安田しん二のアナログメンズ倶楽部、
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2006年12月28日〜
 21日から25日まで、稲葉明徳さんのバンドで上海に行ってライヴを演って来ました。明ちゃん(稲葉さん)は、雅楽奏者としてとても有名な人ですが、実はサックスの腕も一流で、ハイ・センスなプレイをします。明ちゃんは今回、篠笛は持って行きましたが、メインはソプラノとアルトの2本のサックスです。勿論今回もそのムーディー且つハイパーなプレイで、お客さんの心をグッととらえていました。
 メンバーは明ちゃんが集めたのですが、偶然全員私の知り合いばかりでした。まあ、ベースのよすおさんは当然知っているとして、ギターの瀬戸政彌くんは一緒にプレイはした事はなかったのですが、昔何度か大勢で飲んだ事が有りました。そしてなんと、キーボードの荒木陽太郎くんは、私がアマチュア時代に一番回数多くプレイした人です(当時の彼はベーシスト。私とリズム隊を組んでました)。彼は現在、『スマスマ』や『ミュージック・フェア』などの、TV番組の音楽の編曲者として活躍してる人です。荒木くんと初めて会ったのは私が15歳の時です。その後、23歳までは一緒に演ってましたが、プロになってからはプレイする機会は無く、20年以上も一緒にはプレイして無かったので、凄く懐かしかったです。しかも、合わせてみたら一発で息は合い、竹馬の友との相性の良さを実感しました。皆とは年齢で一回りも違う若い瀬戸くんも、細かいリズムの打ち合わせを真摯に聞いてくれて、見事アジャストしてくれたので、私はとても楽しくドラムを叩く事が出来ました。だから、こんな気心の知れたメンバーで上海に行ったので、楽しいのなんのって。
 ライヴは上海の『MIX』で3日間の公演でしたが、毎晩打ち上げ、それも明け方まで大いに盛り上がりました。大勢の素敵な人達とも出会い、とても楽しい想い出になりました。私にとって初めての中国でもあり(台湾には行った事がありますが……)、しかも大勢の中国の人の前で演奏すると言う事も初めて。この機会を与えてくれた明ちゃんには感謝です。
 上海には楽器街もちゃんと有り、中国の民族楽器から管弦楽器、それにLM楽器もありました。LM楽器は中国製の聞いた事のないメーカーの楽器が多いのですが、中には「このアコギ使えるじゃん、いくら?えっ!?日本円で3千円!?」なんてのも有りました。私は16か18インチ位の銅鑼を買いましたが、8千円もしませんでした。流石中国、安いです!いつか、40インチ位の銅鑼をゲットしたいです(でも置く場所が……)。

2006年12月18日〜
 今日から家で、魅惑の音楽団のストリングス・アレンジに取り掛かるつもりです。今日までは曲書きの仕事の合間合間に少しずつやって来てはいましたが、今日からは魅惑の音楽団のを本腰入れてやるつもりです。新しく試みるメドレー(カヴァー。何かはヒミツ)のアレンジも同時にやります。
 ストリングスのアレンジは4本の弦が濁らない様に計算しなくてはならず(ま、なんでもそうですが……)、私の場合、「濁らせない」と言う部分に関しては、メロディーを考える脳とは違う部分を使ってるのか、たまに考え過ぎると思考停止状態になってしまう事があります。そんな時、気分転換にピアノに向かってまったく別の曲など書くと、スラ〜っと一曲出来てしまったりして、なんだか得した気分にもなるんです。

2006年12月7日〜
 先日、私の旧友、ギタリストの是永巧一君から電話を貰い、彼も魅惑の音楽団に参加してくれる事になりました。勿論、来年1月5日のライヴにも緊急参加です。これで団員は総勢10名。全員が揃うリハは0回なのですが、そこは皆強者、心配は有りません。それよりもかえって緊張感が出て、それが結構面白かったりするのではないでしょうか?
 長谷川友二君と是永巧一君は、今まで共演はした事がありませんが、このツイン・ギターはかなり強力だと思います。お互いにタイプは全然違うのでバッティングする心配もなく、きっと素晴らしいケミストリーを生むはずです。あ〜、楽しみだなぁ

2006年11月30日〜
 毎年私は、山梨学院短大に招待され、ゲスト・スピーカーとしてお喋りをして来ます。と言っても、学校で教鞭をとると言う様な堅苦しい感じではありませんで(ま、私には無理でしょう……)、どんな話をするかと言いますと、実際にCDを聴いてもらって、「ほら、ここにこんな楽器が……」みたいな、ちょっと耳を澄まして鑑賞して貰ったりとか、「より音楽に興味を持って貰えたら良いな」と思いながらゆる〜〜くお喋りをしています。
 山梨学院と言えば、石和温泉の近くでして、私は毎年温泉宿に泊まって来ます。今年はよすおさんと、魅惑の音楽団の菱本幸二くんも同行して温泉旅行を兼ねて行きますので、もしかして気が向いたら1〜2曲なんかプレイするかもしれません。

2006年11月20日〜
 魅惑の音楽団ではここ数日、CDRのレコーディングを行って来ました。発売日は2007年1月5日、今度のライヴの日です。つまり、これはライヴ会場で販売する為のCDRで、通販や店頭販売はしません。ライヴを観て貰って気に入ってくれた人が、更に家でも聴きたいと言った時の為の音源なのであります。演奏も、オーヴァー・ダビングは極力控え、スタジオ・ライヴに近い形の演奏になってます。この辺りはバナナスとは対照的ですね。

2006年11月1日〜
 来年1月5日(金)、大船の『鎌倉芸術館・リハーサル室』でライヴを演る事になりました。ホールやライヴ・ハウスではなく、リハーサル室ってのがなんとも私達らしいのですよね。そこは、ライヴ・ハウスのアングラな雰囲気とはまた違った、なかなか明るい雰囲気ですので、普段あまりライヴなどを観に行かない人や、年齢層の高い方々にも気軽に来て頂けるのではないかと思ってます。ただ、ここは専用の照明とステージがなく、場内の雰囲気がちょっと「文化祭」っぽいかもしれません(笑)。しかし、その分、演奏者とお客さんの距離間が短く、曲によってはPAを止めて、「生音&生声コーナー」なんてのも出来そうです。
 メンバーは今のところ総勢9人です。私とよすおさん、そして、長谷川友二君がギター。リズム隊は3人で、今回もキーボーディストはいません。長谷川君ことハッちゃんの演奏スタイルはとても幅が広く、野球で言うと守備範囲がかなり広い、ゴールド・グラブ賞の名野手って感じです。ギター一本でピアノの守備範囲をもカヴァーしてしまえる様なプレイをします。彼のバッキングは物凄く色鮮やかで、華が有ります。
 今回も稲葉明徳さんと菱本幸二さんの吹き物コンビは中核を担います。稲葉さんこと明ちゃんは、一言で言いますと「サックスも吹くラテン系雅楽奏者」って感じです。篳篥、笙、篠笛、竜笛など、多彩な楽器を吹きこなします。それに実は琵琶も弾くらしいです。ピアノも、明ちゃんが弾くと味わいが有ります。彼の奏でる「和」のテイストは私達日本人にとってもとても新鮮で、普段触れられる事のない心の琴線を鳴らしてくれます。まさに感動ものです。そして、時には感情を思いっきり表に出した天真爛漫なプレイも、人を楽しくさせます。
 菱本さんことひっちゃんは、永年本場ボリビアでシーク(サンポーニャ)とケーナをプレイしてきた、真のビエントス(風の奏者。ケーナ&シーク奏者の事)です。ひっちゃんのケーナから放たれる洗練されたメロディー・ラインと、その暖かい音色はとても立体的で、聴く人の心を見事にとらえます。そしてシークの演奏には、そのアカデミックなテクニックに圧倒されます。目を閉じてひっちゃんのプレイを聴くと、まさに絵が浮かんで来ます。
 私達の演奏を豪華にしてくれるのは、4人のストリングス・プレイヤー達です。第一バイオリンは工藤美穂さん。第二バイオリンは、ビオラも弾く小原直子さん。ビオラは、バイオリンも弾く佐藤雅子さん。そしてチェロは井上とも子さん。彼女達はクラシック界からの参加ですが、活動範囲はクラシック以外にもとても広く、経験豊富です。奏でる音はまさに「本物」。そして、なんと言ってもリズムが素晴らしい。「バンドと弦カル」と言う分離した構図はよく観られますが、彼女達のストリングスはバンドと一体化します。まさに「ワン・バンド、ワン・サウンド」。ホントに素晴らしい人達と巡り逢えたと思ってます。
 以上の9人が一つとなって演奏致します。さあ、一体どんなサウンドになるのでしょうか?それは、これ以上言葉で説明するのは難しいです。やはり聴いて貰うのが一番です。どうか皆さん、是非ご来場下さい。

2006年10月27日〜
 NBAプレシーズン・ゲーム(プロ野球で言うところのオープン戦)、マイ・チームのダラス・マーベリックスは4連敗で幕を開けましたが、ダーク・ノビツキーを始め、主力組が合流してからは、負け無しの3連勝中。昨日のクリープランド・キャバリアーズ戦では、ジェイソン・テリーとジェリー・スタックハウスの二人もいよいよ合流(エリック・ダンピアーとジョシュ・ハワードはお休みでした)。残るプレシーズン・ゲームは明日のサンアントニオ・スパーズ戦のみです。若手ではデュディ・イービーがウエイヴされ、ロースターは規定人数の15人になりました。私のイチオシ、ポイント・ガードのホセ・バレアはどうやら残ったみたいです。当分は下部リーグで腕を磨く事になりそうですが、NBAと言うのは必ず故障者は出ますので、昇格してプレーするチャンスは充分あります。どうか、頑張って、貴重な戦力となって欲しいもんです。
 今シーズンはサンアントニオ・スパーズ戦で、現地時間の11月2日に幕を開けます。いきなり強敵と対するダラス・マーベリックスですが、今年こそはチャンピオン・リングを獲って貰いたいです。
 先日24日、新バンドのレコーディングの続きを行いました。今度はストリングスのダビングです。私とよすおさん(バナナスの2人)が参加するこのバンド、ライヴ活動を精力的に行って行く事を前提に結成されたのですが、まだバンド名も決まってない、「魅惑の音楽団(これがバンド名じゃないよ)」なのです。しかし、実はもう1stライヴの予定が決まりかけていますので、本決まりになりましたら、皆様にお知らせいたします。
 数週間前に顔合わせ&打ち合わせ(平たく言えば飲み会)を行ったのですが、その時はバイオリン、ビオラ、チェロの女性3人の方がいらして、私はてっきりこの人達はトリオなのかと思ってたら、レコーディング当日はなんとカルテット(4人)で登場。ビックリしてしまいました。しかし、せっかくだからその事実を10秒で受け入れ(ホントは少し嬉しかった)、3人分の譜面をなんとか4パートに分け、レコーディング開始しました。いやぁ〜、上手いです、この人達。やはり、4人だと音が豪華で良いです。このうちの1人は「二胡を持ってる」と言うので、「では次回は二胡も入れよう〜」と図々しく言っときました。いやぁ〜、リハーサルの日が待ち遠しいです。勿論、ライヴの日も………。

2006年10月21日〜
 ダラス・マーベリックスがプレシーズン・ゲームで初めて勝ち星を挙げました。ダーク・ノビツキーがこのゲームより、初めて出場したのがやはり大きいのでしょうか?今シーズンより加入のグレッグ・バックナーは19得点を挙げる活躍で、シカゴ・ブルズに移籍したエイドリアン・グリフィンの穴を見事に埋めてくれそうな予感です。バックなーは以前もダラス・マーベリックスに所属してましたが、5年振りのチーム復帰です。
 『Fab Rocks Rec. House』で、新バンド(バンド名は未定)のレコーディングをして来ました。バナナスはメンバーが2人しかいないので、基本的に活動は、ライヴよりもスタジオでのレコーディングが中心ですが、こちらの方は私とよすおさんのバナナス勢がインクルーズされたライヴ・バンドです。ライヴ・バンドとは言うものの、最初の活動の第一歩がレコーディングって言うのも、ちょっと笑っちゃいますよね。
 レコーディング前日に前乗りで、1泊しましたが、修学旅行の様で楽しかったです。けっこう朝まで飲んだりして、盛り上がってしまいました。
 そして、いよいよ当日。全員で“せ〜のぉ”で次々と録って4曲も出来ました。前日飲み過ぎてなければ、始まる時間が早まり、あと1〜2曲は録れたかも知れませんが、最初の予定が4曲だったので、私としては大満足です。バナナスではいつも2人なので、1人ずつダビングが多いのと、実験的に色々演るので、1日1トラックとかって言うのが多いのですが、こちらはそれとは対照的でした。録った曲が全てカヴァーだって言うのもこのバンドらしいかも知れません。で、これがまた個性的なサウンドなんです。私としては早くライヴを演る日が来るのが待ち遠しいです(只今、ライヴ会場を物色中!)。

2006年10月18日〜
 今日もダラス・マーベリックスは負けてしまいました。プレシーズン、これで4連敗目。未だ勝ち星無しです。相変わらず、ノビツキーを始め、主力選手を温存し、若手とスターター以外の選手がラインナップの中心です。私は心配はしてません………、ホントです。でも一時は14点もリードしてたのを逆転されちゃうとか、昔のダラス・マーベリックスを思い出しちゃいました。私がファンになった頃のダラス・マーベリックスはホントに弱かったですから……。
 さて、明日からちょっとしたレコーディングが有ります。ライヴの時に会場で売る為のスペシャルCDの為のレコーディングです。メンバーは私とよすおさんのバナナス勢だけではなく、“例のメンバー”による物です。予定では、なるべくライヴに近い形でのレコーディングとなります。楽しみです。

2006年10月17日〜
 NBAのプレシーズン・ゲームが始まりました。“マイ・チーム”のダラス・マーベリックスは、目下3連敗中です。と言うのは主力のダーク・ノビツキー、ジェイソン・テリー、ジェリー・スタックハウス、それにデビン・ハリス(故障中?)を試合に出さず、若手中心のラインナップだからでしょう。全然心配してません。
 この時季は、15人枠のロースターに絞るため、当落線上の若手の力を試し、数カ月前にやっと契約した選手を絞り込む必要があるからです。と言う事は、この15人に残れなければクビって事です。プリ・シーズンの始まる前に3年目のロシア出身のパベル・ポドコルジンがウエイヴ(クビ)になりましたが、昨日はまだ契約して2ヶ月かそこらのパット・キャロルがウエイヴになりました。予定ではあと2人ウエイヴになるはずです。ドラフト1巡目で入った新人、モーリス・エイガーはまずウエイヴされる事はないと思いますが(それに、ここ3試合でなかなかの活躍!)、フリー・エージェントの新人(ポップス・ボンス・メンサ、ホセ・バレア、ダリウス・ワシントン)と、デュディ・イービー辺りはその対象です。私がサマー・リーグ(ほんの数試合しか出場してなかったのですが……)から注目してるのは、プエルトリコ出身のポイント・ガードのホセ・バレアです。但し彼は、身長が183cmと低いのと、既にダラス・マーベリックスには3人のPGがいるので、少し状況は厳しいかも知れません。しかし、ここまでポイントもアシストもなかなかの出来。チームの状況としてはポップスとイービーを残すのではと思われてる様ですが、それでもやっぱり、私としてはバレアがイチオシです。

2006年10月4日〜
 篳篥、笙、篠笛、それにサックスまで吹くマルチ吹き物プレイヤーの明ちゃんこと稲葉明徳さんと私達バナナスの2人、それからエンジニアの青ちゃんとで「伊豆ツアー」と命名したプチ旅行をして参りました。明ちゃんは9月17日に伊東で行われた一大イベント、『大田楽』に出演し、その時の関係者を紹介してくれると言う事で、伊東まで会いに行って来ました。偶然、『大田楽』の練習中だったので、それを見学させて貰ったのですが、皆さんの真剣なパフォーマンスに感動してしまいました(勿論、明ちゃんの吹く篠笛の素晴らしさにも!)。
 『Fab Rocks Rec. House』に着き、私達の得意料理(?)「信ちゃん納豆!」とサッポロ・ラガー・ビール(赤い星のマーク)で乾杯!「会議」と称された飲み会は朝まで続きました。盛り上がりに盛り上がって、「これからも宜しく〜!」と男同士で抱きあい、なんだか楽しかったです。私達としては、年内にはまたライヴを演るつもりで、もうその第一歩はもう切られています。

2006年9月25日〜
 10日に演った那須でのライヴの余波は、メンバー&スタッフの間にはまだ残ってる様です。私も近いうちに第2弾目をどこかで出来ないかと考えてるのですが、まだまだ知名度も無いため、やっぱり自分達で企画するしかないかなと思っています。
 今度は都内か地元湘南、または静岡県辺りでと言うのが候補地として有力でありますが、どこのハコ(ホール)で演るかで色々と悩むところであります。先ずは、集客の事を考えると、その土地によりハコの大きさは異なってきますが、幅広い年齢層を集客するとなれば、あまりアングラな雰囲気の所では、「ちょっと入りにくい」となってしまいがちです。となると、自分でどこかの会場を押さえ、チケットを刷り、音響設備を整えるコンサートの形式となるのでしょうか?ん〜、大変そうだなぁ。でも、私が10代の頃は、「ライヴ・ハウス」と言えば、「プロかセミ・プロ(懐かしい言葉!)が出る所」と言う感じで、アマチュアはホールを借りて自主興行方式でのコンサートを企画すると言う事が当たり前の時代だったのです。かくなる私も、実際に何度もコンサートを企画した経験が有ります。私の企画したコンサートには、デビュー直前のカドマツトシキさんが、キャメルのコピー・バンドのギタリストとして出演した事なんかもありましたし、後々にプロになったミュージシャンも結構いたりしたのでした。
 さあ、その時の経験を生かして………って時代も状況も何もかも違うのですが………。でもやってみない事にはなにも始まりませんので、一丁頑張ってみるつもりです。

2006年9月21日〜
 今日9月21日は、先日の鈴木茂さんに続き、私達バナナスがfmK-MIXの『キャラメル・カフェ』に出演する予定です。
 なんと、今回は私達の出来立ての新曲、「人生は楽しまなきゃダメさ」と「憶えているかい?」の2曲を初公開するつもりです。「人生〜」は50年代のR&Bを意識して創られたナンバーですが、途中でリズムがチェンジしたりもして、バナナスなりのひねりが加えられています。「憶えて〜」は、この時季にピッタリの“夏が終わって秋”って感じの甘い酸っぱいサウンド。でも、サビはちょっとだけフィル・スペクターなナンバーです(ん〜、何を言ってるんだか………)。勿論、今回も“オール・アナログ・サウンド”であります。

2006年9月19日〜
 昨日は浜松で鈴木茂さんやバナナスのメンバー&スタッフと過ごしました。夜は皆で飲みに行きましたが、そこでバナナスの相棒、よすおさんが「今度僕、ノーキー・エドワーズのバックでベース弾くんですよ。去年も弾いたし……」と言うと、茂さんが「えっ!?本当?」と、ノーキーさんの話で物凄く盛り上がりました。実は茂さんにとっての最初のギター・アイドルは、ノーキー・エドワーズなんだそうです。因に私は、「よすおさん、ノーキーと演るの知らなかったぞお!」と言うと、「何度も言ってるよ!お前が忘れてるか、その時ちゃんと聞いてないんだよ!」と怒られてしまいました。まあ、いいかぁ。
 でも、もしかして今回のこれは、ノーキーさんと鈴木茂さんの共演の切っ掛けになったりして……だったら面白いんだけどなぁ。

2006年9月17日〜
 バナナスとも縁の有る地、伊東では『大田楽』と言う催し物が有るそうです。私達の親友、篳篥、笙、篠笛奏者の明ちゃんこと、稲葉明徳さんもこのイベントに出演する事になってます。私達も見に行きたかったのですが、明日は4時起きで浜松のK-MIXへ行かなくてはなりません。あ〜残念。明ちゃんのプレイを観る事が出来なくて。それから、明ちゃんと一緒に『福々亭』でラーメンが食べたかった。
 明日は都内でよすおさんとあおちゃんが待ち合わせ、一台の車に搭乗してギタリストの鈴木茂さんの家に向かいピック・アップし、最後に私の家に来てくれる手はずになってます。その後は浜松へ4人で珍道中となるわけです。静岡の皆さん、茂さんが18日のfmK-MIX『キャラメル・カフェ』に出演しま〜っす(美人パーソナリティーの小林千穂さ〜ん、また行きますよぉ〜、よろしくぅ〜)………って、すいません。本当は“多分”この番組に出るのだと、私が勝手に思ってるだけなので要確認です。
 茂さんのキャリアはものすご〜〜〜く長いので、きっといろいろなエピソードも有ると思います。因に行きの車の中では、「録音方法」や「機材と楽器」などの話で盛り上がるはずであります。いろいろなミュージシャンがいますが、茂さんこそは生粋の「音楽人」なのであります。

2006年9月16日〜
 那須での「芸者&バナナス」のライヴが終わり、家に帰って来て、ちょっと楽器をいじってみますと、なんだか少しだけ上手くなってる気がしました。例えば、今回は一度も私はケーナを吹かなかったのですが、菱本さんと言う、ケーナの達人とずうっと一緒にいたお陰か、なんだか自分の出す音が以前より少し良くなった気がするのです。何故でしょうか?不思議です。それはやはり弾かなかったギターにしてもそうだったりします。たしかに長谷川君の影響はかなり有ると思います。しかし、じっくり彼等のプレイを観て、何かを盗んだわけでもなんでもないのです。そうか!これは良い音を身近で聴いていた影響、と言うより良い意味での症状なのかもしれない。

2006年9月12日〜
 9月10日にバナナスと芸者ストリングスとのジョイント・ライヴが那須の『弦楽亭』で行われました。
 メンバーは私とよすおさんのバナナスと芸者ストリングスの女性3人(ハルちゃん、がんちゃん、さちえさん)にギター1人(はっちゃん)と笛を2人(明ちゃん&ひっちゃん)、の総勢8名で、それぞれのメンバーをフューチャーし、2部構成で行われたのですが、1部の終わりにアンコールが来たり、最後はスタンディング・オベーションを頂いたりしまして、大盛況の中無事終了 致しました。
 今回のライヴを行うにあたり、特にメンバーの絆は深まりました。「絶対にまた演ろう!」と、最後は固く誓い合って別れました。私としては、このビック・ユニットをこのまま続けて行くつもりであります。

2006年9月3日〜
 バナナスの2ndアルバム、『続・アナログ・メンズ倶楽部(予定)』のミックス・ダウンもあと1曲を残すだけとなりました。ミックス・ダウンをする直前になんと、今回のライヴのメンバーである、菱本幸二さん、稲葉明徳さん、長谷川友二さんがそれぞれの曲でゲスト・プレイヤーとして素晴らしい演奏をしてくれました(レコーディング日誌も落ち着いたら書くつもりです)。今年中にリリースするつもりですが、この自信作、早く聞いてもらいたいです。先日、fmK-MIXへ行き、「星をつかもう」と「いつまでも」は掛けてもらいました。今月も18日辺り、今度はギタリストの鈴木茂さんと一緒にK-MIXに行くつもりです(出演は別々だと思いますが……)。
 それからそれから、9月7日の18時過ぎ、fm栃木の『B★Box』に生出演します。10日に那須でライヴが有りますので、その話題にも触れると思います。
 ライヴのリハーサルは、メンバー和気あいあい、とても良い雰囲気で行われています。私自身、「こんなに楽しいリハーサルはめったにないぞ!」と言う感じです。演奏レパートリーもホント幅広いジャンルで、しかもこのバンドならではのサウンドと言うのが既に確立されている様に思えます。

2006年8月17日〜
 いよいよバナナスの2ndアルバムのミックス・ダウンと9月のライヴの為のリハーサルが始まります。
 アルバムのサウンド・コンセプトは、1st同様、オール・アナログ・サウンドであります(これはいつまでも変わらないと思います)。バナナスのミックス・ダウンはおよそ1年振りになりますが、このミックス・ダウンに入る前に、先ずは「耳のリハビリ」をする事になると思います。これは、私の耳の調子が悪いとかいう事ではなく、アナログ・サウンドに耳をアジャストさせて行く為の準備運動の様なものです。
 リハの方は、ストリングと合わせる前に、バンド(笛チームも)の方で、簡単な打ち合わせを兼ねたリハみたいのから演るつもりです。菱本さんと稲葉さんの笛チームは、先日顔合わせをしましたが、その初顔合わせは、なんとラジオの収録を兼ねてのものでした。そこで、「ねえ、何か二人で演ってみてよぉ」とリクエストすると、笙とケーナでセッションが始まったのです。笙と言うのは、雅楽の世界では「光」をイメージする事が多く、それに対してケーナは、ボリビアでは「風」の楽器と言われているのです。「じゃあ、光が射してきて、風が吹いて………ってなイメージでなにか演ってみますかぁ」と言って始まったセッション。これが圧巻でした。エンジニアの青ちゃんは、「ん〜、光と風の世界が見える様だぁ〜」と唸ってました。

2006年8月1日〜
 やっと梅雨が明けましたね。先日私は、長谷川君が茅ケ崎でライヴ・イベントに出ると言うので、海岸線を歩いて観に行く事にしました。なんと片道1時間50分、1万3千歩。往復で3時間40分、2万6千歩も歩いてしまいました。さすがに足の裏に豆が出来てしまいましたが、何故か充実感に満たされました。帰り道では、iPodで今度のライヴで演る予定の曲の英語歌詞をヒヤリングしながら帰って来ました。同じ曲を何十回もリピってましたが、それでも体にしみ込ませるには足りません。久々のライヴですが、それに際して一番心配なのは、歌詞を覚えられるかって事だったりして……。

2006年7月22日〜
 ライヴが決まってから、少し腹筋でも鍛えておこうと思い、腹筋運動をやり始めてから数日、いきなり腰を痛めてしまいました。あいたたたた………。回復には向かってはいるものの、それにしても情けない………(私の場合、腹筋を鍛える事により、声は断然出し易くなります)。
 それから、今回はウクレレやチャランゴなんかも演るつもりですので、右手の爪も久々に伸ばし始めました。割れたりしない様にするのには一苦労ですが、こころなしか、毎日牛乳なんかを飲み続けると、爪も丈夫になる様な気になるのです。

2006年7月9日〜
 9月のライヴは結局総勢8名になりました。芸者ストリングスはトリオ(バイオリンx2とヴィオラ)での参加、バナナス(私のDs、よすおさんのBs)にギタリストの長谷川友二さんのリズム隊3人、それから吹き物2名。この吹き物とは、一人は雅楽・邦楽の世界からの参加で、笛と篳篥、それにサックスまで吹くと言う、稲葉明徳さん。NHK大河ドラマ、『義経』のテーマ曲や劇中で篠笛を聴かせてくれているのは彼です。その旋律には和の素晴らしいうねりがあります。そして、もう一人の吹き物は、ケーナとシーク奏者、ボリビアでも第一線で活躍する菱本幸二さん。菱本さんはバナナスのレコーディングでも凄いプレイ(まるで鳥が大空を飛んでいるかの様なスケール感があります)を聴かせてくれています。篠笛とケーナの競演は聴き物になるはずです。
 詳しい事は決まり次第順次にご報告致します。

2006年7月7日〜
 9月のライヴに向けて、メンバー集めをしています。昨夜、一人のプレイヤーからOKを貰いました。予定ではもうあと一人、只今打診中です。
 私としては、昨日のOKでかなり盛り上がってます。で、誰かって?全員出揃った所で改めてご報告しますので、お楽しみに。

2006年7月6日〜
 9月10日(日)に行われる、バナナスとザ・芸者ストリングス・カルテットとのジョイント・ライヴの場所ですが、那須にある『弦楽亭』と言う素敵なホールに決まりました。この季節、那須はいいだろうなぁ〜。温泉とかもあるんですよね、那須って。どうも音楽の事の前に、温泉とか食べ物なんかの事を考えてしまいがちですが、考えてみたらあと2ヶ月しかないんですよね。アッと言う間に当日はやって来てしまいます。ですから、まだ何を演るのかは決まってはいませんが、間近になってから困らない様、真面目に予習をしておこうかと思っているのです。私にしては珍しい!ちょっとフライング気味ですが、三日坊主にならない様に、その為にもこのモチベーションを高くしたまま、上手く保ちたいと思います。
 ここ数日、久々にウクレレなんかを出して来て弾いています。勝手に一人で思ってる事ですが、9月10日は「ウクレレ・ブラザース」なんてコーナーを演ってもいいかなぁとかって思ってます。私が持ってるウクレレは、普通の大きさのと、テナー、それからバリトンです。普通のはパイナップル型ので、Gの弦は現在1オクターブ下にチューニングしたLowG弦を使っています。相棒のよすおさんのは普通の大きさので、確か普通のG弦を張ってあるはずです。例えば2本のウクレレで演る場合、片方がLowG弦をにする事により、レンジが少し広がります。これにテナーやバリトンが加われば更にレンジが広がり、大袈裟ですが、ちょっとしたウクレレ楽団風になります。

2006年7月4日〜
 バナナス(with長谷川友二)と「ザ・芸者ストリングス・カルテット」のライヴの日取りが9月10日と決まりました。場所は那須の方になる様ですが(詳しい場所は後日……、私も未だよくは知らない…)、もしも好評でしたら、都内や各所でも演りたいです……が、その辺りは未だ未定です。
 競演してくれる、ザ・芸者ストリングス・カルテットの4人の姉さん達は、クラシック界でもスタジオ業界でもバリバリのプロ中のプロ(ん?どっかで聞いた言葉……)で、その高い演奏力はもう折り紙付きです。名前に「芸者」と付くのは、皆さん芸大出身だからかと私は思いましたが、まあ、それもあるのだろうけど、他にもわけが有りそうですので、今度聞いておきます。
 それからギターの長谷川君。私が初めて彼の演奏を聴いたのは、今からもうかれこれ10年以上も前です。そのアコースティック・ギターのテクニックは相当のモノで、その時私などは口をアングリと開けたまま固まり、圧倒されまくってました。彼は勿論アコギだけではなく、エレキもプレイしますが、実は唄も行けます。おまけにマンドリンやバンジョーなども弾く、マルチ竿物プレイヤーでもあります。
 さてさて、どんなライヴになるのでしょうか?私も楽しみであります。

2006年6月27日〜
 昨日は友人でギタリストの長谷川友二君が家に遊びに来てくれました。実は、バナナスが弦カルテットと「コラボレーションで何かを演ろう」と言う話が有るので、その話に「一緒にどう?」とお誘いをしました。今、スケジュール調整中です……って事は、いよいよバナナスのライヴが有るって事だ!!ま、演ると言いましてもコラボですので、全てバナナスのナンバーと言う純粋な「バナナス・ライヴ」では無いにしろ、私とよすおさんが一緒にステージに立つ事に変わりは無いわけです。
 それからもひとつニュース。バナナスのセカンドの製作に入ります!!実はもうほとんど出来上がってたのですが、ここからが正念場。夏か秋の初旬にはミックスまで終わらせるつもりです。さあ、やるぞぉー!!

2006年6月26日〜
 今書きかけている曲の「持って行き先」が決まり、その提出日時に向けて、デモ・テープ創りのラスト・スパートです。今創ってる曲は2曲。そのうちの1曲を持って行くつもりですが、現段階で唄中のアレンジは全て出来ていますので、曲の構成と前奏や間奏などの唄中以外の部分を創ります。
 最近の私のデモ・テープでは、オケだけを家で創り、当日にイデアのスタジオかプリプロ・ルームで唄入れをして、そしてそれをそのまま提出すると言うパターンが多いです。オケは2トラックですので、あらかじめ唄が入っていると想定したミックスをする必要があります。私は(最近は)スタジオ・モニターなどを使わず、普通のラジカセとヘッド・フォンでミックスをしますが、大きな音をラジカセで出しても歪まない様、音域のバランスを保つ事を心掛けています。もしも歪む様だと、何処かの音域が渋滞状態になってる事が多いです。つまり、パートの原音や倍音が他のパートとぶつかっていたり、そこに集中してたりと言う風になってたりするのですが、これはミックスする以前、つまり、アレンジをしている時点でもそれを想定してやらないといけません。「どうしてもこのパートが埋もれてしまう……」なんて時は、けっこうそう言う風にどこかの倍音か何かに引っかかっていたりするのです。
 それから今日は、友人でギタリストのH君がウチに遊びに来てくれます。彼のアコギのテクニックは、私の知ってる人の中でも指折りです。「今度なんか一緒にやろうよ」と言うこともありますので、なにか決まればご報告します。

2006年6月23日〜
 サッカーW杯、ジーコ・ジャパンは残念でした。私は自宅で当然TVしてたのですが、ジーコ・ジャパンは決勝リーグに進む為の、「あの世界最強のブラジルに2点差をつけて勝つ」と言う難題は、やっぱり克服できませんでした。がしかし、それでもよくぞあのブラジルから先制点を獲ってくれました。選手もスタッフもよく頑張りました。そして、サポーターの人達も最後まで諦めずよくぞ熱い応援をしてくれたと思います。朝のTVを観てると、解説者が今後の課題として、Jリーグの強化(外国人枠を無くし、競争意識を高めるなど)、海外組みブランドの見直しを掲げていましたが、私もそのとおりだと思いました。そしてそれは、他のスポーツにも言える事だと思いました。
 スポーツは、私が音楽をクリエートする上でも、良い活力を与えてくれます。先日のマーベリックスもそうでしたが、ホントにありがとうと言いたいです。負けた事は悔しいですし、プロ・スポーツは勝ってなんぼの世界ですが、しかし、負けた事によりまた次の目標への道が繋がると言うのが良い所です。私も当たって砕ける事はよくありますが、でもその瞬間、その敗因をふまえた上で次への目標を立て、なるべく早く再スタートをきる様にしたいと思ってます。

2006年6月22日〜
 昨年の10月から、いや、バルセロナ・オリンピックのあった年からずうっと応援し続けてきたダラス・マーベリックスですが、とうとう優勝リング目前にして力尽きてしまいました。残念無念で、私は心にポッカリと穴が開いてしまった様な状態です。敵ながら、ヒートのドウェイン・ウェイドはアッパレでした。脱帽です。マブスはこいつ一人にやられた感じです。しかし、負けてはしまいましたが、長かったプレーオフ中、楽しませてくれました。ありがとう、マブス。今年の夏はきっと来年のファイナル優勝に向けて補強する事だと思います。因みにジェイソン・テリーとキース・ヴァン・ホーンはFAとなります。特に中心選手でマブスの得点源でもあるテリーとは、なんとしても再契約しないといけないです。ヴァン・ホーンは微妙ですが、やはり貴重な選手である事にかわりはありません。
 昨日はそのマブスの敗戦の後、直ぐにウォーキングに出掛けました。曲などのアイデアを考えられる心の余裕は到底ないので、頭の中をスッキリさせる為に、iPodでプログレなぞ聴きながら1時間半コースで歩いて来ました。戻ってからも仕事する気力が出ず、雑用をしていました。夜寝ていてもマブスの夢を見てしまい、夜中に2度も起きてしまいましたが、今日は気分を入れ替えて、朝から頑張ってアレンジ再開するつもりです。

2006年6月20日〜
 ダラス・マーベリックスはとうとう敵地で3連敗、王手を掛けられてしまいました。私は、10時10分からのBSでの生放送に合わせ、朝8時からアレンジの仕事に取りかかり、およそ2時間でキリの良いところまでやっておくつもりでした。この間、ひたすら仕事に没頭するかと思いきや、ちょっとした雑用も合間にこなすのです。これじゃ落ち着かないだろうと思われるかもしれませんが、意外や意外、逆にこれがけっこういい気分転換になって、アレンジの方もはかどるのです。しかし、アレンジの方の勢いが良い時は、そのままアレンジが続くのですが、いざ10時になってもその勢いが収まらず、「ああ、チクショー放送始まっちゃうけど止められない〜」とキリが良い所までなかなかならなくなりあせりました。
 ここ最近、MOTU828mkIIと言う、私が家で使ってる機材が電源を入れても完全に立ち上がらず、困っていました。ウインドウの表示が途中で止まってしまい、固まった様になってしまうのです。しかし、これはどうやら電圧が不足してる為と分かり、電圧を上げてやる事で見事復活。この日も電圧を高めにして、電源を入れると見事可動。「これはさい先が良い。マブスも勝つぞ!」と意気込んだのでしたが、いざ放送が始まる時間になり、応援する事約3時間。最後の最後、残り9秒という所から1点リードした場面。ヒートのボールでタイム・アウトを開け、相手チームのエース、ドウェイン・ウェイドがドリブルで切り込もうとする所、あと残り2秒の所で痛恨のファール。フリー・スローを2本決められ、逆転されそのままゲーム・セット……。言葉を失い、テレビのスイッチを即消して、私はこのイライラをどうすればいいのでしょう……。結局、ウォーキングに出掛ける事にしました。こんな時は、マブスの敗戦は忘れ、仕事の事でも考えるのが一番。つまりウォーキング&シンキングで頭の中をスッキリさせるのです。普段はiPodをしながらウォーキングしますが、詞を考えたり、メロを考えたりする時は、当然ですがiPodはしません。悪夢のマブス敗戦を頭から取り除く為には、このウォーキングもなるべく気持ちの良い所を行きたいので、海岸線をひたすら歩く事にして、出掛けて行きました。
 不思議なもんで、海岸線を歩いていると、詞にしろメロにしろ、やはりそんな雰囲気のアイデアが浮かんで来ます。具体的にはこれと言ったアイデアは浮かばなくとも、頭の中のモードはマブス敗戦から完全に切り替わり、家に帰って来るなり、キーボードの前に直行し、このアイデア具体化して行きました。これは今朝創ってたモノとはまったく別の曲です。皮肉なもんで、マブスが負けたお陰で1曲出来てしまったのでした。

2006年6月17日〜
 ダラス・マーベリックスは敵地、マイアミの『アメリカン・エアラインズ・アリーナ』で2連敗を喫してしまいました。それにしても、アウエー1戦目は勝てた試合を負け、続く2戦目は今シリーズ最悪の負け方でした……。ノビツキーも悪すぎました。あんなにシュートを外す、調子の悪いノビツキーは初めて観ました。しかし、次のマイアミでのアウエー3戦目、いくらなんでも3連敗はないと思いますので、この悪夢の2戦の結果を払拭して頑張って欲しいです。でないと、私はショックで仕事が進まないです。
 デモ・テープ創りの続きです。
 何度も書きましたが、バナナスのレコーディングでは、デモ・テープは創らないのですが、人へ楽曲提供する時はデモは必須です。私はこの時ばかりは「アナログへのこだわり」は傍らに置き、ロジックを使い、デモを創って行きます(私的には、アナログのレコーディングに比べると、打ち込みの方が楽しさは無いですが、アレンジの勉強になる事はあるので、トライする価値は有ります)。
 コード譜が書けたら、最初にピアノなどのコード系を打ち込みます。因みにクリックはテンプレートに始めから入ってます。このクリック、私の場合はレコーディングの時も8分音符で入れます(又は16分音符)。これに関しては私なりの理由が有りますが、それは長くなるのでまたいずれお書き致します。ここまではいつも同じパターンです。以前はドラムを打ち込むのが最初でしたが、このごろは特に「最初にドラム」と言う事はなくなりました。多分、打ち込みのドラムの音に合わせて他のパートをアレンジしたくないから、自然とそうなったのだと思います。私としては、本チャンの時は、あくまでも生のドラムにこだわりたいのであります。それから、打ち込みをする時に、コードを打ち込む所まではお決まりのパターンなのですが、それ以降はなるべくワン・パターン化しない様に心掛けているいるのです。デモ・テープの創り方がパターン化すると、「作業っぽく」なってしまい、「音楽を創ってる」と言う実感から離れてしまうのが辛いのです。「たとえ打ち込みでも楽しんでやる」と言うのが、音楽を創るための私なりの秘訣だと思ってます。だから、飽きたり、楽しくなくなったらそこで一旦休止するのも、実は怠けたいからではないのです。でも時間ももったいないのも事実ですので、そんな時はウォーキングに出掛け、気分を一新します。家で仕事をしていると運動不足になります。こういった健康管理も大切なのです。それから、ウォーキング(多いときで2万歩近く歩く事が有ります)に行くと、作曲作詞のアイデアが浮かんで来ると言うのも、嬉しい恩恵です。

2006年6月13日〜
 サッカー、ジーコ・ジャパンは負けてしまいました……、ううう…残念です。オーストラリアに負けたのはなんとも痛いです。が、しかし、WBCも「もうダメだ」という所から決勝トーナメントへ駒を進める事が出来たのです。諦めずに応援し続けるつもりですよ。ガンバレ、ニッポン!!
 NBAの方は、ダラス・マーベリックスがシャック&ウェイド率いるマイアミ・ヒートにホーム2連勝しました!マブス・ファンの私としてはこの上なく嬉しいです。
 シャックはプレーオフ自己最低の5得点しか挙げられず、まさかまさかの大ブレーキ……と言うより、マブスのダンピアー&ジョップと言う2人のセンターがよく守ってます。ダブル・チーム(1人に2人のディフェンスが付く事。当然、他のオフェンス1人がフリーになってしまうのですが……)もとても上手く機能していますし、今年のマブスのディフェンスは、この試合に限らず、かなり良いです。オフェンスでは、殊勲賞は1回戦はテリーでしたが、この2回戦では何と言ってもスタックハウスです。1回戦で不振だったノビツキーも26得点挙げましたが、私はそれでも「まだまだ、こんなもんじゃないぞ!」って感じで、3戦目に更なる活躍を期待してる次第です(ハワードも)。
 その第3戦目ですが、今度はヒートのホーム、『アメリカン・エアー・アリーナ』に場所を移して行われます。きっと、ヒートも立て直して来るでしょうし、あのシャックがこのまま終わるとは思えませんが、マブスはサンズやスパーズを相手に、アウエーでシリーズを制していますので、アウエーでも弱みはありません。ましてや、ホームでは「絶対落とせない」と硬くなるところ、アウエーでは逆にリラックスして試合に挑めるのではないでしょうか。GO、マブス!!
 さて、曲創りの話の続きです。
 バナナスでは、私はデモ・テープはまず創らず、そのまま直に出来た曲をレコーディングしてしまいますが、他人に楽曲を提供する場合、当然デモ・テープは必須となります。
 実は、今までのバナナスとミラクルシャドウの活動時期には楽曲提供はしてなかったので、久々の作家業再開となったわけですが、業界も以前とはガラリと変わり、昔の様に「仮唄とベースとコードとリズムだけ」と言う様な簡単なデモ・テープでは済まなくなったみたいなのです。この事に関しては後日ゆっくり語る事として、とりあえずデモも、ある程度のアレンジをして行く事となります。
 デモ・テープ創りですが、前回の曲は最初にクリック、そしてピアノとベースを入れ、あとは前奏、そしてAメロ〜Bメロ〜サビと頭から順番にやって行きました。普通は、パートごとにやっていく事が多かったりとか、サビを先にやってからなどと言うケースが多かったのですが、ま、前回はそんな感じでした。私の場合、その時の気分で順番と方法はまちまちなのです。しかし、前回のパターンがなかなか楽しかったので、今回もまたそのパターンで創ろうかと思ってます。
 デモを創る前に、コード譜を書くのですが、この時点でまだコードは90%位しかきまってない事が多いです。譜面を書いて随分してから、コードを書き直す箇所もよく出て来ます。私は、何しろ譜面を書くのが嫌いで、前回はサビの部分をとうとう書かずに終わってしまいました(レコーディングの時には結局書くのですが……)。こんなの私だけかもしれませんが、譜面を書いてると、デモを創るのが嫌になって、その日は「や〜めた」なんて事がよく有るのです。しかし、コード譜は後々にも必ず必要になりますので、ここをはしょる事は出来ないのです……。私の場合、ここが最も辛く、創作意欲を殺がれるのであります。つづく。

2006年6月10日〜
 NBAのプレーオフ・ファイナルがダラスの『アメリカン・エアラインズ・エンター』で開催されました。“マイ・チーム”ダラス・マーベリックスは、球団創設26年目にして初のファイナル進出。対するマイアミ・ヒートも。1988年の球団創設以来初の進出です。
 当然私も仕事そっちのけで、NHK−BS1の生中継放送を観るためにTVにかじりついて、盛んに声援を送ってました。その甲斐あってか、初戦はマブスが制し、快調なスタートを切りました。私のヒート戦の印象ですが、カンファレンス・セミファイナル&ファイナルで戦ってきた、スパーズやサンズとの戦いよりも安心して観る事が出来ました(正直、昨日のマブスは絶好調とは言えませんでした。ノビツキーも本来の出来とは言えなかったと思う…)。ヒートは、シャキール・オニールとドウェイン・ウェードの最強コンビをはじめ、元マブスのアントワン・ウォーカー、ベテランのゲイリー・ペイトン、アロンゾ・モーニング、ガードのジェイソン・ウィリアムス等、豪華メンバーを擁しています。しかし、マブスの方がチーム・ケミストリーが一段上と考えているのは私だけでしょうか?
 さて、先日書いた曲創りの話の続きです。
 最近は、ウォーキング中にメロディーを考え、携帯電話の“音声メモ機能”を使ってそこに録音メモする事が多々あります。メロディーと言っても、曲の最初から最後までは、ウォーキング中に考える事はまだありません。沢山思いついても、録音する前に忘れてしまうからです。しかし、私の右脳は、歩く事により活発になる様な気がします。作詞も、最近はウォーキング中に考える事がよく有ります。
 家で音声メモを再生し、そのメロディーを思い出します。この時、そのメロにピンと来るものがなかったら、そのメロディーはあえなくボツになります。この機会は自分のメロを客観的に聴ける、絶好のチャンスかもしれません。ボツにならなかったら、直ぐにピアノを弾いて歌いながら和音を付けます。そして、自然にメロディーが変わっていく事も有り、暫くして、変わったメロと素のメロを聴き比べてみます。ここも意外に客観的に出来たりします。
 あるディレクターに聞いた話ですが、実は歌わずして鍵盤でメロを弾いて、曲を創る作家が多いと聞きました。私も色々なパターンで曲を書きますが、その書き方だけはした事がないなぁ。出来たメロを鍵盤で弾いて、確認&修正(アレンジ)する事は有りますが…。つづく。

2006年6月1日〜
 以前お知らせしたとおり、「プロ野球、誇大妄想改革案Part I」から書こうかと思い、パソコンのキーを打ち始めましたら、実に長くなってしまいました。「こりゃ、『今日のご挨拶』には書ききれないぞぉ……」と言うわけで……ゴメンナサイm(__)m、今度改めて別ページに場所をもうける事に致しましたので悪しからずです。でもやっぱり、さんざん待たしておいてそれはないかと思いますので、一応「予告編」代わりに簡単に書きますと、「外国人枠を撤廃し、球団数拡張。四国や北陸、東海などの球団のない地域に球団を作ると同時にアジア拡張戦略として台湾、韓国にも球団を」、「台湾、韓国のリーグとも交流戦をして、アジア・シリーズの注目度を上げる」、「ドラフト逆指名制度見直し。その代わり、地元選手優先獲得枠の設定。あとはウエーバー制で」、「プレーオフの活性化。リーグ戦のゲーム差をアドバンテージで入れる」、「戦力が偏らない様にするため、NBAの様なサラリー・キャップ制度を導入。つまり、FA権取得期間などを柔軟性のあるものにし、ストーブ・リーグへの注目度をアップさせる」。「アジア・シリーズ優勝チームをワールド・シリーズ優勝チームと本当のスーパー・ワールド・シリーズを。又はMLBののプレーオフに参加させて貰う」などなど、賛否起こりそうな案が沢山出て来ました(ね、長くなりそうでしょ?)。
 しかし、そんな事に夢中になってると、友人に「お前、何バカなことやってるんだよ。そんな暇があったら曲でも書け!」と言われてしまいました。書いてるんだけどなぁ……。
 話は変わり、曲創りの話に移しますと、昨日、発注された曲を提出したばかりなのですが、今日から数日は、珍しく自主的に新しい曲を書くつもりです。
 さて、いつもはどんな感じで曲を仕上げてるのでしょうか。今回は、先日ウォーキングしてた時に浮かんだ一つのメロディーを膨らまして行こうかと思います。そのウォーキングの時に浮かんだメロディーは、その時に携帯電話の「音声メモ機能」を使って鼻歌で入れてあります。今日はその携帯の音声ファイルを開いて聴いてみるところからスタートです。つづく。

2006年5月23日〜
 プロ野球では現在、セパ交流戦が行われています。しかし、本来は盛り上がるべきこの画期的な戦いも、巨人戦ですらTVの視聴率が取れないのか、地上波放送が無いケースも目立ってきました。やはり、世間からはそっぽ向かれているのでしょうか?私は好きなので、なんとかCATVなどで観ているのですが、それにしても観客があまり入ってない様に思えて、不安になります。
 私の回りのミュージシャンや音楽業界人は、「今でも野球が好き」と言う人間が多いので、酒の席では、もっぱら音楽の話かプロ野球の話が多くなります。私などは、「安田コミッショナー」になったつもりで、「プロ野球、誇大妄想改革案」をブチ上げたりしております。酒の席での話ではありますが、次回の『今日のご挨拶』では、この独断と偏見の改革案でもほざいてみたいと思います。

2006年5月19日〜
 NBAのプレーオフ・セミファイナル・カンファレンス(つまりリーグの準決勝です。プロ野球で言えば、この後の決勝と、そして日本シリーズが有ります)も大詰め。私が応援しているダラス・マーベリックスは、優勝候補筆頭のサンアントニオ・スパーズと大激戦を繰り広げております。下馬評ではスパーズ有利との事でしたが、私は「今年のダラスは、今までで一番安心感がある!」と本気で思ってましたので、勝つ気満々です。現在の勝敗はダラスの3勝2敗(先に4勝した方が勝ち抜けます)。次戦はホーム・ゲームになりますのでここでかたを付けたいと思います。もしここで勝たないと、逆王手を掛けられ、7戦目は再びビジター・ゲームになりますので、かなり不利な状況になります。
 この時期、マーベリックスが気になって仕事が手に付かない状況です。試合は毎日連続して行われるわけではないので、その谷間に仕事する様にしているのですが、完全に本末転倒になってしまってます。ヤバイ……。

2006年5月18日〜
 昨日のお昼頃、iPodで音楽を聴きながら、湘南の海岸をウォーキングしたのですが、途中でそのまま砂浜に出て、そこを歩く事にしました。iPodは、それまではライ・クーダーが掛かっていたのですが、途中でこのシチュエーションにもっとマッチした音楽がないか捜し始め、結局イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーを聴く事にしました。あいにく曇りがちだったため(でもそのお陰で人はあまりいませんでした)、ベスト・マッチとまでは行きませんでしたが、これで晴れていたらかなり気持ち良くなったんじゃないでしょうか。今度晴れた日に、またイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーを聴きに、砂浜に出るのも良いかもしれません。

2006年5月17日〜
 昨日は20人編成のストリングスのレコーディングに立ち会いました。アレンジャーは私の親友のN君。楽曲は私が作詞作曲したナンバーです。
 N君はストリングスのリーダーと響き方を話し合いながら、ところどころ修正を加えながらどんどん形にして行きます。残り時間あと数分のところで、編成の並び方をガラッと変え、そのスタジオの鳴り方を上手く利用し、さらに響きが会うように持って行きました。流石!
 当たり前なのですが、やはり打ち込みのストリングスではなく、生のストリングスは良い!!「予算が無いから」と言って、サンプリングのストリングスで済ませてしまう昨今のレコーディング事情。それも分かるのですが、やはり本当に良いものを聞き手に届ける努力はしなくてはいけませんね。

2006年5月15日〜
 男性のハイ・トーン・ヴォーカルと言うと、思い浮かぶロック・ヴォーカリストの名前はかなりあります。ラッシュのゲディー・リーやパブロフス・ドッグのデヴィッド・サーカンプなどのソプラノ・ヴォイスは当然そうですが、実際にハイ・トーンでない様で、意外に高いキーを歌う人も洋楽アーティストには多いです。
 音域で言うと、どの辺からがハイ・トーンになるのでしょうか?BまたはCになりますと日本人では出す事が困難になりますが、向こうのヴォーカリストでは案外ざらです。しかし、それがC#やDなどになると一気に少なくなると思います。あくまでこれは私の目安ですが、この辺りを境にしてハイ・トーン・ヴォーカリストって事になりそうです。しかもその辺の音をどんどん使う人ですかねぇ。パッと思い浮かぶ人ですが、ミッキー・トーマス(スターシップ)、トミー・ファンダーバーグ(エアプレイ、ボストン)、ファジー・フレデリクソン(トト、トリリオン)、ジョン・オバニオン(懐かしい〜)、ジェイソン・シェフ(シカゴ、キーン)などの西海岸系にも多いですが、ハード・ロックやヘビメタ系には別格のロブ・ハルフォード(ジューダス・プリースト)やグレン・ヒューズ(ディープ・パープル)を筆頭にかなり多いです。ロニー・ジェイムス・ディオ(エルフ、レインボウ、ブラック・サバス、ディオ)も声が太いのにC辺りは軽く出します。

2006年5月8日〜
 久々にCDを大量購入しました。DVDも3枚ほど買いまして、そのウチの1枚がヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルのアントニーン・ドヴォルザーク『交響曲第9番ホ短調OP95〈新世界より〉』です。
 映像は1966年の物、全部モノクロで、在りし日のカラヤンのパフォーマンスが観られます。カラヤンは指揮棒を振る最中、一度も目を開ける事なく、陶酔しきってます。ちょっと“おナル”なのですが、しかし、その姿がなんともカッコイイのであります。ベルリン・フィルも威厳のある演奏を聴かせてくれてます。
 私は、交響曲をフル・スコアを眺めながら聴く事が多いのですが、今回は第1楽章の冒頭でスコアを置き、映像に引き込まれていったのであります。
 カラヤンと言うと、CDの収容時間が74分であるのは、彼が「ベートーベンの『第九』を収容できるようにして欲しい」と言ったからだと言うのはよく知られた話です。そんな身近なところでも私達と関わってるカラヤンですが、私は暫くのこDVDを繰り返し観る事になりそうです。

2006年5月6日〜
 晴天が続いてるGWです。私は何する事なく、仕事に行った以外は、家でポケ〜っとしておりますが、相棒のよすおさんと青ちゃんは、クラシックの弦楽四重奏のレコーディングをしに、地方のホールへ泊まりがけで出掛けて行きました。
 以前も、弦楽四重奏のレコーディングを同じメンバーで行ってる青ちゃんですが、気になる録音用マイクロフォンもそれに合わせて何本か持って行った様です。
 次回のBANANASのレコーディングでも弦楽四重奏入れたいなぁ〜。

2006年5月3日〜
 先日、昨年50歳の若さで亡くなったアーティスト、植木孝二さんの追悼展に行って参りました。植木さんは、私の通っていた茅ヶ崎高校で美術教師をしてた方でもあります。私自身、高校生時代は美術は専攻しておらず(音楽専攻だったので)、先生からは直接習ってはいなかったのですが、学校での植木さんは「先生」というより、「カッコイイ兄貴」って感じで、とても生徒から人気と信頼のある方でした。
 先生の絵や彫刻からは、なにか引き込まれるような魅力を感じました。
 そして、先生の「強く想い続けること」と言い残したメッセージは、私のハートをジーンとシビレさせました。
 私が高校生の時、藤沢市民会館でコンサートを演ったのですが、その会場に先生の姿を見付けた時はビックリしました。女の子に誘われて観に来てたのでした。当時は「ロック禁止!」なんていう学校もありました。私は、自分のやってる事が「悪い事ではないんだ」と、これから進むべき道に自信を持つ事が出来たのです。あれは私にとって「無言のエール」だったのです。
 私の担任だったK先生も、私に「音楽がんばれよ」と声を掛けてくれました。私が今でも音楽を続けられているのは、高校時代の素晴らしい先生方との出会いがあったからかもしれません。

2006年4月28日〜
 1ヶ月以上もご無沙汰してしまいました。
 最近、私、自宅にちょっとした仕事のスペースを作りまして、何年か振りに家で打ち込みが出来る様になりました。ここのところはずうっと、そのような仕事はイデアの『ハナレ・スタジオ』まで行ってしてたのですが、流石に通うのが面倒になりましたのです。
 考えてみれば、(打ち込み用の)ミキサーやケーブル類なども全部手放してしまってた為、買い直したりとか、出費もかさんでしまいましたが、そのかわり、結線とかもしっかり(のつもりで)やり、なかなか整理された小綺麗なスペースになりました。
 実はこの結線とかに数日掛けて、と言うより、数日掛かってしまい、さていざ音を出す時は、ちゃんと出るかドキドキしましたが、なんとか上手く行ったようです。やはり、伊豆のアナログ・スタジオと比べると、打ち込み&デジタルと言う、私の好みではないところなのですが、でもしっかりヤマハのCP−70とかも置いちゃったりして、ちょっとした気休めもしています。

2006年3月22日〜
 やりました、王ジャパン、世界一です!この嬉しさはどう表現したら良いのでしょう。
 キューバもアッパレ、流石に強かったです。日本のミスが出てからは、チームで初球狙いに徹し、隙につけ込んでくる辺り、ホント凄いです。観ていてはらはらドキドキで疲れましたよ。なにより、各国がこの大会に死力を尽くして戦った事に価値があります。
 TVで様々なニュース番組を観ていて、日本のスポーツ・バーで、ジャイアンツのユニホームを着た人と、カープのユニホームを着た人が抱き合って喜んでる映像が流れましたが、まさに日本が一つになった瞬間だったのではないでしょうか。チームの方でも、普段は敵同士で戦ってるはずの選手達が一つになり、勝利に喜んでた姿が印象深かったです。シャンパン・ファイト(日本では「ビールかけ」ですが、日本でリーグ優勝の経験のない選手も当然いたでしょう)、ホント嬉しそうでした。こちらも幸せになりました。一昨日のラジオで、尾崎亜美さんが私に、「幸せは伝染するんだよ」と教えてくれましたが、正しくそのととおりだと実感しました。
 王監督は「日本の野球を世界に知らしめた」と言いましたが、この価値は大きいです。このお陰で、真のクラブ・チーム世界一を決めるべく、真のワールド・シリーズ開催も視野に入れることが出来るかもしれません。そんな気がします。
 王ジャパン、世界一、おめでとう!そしてありがとう、王ジャパン!!!

2006年3月20日〜
 今朝は久々にスポーツ新聞4紙を買い込みました。勿論、WBCでの日本の勝利に酔いしれる為です。
 なんでも、準決勝の日韓戦の最高視聴率は、瞬間で50%を越えたとかで、日本各地で大盛り上がりを見せました。昨年のジャイアンツ戦での視聴率が大きく下がり、いよいよ盛り下がってしまったかの様な野球人気でしたが、やっぱり、日本人野球を愛してるんだと実感しました。
 個人的には、普段は敵同士のチームとして戦ってる者達が「ジャパン」と言う一つのチームとして戦う姿に感慨深いものがあります。
 さあ、あと1勝で世界一です。キューバ戦は更なる盛り上がりを見せて、熱くなりましょう。

2006年2月27日〜
 『奇跡の軽音楽』に、なんと、私の尊敬するシンガー・ソング・ライターの尾崎亜美さんがゲストで来てくれる事になりました(明けて3月19日の放送)。3月19日は、偶然にも亜美さんの誕生日!この記念すべきめでたい日と言うのに、最初に会う人間が私達BANANASになってしまうとは……。ごめんなさい、そしてありがとう……。
 亜美さんは、この放送の2日後の3月21日(18時から)、『浜松フォルテ・ホール』でのコンサートがあるそうで、皆さん、これは必見ですぞ。メンバーは旦那様でもあるベースの小原礼さん、私とはかなり昔からの仲良し友達、ギターの是永巧一はん(“さん”付けだと、ちょっと照れるなぁ)、そしてドラムスの山木秀夫さん、に、キーボードの方(ごめんなさい。未だ名前を聞いてません)を入れた錚々たるメンバーの5人編成。こりゃ、私も行きたいなぁ……。翌日は東京で演るってきいたけど、どこだろう?

2006年2月19日〜
 昨日はよすおさん、青ちゃんとFAB ROCKS REC. HOUSEで軽くミーティング(と言うか、鍋をつつきながら飲み会とも言います)をしました。そして、BANANASのセカンド・アルバムを今年の秋にでもリリースしようかと言う話になってきました。まだまだ、細かい計画は何一つ決まっていませんが、「今回もオール・アナログ!」と言う事だけは暗黙の了解です。それから、今の段階で、既に曲はだけは充分にありますので、新曲を書くにしても余裕を持って挑めそうです。

2006年1月23日〜
 先週は富山に続き、金沢へもプロモーションへ行って参りました。
 久々に訪れたFM金沢は、以前『奇跡の軽音楽』を放送していたと言う経緯もあり、私としては懐かしさも一入でした。
 FM金沢のスタッフの方達は、事前にBANANASのCDを熱心に聴いておいてくれていて、アルバムで使われている楽器や、スタジオでのハプニング等の話で大盛り上がりしました。
 我々もなんとか今年中には2ndも出し、またプロモーションで訪れたいと思いました。

2006年1月18日〜
  ラジオ・プロモーションで北陸方面へ来ています。昨日は富山のFM局へ行きました。
 羽田から飛行機に乗って富山空港へ向かったのですが、その時の天候が悪くてなかなか降りる事が出来ず、空港の上を1時間ほど転回してました。
 雪の降る富山は東京と比べるととても寒かったのですが、そのかわりと言っちゃなんですが、富山のFM局の人達が皆温かい人達ばかりで、心が温かくなり、とても有意義な時間をすごせました。
 それから、人も温かかったのですが、食べ物も美味しかったです。夕方、時間が無かったので、夜は富山駅の“立ち食いそば”で済まそうとなったのですが、ところがなんと…、これがかなり美味かったのでした。元々私は“立ち食いそば・うどん”が大好きだったのですが、昨日食べたこの天玉そばの旨さはきっと忘れないと思います。

2006年1月1日〜
 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞ宜しくお願い致します。



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