JOURNAL 2006.dec.
〜東京幻想旅行記〜

☆2006年12月8日(金)雨☆

夜、母に会いに病院へ。
杖を使って歩けるようになった。





☆2006年12月9日(土)晴れ☆

午後、休日出勤。





☆2006年12月10日(日)晴れ☆

午後、休日出勤。
水上勉「飢餓海峡」読了。





☆2006年12月13日(水)晴れ/雨☆

代休。
昼ごろ母のリハビリのための転院先の病院へ行き
入院手続きをする。武蔵村山の大きな病院。
夜、猪口菜でマスターと飲む。
熱く語り合う。





☆2006年12月16日(土)晴れ☆

午後、病院。
夜、猪口菜にて佐藤葉子ちゃん、シラス氏、ユーキ君のライブ。
元ハウスオブグリーンの三人のご機嫌なブルースライブ。
この実力派ユニットが継続してくれたらうれしいのだが・・・。





☆2006年12月17日(日)晴れ☆

休日出勤。





☆2006年12月19日(火)晴れ☆

朝、母が武蔵村山の病院に転院。
代休をとって父と共に付き添う。
今度の病院は昔、サナトリウムだったところだ。





☆2006年12月21日(木)晴れ☆

会社の帰り、母の見舞いに行こうと立川まで行ったものの
面会時間に間に合わない見込みとなったので断念。
中央線は毎日何かの理由で遅れる。
駅ビルで食事をして、帰宅しようと電車に乗ると
会社の古い友人T氏がいた。
二人で国立の猪口菜で飲む。





☆2006年12月22日(金)晴れ☆

夕方、母は週末の一時帰宅のため自宅に戻る。
僕は仕事が遅くまでかかり、深夜一時に帰宅。
深更、母と語り合う。





☆2006年12月24日(日)晴れ☆

午前中、住んでいるマンションの改修工事竣工検査の立会い。
古い建物なので外観はきれいになったけれど
まだまだ問題あり。

夜、母を病院まで送る。
淋しいクリスマスイブ。
帰宅して十六日の葉子ちゃんたちの猪口菜ライブの映像を観ながら
秋刀魚の蒲焼缶詰を肴に黒霧島のお湯割を一杯。
何もかも忘れて、葉子ちゃんたちの音楽を
永遠に聴いていたいと思うほどに、
彼らの音楽を聴いている時間は幸福なひととき。





☆2006年12月27日(水)晴れ☆

夜、仕事の帰りに病院。
母の向かい側のベッドの三十代の女性が
TVのお笑い番組を観てときおり笑っている。
コメデイアンは病と闘う孤独な人にひとときの慰めを与える。





☆2006年12月28日(木)晴れ☆

仕事納め。
母は年末年始の一時帰宅。
仕事の帰り、ラヂキチに寄ってご挨拶。
この一年、特に母が倒れてから、この店の存在は救いだった。





☆2006年12月29日(金)晴れ☆

夕方、国分寺にでて“そら”という店で
九月から預かってもらっていた焼き物を受け取る。
あまりにも身体が冷えていたので、
この店で焼き芋焼酎のお湯割を一杯頂く。
とてもおいしい。





☆2006年12月30日(土)晴れ☆

昼にキムチチャーハン。
夜はマグロの切り落としと鰤の煮付け、
シジミの味噌汁。母の指導の下、僕が料理。
母は、普通に歩く夢ばかり見ると言う・・・。





☆2006年12月31日(日)晴れ☆

午後、立川の伊勢丹に予約しておいた
おせち料理を受け取りにゆく。
いままでは母がつくっていたのだが。
日本橋の大増のもの。
八角形の桐の器が薄紫のふろしきで包まれている。
いかにも江戸下町っぽくていいな。