JOURNAL 2003.juillet.
〜東京幻想旅行記〜



☆2003年7月2日(水)晴れ☆

池袋の東京芸術劇場中ホールにて、つじあやのコンサートを観る。





☆2003年7月4日(金)曇り☆

会社の送別会。懐かしい人に会う。





☆2003年7月6日(日)曇り☆

国分寺カフェスローにて花&フェノミナンライブ。30分ほど。
このバンドのライブは3時間でも4時間でも観ていたい。
楽しくて、時が経つのを忘れる。
それぞれの曲が、演奏者がノッテくれば、
30分くらいは軽く続いてしまうような曲ばかり。
ツインギターがかっこいいなあ・・・・。
パーカッションもいいし、ボーカルの花さんの歌の内容にも共感する。
それぞれのメンバーの個性や演奏技術や思想や魂が
見事に共鳴して、ひとつの大きな魅力となっている。

今日、パーカッションのみつこさんのページにリンクした。
うれしい。





☆2003年7月10日(木)小雨☆

沖縄のキーポンさんから、沖縄在住の
女性シンガーソングライター“ちえみ・ジョーンズ”さんの
ファーストCD “すこしだけ”が届く。
爽やかな歌声に、梅雨の鬱陶しさから少し救われた。
映画「光の雨」のイメージソングは、彼女のカバーによる
BUZZの「ケンとメリー〜愛と風のように〜」だった。
思わぬ再会、という気がする。

深夜、テレビでロマーヌ・ボーランジェの「シューティング・スター」を観る。





☆2003年7月11日(金)曇り☆

ビデオで行定勲監督の「GO」を観る。





☆2003年7月12日(土)小雨☆

立川のライブハウス、AAカンパニーでの
花&フェノミナンの関係の方の
バースデイ・パーテイー・ライブにお招きを受けた。
花&フェノミナン、ヤーズ、国分寺エクスペリエンスといった
中央線方面を中心に活動するロックバンドが2,3曲ずつ演奏した。
それぞれのバンドのレベルの高さに舌をまく。
ロックは、ここで活き続けていた。
知らない人のほうが多いパーテイーで、
転校生みたいな気持ちでちょっとどきどきしながら
出かけたのだけれど、みんな温かな人ばかりで、
幸福なひとときを過ごさせていただいた。

まんさん、お誕生日、おめでとうございました。
みつこさん、梵さん、お招きありがとうございました。
さっちゃん、あくさん、お話できてうれしかったです。
花&フェノミナン、最高です。





☆2003年7月16日(水)曇り☆

中目黒のライブハウス“楽屋”にて、りつライブ。
市川“James”洋二さんのベース、
西川貴博さんのパーカッションと共に歌われた
“ロングバケーション”は圧巻だった。
青春のヒリヒリした感じ。それが彼女の歌の特質だ。
甘くないのが心地良い。







☆2003年7月17日(木)曇り☆

深夜、テレビでサイレントの“ベン・ハー”を観る。
面白い。
サイレント映画をもっと観たいと思う。




☆2003年7月18日(金)曇り☆

夜の地下鉄のホームで電車を待っていた。
学生らしき青年が年配の教師らしきひとに
さかんに熱く語っているのが響いている。
『・・・・僕は300枚くらいのものを150枚くらいに
凝縮した文章を書いてゆきたいのです。
そういうのを目指しているのです・・・・・
来月はちょっとアメリカに行こうと思っています。
コロラド州に兄が留学していまして、デンバーなんですけど・・・・』
彼の話は延々と続く。
ベンチにうなだれて座っていた泥酔した大柄の
中年のサラリーマンがなにやら呻くようにつぶやく。
『うるさい・・・・うるさいぞ!おい!』





☆2003年7月21日(月)曇り☆

国分寺モルガーナにて、りつライブ。
彼女の歌声に僕は励まされる。
彼女の歌は、大きなギフトだ。
歌い続けてほしい、いつまでも。





☆2003年7月25日(金)雨☆

国立“猪口菜”にて“りつデビューCD発売記念ライブ”。
充実した歌いぶり。黒い衣装が新鮮で美しい。
アンコール1曲目に歌った“猫”はやっぱりいいなあ・・・・哀しくて。
若き漫画家のKさんとライブ会場で会う。
帰りに彼と駅前のビアホールで軽く飲む。

りつさん、CDデビューおめでとう。







☆2003年7月26日(土)曇り/晴れ☆

国分寺を散歩。ほんやら洞でビールを一杯。
雲の切れ間に、久しぶりに青空を見る。




☆2003年7月27日(日)曇り/晴れ☆

府中市立美術館にて『三岸好太郎展』を観る。
彼の絵を観ていたら、何故だか心が軽くなるような気がした。
国分寺へ出て、ほんやら洞でチキンカレーを食べる。
今日はどうしてもほんやら洞のチキンカレーが食べたかった。
ときどき無性にそれが食べたくなる。
ラビさんと初めて少しお話をした。
その後、渋谷のSHIBUYA@FUTUREというインターネットカフェの庭での
りつさんの野外ライブを観る。堂々たる歌いぶり。
彼女の語りはオモシロイ。ことさらに受けをねらわなくても、
自然に面白くて、それが可愛いらしい魅力になっている。






三岸好太郎『海と射光』(1934)




☆2003年7月28日(月)曇り☆

会社の同僚Kさんの送別会。





☆2003年7月29日(火)曇り☆

とく君と一緒に渋谷7THFLOORにて、りつライブ。
嵐のライダーとく君は、バイクで颯爽と渋谷の街から
湘南へと帰っていった。