6−2と快勝しました。イチローも4−1、打率は.359と.001下げたものの、勝利に貢献しました。マリナーズはこれで4連勝です。マルチネスが帰ってきた自治もあり、いよいよ波に乗って行きそうですね。

 サッカーW杯は友人宅で観ましたが、トルコがいきなり先制点、なんと開始後11秒という史上最速でのゴールでした。これで韓国は精神的ダメージを負うかと思われましたが、どうしてどうして。今大会ナンバー1の気力と根性を持つチーム、韓国がこんなことでめげるわけがありません。
 結局点の獲りあいになり、3−2でトルコが勝利しました。韓国は残念でしたが、後半ロス・タイムで得点するなど、大善戦しましたね。

 サッカーW杯を観てる一方でジャイアンツは、ヤクルトになんと4点のリードをひっくり返されて、6−9で負けてしまってたではないですか!そのかわり(?)、阪神がサヨナラで8連敗をやっと止めました。別に阪神ファンではないのに、何故かホッとしてしまってる私でありました。

2002年6月30日日曜日
 サッカーW杯、私は自宅で“マイクロフォン、レコーディング・イクイップメント、真空管の国”、ドイツを応援してましたが、2−0で虚しくもブラジルに敗れてしまいました。
 最初、ドイツのキーパー、カーン選手はスーパー・セーブを連発してましたが、それもブラジルのエース・ストライカー、ロナウドを前にしてとうとう力尽きてしまいました。
 日本には日系のブラジル人の人も大勢いるので、あえて「ブラジルおめでとう!」と言います。やはり、いくら応援してるとは言え、負けた後のショックはさほど無いのがホントのところ。
 でも、ドイツはこれで、4年後へのドラマがスタートしたのかもしれませんね。行けるもんなら、4年後にドイツに行ってW杯を観てみたいです。


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