安田しん二のスポーツ観戦日記
2002年11月編

私、安田しん二が一スポーツ・ファンとして書く、独り言のコーナーです。
これは私の個人的な意見で、独断と偏見によるものであります。
そこのところをどうか御了承ください。

2002年11月1日金曜日
 ジャイアンツ松井秀喜選手がFAメジャー移籍の意向を固めた模様です。
 昨日の深夜に原監督が幾つかのニュース番組に出演して、松井に関してのコメントをしてましたが、深読みしてしまうと「松井はジャイアンツを退団するのかなぁ」と思えるところがありました。松井は三冠王は逃したものの、日本シリーズでジャイアンツがあれだけの圧倒的な強さで優勝し、それも追い風になったのかもしれません。
 移籍先はニューヨーク・ヤンキースが有力とされてますが、私としては「マリナーズが頑張って獲得してくれないかなぁ」と言う思いに駆られます。可能性としてはどうなんでしょうか?10%以下でしょうね、やっぱり……。松井がメジャーに去った場合のジャイアンツの補強プランの筆頭に挙がるであろう、近鉄バッファローズの中村紀洋ですが、ジャイアンツ・ファンとしてはジャイアンツのユニホームも観てみたい気はしますが、ここは是非松井とセットでメジャー移籍して欲しいですね。これからアメリカで生活して行くのにやはり英語を喋れないとなると、回りに言葉の通じる人間というのは必要です。松井には同僚に日本人のいる環境でプレイさせてやりたいです。中村紀洋は、星飛雄馬に付いていく伴宙太の様に………な〜んて言うと怒られますね。
 ヤンキースには日本人はいませんが、元広島カープのソリアーノ選手が日本語を喋れます。でも、やっぱり「お新香と梅干し」は欲しいところです。ヤンキースに行くのなら、中村紀洋とセットで!そしたら、来年はマリナーズとヤンキースを応援しますよ(心境複雑ですが……)。
 ところで、松井と中村がメジャーに行った場合、どれだけ活躍出来るのでしょうか?私は、松井に関しては日本と同じくらいはやると思います。メジャーのピッチャーに最初は戸惑うでしょうが、きっとすぐに慣れるはずです。中村は、巷では“?”と言われてますが、こちらもやれると思います。特に上手くハマった場合、中村はブレイク出来る素質が充分あります。
 メジャーのピッチャーのタイミングは「1、2、3」と言うタイミングだと言われてます。日本の場合、1と2の間に「のぉ〜」と言うのが入り、「1、2、のぉ〜、3」と言うタイミングなんだそうです。松井はその「1、2、3」のタイミングにはかえって向いてるとも言われてます。メジャーのピッチャーの投げる球ですが、高速スライダーやカット・ファースト・ボールは要注意です。これには慣れるのに時間が掛るかもしれません。フォーク・ボールとか、落ちるボールは日本の方が上かもしれませんね。あとはスピード・ボールですが、これも最初はちょっと戸惑うかもしれません。でも、松井のバット・スウィングの早さなら、問題無しと言う事が出来ますね。
 それから、アメリカのメディアからは、早くも松井がヤンキースに行った場合、その強力なプレッシャーに耐えられるかと言う事が言われてる様です。しかし、松井を誰だと思ってるんですか?ニューヨークよりも日本の方が大きいんですぞ!その日本でナンバー1の人気球団で、18、9の頃から中軸打者として期待を背負ってきた松井に、「プレッシャーに耐えられるか?」と言うのは随分失礼な話ですよねぇ〜。

 ↑あれから今日、松井が記者会見しましたね。「裏切り者と言われるかもしれませんが……」と言って、うっすらと涙を浮かべ話してた松井ですが、大丈夫です。ジャイアンツ・ファンなら「松井、今までありがとう!!頑張って活躍して来いよ!メジャーでジャイアンツ魂を見せて来い!」と言えなくてはいけません。松井の様な類い稀なる才能を、今のこの旬な時期にメジャーで力を試させてやると言う事は、野球をしっかりちゃんと観てきた人間には分かるはずです。ジャイアンツは若手をスターに育てるか、逆にメジャーから大物を連れてくれば良いんです。ケン・グリフィー・ジュニアなんてどうでしょうか?来ないよね、まさか……。

2002年11月2日土曜日
 ジャイアンツ松井のFA宣言から一夜明けて、反響は色々あったようです。しかし、ジャイアンツ・ファンも含め、やはり「メジャーで日本のレベルの高さを見せつけて来て欲しい」と言ったモノがほとんどで安心しました。

 気になる移籍先は大方の見方では、やはりヤンキースであろうと言う声が挙がっておりますが、レッド・ソックスなども名乗りをあげたらしいです。気になるドジャースとマリナーズは言葉を慎重に選んで、ちょっとトーン・ダウン気味に思えます。
 松井がヤンキースに入った場合、「5番レフト、ホームランは30本くらい」と言われてますが、私は40本は打つと思いますよ。試合数が多いと言うのもありますが、メジャーのピッチャーに慣れてしまえば量産出来るのではないでしょうか?

2002年11月3日日曜日
 チームの支柱であり4番バッターである松井がいなくなってしまったジャイアンツですが、松井が抜けた穴をどう埋めるかが新聞等マスコミで取りざたされてます。私の個人的意見ですと、成長著しい斎藤や鈴木をビッグ・スターとして育てて貰いたいと言う希望があります。もちろん、FAや新外国人での補強も、それはそれでストーブ・リーグの話題としては楽しいのですが……。
 よく、特にアンチ・ジャイアンツ・ファンの方々から「ジャイアンツの金満体質は良くないぞ!!」と言う批判を聞きます。私も以前はジャイアンツのファンながらそう思ってた時期がありました。しかし、今はそうは思わなくなりました。何故なら、選手を獲得するのに球団がお金を使うのは企業努力として当然だと考え始めたからです。だからと言って、自チームの選手を育てる努力も勿論大切ですよ。球団によっては、選手をメジャーにポスティング・システムで高く売り、お金もうけを企んでるところだってあります。その売ったお金でより良い選手を獲得するのならまだしも、なんの戦力補強もしようと努力しないで良いものかと思います。やはり良い選手が多ければチームは強くなり、球団の人気だって上がります。その人気でお客さんを球場にどんどん呼び、それで球団はお金を得ると言うのは筋が通ってると思うのですが……。選手だって、お客さんの多い球場でプレーしたいと思うだろうし、強いチームで戦いたいと言う気持ちは誰でもあるのではないでしょうか?ま、そう言いながら話は戻りますが、やはり今回はFAで松井の代わりを獲るよりは自チームの若手を育てて欲しいと言うのが私の希望ですね。松井の代わりが出来る選手なんて、だいたい居やしないです。中村紀洋だって良い選手ですが、やはり松井程の活躍をセ・リーグで出来るかは分かりません。だったら、若手を育てた方が良いなぁと思ったわけです。で、もし中村紀洋がジャイアンツに入ったら私がどう思うか………嬉しいでしょう(優柔不断と言われてもしかたないが……)。と言うわけで、私なりに来年のジャイアンツのオーダーを考えてみました。
 先ずは、中村紀洋が入った場合(おい、最初に中村紀洋が入った場合かよぉ!……と自分でツッコミました)。その場合、あるスポーツ紙では、中村紀洋をショートで使い、二岡を外野へコンバートって言うのがありました。私は可能性薄いと思うけど、もしそうなったら、
1.レフト   清水
2.ライト   二岡
3.センター  高橋
4.ショート  中村
5.ファースト 清原
6.キャッチャー阿部
7.サード   江藤
8.セカンド  仁志
9.ピッチャー
………ン〜、高橋をセンターにして二岡はライトかぁ〜。長嶋さんならやりそうだけど、原監督はどうだろう?たしかにスーパー・プランではあるけどね。
 続いては、ペタジーニを獲っちゃった場合(私、ペタは暗いからちょっとやだなぁ〜、でもしょうがないかぁ)。その場合、4番にペタを入れますが、外野を守らせます、多分。新外国人の場合もそうですね。だったらケン・グリフィー・ジュニアを獲ってよぉ。
1.レフト   清水
2.ショート  二岡
3.ライト   高橋
4.センター  強力な新外国人
5.ファースト 清原
6.キャッチャー阿部
7.サード   江藤
8.セカンド  仁志
 次は若手、斎藤を育てる場合。
1.レフト   清水
2.ショート  二岡
3.センター  高橋
4.ファースト 清原
5.キャッチャー阿部
6.サード   江藤
7.ライト   斎藤
8.セカンド  仁志
9.ピッチャー
……ってえのが、ノーマルかな?ここでもやはり高橋をセンターにコンバートします。
 でも、斎藤を育てるんだったら私の希望は、
1.レフト   清水
2.ショート  二岡
3.キャッチャー阿部
4.センター  高橋
5.ファースト 清原
6.ライト   斎藤
7.サード   江藤
8.セカンド  仁志
……ってヤツです。やはり、高橋も4番バッターとして育てるべきでしょう。そして、いずれ3番と6番が入れ替わる様だと頼もしいですね(斎藤が3番バッターに……)。あと、斎藤ではなく、足の速い鈴木とかを育てるってのも良いですね。その場合は、
1.レフト   清水
2.センター  鈴木
3.ショート  二岡
4.ライト   高橋
5.キャッチャー阿部
6.ファースト 清原
7.サード   江藤
8.セカンド  仁志
……徹底的にクリーン・アップを新しく作り上げるのであります。最初は大変ですが、これで出来上がればジャイアンツは安泰ですぞ。

 NBA、マーヴェリックスは今日も勝ちました。開幕2連勝!スターターにショーン・ブラッドリーを入れて、ラフレンツをパワー・フォワード、ノビツキーをスモール・フォワードと、超大型スターターで試合に望みました。暫くこの布陣で行くのでしょうか?……分かりませんね。そう言えば、ヘッド・コーチのドン・ネルソンと、その息子のアシスタント・コーチのダニー・ネルソンは、開幕から2試合ベンチ入りを停止されてましたが、次の試合から復帰するはずです。そうなれば、スターターは変わるのかな?それとも、スターターは誰にするかだけは試合前に指示してあったのでしょうか?当然してたでしょうね。

2002年11月4日月曜日
 ゴジラ松井、今日のスポーツ紙に「マリナーズも松井欲しい、ドジャースも」とありました(^^)。ドジャースは地元紙で獲得を断念したと報じられてましたが、やっぱり欲しいんだそうです。ドジャースも野茂と石井と言う2人の投手を抱えた日本人に馴染みのあるチームですが、やはり私としては、「日本人野手、レギュラーで2人!」と言う風になるためにはマリナーズへ行ってプレイして欲しいです。マリナーズに行った場合、新聞では松井がレフト、センターがキャメロン、ライトがイチロー、そして先日ピネラ監督と前代見物のトレードでデビル・レイズからやって来るランディー・ウインがDHとありました。しかし、DHは来季もエドガー・マルチネスに頑張って貰わないといけません。ただ、エドガー・マルチネスは高齢であり、怪我が多く、その場合リーベン・シエラ(本来守備につく時は主にレフトを守ります)をDHで起用したいです。ですから、ウインはセンターもしくレフトで、今期打率.239、ホームラン25本で不調だったキャメロンを控え、又はトレードで出したいところです。不調と言えば、ロッキーズからトレードで獲った攻守強打の三塁手、シリーロも打率.249、ホームラン6本と不調でした。マリナーズはその三塁手をどうするのか、注目が集まるところです(一年目で結果が出ない場合、即トレードと言う事はよくあります)。シリーロをもし出した場合、今期はレラフォードも頑張りましたが、やはり打率.267、ホームラン6本と数字的にはたいした事がありませんでしたので、中村紀洋なんていかがでしょうか?そうすれば、マリナーズには日本人ピッチャー2人の他、野手が3人集まる事になります。マリナーズの親会社は日本企業の任天堂ですし、球団はイチロー等日本人選手の活躍で球場の集客数が断然上がり、球団収益が黒字に転じた経緯があります。そんなわけもあって。マリナーズとしてはゴジラ松井と中村紀洋は是が非でも欲しいところなんではないでしょうか?それに、シアトルのファンは日本人選手にはとても暖かいです。この環境はニューヨークとは比べ物になりません。松井がマリナーズに入って活躍すれば、シアトル市民はイチローの様に街の宝として大切にしてくれます。
 と言うわけで、ゴジラ松井と中村ノリダーがシアトル・マリナーズに入ったときの来季のよそうオーダーをたててみました。
1.ライト    イチロー
2.レフト    ウイン
3.DH     マルチネス
4.センター   ゴジラ!!!
5.サード    ノリダー!!!
6.セカンド   ブレット・ブーン
7.ファースト  ジョン・オルウッド(但し今年FA権取得。彼はシアトルの出身ですので残って欲しい!)
8.キャッチャー ダン・ウィルソン
9.ショート   カルロス・ギーエン
………って感じでしょうか?ファーストのオルウッドがFAで出て行ってしまったら、ファーストはオファーマン?……でも、そしたら、私だったらシリーロをサードにして、ノリをファーストかなぁ?

2002年11月8日金曜日
 某スポーツ紙によりますと、マリナーズはあの“マリナーズ一筋20年”のエドガー・マルチネスの退団を発表したらしいです。今季は怪我がちで、打率.277、15ホームラン、59打点と言う成績でしたが、それでもあの勝負強いバッティングは相変わらずでしたので、ファンとしてはがっかりです……………と思ってたら、ナント!!!マルチネスはやっぱり1年契約を結んだそうです!これはまた別の某スポーツ紙が速報で伝えてます。アレレ?どっちが本当?私としてはあの勝負強いバッティングはマリナーズに欠かせないと思ってますので、残ってプレイして貰えれば本当に嬉しいです(残る方が本当だそうです)。
 それから、長谷川もマリナーズと1年契約を結びました。長谷川は高年俸の為、今年はチームを出されるのではないかと言う声も聞こえましたが、無事契約を結んでくれて良かったです。

 明日から『日米野球』が始まりますが、来日メンバーは錚々たるメンバーですね。ボンズ、バーニー・ウィリアムス、ジオンビー、アロマー……。ウィリアムス&ジオンビーのヤンキース・コンビはやはり来季ヤンキースでプレイするかもしれない松井がどんな選手だか注目するでしょうし、ラヴ・コールも出ると思います。これで、松井が完全にヤンキースに心が傾くと言う事もありえます。ですが、私は是非イチローに松井へ対し直接ラウ゛・コールを送って欲しいのです。「おい、一緒にマリナーズでプレイしようぜ!」と日本語で声を掛けて貰えないでしょうか?イチロー辺り「それは松井君の問題で僕がどうのこうの言うことじゃない」などと言い兼ねないです。

2002年11月9日土曜日
 ダラス・マーヴェリックスは開幕から5連勝です!今日はシカゴ・ブルズとアウエーで対戦しましたが、一時は40点差をつけると言う圧倒的な強さを見せつけてくれました(最終的には87−114と言うスコアでした)。思えば、ブルズにジョーダンが居た頃、いつもブルズにコテンパンにやっつけられていましたっけ………。その借りを返した形となりましたが、何しろマーヴェリックスの得点力は私が思うに、NBAではナンバー1じゃないでしょうか?
 そういえば、ここ2試合ほどラフレンツが出場してませんが、怪我でもしたのでしょうか?故障者リストには入ってないので、そう大した事は無いとは思いますが、少し心配です。その代わり、ショーン・ブラッドリーが良い活躍をしてくれてる様です。リバウンドを11も挙げ、得点は8でしたが、なんとブロック・ショットを8つも決めてくれてます。これは流石にブラッドリーって感じですよ!普通、他の選手では出来ても1つか2つが良いところですから……。ブラッドリーは今シーズンに賭ける気持ちは凄いものがあって、体脂肪率もそうとう落としてきてシーズン入りしたそうなんです。これでブラッドリー(2m29cm)がスターターに定着してくれると、ラフレンツ(2m11cm)をパワー・フォワード、ノビツキー(2m13cm)をスモール・フォワードにして、2m10cm以上の選手が3人も同時にコートに立つ事になります。これはデカ過ぎです!!
 それから、昨日は新加入のウォルト・ウィリアムスも11リバウンド、13得点と、ダブル・ダブル(2桁が2つって事です)を決めてくれました。エデュアルド・ナヘラも15得点と活躍してくれましたし、明日のピストンズ戦が楽しみですね。因みに、マーヴェリックスの得点源のビッグ・スリーは3人で50得点挙げてます。ワ〜オ!

 いよいよ待望の日米野球が開幕しました。今日はメジャー・オール・スターにジャイアンツが立ち向かいましたが、見事に完敗でした……(1−8)。それにしても、ボンズとジオンビーは凄いですよぉ〜!ホームラン2本ずつですもん。。。。。相手ピッチャーのオリオールズのメキシコ人右腕、ロドリコ・ロペスも素晴らしい出来でした。

2002年11月10日日曜日
 ダラス・マーヴェリックスの快進撃は続きます。今日はピストンズとの対戦でしたが、一時は50点も差を付け、強力な攻撃力を発揮しました(114−75と言う圧倒的なスコア)。おまけに6人が2桁得点を記録するなど、マーヴェリックスの得点能力をまざまざと見せつけた格好となりました。
 昨日に続き、ショーン・ブラッドリーとエデュアルド・ナヘラは活躍してくれました。昨年後半から兆しはありましたが、ナヘラは今季ブレイクしてくれるかもしれません。ひょっとすると、FAで獲り損なったシアトル・スーパーソニックスのスモール・ガード、ラシャード・ルイスをしのぐ活躍をしてくれるかもしれません。まだシーズンは始まったばかりですが、今のところフィールド・ゴール・パーセンテージはNBAで1位です。スティール・パー・ターンノーバーも2位!それでもって得点アベレージが2桁の11点です。ブラッドリーとナヘラがディフェンス面で活躍できますと、ファイナル進出も決して夢ではありません(……て気が早いかぁ?)。
 そうそう、ラフレンツは故障者リストに入ってしまいました……。代わりにポパイ・ジョーンズが故障者リストから外れ、ベンチ入りしましたが、彼は怪我をしててプレシーズン・マッチにも一度も登場してないので、調整に暫く掛りそうですね(今日はコートには立ちませんでした)。それにしても、ジョーンズが出て来たと思ったら、ラフレンツが怪我かぁ……、ン〜〜……、弱ったなぁ。。。。

 日米野球は、今日からいよいよ日本代表オール・スター・チームが全米オール・スター・チームと対戦しました。
 やってくれましたよ!ジャイアンツの上原!6回を投げて、1失点、8つの奪三振。圧巻はボンズを3三振、それも全て空振りの三振で切って取ったところです。ジオンビーも三振で切って取り、昨日の雪辱を果たした格好となりました。メジャーのスカウトや関係者達は、“ウエハラ”の名前を忘れる事はないでしょうね。上原はメジャー指向が強いので、FA権を取得したら、まず間違いなくメジャーに行ってしまうと思います。私ファンとしては、行かれたくない気持ちもあるのですが、どれだけ活躍するかも観てみたい気持ちもあります。上原がFA権を取得するにはまだだいぶ先の事と思いますが、やはりどうせ行くならピークの時に行かしてやりたいモンです。しかし、ジャイアンツは絶対にポスティング・システムでの移籍はさせないと思います。それなら例えば、2年とか3年、レンタル移籍して、その後またジャイアンツで投げるなんて事は出来ないのでしょうか?勿論その間、相手球団からも優秀な選手を貸し出して貰い、ついでに日本の野球も憶えて貰うってのはどうでしょう?
 それから、元ダイアモンドバックスのカブレラもホームランを打ちました。今のカブレラは、もしメジャーに行っても4番を打てるバッターに成長しています。あらためて日本の野球の奥の深さを感じますね。やっぱり、“レンタル移籍”………ダメかなぁ〜。

2002年11月11日月曜日
 今日はポール・マッカートニーを観に行ってたので、日米野球は観れませんでしたが、どうやら日本はまた勝ったらしいです。カブレラも大活躍で、メジャーのスカウト達は「あいつ本当にダイアモンドバックスに居たのかよぉ〜!」と驚いてるとか。カブレラはメジャー時代はパッとしてませんでした。日本に来て大化けしたのは、「メジャーではダメでも、日本ならメジャーよりレベルが低いから活躍出来る」と言うのではなく、やはりそれは、日本に来て日本プロ野球ならではの技術を得たから伸びたんですよ。

2002年11月12日火曜日
 NBAの公式ホーム・ページで実施してたアンケートで、「マーヴェリックスは今後どのゲームで勝ち星を落とすか?」と言うのがありました。これは、シーズン開幕から快進撃を続け、リーグで唯一星を落としてないチーム、マーヴェリックスがどこで負けるかと言うアンケートでしたが、私が観た時点では19日のレイカース戦の31%が最も多く、その下は今日のトレイル・ブレイザース戦の23%、16日のネッツ戦が21%、その他(つまり暫く負けない)が13%、15日のセルティックス戦が11%、13日のキャバリアーズ戦は1%でした。私は当然「その他」に入れましたが、レイカースに負けると思ってる人が31%もいるなんて、ちょっと文句を言ってやりたいですねぇ〜。今のレイカースにマーヴェリックスを止める力と勢いはないですよ。まして、シャックがいれば別ですけど……。それから、トレイル・ブレイザースがマーヴェリックスを止められるわけがないでしょうに!ま、これは後数時間もすれば分かります。21%を集めたネッツですが、実は一番手強いかもしれません。ジェイソン・キッドは今季も絶好調ですし、チームのバランスも良いです。キッドは元々はマーヴェリックスのガードでした。あの頃のマーヴェリックスは、オーナーもまだマーク・キューバンではなく、有望な選手をドンドン出してしまってました(お金が入るから?)。その代わり、今のナッシュやフィンリーなどの、当時はまだ大して芽の出てなかった若手を獲る事が出来たわけです。そのナッシュやフィンリーがノビツキー等と共に伸びて来て、丁度今年辺りがピークなんじゃないだろうか、と思われてるのであります。昨年はトレードでラフレンツ、ニック・ヴァン・エクセルと言う好選手を獲る事が出来、3年目のナヘラも今年は大いに伸びて来そうですし、ブラッドリーも肉体改造に成功して、とても好調な様です。それから今日辺り、期待のポパイ・ジョーンズは出てくれるのでしょうか?

 ナント今日は、ここから先の『マーヴェリックスvsトレイル・ブレイザース』の記事は、ライヴで書きますよ!!……って、後で読んだ人にはまるで意味が無いのですが……。ま。良いじゃないですかぁ〜、自己満足って事で……。

 さあゲームが始まりましたが、第1クオーターを終えたところで16−20とブレイザースにリードされてます。先発メンバーは、ナッシュ、フィンリー、ノビツキー、グリフィン、ブラッドリーですが、なんとニック・ヴァン・エクセルがベンチから外れてます。代わりに故障者リストから上がってきたばかりのルーキー、ガードのアダム・ハーリントンが入ってます。
 第2クオーターに入っても、レイ・アップ・シュートがまるで決りません。第2クオーター残り5分30秒の時点では、まだスリー・ポイント・シュートも1本も決めてないのです。この時点で22−35、13点の差を付けられてます。ここでたまらず、マーヴェリックスのタイム・アウト。私は先程、「トレイル・ブレイザースがマーヴェリックスを止められるわけがないでしょうに!」と書いてしまったのに!頑張れ、マブス!!
 さて、タイム・アウト(第2クオーター残り5分30秒)の後、いよいよノビツキーのエンジンが掛って来たかな?スリー・ポイントも2つ決めましたしね。それにしても今日のブラッドリーはよくリバウンドを拾ってます。ブラッドリーはここまで10個のリバウンドを挙げてます。それに引き換え、今日はナッシュのシュートがことごとく外れています。エクセルの欠場が痛いです。
 結局、第2クオーターが終ってもブレイザースも4点リードは変わらず、34−38です。
 第3クオーターが始まりました。開始早々の得点はグリフィンの初得点(12分から始まって、残り11分05秒)、アシストはフィンリー。そしてその次はフィンリーのシュートをグリフィンがアシストし(10:40)で同点に追いつきます。その後、ノビツキーがファールを貰い、フリー・スローを2本とも決め、40−38と逆転です!その後フィンリーがナッシュのアシストでスリー・ポイントを決め(9:03)、43−38でブレイザースのタイム・アウト。
 残り6分5秒のところでナッシュがやっと得点し、48−42としますが、フリー・スローを2本決めての2点です。しかし、ここまでマーヴェリックスのフリー・スローの成功率100%は凄いですね。最後まで100%のままのわけはありませんが、それにしても凄い!
 残り4分22秒のところで、グリフィンに代わってウォルト・ウィリアムスがコートに入ります。ウィリアムスはスリー・ポイントの名手です。この時点で53−44です。その後、フィンリーのブザー・ビーター(クオーター終了ブザーと同時にシュートを決める事)が見事決り、62−50と第3クオーターを終えました。ここまで15リバウンドと頑張ってるブラッドリーは、只今得点8。あと2点決めればダブル・ダブルです。ノビツキーは既にダブル・ダブル達成してます。
 第4クオーター残り4分3秒のところでブラッドリーがチップ・ショットを決め、本日10得点目でダブル・ダブル達成です。この時点でのスコアは77−68。それにしても両チームともスコアが低いですね。まあ勝ってれば低スコアでも私は文句有りませんが……。ところが負けてる方のブレイザースは、79−68と11点差を付けられた残り1分59秒のところで、きょう不調気味のナッシュにスリー・ポントを決められ、踏んだり蹴ったりです。
 さてさていよいよ、82−68で迎えた残り53秒のところで、ブラッドリーに代え、ルーキーのアダム・ハーリントンが出場しました。多分これが彼にとって初のNBAのコートだと思います。おめでとう!ハーリントン。。。。そのハーリントン、残り34秒のところでレイ・アップ・シュートを打ちますが失敗。NBA初得点にはなりませんでした。しかし、マーヴェリックスは結局82−73と言う低スコアながら、ブレイザースに勝利し、先程のアンケートに答えた23%の人の予想は外れた事になりました(^^)V。それから26得点したノビツキーと10得点のブラッドリーは2人でリバウンドを35も獲った事になりました(ノビツキー17、ブラッドリー18)。凄い!!

2002年11月16日土曜日
 マリナーズはルー・ピネラの後任の監督が決った様ですね。新監督には、ダイヤモンドバックスのベンチ・コーチだったボブ・メルビン氏(41)が就任するそうです。ベンチ・コーチと言うのは、日本で言うところのヘッド・コーチに相当します。メルビン新監督はダイヤモンドバックスのベンチ・コーチを2年務め、昨季はワールドシリーズ制覇、今季はナ・リーグ西地区優勝に尽力しました。大リーグの監督は初の経験になりますが、彼自身キャッチャー出身で、試合の流れを読む力があると好評かされている人物です。イチロー選手は監督が交代したことに関して、「今まで黙っていてもわかっていた事も、ゼロから確認しなければいけないでしょう」と言ってます。当然不安も有るでしょうが、期待も込めて、どの様な采配をするのかが気になります。しかし私としては、日本のプロ野球ではなくメジャー・リーグの場合、勿論“采配”も大切で気になりますが、それよりも、メルビンさんがどの様な“選手起用”をするかが、先ずは一番気になります。

2002年11月17日日曜日
 マーヴェリックスは昨日、今日と連続で試合が有りました。昨日の対ボストン・セルチックス戦はBS1で放映してましたので、しっかり観ましたよ(^^)。結果は86−97で見事9連勝を飾りました!
 昨日のマーヴェリックスは、なんでもショーン・ブラッドリーが食あたりをしてしまい、体調が悪い中でのプレイと言う事でしたが、私が見る限り、そうとは感じさせられない素晴らしい活躍でした。ブラッドリーの場合、去年までNBAはゾーン・ディフェンスが禁止されてて、マン・ツー・マン・ディフェンスのみが許されてましたが、今年からゾーン・ディフェンスOKになって、それがとても彼には合ってる様だと言う事でした。身長は2m29cmとNBAで最も大きいのですが、どちらかと言うとヒョロっとした体形で、去年までは当たりには弱かった印象がありましたが、今年はブロック・ショットもよく決りますし、ひ弱なイメージが無くなった感じがします。
 今マーヴェリックスは、ラフレンツとヴァン・エクセルが故障者リスト入りしてて、ポパイ・ジョーンズやイワン・エシュマイヤーも試合に出れません。なにしろ10人で戦わなくてはならないので、体力的にも非常に不利な状況です。第3クオーターは、その疲れが出たのか、ディフェンス面でもろさが出ましたが、その後なんとか持ちこたえての勝利でした。
 新戦力のウォルト・ウィリアムスも、スリー・ポイント・シューターとしてだけではなく、リバウンドもよく拾える良い選手でした。

 そして今日のマーヴェリックスはジェイソン・キッド率いる強豪、ニュージャージー・ネッツとです。体力的にも疲れが残ってるでしょうし、ロースターも少なくて不利な状況で、しかも昨日に引き続きアウェーでのゲームです。しかし、スコア88−96で強豪ネッツを打ち負かしました!!
 今日は、昨日は少し地味だったフィンリーが20得点、13リバウンドでダブル・ダブルを達成し、スティーヴ・ナッシュは30得点という大暴れ振りでした。それから、ブラッドリーも大事なところでシュートを決め、ブロック・ショットも4つと、昨日に引き続き活躍した様です。しかし昨日同様、やはり第3クオーターで疲れが出た様です。早くなんとかしないと……、と思ってたら、マーク・ストリックランドと言う元アトランタ・ホークスのフォワードを入団させた様です。今日の試合には出てませんが、どんな選手なのでしょうか?スタッツを見る限りでは平凡な選手の様ですが……。

2002年11月18日月曜日
 昨日は日米野球も最終戦になり、松井のジャイアンツのユニフォーム姿を観るのもこれが最後となりました。これでホントにジャイアンツとはお別れです。そしていよいよメジャーのチームとの交渉に入るわけですが、彼は未だに代理人を立てずに交渉するつもりの様です。これは余計なお世話ですが、それは無理なんではないでしょうか?代理人はメジャーの機構からも認められていて、松井がアメリカに渡ってからの全ての身の回りの世話まで面倒を見てくれます。そして、彼等はとても強いコネクションをそこいら中に張り巡らせ、住居探し、ホテルの予約、レストランの予約まで、ありとあらゆる事でサポートしてくれるのです。松井はただでさえプレッシャーの多い中でプレーしなくてはなりません。やはり野球に専念出来る環境を手に入れるべきでは無いでしょうか?

2002年11月19日火曜日
 各スポーツ紙では松井秀喜や中村紀洋の去就先が相変わらず取りざたされてます。
 松井の方ですが、やはりどの新聞を読んでも、「ヤンキースへ行きたい」と言う様な事が書かれてます。私は何度も書きましたが、松井にはやはりマリナーズに行って欲しいです。シアトルのファンはとっても選手にあたたかいです。特に日本人選手にはとてもあたたかく応援してくれます。球場の雰囲気も大変良いですし、スタジアムはいつでも満員です。松井がシアトルに行ったら、環境的にも先ず間違いなく自分の力を発揮出来ると思います。
 それから、松井はメジャー球団との交渉に代理人を立てると言ってる様です。やはり、個人で行うのは限界が有りますよね。
 中村もヤンキースが松井を獲得できなかった時の場合に狙う様です。中村は日本の球団とも交渉を進めておりますが、私としてはやはりメジャーに行って欲しいです(阪神入り確実と報じてる新聞もありますが、阪神ならおもしろいかも……)。それは今回の日米野球を観た人の多くがそう思ってるのではないでしょうか?私もそれまで中村には“?”マークが付いてましたが、日米野球を観て、彼はメジャーへ行ってもなんかやってくれそうな頼もしさを感じました。
 ペタジーニはジャイアンツに入団るが決定したようです。あの勝負強さは松井に匹敵するものがあります。私個人的には来季は若手を1人でいいからブレイクさせて欲しかったですが、ジャイアンツも常勝軍団を目指す為には戦力を落とすわけには行かないのでしょう。原監督はペタをきっとライトで使うのだと思いますが、そうなると、高橋由伸はセンターへコンバートですね。

2002年11月20日水曜日
 ジャイアンツはペタジーニを獲った事で、各方面から批判を浴びておりますね。これで中村紀洋でも獲得したら集中非難を浴びる事でしょうね。中村紀洋は本当に阪神に入るのでしょうか?そうなれば、それはそれで面白いと思います。金本に中村、片岡だって来年はやるでしょうし、アリアスや桧山、今岡、浜中だっているし……。

 ダラス・マーヴェリックスは98−72と言う圧倒的なスコアでとうとうレイカースも破り、開幕から11連勝を達成しました(今までどれだけレイカースにやられ続けてきた事か………お父さんは嬉しい………涙)。フィンリーは自己最高の15リバウンドを挙げての大活躍でした。マーヴェリックスは昨年までとは違い、間違いなく“オフェンス・オンリー”のチームではなくなってますね。

2002年11月21日木曜日 
 昨日はプロ野球ドラフト会議がありましたが、今年は“松阪世代”が丁度大学を卒業する年で、豊作なはずなのですが、何故か注目度は今までに無く低い様な気がしてます。それも“自由獲得枠”と言うのがあるせいだと思います。何もドラフト会議はゲームではないので、面白い必要はないのですが、ファンとしては楽しみが減った思いがしますね。
 ジャイアンツはその自由獲得枠で亜細亜大の木佐貫洋と東海大の久保裕也という2人の有望な大学生投手を獲得し、4巡目では大物高校生野手、東海大望洋の長田昌浩遊撃手も獲得、他にも外野手2人、キャッチャー2人の全7選手を獲得しました。
 オリックスは全ロイヤルズのマック鈴木を指名しました。契約金は1億円を提示してますが、これは当然の数字でしょう。それにしても今年も契約金0の選手を2人入団させる様です。私はこれには異論がありますね。若者の将来を預かるのですから、球団は契約金をちゃんと払ってリスクを背負って欲しいモンです。「契約金なんかいらないから、自分の力を試させてくれ」と言う選手側の切実な思いもあるかもしれませんが、オリックスもプロの球団であり、れっきとした企業だと言う事をふまえて欲しいモンです。ただのモンを拾ってくると言う考えではなく、欲しいと思ったらちゃんとお金を出すべきですよ。ましてや相手は人間です。球団もプロ入り前の選手の実積や実力を観てるわけだから。

2002年11月22日金曜日
 中村紀洋は阪神タイガースにほぼ内定って感じでしょうか?一応メジャーの球団からも話を聞いてからと言う事ですが、メジャーの話を聞いたら一気に気持ちがそちらに傾く……って事には案外ならないかもしれませんね、中村の場合。
 私は、タイガース中村って結構良いと思います。勿論ホントはメジャーで活躍してもらいたいのですが、ジャイアンツへ来るよりかは面白くなりそうです。でも、中村紀洋がサードを守るんだったら、片岡は何処を守るのでしょうか?やっぱり、今年期待を裏切ったから、来年は当てにされてないのでしょうかね?

 マーヴェリックス強し!103−90でロケッツを破りこれで12連勝です。第2クォーターで一時は逆転されてしまいましたが、その後の猛攻でロケッツを撃破しました。ロケッツの中国人センター、ヤオ・ミンは30得点、16リバウンドと大活躍しましたが、結局最後はマーヴェリックスに勢いを封じられてしまいました。マーヴェリックス、次は好調のシアトル・スーパー・ソニックス戦ですが、負ける気がしません。

2002年11月23日土曜日
 
巨人から自由契約を通告された小野剛投手(24)が、イタリアのプロ野球チーム、パルマに入団内定してた様です(ボローニャって事も有るらしいです)。いや〜、ビックリしました。「小野がパルマへ……」なんて書いてあるんですモン。それにしても、イタリアにもプロ野球ってあったんですね。小野選手もそうですが、イタリアのプロ野球界も頑張って欲しいですね。イタリアにもプロ野球チームがあるなら、日本で芽が出なかった若い選手は、ドンドン行けば良いと思うんだけどなぁ〜。

2002年11月24日日曜日
 マーヴェリックス強し!!スーパー・ソニックスを115−105、大逆転で破り、これで開幕から負け無しの13連勝です!スターターは、ビッグ・スリーのお馴染3人と、フォワードでナヘラとグリフィンと言うメンバー(ノビツキーはセンターでの出場)。ブラッドリーはスターターを外れ12分間の出場、4得点の3リバウンドでしたが、ブロック・ショットを3つ決めてます。フィンリーとノビツキーはお互いに29得点ずつ挙げて、リバウンドも2桁のダブル・ダブルです。ナッシュも27点も挙げてます。ウォルト・ウィリアムスが好調で、31分の出場で18得点、7リバウンド、得意のスリー・ポイント・シュートも4つ決めてます。
 私はバルセロナ・オリンピックの翌年、マーヴェリックスが1シーズンで11勝しか挙げられなかった時からのファンですが、早くも13勝してくれて嬉しくてしかたありません。今年のFA補強では、ソニックスのフォワード、ラシャード・ルイスは獲りそこねましたが、今日の勝利はルイスも見返す結果となりました。

 プライドは吉田秀彦がドン・フライを破りましたが、すっごく嬉しいです!!大方の予想では吉田不利でしたが、やっぱり金メダリストは伊達じゃないですね。
 それから、高田延彦選手も引退試合を行いましたが(有終の美は飾れませんでしたが……)、20年間お疲れさまでした。桜庭も復活!
 私はシウバとホゲイラの試合が観てみたいで〜す。ホゲイラの方が強いかなぁ?

2002年11月25日月曜日
 ジャイアンツは近鉄の中村紀洋から交渉打ち切りを示唆されてしまいました。やっぱり渡辺オーナーの中村紀洋に対する発言、「中村君には土下座してまでおいで願わなくていい」が感情を逆なでしてしまったからでしょうか?それにしても、私としては中村紀洋はジャイアンツではない球団に行った方が良いとは思ってますが、ナベツネさんは何故ああも軽薄に“傲慢発言”をするのでしょうかね?言わなくてもいい事だと思わないのでしょうかね?私はファンとして、決して言ってる内容が間違ってるとは思いませんが、ナベツネさんはオーナーと言う立場でありながら、あれは“居酒屋での会話”の内容の発言ですよ、まったく……。オーナーがあんな幼稚な態度をとってはいけません、球団の足を引っ張りなさんなっつうの!

2002年11月26日火曜日
 とうとうジャイアンツと中村紀洋のFA交渉は破談してしまいましたね。しかし、ジャイアンツも自分から一度は欲しいと言っときながら、
土井代表が「阪神が強くないとセ・リーグが面白くない。メジャーには行かないで、ぜひセで」などと言ったり(私もそうは思いますが、そんな事わざわざ本人に言う必要なんてないでしょ?)、渡辺オーナーの度重なる無責任な発言で、中村紀洋が怒るのも当然かと思います。しかし、中村紀洋もナベツネさんが「髪を黒く染めてもらわないと」の発言に対し、オレンジ色のモヒカンで対抗してしまったところは子どもっぽいですね(本人は「関係ない」と言うかも知れませんが…。それに第一、彼がやると馬鹿っぽく見えてカッコ悪い!)。別に黒く染め直さないまでも、ほっときゃ良かったんじゃないでしょうか?野球選手は自分のバットで自己を顕示すれば良いんだと思います。髪の毛なんかで自己のアピールだとか言って欲しくないです、ロック・ミュージシャンじゃないんですから……。

 スポーツ選手の髪形って一昔と違って様々になってきましたよね。私は、実力が伴えば別に髪を染めても構わないとは思いますが、それが決してヒップだとは思いません。先ずは自分に似合ってるかと言うのが大前提だとは思いますが、自分の実力やプレイ・スタイルに逆行してる様な髪形は、幾ら金髪やモヒカンでもヒップではないと思います。例えばロック・ミュージシャンで言えば、パンク・ロッカーが普通の髪形ってのがカッコ悪いのと一緒ですし、ヒーリング・ミュージックを演ってるのにパンク・ロッカーのカッコしててもピンときませんよね(たまにミス・マッチが妙にカッコイイ人もいますが……)。そう言う意味で、私は清原選手のスポーツ刈りはすごくヒップだと思います。毎年過酷な肉体改造をして、自分を高めてる清原ならでの強打者の雰囲気が出てますよ。私は、金髪やモヒカンが似合う野球選手がいても良いと思いますし、むしろそんな選手が出て来てくれると面白いんですが、そうでない選手がやるのはチョット……って感じなんです。スポーツ選手は「こんな髪にしたら目立つぞ!」だけで髪形を決めない方がいいと思うのですよ。

2002年11月27日水曜日
 日米野球では大爆発出来なかった松井。私はテレビで観ていて、何度か「あっ!!行った!」と思った打球がフェンス手前に落ちていくのを目の当たりにしました。日米野球ではMLBで使うローリングス社のボールを使ってたって事ですが、ジャイアンツが使ってるミズノ社製の公式球に比べ7g程重いのだそうです。日米野球を観て私の受けた松井の印象は、「メジャーで通用するのか?」と言う事よりも、「ボールとバットの相性が本当にこれで良いのか?」と言う事でした。今までは、ボールとバットとの相性も、バットと本人との相性も良かったわけですが、ボールが変わる事で、ボールとバットの相性が崩れてしまったのかもしれませんね。「弘法は筆を択ばず」って言いますが、道具を選ぶのって大切ですよね。私はドラムのスティックやギターを弾く時のピック、それらはその時の曲の雰囲気や出したい音やどういうプレイをしたいのかで換えてます。スティックの場合、太さが0.5mm変わると持った時の感触は相当変わりますし、音も変わります。材質が何かで重さも変わりますよね。
 日本のほとんどのプロ野球選手が使ってるバットの材質はアオダモと言う物で、メジャーではホワイト・アッシュが主流らしいです。因みにボンズはメイプルのバットで73本のホームランを量産し、最近そのメイプルも注目を集めてる様です。アオダモと言うのは私は知りませんが、アッシュとメイプルはエレキ・ギターなんかでも使われる材質です。どちらも音は硬めになります。メイプルはネックなどの強度を要するところなどにも使われます。スティックでもメイプルってありますよ。やはりスティックでは比較的最近使われだした新しい材質です(と言っても10年以上は経ってますが……)。スティックはメイプルの他、オークとヒッコリーのがあり、因みに私はヒッコリーのスティックを使ってます。メイプルのスティックって余り好きじゃありません。持った時の感触が(肌触りが)私には合わない様です。ですから一度も使った事がありません(試すくらいはした方が良いとは思うのですが、手にした時の感触がちょっとでも嫌だと、そこで直ぐにNGになってしまうのです)。オークのスティックはちょっと重いです。スティックの材質としては最も古くから使われてました。値段はヒッコリーやメイプルより安価ですが、そのかわりよく折れます。
 何故かスティックの話になってしまいましたが、松井選手は新しいバットを注文した様です。今までよりも長く太く軽いバットで、「V字型」から「ビール瓶型」と言うのになったそうです(メジャーの選手はほとんどコレ。材質はとりあえず3種類注文した様です)。それを少し短めに持つ様にするとの事です。メジャーでプレイするのに、これでバットとボールの相性は良くなるでしょうし、メジャーのピッチャーにも今までよりかは少しは対応出来てくれると思います。あとは道具以外のところ(ここが一番大変で、大切ですが……)。期待しましょう。

2002年11月28日木曜日
 今日は久々にマーヴェリックスのゲームのある日です。相手はデトロイト・ピストンズです。事情あってこのゲームに関しては、明日のインディアナ・ペイサーズ戦と一緒にまとめて書こうかと思います。
 マーヴェリックスは破竹の開幕から土付かずの13連勝中ですが、「マーヴェリックスが最初に土を付けるのはどのゲーム?」と言うアンケートをNBAの公式HPでとったところ、1番多かったのが明日の“ペイサーズ戦”でした。2番目は“Other”、つまり当分負けないで、私は勿論これにしました。ペイサーズはヘッド・コーチにアイザイア・トーマスを迎え、今絶好調です。昨日のNHK-BS1で放映してた、ペイサーズとマイケル・ジョーダン率いるワシントン・ウイザースの試合を観ても、ペイサーズのその実力はたいしたものでした。でも、マーヴェリックスはビッグ・スリーやブラッドリーの活躍で、ペイサーズをきっと破ってくれる事でしょう!お願いよぉ〜!

2002年11月29日金曜日
 ワオ〜ン、ワオ〜〜ン、私は泣いている………くくく・・・・ううううう・・・・。マーヴェリックスの15連勝は止まってしまいました(涙……それも大粒の涙)。昨日のピストンズ戦は見事勝利したのですが、やはり試合が2日続いたのが影響したのでしょうか!?昨日はフィンリーが42得点、ポパイ・ジョーンズが初出場を果たしたのですが、今日は………。おまけにマイケル・ジョーダンが今季で引退なんて報道されてます(マーヴェリックスとはカンケーないけど…)。今日はNBAの厄日かなぁ?


ホームへ戻る 私の趣味トップへ スポーツ観戦日記トップへ 次の月へ 前の月へ