JOURNAL 2005.fév.
〜東京幻想旅行記〜



☆2005年2月1日(火)晴れ☆

国立地球屋にてさっちゃんライブ。
ウッドベースに元ブルースビンボーズのすぐる氏。
さっちゃん節ともいうべきブルースが心地良い。
長身のすぐるさんはウッドベースと同じくらいの身長。
どう見ても、タイムマシーンで1972年からやって来た
としか思えない最高の二人組。

ライブ会場で販売されていた反戦ビラ事件のルポ
『街から反戦の声が消えるとき』(宗像充著、樹心社)を購入。
装丁はさっちゃん。


¥1300





☆2005年2月5日(土)晴れ☆

休日出勤。1時間半ほどの野暮用。

帰宅して深夜、矢野絢子のライブDVDを見る。
時にジャズ、時に現代音楽、時にギターに持ち替えて
ボブ・デイランばりの本格的フォークソングを見せてくれる。
中島みゆき以来の才能だと思う。
昨年10月14日の東京の品川教会グローリア・チャペルでのライブ。
ライブの最後に「マイッタカ?」と東京の聴衆に高知から来た彼女が叫ぶ。
はい。まいりました。ノックアウトです。

伴奏の女性フィドラー、史香さんも非常に魅力的。
地元高知、歌小屋の2階の音楽仲間だそうだ。





☆2005年2月9日(水)晴れ☆

下北沢440にてちえみ・ジョーンズライブ。
シアワセな気分のままニコニコと家に帰る。
素晴らしい歌をありがとう。







☆2005年2月11日(金)晴れ☆

あるシンポジウムのサポートのため休日出勤。





☆2005年2月12日(土)晴れ☆

職場の消防訓練のため午前中1時間ほど休日出勤。
帰りに市ヶ谷本村町から納戸町、中町、袋町といった
戦前からの中産階級的住宅地を抜けて神楽坂まで散歩。





☆2005年2月13日(日)晴れ☆

谷保かけこみ亭にて花&フェノミナン・ワンマンライブ。





☆2005年2月16日(水)曇り☆

高井戸のフリースペース“モトリビ”にて
黒葛原りつバレンタインライブ。
完全にアンプラグトのフォーキーなうれしい企画。
素敵なバレンタイン・プレゼントをありがとう。

高井戸は10年前に働いていた場所だ。
よく行っていた沖縄居酒屋“ちゃんぷる亭”に
立ち寄り、息子さんと話し込む。
最後に行ったのが2年ほど前のことなので懐かしかった。
そのときは、下北半島のむつ市のライブハウスの
オーナーで童子ファンのNobuさんが一緒だった。
ちゃんぷる亭のお母さんに、その時持っていた
森田童子のCDをかけていただいて、
ひとしきり童子談義をした。
その時のことを息子さんはお母さんから聞いていたらしく、
森田童子のファンの人ですか?と言ってくれた。
そのことが僕はうれしかった。





☆2005年2月18日(金)雪☆

友人のMさんと神楽坂の横丁の庶民的な居酒屋で
たらちり鍋で酒を飲む。
Mさんと別れた後、ゴールデン街“O2”へ。
りつライブでいつも一緒になるチャーリー・Sさんと偶然会う。
彼も川本真琴ファンで、ライブにも行った事があることを知り
嬉しくなる。真琴さんのライブ、僕も行ってみたいと思う。





☆2005年2月19日(土)雨☆

疲れ果てた一週間の後で、一日家で過ごす。
昼過ぎに起きて、りつHPの作業。
久しぶりにかぐや姫の「三階建の詩」を聴く。
「お前のサンダル」という歌がいい。
森田童子の「ラストワルツ」の世界には
かぐや姫の影響があるのではないかと思う。







☆2005年2月20日(日)曇り☆

国分寺“そら”にて中山ラビライブ。

モルガーナにて黒葛原りつライブ。





☆2005年2月26日(土)曇り☆

国立・地球屋にて花&フェノミナンライブ。
花さんが歌う。

“戦争なんていらない♪
戦争なんていらない♪
大切なのは 生きることの歓び♪”
大切なのは 生きることの歓び♪”

今日は彼の歌う言葉がいつもにもまして
胸に沁みた。

対バンに宙&デメバンド
福生を拠点にしているというベテランミュージシャンたち。
最高の演奏とパフォーマンス。
こんなに楽しい、いいバンドがまだいたのかと思う。
三多摩ミュージックシーンは奥が深いなあ・・。





☆2005年2月27日(日)曇り☆

午後、立川反戦ビラ事件の集会へ。
今日はいつもより公安と思しき人たちが会場の外に大勢いた。
申し訳ないと思いつつ、集会の後のデモには
参加しないで帰ってきてしまった。
なんだかその気力に欠けていた・・・・。

夜、下北沢BIGMOUTHにて黒葛原りつライブ。
今夜はりつ以外の人の歌を聴く気になれず、
りつの出演時間を見計らって会場に行った。
帰り道、りつ以外で唯一聴けたのは森田童子の「ラストワルツ」。
ポータブルCDを聴きながら国分寺まで帰ってきた。