2003年7月1日火曜日
某スポーツ紙では、今シーズン・オフのFAで、「ジャイアンツがあの西武の松井稼頭央を獲る」と言う事が一面にでかでかと書かれてました。
もしもジャイアンツが獲る場合、ジャイアンツには二岡智宏と言う強力な遊撃手がいます(二岡は今年、ホームラン30本は間違いないでしょう)。ジャイアンツとしてはその二岡をサードにコンバートさせるか、もしくは松井をセンターにコンバートさせると言う2つの案を持ってるのだそうです。ジャイアンツは来季、早稲田大学の鳥谷敬(とりたに・たかし。179センチ、82キロ。右投左打)と言う大型内野手を獲得するのではないかと言われてます。私の記憶では鳥谷はたしかショートで、松井がセンターの場合は鳥谷はサードへコンバート、二岡がサードの場合はセカンドへとなる様です。多分、松井が獲れない場合でも、二岡か鳥谷のどちらかがサードへコンバートされるはずです(原監督は二岡をクリーンアップで使いたいので、打撃に専念させる為にも“二岡サード・コンバート案”は十分有りえます)。
さて、松井稼頭央ですが、私はメジャーに行くとばかり思ってましたから、実はジャイアンツの“松井獲り”を紙面で見た時は正直驚きました。先日、ヤンキースがリトル松井(松井稼頭央の事)に触手を伸ばしてると聞いたばかりでしたし……。しかし、もしもヤンキースに行った場合、「松井稼頭央は何処を守るのだろう?」と言う疑問符が付きます。ヤンキースにはデレク・ジーターと言う遊撃手がいますし、セカンドにもアルフォンソ・ソリアーノがいて、ヤンキースの二遊間はまさにメジャー屈指で完璧です。そうなるとサード?サードはロビン・ベンチュラがいます。外野はバーニー・ウィリアムス、ラウル・モンデシー、それに松井秀喜で、ここも鉄壁です。多分、モンデシーかベンチュラとの天秤になると思いますが、う〜ん……どうなるんだろう?打順もヤンキースの場合、松井稼頭央は1番意外に考えられないんですが、やはりソリアーノの1番を(ジーターの2番も)動かすとは考えにくいですね。もしも松井稼頭央が1番だと、2番ジーター、3番ジオンビー、4番ウィリアムス、5番ソリアーノ、そんでもって松井秀喜は6番かなぁ……。これがヤンキースではなく、マリナーズだったら松井稼頭央の2番もありえますね。そうなるとイチローと松井稼頭央の1・2番コンビは強力ですよぉ。マリナーズの今のショートはカルロス・ギーエンで、ここ数年ギーエンもアレックス・ロドリゲスの抜けた穴を頑張って埋めてますが、やはり松井稼頭央が入ってきたらポジションを奪われるかもしれません。因みに外野は、ライトにイチロー、レフトにランディー・ウィン、それにセンターがマイク・キャメロンで、確実性に欠けるキャメロン辺りは松井稼頭央に取って代わられる可能性があります。
松井稼頭央がヤンキースかマリナーズに行けば“初の日本人野手2人”になり、私としては、やっぱりイチローとの「強力1・2番コンビ」、もしくは松井秀喜との「ダブル松井」が観てみたいです。
MLBオールスター人気投票、ア・リーグの外野手部門ではイチローがトップ、ですが松井秀喜は7位とちょっとミズをあけられた感じがしてました。私はここで「清き一票」を入れてやるつもりで、オールスター人気投票をインターネットで済ませました。「こう言う時って、グッと票が伸びたするんだよなぁ〜」なんて思ってましたら、ホントにそうなってしまいました。ナント7位からグ〜〜〜ンとランク・アップして2位に!このまま行けばオールスター出場、それもイチローとダブルでって事になります。それに今のところ、ドジャースの野茂英雄も出場の可能性が高いだけに、「日本人3人!」も夢ではありませんぞぉ!
2003年7月2日水曜日
今日からNBAのFA交渉解禁です。気になるのはマーヴェリックスが誰と交渉するかと言う事ですが、その前にドン・ネルソン・ヘッドコーチがマーヴェリックスと新たに3年延長の契約をしました。彼はGM兼任です。先ずはこれで一安心です。
マーヴェリックスが欲しいのはガードではなく、フォワードかセンター、特にイン・サイドに強い選手です。現在のマーヴェリックスのプレイ・スタイルはラン&ガンと呼ばれる速攻中心のオフェンスと、アウト・サイドからのシュートを得意としたものです。これに内側で張れる選手がいたら、まさに鬼に金棒という事です。
前にも書いたと思いますが、マイアミ・ヒートのアロンゾ・モーニングは肝機能障害で今シーズンを棒に振りましたが、来季はプレイ出来ると言う事です。1年のブランクは大きいですが、リスクを覚悟で獲りに行くかもしれません。それから、ユタ・ジャズ一筋だったカール・マローンも、マーヴェリックスを移籍先チームの候補だと言ってます。来季開幕時には40才になる彼ですが、そのパワフルなプレイまだまだ衰えてません。あと2年もやれば、カリーム・アブドゥル・ジャバーの持つ得点記録を塗り替えられるので、モチベーションもまだまだ下がらないはずです。もしもマローンが加入したら、ダーク・ノビツキーとの強力コンビ結成で、間違いなくマーヴェリックスをファイナルへ導いてくれる事でしょう。それから、インディアナ・ペイサーズのジャーメイン・オニールとセンターのブラッド・ミラー。特に今季平均得点20.8、リバウンド10.3(プレイオフでは6試合で平均17.5もリバウンドを獲っている!!!)と言う強力な数字を挙げているオニールは、実はマーヴェリックスが最も欲しい選手かもしれません。オニールにはスパーズやレイカースも興味のあるところでしょうが、もしも彼がスパーズやレイカースになんて行ってしまったら……、そりゃもう恐ろしい事になってしまいます。マーヴェリックスの所属するウエスタン・カンファレンスは地獄と化します。「もしもペイサーズを出るのなら、是非マーヴェリックスへどうぞ」と言いたいです。
それから、マーヴェリックスのFA選手は全部で4人で、ラジャ・ベル、エイドリアン・グリフィン、ウォルト・ウィリアムス、ポパイ・ジョーンズです。この4人の内、マーヴェリックスは誰と再契約するのでしょうか?今季期待外れに終ったポパイ・ジョーンズ辺りは、契約して貰えないかもしれませんよね。これからは、それらの動向に注目です。来季は絶対にファイナル進出、そして制覇を狙うマーヴェリックス、アッと驚く様なトレードもあるかもしれません。
2003年7月3日木曜日
トヨタを退社した田臥勇太選手が、6日から行われるNBAのサマー・リーグにマーヴェリックスのテストから参加するそうです。田臥選手以外には、USBL所属の森下雄一郎選手も参加予定だとか。もしも田臥勇太がマーヴェリックスのテストに受かったら、そりょもう凄い事です。マーヴェリックス・フアンの私達だけではなく、日本中がひっくり返る様な騒ぎとなるでしょう(国際化路線を図ってるマーヴェリックスですから、“初の日本人NBAプレイヤー”は有りえる様にも思えるのですが……)。但し、元NBAの選手200人の中の30人に残る必要が有りますが……。
FAの目玉、インディアナ・ペイサーズのジェイソン・オニールはやっぱりサンアントニオを訪問する様です。サンアントニオ・スパーズはデヴィッド・ロビンソンが引退し、サラリー・キャップに余裕が有りますので、FAでオニールを獲る事が出来ます。サンアントニオを訪れた後は、ダラスにも来てくれるそうですが、マーヴェリックスはサラリー・キャップに余裕がないので、もしマーヴェリックスに来るのなら一旦ペイサーズとサインし、その後トレードでと言う事になります。そうなるとトレード要因は誰?ま・まさか、ニック・ヴァン・エクセルやレイフ・ラフレンツとかじゃぁ無いでしょうねぇ!でも、それでもジャーメイン・オニールはマーヴェリックスにとって大いに魅力です。
一昨年、マーヴェリックスはデンバー・ナゲッツと大トレードでレイフ・ラフレンツ、ニック・ヴァン・エクセル、エイブリー・ジョンソン、タリーク・アブドル・ワハドを獲得しました。これは、レイフ・ラフレンツ欲しさゆえのトレードだったと聞きました。しかし、ラフレンツは今のところ思った様には伸びてはくれていません(来シーズンは大ブレイク?絶対に無いとは言えないでしょう)。ニック・ヴァン・エクセルは今回のプレーオフでは大活躍し、今まで“ビッグ3”と言われてたマーヴェリックスの売り物を“ビッグ4”に変えようと言う動きまで出て来てます。元々、ニック・ヴァン・エクセルは物凄い可能性を持った選手だったのですが、以前所属してたレイカースやナゲッツでは問題児扱いされてました。しかし、マーヴェリックスに来ると問題児どころか時にはチームを引っ張り、スターターではないのにふくれもせず、自分の仕事をしっかりやってます。今や6thメンとしては最高の選手だと思います。ドン・ネルソンに言わせると、エクセルは計算が立たないと言う事だそうですが(或る試合で大量得点したかと思えば、次のゲームではまるでダメだったりとか、ムラが多いと言う事だそうです)、このプレイオフでの活躍で、かなり見直されたと聞きました。
それからマーヴェリックスは、いよいよマイアミ・ヒートのアロンゾ・モーニングと交渉を始めたらしいです。私はモーニングがマーヴェリックスに来る可能性はかなり高いと思ってます。モーニングがヒートに対する思い入れは強いと聞いてますが、病み明けでスターター・フル出場が微妙なモーニングにとっても、マーヴェリックス移籍は背負う部分を最も軽くする事が出来る環境にあるとも思います。
2003年7月4日金曜日
NBA、今年のFA一番の注目株は、ニュージャージー・ネッツのジェイソン・キッドの動向ではないでしょうか?ティム・ダンカンは大方の予想ではスパーズに残りそうですしね。
キッドは元々はマーヴェリックスでドラフトされた選手で、一時はジャマール・マッシュバーン、ジム・ジャクソン等と共に「スリーJ’s」と言われ、活躍してました。しかし、この3人は不仲が噂され、優秀な3人のタレントがいる割りにチームは負け癖が付いてしまってて、(多分前のオーナーの時だったっけな?)揃って放出されてしまったのでありました。キッドはサンズにトレード、マーヴェリックスはトニー・デュマースとローレン・マイヤーも一緒に放出し、その代わりに若かりしマイケル・フィンリー、A.C.グリーン、サム・キャセール、それとドラフト2巡目のピック・アップ権を得たのでした。その後オーナーがマーク・キューバンに代り、その頃のマーヴェリックスとはまるで違うチームとなってます。他チームの選手に「一番居心地の良いロッカー・ルームは?」と言うアンケートを取ったところ、マーヴェリックスの『アメリカン・エアライン・センター』と言うのが断トツだったと聞きます。マーク・キューバン・オーナーは選手達に必要とされてるものは全て与え、選手達の環境が快適になるように整えてあげてます。そう言った意味でもあの頃のマーヴェリックスとは別チームになってると思います。
さて、ジェイソン・キッドですが、これから先ずはサンアントニオを訪問し、次に夫人と一緒にダラスを訪れると言う事です。多分、ダラスは大都会だけれども遊ぶところは何も無い町だと聞きますので、夫人の方はあまり気に入らないかもしれませんね。しかし、キッドは移籍先を「優勝を狙えるチーム」と言ってます。となると、サンアントニオ・スパーズ、ダラス・マーヴェリックス、ロサンゼルス・レイカース、それにサクラメント・キングス辺りと言う事になるのではないでしょうか?皮肉な事に、2年連続でファイナル進出した、現在キッドが所属するニュージャージー・ネッツは、キッドが抜けたら一転して優勝を狙えないチームになってしまうと思います。
移籍先として一番可能性があるのは、やはりスパーズではないかと噂されてます。スパーズのダンカンはFA選手ですが、先程も言いました様に、チームに残る可能性が非常に大きいです。それにスパーズはデヴィッド・ロビンソンが引退した分、サラリー・キャップにかなりの余裕があります。マーヴェリックスはそれが無いので、もしもキッドを獲るならば、やはりサイン&トレードと言う方法が取られるはずです。その場合ネッツが交換要員として望むのは、スティーヴ・ナッシュかニック・ヴァン・エクセルと言う事になるでしょう。しかし、マーヴェリックスのマーク・キューバン・オーナーはスティーヴ・ナッシュは絶対に放出しないはずです。あと、キッドとダンカン、この2人は実は仲良しだと言うのも大きいですね。もしもキッドがスパーズに移籍したら、ダンカンとは「無敵のコンビ」になる事間違いなしです。同じカンファレンス、同じディヴィジョンのマーヴェリックスは、今年の補強はかなり本腰を入れないといけないでしょう。マーヴェリックスの場合、今現在、“スティーヴ・ナッシュ&ニック・ヴァン・エクセル”のポイント・ガード同士の共存はかなり上手く行ってます。これをわざわざ崩して、リスクを背負う必要は無いと思いますが……、いかがでしょうか?ただ、“スティーヴ・ナッシュ&ジェイソン・キッド”、“ニック・ヴァン・エクセル&ジェイソン・キッド”、このどちらにしても上手く共存出来たら、間違いなく今以上に強力であると思います。想像しただけで鳥肌モンですね。
今、FAになってるマーヴェリックスの4人の選手、エイドリアン・グリフィン、ウォルト・ウィリアムス、ラジャ・ベル、ポパイ・ジョーンズの再契約にも注目してみましょう。逆説的ではありますが、もしもこの4人の誰もマーヴェリックスと契約しなかったら、マーヴェリックスのFA補強もかなり本気と捉えても良いかもしれません。エイドリアン・グリフィンはディフェンス面で活躍し、シーズン前半ではスターターとしての起用が目立ちました。しかし、ゲーム・スタートして数分でニック・ヴァン・エクセルと交代し(それがマーヴェリックスのいつものパターンなんですが…)、結局は出場時間が少なく、私はエイドリアン・グリフィンに対してレギュラー・クラスと言うイメージは持てませんでした。更にシーズン終盤では、ポジションをラジャ・ベルに奪われた感じがしてましたし……。ですから、マーヴェリックスは、五分五分の確率でエイドリアン・グリフィンを手放すのではないかと思います。そのラジャ・ベルも、まだまだ期待に答えられるまでは活躍は出来てませんよね。ラジャ・ベル位の活躍度でしたら、代りは幾らでもいる………と言ったら失礼でしょうか?しかし彼はまだ若いので、今後まだ伸びる可能性も無くは無いと思います。大ベテランのウォルト・ウィリアムスは、プレーオフでは少し活躍しましたが、シーズンを通しては多少物足りなかった気がします。本来なら得意の3ポイント・シュートをもっとビシバシ決めてくれなくてはいけないところだったと思います。ポパイ・ジョーンズはマーヴェリックスの弱点と言われたディフェンス面での救世主になるかと期待しましたが、怪我もあり、実際は期待を裏切りました。厳しい言い方かもしれませんが、私には彼がチームの勝利に貢献した印象がまるでないのです。チームとの再契約はかなり難しいと思います。いずれにせよ、マーヴェリックスはこれらの選手との再契約は後回しにすると私は思ってるのですが……、果してどうなるでしょうか。
2003年7月6日日曜日
NBA、今年のFA注目の選手のうちの一人、カール・マローンはロサンゼルス・レイカース入りへ一歩前進したとの事です。更にレイカースはマローンに、「ゲイリー・ペイトンも獲るから、君とゲイリーが加入でバッチシ優勝よん!」と言う風な事を言ったそうです。な・な・なに!!?ペイトンとマローンの両獲り?!マローンは長年ジョン・ストックトンと言う偉大なポイント・ガードと一緒にゲームを戦って来ました。彼のプレイ・スタイルには名PGのアシストは不可欠と言う事でしょうが、これでペイトンと組んだらもう活躍間違いなし……。それよりか、レイカースは完全なお化けチームになってしまいます。現在のレイカースのシャック(シャキール・オニール)&コービー・ブライアントのコンビでさえ凄いのに、これにペイトン&マローンが入っちゃったら………。マーヴェリックスもそうですが、スパーズだってオチオチしていられませんよぉ!まぁ例えば、スパーズにはティム・ダンカンが残って、更にジェイソン・キッドが入ると仮定しましょう。そうするとマーヴェリックスは……。今年の戦力ではこれらのチームには(何処のチームだって!)勝てないでしょぉ〜!これらの強豪に対抗するには、アロンゾ・モーニング獲得!更に、ジャーメイン・オニールもしくはエルトン・ブランドも獲得………って感じで行かないと……。しかし、J.オニールの引き止めにはペイサーズがかなり力を入れるはずですし、E.ブランドもしかり、クリッパーズが必死で引き止めるでしょう。それから、J.オニールの移籍先候補には、しっかりとスパーズの名前が有ります。これは要注意ですよぉ!
2003年7月7日月曜日
田臥勇太がマーヴェリックスのサマー・リーグ・ロースターに残った様です。これで日本人NBAプレーヤー第1号に向けて一歩前進です。私としては、それがマーヴェリックスだと言うのも嬉しいです。
日本人メジャーリーガーは、3人のオールスター選手を輩出しました。イチロー、松井秀喜、それにマリナーズのセット・アッパーとして好調の長谷川滋利投手。松井もヤンキースの新人としては、あのジョー・ディマジオ以来だと言うので、それはもう凄い事ですよぉ!
2003年7月9日水曜日
えらいこっちゃ!NBA、ロサンゼルス・レイカースとミルウォーキー・バックスのポイント・ガード、ゲイリー・ペイトンがFA移籍の基本的合意に達した様です(サインは現地時間16日以降)。レイカースは守備にも定評のあるペイトン(もちろん得点能力も非常に高い!)を獲得した事によって、お化けチームに一歩近づきましたよ。これでもし、カール・マローンが加入してしまったら、大変な事になってしまいます。
田臥勇太はサマー・リーグ初戦、対レイカース戦に出場し、2リバウンド、2アシストとまずまずの出だしだった様です。173cmと小柄な田臥勇太ですが、早くも“東洋の魔術師”と言われてるとか。10月から始まるマーヴェリックスのキャンプ参加に向けて、幸先良くて希望の光がまたいちだんと明るくなった気がします。
2003年7月11日金曜日
マイアミ・ヒートのアロンゾ・モーニングの獲得合戦が、マーヴェリックスとニュージャージー・ネッツとの間で繰り広げられてる様です。私はマーヴェリックス・ファンとして勝手な事を言いますが、何よりもマーヴェリックスはレイカースとスパーズが今季のFA補強で巨大チーム化せれますと太刀打ち出来ないので、モーニングを獲得する事によってそれ等に対抗して欲しいのです。あと、欲しいところで言えば、インディアナ・ペイサーズのジャーメイン・オニールはどうやらペイサーズに残りそうですし、パワー・フォワードのカール・マローン。彼をレイカースに獲られると非常にまずい事になります(私、随分勝手な事を言ってる?)。マローンがダメなら、ロサンゼルス・クリッパーズのエルトン・ブランドやラマー・オドムと言った活きの良い所も狙いたいですが、果して現実的にはどうでしょうか(やっぱり、相当勝手だぁ。お許しを……)?
2003年7月13日日曜日
ゲイリー・ペイトンに続き、カール・マローンもロサンゼルス・レイカーズへ移籍濃厚となりました。これは大変な事になりましたよぉ!レイカースは、まるでオール・スター・チームではないですかぁ!同じカンファレンスに所属するマーヴェリックスにとっても、これは深刻な問題です。
それから、FAもう1人の注目の大物ポイント・ガード、ジェイソン・キッドもニュージャージー・ネッツ残留を表明しました。ネッツはマーヴェリックスとのアロンゾ・モーニングの獲得合戦でも、“キッド残留”が追い風となり一歩リードした様な気がします。
NBAサマー・リーグをマーヴェリックスから参加してる田臥勇太選手、今回のグリズリーズ戦は出場してませんでした。前回の対スーパーソニックス戦もたったの1分強の出場。ちょっとやばいかな?
それから、マーヴェリックスのルーキー、ジョシュ・ハワードはなかなか頑張ってる様です。マーヴェリックスはこのルーキーを来季のスターターとして期待してる様な気がします。ジョシュ・ハワードは今年のドラフトで特別注目を集めてた選手ではないのですが、毎年ルーキーを直ぐにトレードしてしまってるマーヴェリックスがトレードもせずに、彼にかなり入れ込みをしてる様に思います。ジョシュ・ハワードの今後にも注目したいです。
さて………、“我が栄光の巨人軍”ですが、今年はもうダメでしょうかね?阪神の勢いも確かに凄いですが、ジャイアンツの諦めムードも相当凄いです。あ〜、なんたる事でしょう。
今日は久々に大相撲を観て盛り上がりました。中でも『朝青龍vs高見盛』の一番……、と言うより、高見盛のパフォーマンスと気合には恐れ入りました。横綱の朝青龍を倒し、更に気合の入る高見盛。私はすっかりファンになってしまいました。
2003年7月17日木曜日
NBAはいよいよFA契約解禁です。ゲイリー・ペイトン(元ミルウォーキー・バックス)とカール・マローン(元ユタ・ジャズ)はロサンゼルス・レイカースとサイン、ジャーメイン・オニールはそのままインディアナ・ペイサーズと、アロンゾ・モーニング(元マイアミ・ヒート)はニュージャージー・ネッツ、ジュワン・ハワード(元デンバー・ナゲッツ)はオーランド・マジック、P.J.ブラウンもニューオリンズ・ホーネッツと再契約、マケル・オロワキャンディ(元ロサンゼルス・クリッパーズ)もミネソタ・ティンバーウルブスとサインしそうですし、アンドレ・ミラー(元ロサンゼルス・クリッパーズ)はデンバー・ナゲッツに、エルトン・ブランド(元ロサンゼルス・クリッパーズ)もどうやらマイアミ・ヒートに移りそうです。ティム・ダンカンはサンアントニオ・スパーズと7年契約をあらたに結びました(ま、ダンカンの他チームへの移籍は無いだろうと、誰もが思ってましたが……)
現在のところ、我がマーヴェリックスはまだ誰も獲得出来ていません。マーヴェリックスが欲しい目ぼしいとことなれば、あとはインディアナ・ペイサーズのセンター、ブラッド・ミラーって事になりますが、果して見事獲得出来るでしょうか?ミラーが加入すれば、戦力アップは間違い有りません(クリッパーズのラマー・オドムも良いですねぇ〜)。彼は、得点力も毎試合10点以上は期待できます。リバウンドもペイサーズ時代よりは幾らか多く獲れるのではないでしょうか?現在センターのレイフ・ラフレンツはフォワードで、イヴァン・エシュマイヤーかショーン・ブラッドリーはトレードに出されるって事も有りえますね。……でもまだ、「獲らぬタヌキのなんとやら」です。昨年のラシャード・ルイス(シアトル・ソニックス)の時の様な事にならなければ良いのですが……。ブラッド・ミラーについては、ミネソタ・ティンバーウルブスが、やはりFAでサンアントニオ・スパーズに移ってしまったラスホ・ネストロビッチの後釜として狙ってるとの噂もありました。しかし、オロワキャンディを獲ったので今更もう一人センターを獲るとは思えません(まさか、ツイン・タワーかい?)。マーヴェリックス、がんばれ!!
マーヴェリックスはボストンで行われてるリーボック・サマーリーグにも参加してますが、そのロースターの中には田臥勇太の名前は有りません。気になります……。
MLBのオールスター・ゲーム、松井秀喜もヒットを打ってひとまず安心。イチローはやはり貫録があります。長谷川滋利はちょっと可愛そうだったなぁ。ところで日本のオールスターはまだ1戦も観てません。私の中で何か日本のオールスター・ゲームについて冷めてしまった所が有るのです。何が何でも観たいと言う気になれないのであります。なんだか残念。
2003年7月18日金曜日
FA解禁になって1日経って、マーヴェリックスの補強は今のところ、まだ新人のジョシュ・ハワードだけですが、アロンゾ・モーニングとは合意に至ってたと思ってただけに、ちょっと残念です(マイケル・オロワキャンディも狙ってらしい)。一時期はカール・マローンも「マーヴェリックスは移籍先候補」と言ってたのですが、ここまでのところかなり当てが外れた形になってます。
マーヴェリックスは所謂ビッグ・マンを獲りそこねておりますので、「やっぱりガード!」って感じになるのでしょうか?つまり、シューティング・ガードを獲り、マイケル・フィンリーをスモール・フォワードに起用するって事です。フィンリーはクラッチ・シューターでもあり、実にオールランドな選手だと思います。この場合、獲得しようとするシューティング・ガードは、ハンパな選手ではダメですよね。アトランタ・ホークスのジェイソン・テリーは188cmと小柄ですが、3ポイント・シュートも得意で、得点能力は非常に高いです。アシストも多く挙げていて、ポイント・ガードとしても動けます。それから、デトロイト・ピストンズのリチャード・ハミルトンは身長201cm有り、スモール・フォワードも出来ます。勿論得点能力は非常に高いです。タイプ的にはジェイソン・テリーよりもリチャード・ハミルトンの方が欲しいところですが、どうなるでしょうか(なんの根拠もない、私の勝手な独り言だし……)?スモール・ガードでは、やはりロサンゼルス・クリッパーズのラマー・オドムが欲しいです。内側で強い選手が居れば、マーヴェリックスはかなり戦い方の幅を広げる事が出来ると思います。あ〜、モタモタしないで、早く強力な選手を獲得して欲しい……これが私の本音です。
2003年7月19日土曜日
昨日、ヤンキースの松井秀喜は対インディアンス戦で、見事サヨナラ・ホームランをかっ飛ばしました。それまでの3打席はいずれもバットをへし折られ、ボテボテのゴロばかり。またまた、「ゴロ・キング」って言われてしまうのだろうか?しかし、第4打席は雰囲気有りましたよ。低めの球をうまくライト・スタンドへ。日本人初のサヨナラ・ホームランだそうです。打率はこれで.299。後半戦はホームランも出るのではないでしょうか?期待しましょう!
NBA、デトロイト・ピストンズのリチャード・ハミルトンはピストンズと再契約しました。「リチャード・ハミルトンが欲しいなぁ」と言う事については昨日書いたばかりだったので、私の勝手な独り言だったとは言え、「マーヴェリックスは補強する気有るのだろうか?」と考えてしまいました。
実は昨日、昨シーズンの『マーヴェリックスvsペイサーズ』戦(2002年12月17日、ホームでの試合、対ペイサーズ戦は2戦目。この時は118−97で大勝しました)のビデオを観ました。ブラッド・ミラーをチェックするつもりでしたが、印象に残った部分はありませんでした。それよりか、やはりジャーメイン・オニールの方が目立ってしまい、「ああ言う、イン・サイドに強い選手が欲しいなぁ!」って思ってしまいました。そのゲームでは、ブラッド・ミラーはマーヴェリックスのレイフ・ラフレンツやショーン・ブラッドリーよりも精彩を欠いてました。スピードはレイフ・ラフレンツの方が有る様な感じです。ただ、フィジカル面は強そうでした。マーヴェリックスはフィジカルな面で強い選手が欲しいので、外からもシュートが打てるレイフ・ラフレンツと、インサイドに強いブラッド・ミラーが揃ったら良いのかもしれません。
2003年7月21日月曜日
エルトン・ブランドはロサンゼルス・クリッパーズと再契約した様です。私はてっきり、彼はマイアミ・ヒートへ移籍するものと思ってましたが、どうやら実はヒートのオファー・シートにサインしたのみで、結局は合意に至らず(彼は限定付きのFA取得者です)にクリッパーズに残った様です。ロサンゼルス・クリッパーズは主力のほとんどがFA権を行使しそうでした。既にマイケル・オロワキャンディは移籍してしまいました。アンドレ・ミラーもデンバー・ナゲッツとのオファー・シートにサインしてますので、移籍の可能性は有ります。あとクリッパーズで動向の気になるFAの大物はラマー・オドム(彼も制限付きのFA取得者)ですが、彼は是非マーヴェリックスに欲しい選手でもあります。今のところ、マーヴェリックスがコンタクトを取ったと言う話は聞いてませんが、もしもスモール・フォワードで彼が来たら、これはもう強力です(エルトン・ブランドだったら更に強力だったのにぃ……)。現地ではここ2日間は土日と言う事で、FAの動向が止まってますが、明日辺りかなり動きが出るかもしれませんね。楽しみです。
可能性としては相当低いですが、もしもマーヴェリックスがインディアナ・ペイサーズのブラッド・ミラーとクリッパーズのラマー・オドムのダブル獲りが出来たら、仮にマーヴェリックスのFA選手4人(エイドリアン・グリフィン、ラジャ・ベル、ウォルト・ウィリアムス、ポパイ・ジョーンズ)の誰とも契約できなくても、選手の層に厚みが出て、あのお化けチームのロサンゼルス・レイカースだって怖くは無くなります。
2003年7月25日金曜日
や・や・やられたぁ〜……。マーヴェリックスは獲得を狙ってた元インディアナ・ペイサーズのブラッド・ミラーを、とうとうサクラメント・キングスに獲られてしまいました。キングスはマーヴェリックスのライバル・チームですが、今まで、ドラフトはおろかトレードやFA選手の獲得にも動きを見せてませんでした(つまり、ここまでまるで補強してなかったのでした)。しかしここに来て、ブラッド・ミラーをサイン&トレードで、しかもサンアントニオ・スパーズとの三角トレードと言う形で、見事ブラッド・ミラーを獲得してしまいました。キングスには更に、ブラディ・ディヴァッツと言う強力なセンターもいます。これでマーヴェリックスはキングスにも戦力的に水をあけられてしまいました。マーヴェリックスは今いったい何を画策してるのか……。それとも何も考えてないのか、段々心配になって来ました。ライバル・チームが次々と戦力補強をして行ってる中、次期シーズンのファイナルを征するためには、戦力補強は必至です。
2003年7月30日水曜日
マーヴェリックスはサマー・リーグで活躍したルーキー、ガードのマーキス・ダニエルズを獲得しました。彼はサマー・リーグに10試合出場し、1試合平均18.3得点、3.4リバウンド、チーム・ハイの3.4アシストを挙げました。マーヴェリックスの今年の補強は、FAやトレードではなく、“新人”に目が向けられてるのでしょうか?ジョシュ・ハワードもサマー・リーグでは活躍し、彼は細身ですがリバウンドも獲りに行け、得点も挙げられると言う事で、次期シーズンのスターターを飾る事も夢ではなさそうです。ジョシュ・ハワードはドラフト1巡目最後の選手ですが、すこぶる評判が良いです。どこかのサイトに「タイプ的には、元ロサンゼルス・レイカースのジェームス・ウォージー。しかし、安定感ではジョシュ・ハワードの方が上」と書いてありました。あのジェームス・ウォージーと比べられるなんて、凄いじゃないですかぁ!