その
    
永野護氏デザインMS大全

機動戦士ガンダムZZ 1986−1987放送

コクピットやパイロットスーツなど
  
 
 
 
 
 プチモビルスーツ
 
ZZガンダムの第一話で、ジュドーやヤザンがアーガマに進入する際に使用した作業用小型MS。
 
永野氏による主役機ZZガルスJなどの主要メカは総て没となってしまったが、このプチMSはミドルMSと共にそのままTVに使用された数少ないデザインの一つ
「ガンダムZZのオンエアで見ることの出来た永野のデザインは、Zガンダムで描いた物を除くとプチMS他数点である。」 [comicNewtype1996冬の号]
 

 
設定画
この機体とミドルMSについては他のZZのメカと異なり、多くの雑誌やムックに掲載されている。
 特にB-CLUB4号データコレクション6機動戦士ガンダムZZには書き込みも掲載されている。これらによると全身像が前方・後方からの2点が1枚のシートに描かれていたのが確認できる。残念ながらサイン及びシートのタイトルは確認できていない
 
また他にMS大辞典に掲載されたコクピッドの詳細図も存在する。
 
●全身像
前方パース・後方パースの2点が描かれている。残念ながらサイン及びシートのタイトルは不明。永野氏の書き込みは
キャノピー部 「↓金ギョバチ.キャノピーの線はアンテナ」「↓キャノピー回転して閉める」「コクピット回収する.」
キャノピーの中にはなんと少年の顔が描かれている、誰だ一体(笑)?。
腕部 「伸びる」
腕がシリンダー状に伸びるという風にデザインされている。
脚部 「足後対称」「バーニアつき.」
脚は前後に対称なものが二本ずつ、左右で4本の脚を持つ。
機体後部 「ブーニア.」
後方パースにて機体後部に装備されたブーニアを確認できる。
●コクピッド詳細図
プチモビのコクピッド内の操縦シート・パネル等が描かれた設定画。おそらく永野氏によるものと思われる。サイン・シートのタイトル・書き込み等一切不明。
 
現在確認されている設定画は全身像前面パース・後方パース・コクピッドの3点。他に存在するかは確認できていない。
 

 
掲載雑誌
B−CLUB4号 P26
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
全身像の設定画が2点掲載されている。書き込みも判読できる、オススメ
MS大辞典 P77
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
書き込みは掲載されていないが、コクピッドの設定画が掲載されている。
データコレクション6機動戦士ガンダムZZ P91
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
全身像の設定画が2点掲載されている。書き込みも掲載されているが、縮小されているため判別できない。
GUNDAM EPISODE GUIDE 3 P108
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
設定画が一部掲載されている。
  
 
 
 ミドルモビルスーツ
 
プチモビより若干大型化された作業用メカ。このミドルMSもプチMS同様そのままTVに使用された
 
手から伸びている怪しいコードと天辺に付いている大型のクレーンが非常に印象的。
 
B-CLUB4号に掲載された設定画には、機体側面部に「☆5655」というマーキングが描かれていたが、何故か他の書籍に掲載された設定画にはこのマークが掲載されていない
 

 
設定画
このミドルMSも他のZZのメカと異なり、多くの雑誌やムックに掲載されている、特にB−CLUB4号GUNDAM EPISODE GUIDE 3には確認されている全身画の前方・後方パースの2点が両方とも掲載されている。書き込みに関してはB−CLUB4号データコレクション6機動戦士ガンダムZZとで数点確認できた。
 
●全身像
前方パース・後方パースの2点が描かれている。残念ながらサイン及びシートのタイトルは不明。永野氏の書き込みは
コード 「↓なんか出る」
手のひらから伸びている怪しいコードB-CLUB4号では切られていて掲載されていないが、先端部は分銅のような重石みたいなものが付いている。しかし何か出る・・・って一体(笑)。
クレーン基部 「↓ウインチ」
よく見るとクレーンの根本に巻き上げ用のウインチが描かれている。
機体後部 「↓バーニア」
機体後部にバーニアが三基付いている。
 
現在確認されている設定画は全身像前面パース・後方パースの2点。他に存在するかは確認できていない。
 

 
掲載雑誌
B−CLUB4号 P26
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
前面パースの設定画が掲載されている。書き込みも一部掲載され判読できる。
MS大辞典 P75
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
前面パース・後面パースの設定画が掲載されている。
データコレクション6機動戦士ガンダムZZ P91
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
前面パース・後面パースの設定画が掲載されている。書き込みも一部掲載され判読できる
GUNDAM EPISODE GUIDE 3 P108
  設定画完全一部書き込み完全一部タイトル サイン
前面パース・後面パースの設定画が掲載されている。
 
 
 
 パイロットスーツ
 
ZもしくはZZの頃にデザインされたアクシズ側のサイコミュパイロット専用スーツとの事。
Nyetype2005年7月号の付録ポスターと同誌2007年1月号綴じ込みポスターに掲載されている。
 
同時期に提出されたデザインがグワンバンという事なので、おそらくZガンダム後期にデザインしたものと思われる。
また同時期にハンマ・ハンマ(ZZ没稿)もデザインしたらしい。1985年の10月以降と想像されるが正確な時期は判明していない。
「これはもともとアクシズのサイコミュパイロット専用のスーツとしてZだかZZに関わっているときに作っておいたものである」 [Newtype2007年1月号綴じ込みポスター]
「Z後半のどさくさにまぎれて、つくったのがこれ(グワンバン)。ジオンの戦艦の中でもグワジンってけっこう変な形していて、好きだったんですよ。ボクもジオンの船をつくりたかったので、ハマーン・カーンが乗っている船としてデザインしたんです。その後ぜんぜんZガンダムの中では出てこなかったような気がするんですけど、0083に登場しているのをみてびっくりしました」 [ISSUE&OUTLINE] 
「ハチカと同時に描いたもの」 [Newtype2007年1月号綴じ込みポスター]
 
この女性が着ているパイロットスーツのヘルメット部分が大きく、アンテナらしき突起物も浮いている。ニュータイプ2005年7月号付録ポスターのキャプションよりサイコミュヘルメットであるとのこと。 
 
ちなみにヘルメットが大きいのは一目で操縦者がニュータイプだとわかりやすいからだとの事。
わかりやすいことも理由であると思われるが、ハマーンなどの化け物ようなニュータイプが乗るのではなく、サイコミュを搭載した汎用機ということで、このようにヘルメットが大きく、アンテナのような増幅機構のようなものを描いた様にも想像できる。
 
その際、富野監督に大きくて邪魔との指摘により没にされた旨のやり取りがNewtype2007年1月号の綴じ込みポスターに掲載されている。ララァも大きいヘルメットかぶっていませんでしたっけ、カントク(笑)?
「以下、覚えている会話。:富野監督「・・・・・・なんですか?この大きなヘルメットは?」「だって、こんくらいでっかい方がすぐに、あいつニュータイプだ、と、わかっていいじゃないですか」「こんな大きくて邪魔です。」「えーなんでー。かわいいのにー」「没!」以上、このスーツが没になるまでの経緯でありました」 [Newtype2007年1月号綴じ込みポスター]
こういったデザイン提出時にはフィルム編集の女性が助けてくれるらしいのだが、運悪くこの時は不在であった為に没となってしまったらしい。
「いつもこういうやりとりをするときはフィルム編集のF嬢が近くにいて、「あら監督、かわいくていいじゃないですか」「そぉ?うーん、それならオッケーにしときますか」とか、いってくれるものであったのだが残念ながらそのときにはF嬢はおらず、運悪く没を食らってしまったのであった。」 [Newtype2007年1月号綴じ込みポスター]
 
この没になったデザインは、2005年にハチカがポスターに描かれた際に、ハチカのパイロットであるシュメール少尉が着て、描き下ろされている。
このシュメール少尉はもちろんガンダムの正史?には登場しないオリジナルキャラクターである。 
また、ポスター裏面のモノクロイラストには「*このキットにはシュメール少尉は、入っていません」というガンプラに良く書かれているコメントを基にした冗談も書かれている。
 
 

掲載雑誌
ニュータイプ2005年7月号 付録ポスター
ハチカ・リックディアス等のMSと一緒に、このパイロットスーツのイラストが描かれている。
ニュータイプ2007年1月号 綴じ込みポスター
このパイロットスーツのイラストと、デザインした経緯などのコメントが掲載されている。

 

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