永野版ZZ没メカ
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機動戦士ガンダムZZ 1986−1987放送 |
永野氏がデザインしたZZ案。永野氏が降板したことにより世に出ることはなかった。 |
1998年6月の
Newtype付録まるごと富野にイラストが掲載された。 永野氏によるとZZガンダム用にデザインしたが、降板により没になり未発表だったものであるとのこと。 百のつく名称・没メカ等々を鑑みると、百壱式や百NEUが連想されるのだが・・・。 アナハイム製であり、側頭部にモノアイが有る点では百壱式を連想させるが、百壱式はZガンダムであるとのことから、ZZ没メカであるこのMSと完全には整合出来ない。 このあたりはもはや想像するしか無いというのが正直なトコロである。 いずれにせよ10年以上経過してから描かれているため、すでに当時の原型は留めていないの・・・だろう。 掲載雑誌 まるごと富野 著名人からのメッセージコーナーに永野氏のイラスト及びコメントが掲載され、百一式が掲載されている。 |
設定画 設定画はNewtype2011年4月号に掲載されている。 シートには「NEU(ノイ)」と永野氏の字でタイトルは書かれているが、サイン及び日付は掲載されていない。 掲載雑誌 GUNDAM WARS II MISSION ZZ P82 モビルスーツデザインノートという記事内に、百ノイについての記述アリ。 Newtype2007年1月号 綴じ込みポスター 永野氏のインタビューの中でこのMSについての話が掲載されている。 Newtype2011年4月号 P22 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 設定画及び永野氏のコメントが掲載されている。 |
永野氏がZZのためにデザインしたネオ・ジオン側のMS。 ある程度デザインを挙げた処でスポンサーサイドと揉め、永野氏が降板となってしまい、このMSも没となった。 この機体は永野氏がZZのためにデザインした最初の機体であるらしく、設定画に「ZZGundam.Ms-1.」と書かれている。 このデザインが上がったのが1985年11月13日で、降板が年末であることもあり、いかに急な降板劇であったかがよくわかる事例と言えよう。 →長らくこの機体の名称はガルスJであると思われていた(実際にプロジェクトZでガルスJという名称を永野氏が言及している)。 しかしながら、2011年に発売されたファイブスター物語リブート2巻にこの機体の設定画が掲載され、この機体は「サズ」という名称であったことが判明した。 2012.1.8追記 ちなみに実際にTVに登場したガルスJは永野氏が降板した後に、出渕氏によってデザインされたバオウという機体がクリーンナップされてガルスJという名称で登場した。
このサズ(ガルスJ)については、意外な所にイラストが描かれていたりする。 (1)エンドアの設定画にカタパルトから射出されるMSとして描かれている (2)川村万梨阿さんのファンクラブ"MARIA-CLUB≠フ会報ROUGE創刊I号(第二号)の表紙にSD化されて描かれている(ちなみにこのイラストではなんと背面が描かれている)。 後部スカートの形状や後頭部まで伸びたモノアイスリッドなど見応えが多い。 ちなみに、このイラストは後にカードとして川村万梨阿さんのライブ「百鬼夜行」で配布されている。 このイラストには他にもソルと思われる機体や、レッシィ、そのレッシィに凧として挙げられているハンブラビなども描かれている。 設定画 当時のB-CLUB3号に、ZZについての富野監督のインタビューの挿し絵として掲載されたり、同誌5号に設定画がシートの状態で掲載されている。 特に5号は永野氏の書き込みやサインなども掲載されていて非常に資料的価値が高い。 設定画のみであればMS 大全集にもZZ没メカをまとめたコーナーに掲載されている。 →ファイブスター物語リブート2巻にも掲載された。こちらも完全な状態で掲載されている。 2012.1.8追記 ●ガルスJ全身前面パース 唯一枚描かれた(と思われる) 永野版ガルスJの設定画。 全身が前面から描かれている。B-CLUB5号に完全な状態で掲載されており、「ZZGundam.Ms-1.」・「くりす.85.11.13」のサインも確認できる。 →B-CLUB5号に掲載された設定画には 「#2〜ガルスJ」と記載されているが、リブート2巻の設定画には記載されていない。 以上から、永野氏以外の人物によって書き込まれたものであることが解る。 その他にも「ZZGundam.Ms-1.」の横に「スケッチ」と書き込まれていたことが判明した(B-CLUB5号では消されている)。 2012.1.8追記 永野氏の書き込みについては、あまりにも縮小されて掲載されているため判別できず。 →リブート2巻に掲載された設定画により詳細が判明した。 「コクピットはムネ.」「上半身切りはなし可.」と、結構重要なことが描いてあったのね・・・。 2012.1.8追記 大きなモノアイ、肩から伸びているポール(しかも先端に球体の物体まで付いている)など非常にユニークな機体である。 この機体が比較的まともなデザインであることが、如何に永野版ZZメカが独創的であるかを如実に示しているといえよう。 掲載雑誌 B-CLUB通巻3号(1985年12月) P10 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン ガルスJ(TV未登場)の設定画が掲載されている。 B-CLUB通巻5号 P21 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 設定画がシートの状態で掲載されている。 B-CLUB通巻4号 P27 エンドアの設定画の中にカタパルトから射出されるMSとして永野版ガルスJも描かれている。 川村万梨阿ファンクラブ"MARIA-CLUB♂報「ROUGE創刊I号(第二号)」 表紙のイラストにSD化された永野版ガルスJの後ろ向きのイラストが描かれている。 MS大全集 P100 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 「幻のモビルスーツデザイン集」に、ZZ放映前にデザインされたガルスJ(TV未登場)の設定画が載っている。 ModelGraphix2010年9月号 P27 B-CLUB通巻3号の設定画が転載されている。 ファイブスター物語リブート2巻 P26 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 完全な状態の設定画が掲載されている。 |
MS
大全集の、企画時に考案されたラフデザインや没デザインを集めた「幻のモビルスーツデザイン集」に掲載されている。 ZZのために描かれたラフデザインで、永野氏によるものではないかと考えられるMS が掲載されている。 そのMSの名前は決まっていなかったらしく「陸戦用MS」という名前で掲載されている。 ゲルググのような頭部、奇妙な腰スカートといい、いかにも当時永野氏がデザインしたZZ用の敵メカらしい雰 囲気を備えている。 しかしながら、このMSが永野氏によるものという根拠はない。 同じコーナーに掲載された永野版ガルスJやガザDと同じタッチではないかという感覚だけである。 果たして・・・?、どなたかご存じないですか? →当時のスタッフ用資料にてこのMSの 設定画に永野氏のサインを確認 2013.7.13追記 機体の下に、永野氏の文字で「ZZGundum. Ms-2」という機体名称、「MN85.」とサインが 記載されている。 その他にも「陸戦型か?」 という永野氏の文字が書かれており、これがMS大全集に掲載された際「陸戦型MS」と呼称された由来と考えられる。 ※永野氏はGundumと記載している が、Gundamが正しい 設定画にはZZG用敵メカその2と記載されているだけで、名称は特に決まっていなかったものと思われる。 同様にMs-1(永野版ガルスJ)と記載されていた 機体は、その後に永野氏によってサズという名称であったことが明らかにされている。 もしかしたら、このMs-2という機体も名称がその後に決められたのかもしれない。 ※ちなみに名称のみしか判明していないのは「カーザ」「Sベルダ」の二つ 設定画 MS大全集に掲載された前面パースの全身画のみで永野氏のサインやタイトル、書き込みは掲載されていない。 上記のことから、この陸戦型MSが永野氏によるものであるという証拠はないのである・・・。 →永野氏のサインとタイトルを確認した 2013.7.13追記 掲載雑誌 MS大全集 P100 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 「幻のモビルスーツデザイン集」に陸戦用MSの設定画が載っている。 |
ガルスJなどと同様、没になってしまった永野版ZZ敵メカの一体。
ちなみに実際にTVに登場したハンマ・ハンマは永野氏が降板した後に、出渕氏によってデザインされた
機体がクリーンナップされ、ハンマ・ハンマという名称に変更されて登場した。
ややこしいなぁ(笑)。 設定画 設定画は、B−CLUB通巻5号に掲載されたものが唯一確認出来た資料である。 全身像の前面パースが一枚のみであるが、サイン及びタイトルも掲載されている。 ●全身像(前) 全身像が描かれている。「ハンマ・ハンマ」というタイトルと「M.N.85」のサインが書かれていた。B−CLUB通巻5号に完全な状態で掲載されている。 1箇所書き込みらしきものがあるのだが、縮小されて掲載されているため判別出来ない。 掲載雑誌 B-CLUB通巻5号 P22 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 永野版ハンマ・ハンマの没設定画がシートの状態で掲載されている。 B-CLUB通巻6号 P23 M9と共に都市を侵攻していくハンマ・ハンマのイメージイラストが掲載されている。 Newtype2011年4月号 P22 イメージイラスト及びこのMSについてのコメントが掲載されている。 |
2005年Zガンダム劇場版公開に合わせて4体のMSが描かれ、ZガンダムエースNo.001とニュータイプ2005年7月号の付録ポスターにて公開された4体のMSのオチ的な存在。 永野氏がデザインした21世紀最初のモビルスーツ。 思わず見た人が頭を抱えるか、大喝采するか、評価を二分したデザインであり、その名の通り頭に三度傘をかぶっている様な形状をしたMSである。 このMSはZガンダムやZZガンダムには登場したことがなく、永野氏が描いた完全オリジナルのMSである。勿論版権元のサンライズ未公認であろうと思われる。 永野氏自身もこのMSのイラストの横に「やっちまったァァァァァァァ」と書いていることから、確信犯的なデザインであったと思われる。 ちなみに、こういったMSには大抵代名詞的な装備「オッパイミサイル」が搭載されているが、当然のごとくこのMSの胸部にそれらしきものが見受けられる。
掲載雑誌 ニュータイプ2005年7月号 付録ポスター このハチカとリックディアスが描かれたポスターが付録として付いていた。また裏面にも4体すべてのモノクロ版イラストと永野氏によるキャプションが描かれている。 機動戦士ガンダム30周年画集「天地創造」 P203 イラストが再録されている。 |
B-CLUB3号の
富野監督のインタビュー記事に掲載された永野版ZZ敵メカ3体の内の1体。 3体のうち左側の機体はガルスJである事は判明しているが、中央の機体と右側の機体については名称が判明していない。 おそらくこのうち1体はソルと呼ばれる機体であると思われるが・・・。 →Newtype2011年4月号にこの機体の設定画が掲載され、「ソル」と名称が記載されていたことから上記推察が間違いでないことが判明した。 名称が不明である2体の内、中央の機体については、comicNewtype1996 冬の号に記述されている「誰もが目を疑った、3頭身の目玉親父のようなMS」の事と思われる。 この機体は川村万梨阿さんのファンクラブ"MARIA-CLUB≠フ会報「ROUGE創刊I号(第二号)」の表紙に、ガルスJと共にSD化されて描かれていたりする。 しかも後ろ向きに描かれているため背面の様子も知ることが出来る。 その他に、エンドアの設定画にカタパルトから射出されるMSとしてこの機体が描かれている。 設定画 B-CLUB3号に掲載されている全身像前面パースの設定画が唯一の資料である。 なんと形容したらよいか悩むのではあるが・・・・。 棒状の頭部の左右に巨大な球体が付いているという、訳のかからない機体である(この機体に関しては・・もう 解りませぬ)。 サイン及び書き込み及びこの機体の名称についても不明。 設定画では見ることの出来なかった背面については、上記した川村嬢の会報にて確認できる。 掲載雑誌 B−CLUB通巻3号(1985年12月) P10 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 没メカその1やガルスJ及び没メカその2の設定画が掲載されている。 ModelGraphix2010年9月号 P27 B-CLUB通巻3号の設定画が転載されている。 |
ソルという名称のMSが永野氏ZZ没メカに存在するのだが・・・、残念ながらプロジェクトZの永野氏のコメントの中でその存在が明らかにされているだけで、詳細は明らかになっていない。 →Newtype2011年4月号にこのMSの設定画が掲載され、詳細が判明した。 B-CLUB3号の 富野監督のインタビュー記事に掲載されている永野が描いたZZ敵メカ3体のうち中央の機体はやはりソルであったことが判明した。 ただし、Newtype2011年4月号に掲載された機体と、B-CLUB3号とでは若干デザインが異なっている。 Newtype2011年4月号の設定画には、永野氏のサインと「ソル」というタイトルが記載されていることから、こちらが後にデザインされたものではないかと考えられる。 当サイトでは便宜上、「ソル(B-CLUB3号ver)」・「ソル(Newtype2011年4月号ver)」と区別して呼称する。
設定画 ●MS-SOL ソル!(1) Newtype2011年4月号に掲載されている。 設定画には永野氏の書き文字で「MS-SOL ソル!(1)」・「Designed by MAMORU NAGANO」と記載されている。 (1)と書かれていることから、このMSに関しては複数の設定画が描かれた可能性があるが、現時点では判明していない。 →当時のスタッフ用資料にて(2)を確認 2013.7.10 追記 ●MS-SOL ソル(2) 設定画には「MS-SOLソル(2)」・「Mamoru Nagano 85.」とタイトル・サインが書かれていた。 (1)に描かれたソルの胸部V字型の装甲を取り外した状態の機体全身図が描かれている。 胸部だけではなく、頭巾状の頭部装甲も取り外されており、上に伸びる角もかなり短くなっている。 期待の横にはビームライフルの設定画が描かれており、「ソル.ゲルゲ.ハンブラビ2用ライフル」と記載されている。 なお、ハンブラビ2という機体については詳細が判明しているが、ゲルゲという機体については詳細は判明していない。 掲載雑誌 Newtype2011年4月号 P22 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 設定画及びこのMSについてのコメントが掲載されている。 |
エムナインと読む。没になってしまった永野版ZZ敵メカの一体である。 →Newtype2011年4月号及びリブート2巻に掲載された設定画からこの機体の名称は「エムナイン/M-9/EMNINE」と3種の書き方が存在していたことが判明した。 2011.4.10追記 ※当サイトでは「M-9」と記載する
設定画
掲載雑誌 B-CLUB通巻6号 P23 ハンマ・ハンマと共に都市を侵攻していくM9のイメージイラストが掲載されている。 Newtype2011年4月号 P22 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 設定画及びこのMSについてのコメントが掲載されている。 ファイブスター物語リブート2巻 P26 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 設定画及びこのMSについてのコメントが掲載されている。 |
永野版ZZ敵メカの一体で、永野氏によるガザDの初期稿。 後に明貴美加氏によってクリーンナップされたものとほとんど形状に違いはないが、肩のバインダーがエルガイムのAテンプルやFSSのAトールのようなサークル状である。 今現在確認できているのは、B-CLUB5号やMS 大全集に掲載されている設定画のみ。 設定画 B-CLUB5号やMS 大全集にに掲載された全身像前面パースが唯一確認されている設定画である。 サイン・シートのタイトル・書き込みはすべて確認されていない。 →当時のスタッフ用資料にて確認 2013.7.14追記 ●全身像(ガザC改 ガザ.D) 前面から描かれた設定画。 設定画には「ガザC改 ガザ.D」の タイトルと、「Desogned by M.N85. C** by Z.G」のサインが書かれている。 このサインにはZガンダムに関与することを指す言葉が書かれていると思われるが、最初の「C」に続く2〜3文字が小さすぎて判読できない。 考えられるフレーズとしては「come by(特に偶然に、手に入れる)」か? 掲載雑誌 B-CLUB通巻5号 P21 永野版ガザDの設定画が掲載されている。 MS大全集 P100 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトルサイン 「幻のモビルスーツデザイン集」に、ZZ放映前にデザインされたガザD(TV未登場)の設定画が載っている。 |
TVではゲモン・バジャックが使用したカスタムメイドMSで、このMSも永野氏が降板した際、小林誠氏・伸童社らによってリデザインされたものがTVに登場した。 永野氏によるデザインは初期稿のみ。
設定画 B-CLUB4号に永野氏の初期稿から小林誠氏や伸童社らによってクリンナップされていく経過が掲載されたコーナーに、永野氏が描いたゲモン・ゲビの初期稿が掲載されている。 残念ながら書き込みやサイン、MSの名称などは掲載されていない。 現在、この初期設定画のみ確認されている。 ●全身像 斜め前から描かれた設定画。円錐型の頭部、頭部から牛の様に帯びたツノなど特徴的な点が多いが、特に目を引くのが生物的な4本の腕である。 実際にTVに登場した物はいかにも作業用らしくクレーンの様な形をしているが、永野氏版は滑らかな曲線、まるで蟹の足のような形状をしている。 掲載雑誌 B-CLUB通巻4号 P27 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 永野版ゲモン・ゲビの設定画が掲載されている。 マイアニメ1986年3/20+4/5(NO,6+7)号 P15 デザインした経緯や思い入れについてのコメントが掲載されている。 ModelGraphix2010年9月号 P28 B-CLUB通巻4号の設定画が転載されている |
永野氏がZZ用にデザインした敵モビルスーツのひとつ。
設定画 ●全身像 全身が描かれた設定画。現時点ではこの一枚しか設定画は確認されていない。 設定画には「いい名前がなかったらハンブラビ2にしよう・・・MN.85.」と記載されている。 掲載雑誌 -現時点では確認されていない- |
永野氏がZZ用にデザインした敵モビルスーツのひとつ。
設定画 ●全身像 全身が描かれた設定画。現時点ではこの一枚しか設定画は確認されていない。 設定画には「ド.ラー Do LAR. MAMORU NAGANO」・「←肩にモノアイ.」と記載されている。 掲載雑誌 -現時点では確認されていない- |
B-CLUB3号の富野監督のインタビュー記事に掲載された永野版ZZ敵メカ3体の内の1体。 3体のうち左側の機体はガルスJである事は判明しているが、中央の機体と右側の機体については名称が判明していない。 おそらくこのうち1体はソルと呼ばれる機体であると思われるが・・・。 名称が不明である2体の内、右側の機体であるが、残念ながら一切素性が判明しない。 唯一肩に描かれた「HAMAN-KARN'S」というマーキングからハマーン専用機として描かれた物であるという事しか判明していない。 永野氏にとって、ZZにおけるハマーン専用機はハンマ・ハンマであるはずであるが、この機体もハマーン専横機であるというのは謎である。 系統的にはキュベレイとザク系統のMSをミックスアップしたという感じであるが・・。 設定画 没メカその1と同じくB-CLUB3号に掲載されているが、このMSに関してはこれが唯一の露出。 名称以下のすべての事が不明である。サイン・書き込み・名称等すべて確認できず。 機体自体は永野版ZZメカの中では格好良い。 キュベレィを想わせる肩の装甲、頭部には恐竜の背ビレのような巨大なカウンターウェイトが付き、全体のフォルムはドムのような重装甲である。 肩には「HAMAN-KARN'S」、膝装甲には「505」のマーキングが描かれている。 掲載雑誌 B-CLUB通巻3号(1985年12月) P10 設定画(完全・一部) 書き込み(完全・一部) タイトル サイン 没メカその2やガルスJ及び没メカその1の設定画が掲載されている。 ModelGraphix2010年9月号 P27 B-CLUB通巻3号の設定画が転載されている。 |